banner

banner

犬に「もってこい」を上手に教える方法とコツ!できない理由を探ってマスターできるようになろう

お気に入りに追加

ボールを投げても、取りには行くけど持って帰ってきてくれず遊びが続かない、なんてことはありませんか?「もってこい」がマスターできると室内での運動量も増えますし、遊びの幅も広がるので、愛犬に習得させたいところですよね。

今回は、愛犬と「もってこい」を楽しむために、できない理由から教えるときのポイント、早く習得させるコツについて紹介していきます。

犬に「もってこい」を上手に教える方法とコツ!できない理由を探ってマスターできるようになろう
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. 愛犬が「もってこい」をできない理由はこれかも
  2. 犬に「もってこい」を習得させるコツ
  3. 犬に「もってこい」を上手に教える方法
  4. 「もってこい」をマスターして楽しく遊ぼう

愛犬が「もってこい」をできない理由はこれかも

犬 おもちゃ
DaPuglet

まずは、愛犬がなぜ「もってこい」が上手くできないのか理由を探ってみましょう。

指示と行動が結びついてない

ただ単に、もってこいのルールが分かっていない・理解できてない可能性があります。教えずとももってこいが身に付く子もいますが、指示されても何をすれば良いのか分からないなら、始めからトレーニングしていきましょう。

ひとり遊びの方が好き

愛犬にはそれぞれ、特にお気に入りの遊び方があると思います。例えば、ひとりでおもちゃを噛むのが好きだったり、引っ張りっこが好きだったり…

ひとり遊びが好きな子は、飼い主ともってこい遊びをするよりもひとりで噛み噛みして遊んだ方が楽しいと感じている可能性があります。

おもちゃが奪われると思っている

おもちゃを持っていくと飼い主さんに取られてしまうと思っているのかもしれません。今までは、もってこいができていたのに持ってきてくれなくなり、自分ひとりで遊び出してしまう場合は上記の理由が考えられます。

犬に「もってこい」を習得させるコツ

犬 しつけ
Gamma Man

「もってこい」の教え方を紹介する前に、早く習得させるために押さえておきたいポイントについて紹介していきます。

楽しく教えること

愛犬にもってこい遊びが楽しい!と感じさせることが、何よりも大切なことです。

愛犬に楽しんでもらうには、まず飼い主が楽しまないといけませんね。愛犬がどんな動きや音、おもちゃに興味を示すか思い出しながら、楽しさ_やりがいを感じさせるトレーニングを心がけましょう。

お気に入りのおもちゃを使う

もってこいというとボールを使うイメージがありますが、どんなものでも良いのです。ぬいぐるみだったり、ロープのおもちゃだったり、靴下やタオルなど愛犬の大好きなおもちゃやグッズを使いましょう。

集中できる空間を作る

愛犬がトレーニングに集中できるように極力気の散らない空間を作りましょう。テレビや音楽などの音を消したり、床に落ちているおもちゃを片付けたり、家族の話し声が気になるのであれば、少しの間静かにしてもらうか静かな別の部屋に移ると良いかもしれません。

また、犬の集中力が続くのは10〜15分程度と言われています。それ以上の時間トレーニングを続けても、逆効果ですので短い時間できっぱり終わらせるようにしましょう。

犬に「もってこい」を上手に教える方法

おもちゃ 犬
congerdesign

では、最後に「もってこい」の教え方を紹介していきます。

【1】キャッチを教える

ボールやおもちゃを空中キャッチさせることで、くわえるという動作を教えましょう。「キャッチ!」や「捕まえて」など言葉を決めて、キャッチの練習をします。ボールやおもちゃでのキャッチが難しい場合は、大好きなおやつなどを投げて、空中キャッチする練習を先に行うとスムーズです。

【2】使うおもちゃに興味を集める

まずは、先述したように愛犬が特に大好きで、お気に入りのおもちゃの中でも咥えやすいサイズのものを選びます。選んだおもちゃを左右や上下に動かすなど、生きている獲物のような動きをさせながら、愛犬の興味をおもちゃに集めましょう。

愛犬が自発的に近づきおもちゃに鼻先で触れてきたり、足で触れてきたらおやつを与えます。この行動を繰り返して、おもちゃに触れるとご褒美がもらえると覚えてもらいましょう。

【3】おもちゃを遠くに置く

今度は、おもちゃを愛犬や飼い主よりも少し遠い場所に置いてみましょう。遠くに置く代わりに軽く投げてみるのも良いです。愛犬が自発的におもちゃを追いかけたり、おもちゃの場所まで行けたら、「キャッチ」とくわえるコマンドを指示し、成功したらご褒美をあげましょう。

