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【獣医師監修】子犬が鳴き止まない場合の対処法とは?その理由と鳴かせないためのコツを解説

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子犬がなかなか鳴き止まない時はどうすればいいのか悩んでしまいますよね。子犬が鳴いてばかりいると子犬自身はもちろん、飼い主さんもストレスを感じてしまい、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。ここでは、子犬が鳴き続ける理由や改善するための環境作りについて解説していきます。

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目次

  1. 子犬が鳴く理由
  2. 子犬が「鳴かせない環境」を作る
  3. 子犬を鳴き止ませる方法
  4. 子犬のしつけは根気よく取り組みましょう

子犬が鳴く理由

子犬

子犬を鳴き止ませる前に、まずは子犬がどうして鳴くのかを頭に入れておきましょう。子犬が鳴く理由を理解して見分けてあげることで、スムーズに鳴くのを止めさせることができます。ここでは、子犬が鳴く4つの主な理由をご紹介していきます。

【1】飼い主さんに甘えている

飼い主さんや家族に甘えたりかまってほしいときに子犬は鳴く場合があります。この場合は、子犬の相手をしてあげると「鳴いたら遊んでくれる」と子犬が思ってしまい、無駄吠えに発展してしまう場合があるので注意が必要です。

【2】環境に不安を感じている

家にやってきたばかりの子犬が鳴くのは、急な環境の変化による不安が原因となっている場合が考えられます。小さな子犬が母犬や兄弟犬から離れて新しい場所にひとりでやってきたのですから、不安になって当然ですよね。

【3】生理的欲求を伝えるため

子犬はお腹が空いていたりトイレがしたかったりなどの生理的欲求を飼い主さんに伝えるために鳴く場合があります。

【4】興奮しているため

子犬は興奮しているときに鳴くことがあります。特にエネルギーが有り余って遊びたいときには「キャンキャン」と大きな声で鳴きます。

子犬が「鳴かせない環境」を作る

子犬 寝てる

子犬が鳴くのを止めさせるために効果的な方法は、「鳴かせない」ための環境作りに取り組むことです。ここでは、子犬をそもそも鳴かせないための環境作りのコツをご紹介していきます。

生活リズムをしっかりと作ろう

子犬のうちは生活リズムをしっかりと作ることが大切です。子犬がお腹を空かせないように食事は少ない量を数回に分けて与えるようにしましょう。

また、子犬はトイレを長く我慢できないので、数時間おきにトイレをさせるためにサークルの外に出してあげたり、トイレのスペースを常に清潔に保つようにしましょう。

家族のそばに寝床を設置してみる

子犬が家にやってきたはじめの数日間は、不安な気持ちを感じています。特に夜になると、ひとりで寝たことのない子犬は不安を感じて夜鳴きをしてしまうことが多くあります。

不安による夜鳴きをしなくてもいいように、はじめの数日間は子犬のサークルやケージの横でご家族が寝てあげるようにしましょう。

分離不安は知育玩具やおやつで防ごう

飼い主さんが離れると不安で鳴いてしまう分離不安傾向のある子犬は、知育玩具やおやつで気を紛らわしてあげるようにしましょう。家族がお出かけする直前におやつを詰めた知育玩具や噛んで遊べるおやつを子犬に渡しておくことで、子犬の不安な気持ちを和らげてあげることができますよ。

ただし、誤飲してしまうようなものは避けてください。子犬はいろんなものを噛み砕いて飲み込んでしまう場合があります。

留守番前に子犬を少し疲れさせよう

子犬を留守番させる場合は、事前に少し疲れさせるようにしましょう。子犬を少し疲れさせてから留守番させることで、留守番中は子犬がぐっすりと眠ってくれるので、不安になって鳴いてしまうのを防ぐことができます。

また、留守番だけに限らず、「サークルに入れたら鳴く」「車に乗ったら鳴く」などのさまざまな場面でも、事前に少しだけ疲れさせてあげることで子犬が鳴くのを防ぐことができます。

子犬を鳴き止ませる方法

子犬

子犬が鳴いて止めさせられない場合はどうすればいいのでしょうか?ここでは、子犬が鳴くのを止めさせる3つの方法をご紹介していきます。

少しずつ慣らしてあげる

子犬が何らかの不安を感じて鳴いてしまう場合は、子犬が不安に感じている状況に少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

例えば、ひとりで留守番をするのに子犬が不安を感じてしまうのであれば、初めから1時間留守番させるのではなく、5分などの短い時間から少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

原因を冷静に見極めよう

まずは子犬が鳴いている原因を冷静に見極めるようにしましょう。子犬が生理的欲求で鳴いているのであれば、その生理的欲求を満たしてあげることであっさりと鳴き止む場合がほとんどです。

また、サークルやクレートを嫌がって吠える場合も、サークルで過ごす時間を少しずつ伸ばしていくことで子犬が吠えるのを止めさせることができますよ。

無視をする

子犬が飼い主さんや家族にかまってほしくて吠えている場合は、あえて子犬を無視するようにしましょう。家族としては小さな可愛い子犬を無視するのは心が痛むのですが、ここで相手をしてしまうと「鳴けばかまってもらえる」と学習してしまい逆効果となります。

子犬がなかなか鳴き止まない場合は、サークルに布をかぶせて暗い状態にしてあげると落ち着いて鳴きやむ場合があります。子犬が鳴き止んだら、しっかりと褒めてあげてたくさん遊んであげるようにしましょう。

子犬のしつけは根気よく取り組みましょう

子犬

ここでは、子犬が鳴くのを止めさせる方法についてご解説していきました。子犬が鳴くのには何らかの理由があることを頭に入れて、その原因から適切な対策方法を考えるようにしましょう。

なかなか子犬が鳴き止まないと飼い主さんまでストレスを感じてしまう場合がありますが、しつけは時間がかかるものです。思い詰めることなく、忍耐を持って気長に取り組むようにしてくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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