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シェパードの上手なしつけ方!失敗しないコツや必須のしつけコマンドを解説

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シェパードは警察犬として活躍しているイメージからとても頭が良い印象がありますよね。しかし、そんなシェパードも子犬の頃からとても優秀!という訳ではありません。他の犬と同じようにコツコツとしつけをすることが大切です。ここでは、シェパードのしつけを行う前に知っておきたい犬種特性から、シェパードに多い問題行動と、その対策のしつけをご紹介していきます。また絶対に覚えておきたいシェパードのしつけコマンドも合わせて解説します。

シェパードの上手なしつけ方!失敗しないコツや必須のしつけコマンドを解説

目次

  1. まずはシェパードについて理解を深めよう
  2. シェパードに多い問題行動
  3. シェパードに必須のしつけコマンド
  4. 子犬の頃からコツコツしつけをして信頼関係を築こう

まずはシェパードについて理解を深めよう

シェパード
ShanMcG213

シェパードの持つ犬種特性を知ることで、シェパードにより適したしつけを行うことができるようになります。素早く結果を出すことにも繋がりますので、シェパードの特徴について理解を深めておきましょう。

シェパードには訓練所が必要?

シェパードを訓練所に数ヶ月預ける飼い主はたくさんいます。訓練所では基本的なしつけから本格的な訓練まで、様々なプランがあり、しつけができるか不安な人に向いています。しかし、一緒に受けられる訓練クラスなどもたくさんあり、必ずしもシェパードを訓練所に預ける必要はありません。自分とシェパードに一番合ったしつけ方法を選ぶようにしましょう。

素直で吸収力がある

シェパードは働く犬として作り出された犬種です。そのため、非常に素直で飼い主と一緒に作業をするのが大好きです。以前は盲導犬として活躍していたこともあります。そのため、しつけは非常にしやすく、どんどんと新しいことを吸収していきます。シェパードのしつけ時には明確なコミュニケーションを心がけ、シェパードが戸惑わないようにしてあげるのが大切です。

シェパードに多い問題行動

シェパード
dogsarelifeandthatisfacts Unsplash

シェパードに多い問題行動を理解することで、より効果的に問題行動の対策を行うことができます。しつけをすることでシェパードの問題行動を直すこともできますが、たくさんの時間と労力が必要となります。そのため、問題行動が発生しないように初めから対策をすることが大切です。

シェパードの分離不安

シェパードは飼い主と非常に強い絆を形成します。そのため、絆が強いあまりに、シェパードの分離不安で悩んでいる飼い主も決して少なくありません。飼い主が離れるとシェパードは吠え、落ち着きをなくします。分離不安にならないためには、飼い主がシェパードから離れて過ごす時間を確保するようにしましょう。また、クレートに入るしつけをすることで、分離不安が改善するシェパードもいます。

噛み癖や甘噛み対策

シェパードは、強靭な歯と骨格を持っているため、本人は遊んでいるつもりでも丈夫なおもちゃが壊れるほどの力を持っています。そのため、飼い主さん自身が噛まれて痛い思いをしないためにも強く噛んで来たら遊びを中断するようにしましょう。歯が痒い子犬の頃は、甘噛みで飼い主さんの手を噛んでくることもありますが、人間の手ではなく、噛んで遊べるおもちゃを噛ませるようにする必要があります。これを怠ってしまうと噛む力の強い成犬になったときに飼い主さんの手が噛まれるリスクが高まってしまいます。

攻撃性をコントロールする

シェパードは他の犬種と比較すると、攻撃性が高い犬種です。攻撃性はコントロールさえできていれば、必ずしも悪いことではありません。しかし、コントロールできなければ、非常に危険な状況を招きます。大型犬で力も強いシェパードが攻撃的で危険な犬にならないために、子犬の頃から社会化のしつけにしっかりと取り組むことが大切です。

シェパードに必須のしつけコマンド

シェパード 訓練
Thirdman Pexels

シェパードの子犬を家に迎えて、一番にしなければいけないのがトイレトレーニングです。小型犬なら、室内のトイレシートで排尿をさせることができますが、シェパードの場合、成犬になるにつれて身体が大きくなるため、1枚のシートではなかなか難しい場合も多いものです。また、大型犬で力の強いシェパードの不要なトラブルを防ぐため、シェパードを制御するコマンドを覚えさせておきましょう。

「マテ」はしつけの必須コマンド

愛犬を危険から守るために「マテ」のしつけコマンドで犬の行動をコントロールできるようにしておきましょう。ご飯やおやつを待たせているときだけでなく、さまざまな状況下で「マテ」ができるようになることが理想です。普段から色々な場面で訓練を行ない、出来たら思いっきり褒めてあげるようにしてください。散歩中には拾い食いの予防策としても有効です。

子犬のうちにトイレシートを教える

成犬の大きさになって小さなトイレシートを使用するのはなかなか難しいものです。また、散歩中の屋外でしかトイレが出来ない状態ですと、シニア期に身体の負担が大きい場合が多いため、トイレシートの上で排泄ができるように覚えさせておくのが良いでしょう。

子犬がトイレに行きたそうに地面を嗅いでいる様子であれば、抱っこしてトイレシートの上に載せましょう。子犬がトイレシートで排尿できたら、たくさん褒めてあげて、ココでトイレをすることはいいことだ、と教えていきましょう。

外でトイレができるように訓練

シェパードの子犬がトイレを我慢できる時間が伸びたら、徐々に外でもトイレができるように訓練していきましょう。トイレシートのしつけができているのであれば、トイレシートを外に置いてみることで、まずはその上でトイレができるかがポイントとなります。徐々にトイレシートをなくしてみて、トイレシートなしでも外でトイレできるようにしましょう。(排泄の場所・方法は、自治体によって定められている場合がありますので、地域のルールの指示に従うようにしましょう。)

子犬の頃からコツコツしつけをして信頼関係を築こう

シェパード
gaspartorriero

ここではシェパードのしつけについて解説していきました。シェパードは飼育の難易度が高い犬種と言われていますが、しつけさえきちんとできていれば、良きパートナーになってくれると思います。しつけは人だけではなく、シェパードのストレスを軽減し、生活をさらに豊かなものにしてくれるはず。シェパードのしつけは子犬の頃からコツコツと取り組むようにしてくださいね。

nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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