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トイプードルは散歩がいらない犬種って本当?散歩の必要性やメリットを解説します

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「トイプードルは散歩をしなくても大丈夫」という噂を聞いたことはありませんか?超小型犬であり、室内犬であるトイプードルには散歩が必要ないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、犬の心身の健康を考えると散歩をしなくていいという犬種はいないのです。本記事ではトイプードルの散歩に関する基本的な知識についてお話しします。

トイプードルは散歩がいらない犬種って本当?散歩の必要性やメリットを解説します

目次

  1. トイプードルには散歩が必要!
  2. 散歩のメリットってなに?
  3. 散歩をするうえで必要なしつけ
  4. 散歩はいつから行っていいの?
  5. 散歩にはできるだけ毎日連れて行こう

トイプードルには散歩が必要!

トイプードル

結論から言うと、身体は小さいトイプードルですが、1日に30分ほどのお散歩が必要な犬種です。鴨猟に従事していたルーツを持っているので、他の小型犬や愛玩犬と比べると必要な運動量は多い方になります。

よく聞く「室内犬」とは?

「室内犬だから」という前置きはよく聞きますが、どのような意味か知っていますか?室内犬とは、家の中で温度管理された環境のもと飼うことが望ましいとされている犬のことです。寒さや暑さに弱い犬種は外飼いに適していないため、基本的に室内で飼うことが推奨されています。室内犬というのは「お散歩の必要がない」という意味ではないのです。

そのため、チワワやポメラニアン、パグなどはもちろん、大型犬のハスキーやサモエドであっても、寒さには強くても暑さには極端に弱いので、なるべく室内で飼ってあげる必要があります。

比較的寒さや暑さに強く、日本の気候でも外飼いできる犬種は秋田犬や柴犬が挙げられます。しかし、温度の問題だけではなく、脱走やダニやノミなどによる感染症、誘拐などの理由からも、最近では室内で飼われることがほとんどになりました。

一昔前の番犬としての役割から、犬は家族の一員であるという認識に変わっていったことも理由の1つでしょう。

また、犬は集団で暮らしていたので、孤独は苦手な傾向にあります。犬種にもよりますが、人のことが大好き!という気質のある子は特に外で飼うのは向いていません。

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散歩する時間に気をつけよう

トイプードルに限らず、愛犬とお散歩をするうえでは、時間帯に気を配る必要があります。それぞれ見ていきましょう。

夏の場合

ここ数年、日本の夏は、外に出るのが億劫に感じるほど日差しがきつく暑いですよね。38度や40度という気温を耳にすると「お風呂と同じ!!」と思ってしまいます。

そんな中でのお散歩は人間はもちろん、犬にとっても危険です。犬は人間よりも低い位置を歩くことになりますが、地面からの照り返しの影響をじかに受け、熱中症になってしまう恐れがあります。

また、想像に難くないのがアスファルトの熱さです。道路のマンホールを触ると分かりますが、火傷しそうな熱さになっていますよね。

そのため、日が昇りきっていない早朝や、暑さが多少和らぐ夕方以降にお散歩に行くようにしましょう。場合によっては洋服や靴を履かせてあげるのもおすすめです。

冬の場合

トイプードルは特に寒さに弱い犬種になるので、嫌がらないのであれば洋服や靴を履かせてあげるとよいでしょう。また、夏の場合とは反対に、なるべく日差しの出ている暖かい時間に行くようにしましょう。

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散歩のメリットってなに?

トイプードル

トイプードルは活発な犬種のため、お散歩が必要不可欠ということが分かりました。ここでは、お散歩をすることで得られるメリットをご紹介します。

①ストレス発散

ずっと同じところにいたらストレスが溜まってしまいますよね。犬も同じです。家の中だけではなかなか思う存分走り回ったりできませんが、外であれば思いっきり走ることができます。

もともと必要な運動量が多いトイプードルは、室内だけだと体力が余ってしまい噛む、吠える、ものを破壊するなどの問題行動を起こしてしまうことも・・。運動量の多い・少ないに限らず、外に出て色々なにおいに触れたり、地面の感触を楽しんだり、他の犬や人と関わることはリフレッシュにもなります。問題行動を止めてくれなくて困っているといった場合には、お散歩の時間を伸ばしたり、コースを変えたりすると落ち着くかもしれません。

個体差があるので、同じ犬種でも必要な運動量は変わることがあります。愛犬に合った運動量を確保してあげましょう。

②筋力維持

歩くことで筋力の維持に繋がります。老化は後ろ足からくるとも言われているので、シニアになってなかなかお散歩に行きたがらなくなったという場合でも、筋力の低下を防ぐため、怪我や病気でなければなるべく外へ連れ出すのをおすすめします。

犬は自分の足で歩きたいという生き物なので、愛犬が歩きづらそうになってきたなと感じた場合、ハーネスを使って歩行補助してあげることで快適にお散歩できることもあります。

