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老犬は後ろ足から老化が!マッサージと筋力アップで老化防止を

老犬になると歩く速度が遅くなり、階段の昇り降りが辛くなるなど、足腰の衰えが気になってきます。

体力自体の衰えも出てきますので、段々と静かに寝ている時間が増えてくる老犬は、なおさら筋力が落ちてしまいます。特に足の老化はあっという間に進んでしまいますので、寝たきりになってしまわないようにケアをする必要があるでしょう。

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老犬は後ろ足から老化!老化の症状とは

犬

 老犬の筋力が衰えてくると様々な症状が出てくるのですが、その症状は段々と出てきますので毎日一緒に暮らしている飼い主さんだからこそ気が付きにくい場合があります。

筋力は衰えが始まったのをそのままにしてしまうと、歩行が困難になり寝たきりになってしまうこともありますので、筋力衰えのサインを見逃さないようにしてください。

筋力衰えのサインに気付こう

 筋力が衰えているサインには、以下のようなものがあります。

  • 座る時に足を揃えることができず、横座りをするようになる
  • 横たわる時にスムーズに体重の移動ができず、勢いよく横たわることが増える
  • 些細な段差につまずくことが増えたり、階段を踏み外したりするようになる
  • 横たわった状態から、起き上がるまでに時間がかかる
  • 歩く時に、足を少し引きずるような歩き方をする
  • 太ももが痩せてくる
  • 歩く時に、背中を少し丸めたような姿勢をとるようになる
  • 肩付近や骨盤周りの骨が浮いてくるようになる

老犬の後ろ足が衰えにはマッサージ

犬

 老犬の後ろ足が衰えてきた時には、短時間で簡単にできるマッサージがおすすめです。犬へのマッサージは色々とありますが、足に関連するマッサージ方法を紹介します。

ただし、マッサージを行ったからといって足の衰えが劇的に改善する訳ではなく、一定の刺激を与え続けることが大切だとされています。

肉球をマッサージ

 足の先や肉球を軽くつまむような感じでマッサージをします。

この時指先を使用してマッサージを行うのですが、力は入れず軽くタッチするよりも若干強く押すような感じで行ってください。

尻尾付近をマッサージ

 尻尾の付け根付近を、手のひらで優しく包み込むようにしながらマッサージをします。

犬の尻尾付近には神経細胞が集中していますので、指でつまんだり強く押したりはせずに、優しく揉むように動かすのがコツです。

老犬の後ろ足をケアしながら散歩する工夫

犬

 老犬になると散歩に行きたがらなくなる犬もいますが、それでは筋力がどんどん衰えていってしまいますので、負担のかからない範囲での散歩や軽い運動を続けていくことが重要です。 

老犬を散歩するポイント

 散歩に出掛ける際には体調に変化がないのかをチェックし、冬場は日の出ている暖かい時間に、夏場は地面の温度と気温を確認して暑過ぎない時間帯に行くようにしましょう。

筋力が衰えて歩きにくそうな老犬には、歩行をサポートするハーネスを利用して飼い主さんが補助をしながら歩かせてあげてみてください。サポートのおかげで少し楽に歩けるようになってくると、散歩を嫌がらなくなることも期待できます。

ただし、老犬は体力的にも衰えが出てきますので、散歩が長くなり過ぎて疲れさせないように気を付けてください。途中で1度休憩を挟むのもおすすめです。

後ろ足が衰えた老犬も普段通りに生活する

犬

 老犬の後ろ足に衰えを感じても、できる限り今まで通りの生活を心掛けるのがおすすめです。

足を痛がるような素ぶりを見せて、歩くこともままならないようであれば別ですが、そうでなければ今までと同じように散歩に出掛け、老犬だからとやたらに労わったり寝かせておいたりするようなことはしないようにしましょう。緩やかな坂道を散歩で登ることでも筋力アップが見込めます。無理のない範囲で今まで通りの生活を送ることで、筋力が極端に落ちることもなく、老化していくスピードも緩やかになっていきます。

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