【4】おもちゃを持ってこさせる

おもちゃを追いかけてくわえられるようになったら、「おいで」や「カモン」など呼び戻すコマンドを呼びかけて、戻ってくる練習をスタートさせます。

きちんとおもちゃを持って来れたらすかさず褒めて、おもちゃとおやつを交換するような形でおもちゃを受け取りましょう。そうすることで、飼い主におもちゃを奪われちゃう!という気持ちにならなくなります。

「もってこい」をマスターして楽しく遊ぼう

犬 おもちゃ
Myriams-Fotos

屋内で「もってこい」がマスターできたら、屋外でボールやフリスビーなどを使って遊ぶことができますね。トレーニングを初めてすぐには習得できないことも多いですが、焦らずに飼い主さんも楽しむことが大切です。失敗しても気落ちせず、成功したら思いっきり褒めてあげましょう。ぜひ、「もってこい」をマスターして遊びの幅を広げてみてくださいね。

こちらの記事もチェック

木の棒(枝)で犬と遊ぶのは危険?危ない理由と散歩中に拾ったり誤食したときの対処法を解説

あわせて読みたい

木の棒(枝)で犬と遊ぶのは危険?危ない理由と散歩中に拾ったり誤食したときの対処法を解説

犬は木の棒(枝)が大好きですが、道端に落ちているものを拾ってそのまま遊ばせるのは、実はとても危険です。 今回は、木の棒で遊ばせるのが危険な理由や、愛犬が木の棒を拾ったり誤って食べたりしたときの対処法を解説します。

愛犬と引っ張り合いながら遊びたい!頑丈な引っ張るおもちゃ4選

あわせて読みたい

愛犬と引っ張り合いながら遊びたい!頑丈な引っ張るおもちゃ4選

引っ張り合いを犬とするのはあまりよくないと聞いたことはないでしょうか?実際のところどうなの?と思っている方も多いと思います。今回は、犬と引っ張り合いをすることのメリット・デメリット、引っ張り合いを犬と上手に楽しむ方法を紹介します。また、犬との引っ張り合いに最適な「引っ張るおもちゃ」を厳選してご紹介していきます。

犬もかくれんぼが好き?愛犬も喜ぶかくれんぼの遊び方をご紹介

あわせて読みたい

犬もかくれんぼが好き?愛犬も喜ぶかくれんぼの遊び方をご紹介

愛犬と一緒にかくれんぼを楽しんでみませんか?聴覚や嗅覚を使って、隠れた飼い主を探し当てるかくれんぼは、犬にとって身体や脳へのよい刺激となる遊びです。今回は愛犬が喜ぶかくれんぼの遊び方などをご紹介します。

banner

nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連記事

【獣医師監修】犬のしつけは「褒める」ことが重要|ワンランク上の褒め方を知って効果的にしつけよう

しつけ

【獣医師監修】犬のしつけは「褒める」ことが重要|ワンランク上の褒め方を知って効果的にしつけよう

犬は賢く感受性も豊かで、感情を表現できる動物としても知られていますよね。犬が生まれて数ヵ月経つ...

2024年3月12日

【獣医師監修】子犬のしつけを始めるのに適切な時期は?褒め方・叱り方などしつけのコツを解説

しつけ

【獣医師監修】子犬のしつけを始めるのに適切な時期は?褒め方・叱り方などしつけのコツを解説

犬と人間が幸せに暮らすためにしつけは必要不可欠です。子犬のうちからしっかりとしつけて信頼関係を...

2024年1月26日

【獣医師監修】犬の噛み癖を治したい。子犬と成犬それぞれの原因を知って対処しましょう

しつけ

【獣医師監修】犬の噛み癖を治したい。子犬と成犬それぞれの原因を知って対処しましょう

犬の噛み癖は、多くの飼い主さんが悩んでいる問題だと思います。放っておくとケガや事故の原因にもな...

2024年1月24日

【獣医師監修】犬にマテを覚えさせるコツとは|しつけのポイントと注意点を知ろう

しつけ

【獣医師監修】犬にマテを覚えさせるコツとは|しつけのポイントと注意点を知ろう

犬の動きを制止させる「マテ」は、しつけの基本中の基本です。散歩時や来客の際など、愛犬の動きをコ...

2023年11月1日

【獣医師監修】しつけの時は愛犬の目を見よう|言うことを聞かない場合の理由と正しいしつけの順番について

しつけ

【獣医師監修】しつけの時は愛犬の目を見よう|言うことを聞かない場合の理由と正しいしつけの順番について

犬を飼い始めて、まずはじめるべきなのはしつけですよね。しつけは飼い主さんとの意思疎通や社会性を...

2023年10月17日

もっと見る

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード