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クレートトレーニングはメリットがたくさん?トレーニングの目的とやり方・注意点について

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犬を狭いクレートに入れるなんて可哀想!と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、犬のクレートトレーニングにはたくさんのメリットがあり、上手に活用することで、家の中の危険を回避することにもつながります。この記事では、クレートトレーニングの目的とやり方・注意点について紹介していきます。

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目次

  1. まずはじめにクレートトレーニングについて
  2. クレートトレーニングの目的って?
  3. クレートトレーニングのやり方のコツ
  4. クレートトレーニングをする際の注意点
  5. もしもの時のためにもクレートに慣れさせておこう

まずはじめにクレートトレーニングについて

犬
rossination

 クレートは犬が入るケージのことです。クレートトレーニングは犬をクレートに慣らすためのしつけで、どの犬も実施しておくことをおすすめします。クレートトレーニングをしていない犬をクレートに入れると不安になり、ストレスになってしまうことがあります。しかし、クレートに慣れている犬はクレートの中でも落ち着いて過ごすことができ、ストレスになることはありません。 

クレートトレーニングの目的って?

犬
mara

 犬のクレートトレーニングを行う目的について疑問がある人はたくさんいます。あなたも、「なぜ犬がクレートに入らなければいけないの?」と思ったことがあるのではないでしょうか?ここでは、クレートトレーニングの目的を紹介していきます。 

  1. 犬が安心できるスペースを作ることができる
  2. 犬の行動を管理することができる
  3. トイレトレーニングに役に立つ
  4. 動物病院・災害時に備えて

1.犬が安心できるスペースを作ることができる

 狭い場所に入り込むことで安心感を感じる犬はたくさんいます。そのため、クレートなどの狭い場所を犬が自由に出入りできるようにしておくことで、犬の不安や恐怖を和らげてあげることができます。 

2.犬の行動を管理することができる

 しつけができている犬でも、イタズラをしてしまうことがありますよね。外出中に犬が食べてはいけないものを誤飲してしまうと命を危険に晒してしまうこともあります。クレートトレーニングをすることで犬の行動を管理し、そのような事故を防ぐことができます。 

3.トイレトレーニングに役に立つ

 犬は自分の寝床で排尿をしない習性があります。そのため、多くの犬は、クレートの中でトイレをしません。この習性とクレートトレーニングをうまく利用することで、トイレトレーニングをとてもスムーズに行うことができます。 

4.動物病院・災害時に備えて

 多くの犬は一生のうちに一度は入院しなければいけなくなります。入院中は犬をクレートやケージに入れる動物病院がほとんどです。事前にクレートトレーニングをしておくことで、入院中に犬が過度なストレスを感じるのを防ぐことができます。また、災害時にも犬はクレート内で過ごす可能性があるため、クレートに落ち着いて入ることが出来るといいでしょう。 

クレートトレーニングのやり方のコツ

犬
puregin

 クレートトレーニングのコツは、犬にクレートが楽しい場所だと教えることです。

クレート内を心地良く~少しずつ誘導する

 まずは布団やベッドをクレート内に設置し、クレートを心地よくしましょう。その後、おやつやおもちゃで犬をクレート内に誘導し、徐々にクレートの中で過ごすのに慣らしてあげます。 

慣れたらドアを占める

 クレートにある程度慣れたら、ドアを閉める練習をしましょう。初めのうちは数秒だけドアを閉め、犬をたくさん褒めるようにしましょう。そこから徐々にドアを閉めておく時間を伸ばしていきます。

ドアを閉めると不安になる犬はコングなどの知育おもちゃを活用することで、不安心を解消してあげることができます。また、クレートトレーニング中は食事をクレートの中で与えることで、犬の気を紛らわせ、安心させてあげることができますよ。

クレートトレーニングをする際の注意点

犬
PicsbyFran

 いくつかの注意点を頭に入れておくことで、犬のクレートトレーニングをさらにスムーズに行うことができます。ここでは、クレートトレーニングの注意点を解説していきます。 

  1. 犬を長時間クレートに入れっぱなしにしない
  2. 犬の体に合ったサイズのクレートを選ぼう
  3. クレートは叱るための道具ではない

1.犬を長時間クレートに入れっぱなしにしない

 犬を長時間クレートの中に入れておくのは禁物です。あまりにも長い間クレート内で過ごすのは、犬にとってストレスになってしまいます。また、トイレを我慢しすぎるのは犬の健康に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。 

2.犬の体に合ったサイズのクレートを選ぼう

 犬の体に合ったサイズのクレートを選ぶことは非常に大切です。クレートが小さすぎると犬は心地悪く感じ、クレートに入るのを嫌がってしまいます。逆にクレートが広すぎると犬は落ち着かずにソワソワしてしまうことがあります。 

3.クレートは叱るための道具ではない

 クレートを叱る道具として使用しないようにしましょう。クレートを「お仕置きの場所」にしてしまうと、犬はクレートに対して恐怖心を抱き、クレートに入るのを嫌がるようになってしまいます。

もしもの時のためにもクレートに慣れさせておこう

犬
cogdogblog

 ここでは犬のクレートトレーニングについて解説していきました。犬のクレートトレーニングを可哀想と思う方もいらっしゃいますが、実はとても大切なトレーニングの一つです。愛犬には必要ないと思っていても、犬をクレートに慣らしておくと、入院時などの緊急事態にも安心ですよ。ぜひ、犬と楽しくクレートトレーニングに取り組んでくださいね。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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