また、お散歩は肥満防止にも効果的です。肥満は病気の元となるケースも多いので、適度な運動はどんな犬種でも必要といえます。

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③コミュニケーションの時間

一緒に外を歩くことで、愛犬とコミュニケーションをとる時間にもなります。お散歩は愛犬との信頼関係を築くためにも欠かせないのです。

最近はスマートフォンを凝視しながらお散歩している飼い主さんを見かけることも多いですが、急に引っ張られたり、飛び出してしまったら危険です。愛犬だけでなく飼い主さん自身も転んだり、事故に遭ってしまう可能性もあります。

犬は飼い主さんが大好きなので、お散歩の途中、歩きながら飼い主さんの顔をよく見上げている子も多いです。「ながら散歩」をするのではなく、愛犬との時間を大切にしてください。

④社会化になる

子犬期に外の環境に触れておくことは犬の社会化に繋がります。さまざまな経験をすることは今後の愛犬の性格にも影響するのです。

まだ小さいから、と家の中で過ごさせていると警戒心が強く、自分の周りの見知らぬ人や犬、音などに対して恐怖心を抱きよく吠える子に育ってしまいます。

社会化についてはこちらの記事をチェック!

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散歩をするうえで必要なしつけ

トイプードル

犬にとってお散歩は必要不可欠ですが、外に出るにあたっては以下のしつけを完了させておく必要があります。トイプードルは超小型犬なので、警戒心がやや強い傾向にあります。首輪やリードをしっかり装着してお散歩に行きましょう。

①「まて」、「おすわり」などの基本的なしつけを済ませる

愛犬が興奮して他の犬や人に飛び掛かって怪我をさせてしまったら大変です。身体は大きくなくても、驚いて相手が転んでしまうことも考えられますし、犬が苦手な人もいます。

また、突然走り出して自転車やバイクなどと衝突して事故になってしまうこともあります。愛犬を落ち着かせるためにも、危険から守るためにも、「まて」や「おすわり」のしつけは済ませておきましょう。

②拾い食いをさせない

犬はにおいを嗅いだり、口に入れて確かめたりする習性があります。そのため、道端に落ちているものを拾い食いしてしまうことも珍しくありません。悪意ある第三者によって犬にとって毒となるものが置かれているというケースもあります。

また、ポイ捨てされたお菓子の袋や中毒をおこしてしまう草などにも注意が必要です。万が一、咥えてしまっても、「ちょうだい」などの声かけで口から放すようしつけておくのも大切です。

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③リーダーウォークができるようにする

ノーリードは基本的には禁止されており、ドッグランなどの一部分でのみリードを外すことが許可されています。

お散歩する際にはリードをつけていると思いますが、その時愛犬はどこを歩いていますか?飼い主さんの前を悠々自適に歩いているという場合には、注意が必要です。

事故やトラブルを防ぐためにも飼い主さんの真横を歩くことができるようにしつけましょう。リーダーとなり、愛犬を先導してあげる気持ちでお散歩をすると、きっとリラックスしてお散歩を楽しんでくれるはずです。

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散歩はいつから行っていいの?

トイプードル

社会化のためにも、なるべく早いうちから外に連れ出すのがいいと言いましたが、子犬はいつからお散歩に連れていってもいいのでしょうか?

ワクチンを接種してから

動物愛護法の改正により、生後8週齢(56日)を経過していない子犬たちは、販売してはいけないことが決まり、2020年6月1日に施行されました。そのため、生後3ヶ月くらいの子犬をお迎えすることが大半となりますが、お散歩に行けるようになるのは全てのワクチンを接種し、免疫がついてからと言われています。

これはトイプードルだけの話ではなく、全ての犬種に共通しています。ワクチン接種が済んでいないうちに外へ出かけてしまうと、感染症のリスクがあるからです。

前述した社会化は生後4ヶ月を過ぎる前が望ましいとされているので、できるだけ早くお散歩をしてあげるのがよいでしょう。免疫がつくのを待っていると4ヶ月過ぎてしまうという場合には、抱っこして外の空気に触れさせてあげるだけでも随分違います。

リードや首輪もなるべく早いうちから慣れさせておくのがおすすめです。はじめはリボンなどを巻いて、嫌がらなくなったら首輪にしていくという方法がよいでしょう。

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散歩にはできるだけ毎日連れて行こう

トイプードル

室内で十分に運動できているならお散歩には行かなくてもいい、無理してまで毎日お散歩に行く必要はない、という声もあります。もちろん個体差はあるので、お散歩があまり好きでない犬もいるでしょう。しかし、お散歩にはストレス解消だけでなく、歳を重ねても歩ける筋力を育んだり、肥満を防止したり、飼い主とのコミュニケーションとなったりと、さまざまな役割があるのです。

長く一緒に暮らすうえでお互いがストレスになってしまうようなことは望ましくありませんが、めんどくさい、疲れているなどの理由でお散歩に行かないというのはよくありません。お迎えしたのであれば、責任をもって育ててあげてくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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