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ゼラチンを使ったおすすめ犬用レシピを紹介!気になる栄養素と与える際の注意点も

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ゼラチンはプリンやゼリーを作るのに使われており、犬のおやつ作りにも活用できそうな食材です。ここでは、ゼラチンに含まれている栄養素や犬に食べさせる際の注意点とゼラチンを使ったおすすめの犬用レシピもご紹介していきます。

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目次

  1. ゼラチンは犬が食べても問題ない食材
  2. 犬にゼラチンを食べさせる際に注意すること
  3. 犬にゼラチンを与えるメリットはある?
  4. ゼラチンを使ったおすすめのレシピ
  5. 便利なゼラチンを愛犬のごはんに取り入れてみよう

ゼラチンは犬が食べても問題ない食材

ゼリー

犬はゼラチンを食べても大丈夫です。ゼラチンは犬の手作りごはんの材料として人気の食材で、多くの愛犬家が犬のごはんやおやつ作りに活用しています。

また、ウェットタイプのドックフードやキャットフードにもとろみをつけるために使用されたり、薬のカプセルにも使われるなど、様々な形で使用されています。 

ゼラチンの栄養素・成分を紹介

ゼラチンはそれほど栄養が豊富な食材ではなく、栄養補給に向いた食材ではありません。しかし、低カロリーで栄養がそれほど多くないからこそ犬の食事の栄養バランスが崩れることを心配せずに犬に食べさせることができます。ここでは、ゼラチンに含まれた栄養素や成分について解説していきます。

タンパク質(※1)

タンパク質は犬の食事に欠かせない栄養素の一つで、不足すると成長障害や体力や免疫力の低下の原因になります。ゼラチンにタンパク質が含まれているのは意外かもしれませんが、牛皮や豚皮が原材料なので納得ですね。

コラーゲン(※1)

コラーゲンは美容に欠かせない成分として近年では注目を集めています。コラーゲンはタンパク質の一種で、皮膚や軟骨を構成するために欠かせません。また、コラーゲンは関節の痛みを和らげたり、皮膚の弾力を保つ効果があるので、老犬にもおすすめの成分です。

犬にゼラチンを食べさせる際に注意すること

犬とケーキ

犬にゼラチンを食べさせる際のポイントをいくつか覚えておくことで、さらに安心して犬の食事に取り入れることができますよ。ここでは、犬にゼラチンを食べさせる際の注意点を解説していきます。

少しずつ慣らしあげるようにしよう

ゼラチンを用いて調理した食材に犬が慣れないうちは、嫌がって食べたがらない場合があります。その場合は小さくして餌に混ぜるなどして、少しずつ食べるのに慣らしてあげるようにしましょう。

アレルギー持ちの犬は注意を

ゼラチンは牛の骨や豚皮を原材料として製造される食材なので、アレルギー持ちの犬にゼラチンを食べさせる際には原材料を確認しておくようにしましょう。また、犬がゼラチンを食べてアレルギーを発症したら、食べさせるのをやめ、獣医師に相談するようにしてくださいね。

食べてはいけない食材を混ぜないように

ゼラチンはゼリーやプリンを作る材料の一つとして使うことがほとんどです。ゼラチンを使う際には、犬が食べてはいけない食材を混ぜないように注意しましょう。例えば、ゼリーに人気のぶどうは犬の健康によくないので、避けるようにしてくださいね。

人用のゼリーなどは注意が必要

ゼラチン自体は食べても大丈夫と言えますが、人用に作られたゼラチン使用の加工品を犬に食べさせても大丈夫とは言えません。少量舐めたり食べた程度でしたら基本的には問題ないかと思いますが、ゼラチン以外に使われる多量の砂糖などの調味料の量を考えると日常的に食べる事や、一度に大量に食べてしまう事は危険です。

犬が食べる事で中毒症状を引き起こす可能性がある食材との組み合わせの商品もありますので、安易にゼラチン使用の人用加工品を犬が食べても大丈夫とは言えません。

ゼリーに似ているプリンは与えても大丈夫?

結論から言うと、犬に人間用のプリンを与えるのは良くありません。

プリンは卵・砂糖・牛乳で作られていて、犬に中毒性のある成分は含まれていませんが、人間が食べるプリンは糖分が多いので、犬が食べてしまうと悪影響を及ぼす可能性があります。

また、犬は乳製品に含まれる乳糖の消化能力が低いので、沢山摂取するとお腹を壊してしまう場合もあります。牛乳でお腹を壊してしまう子には、豆乳などの植物性のもので代用も可能ですが、基本的に市販で売られてる人用のプリンを愛犬に与えるのは好ましくないと言えるでしょう。人用のプリンをペロっと舐めてしまったり少し食べた程度でしたら問題ありません。

犬にゼラチンを与えるメリットはある?

犬

①コラーゲンでツヤのある毛並みに

ゼラチンは牛や豚の骨や皮に多く含まれるコラーゲンというたんぱく質から作られたものです。ゼラチンの主成分はコラーゲン由来のたんぱく質で、80~90%近くを占めています。

コラーゲンは美肌効果が高いことで知られる栄養素ですが、犬にも摂取することでハリのある綺麗な皮膚やツヤのある毛並みになるという効果が期待できます。

②低カロリー

ゼラチンは栄養豊富な食材というわけではありませんが、その代わり低カロリーで太りにくい食材なのでダイエット中の犬でも食べることができます。 

③水分補給

風味がある分、味のないお水よりも食いつきが良いので、夏バテ等でなかなかお水を飲んでくれない犬にも手軽に水分補給させることができます。

また、薬を飲むのが苦手な子にはゼリーに包んで与えると投薬しやすくなりますよ!

その他にも、コラーゲンには関節痛を改善する効果や、丈夫な骨の形成、丈夫な腱や筋肉の健康維持効果も期待できます。

ゼラチンを使ったおすすめのレシピ

かぼちゃ プリン

ゼラチンはゼリーやプリンを作るのに使われ、愛犬の食事に取り入れやすいのがメリットです。ゼラチンは愛犬の食事のトッピングを作るのにも便利で、毎日の食事時間にバラエティを加えるのに役に立ちますよ。ここでは、愛犬のためのゼラチンを使ったおすすめレシピを紹介していきます。

チキンの茹で汁

チキンの茹で汁にはコラーゲンが豊富に含まれており、愛犬の食事のトッピングとして活用することができます。しかし、液体のままだと愛犬が飲んでくれなかったり、後片付けが大変だったりと不便に感じてしまう飼い主も多いのではないでしょうか?ゼラチンを活用してチキンの茹で汁ゼリーを作ると、さらに手軽にトッピングとして活用できますよ。

<材料>

  • チキンの茹で汁
  • ゼラチン

<作り方>

  1. チキンの茹で汁にゼラチンを加え、よく混ぜる。
  2. 沸騰しない程度でチキンの茹で汁を加熱する。
  3. よく温まったら型に入れ、3時間ほど冷蔵庫で冷やす。
  4. チキンの茹で汁が固まったら、フォークやスプーンで犬の食べやすいサイズに崩す。
  5. 愛犬のごはんにトッピングして出来上がり!

肉テリーヌ

犬のおやつに肉テリーヌはいかがですか?肉テリーヌは小さく切るとトレーニング用のおやつとしても活用することができますよ。ここでは、肉テリーヌの作り方を紹介していきます。

<材料>

  • 肉(鶏肉、鹿肉、豚肉、牛肉など)
  • 好みの野菜
  • ゼラチン
  • 水 

<作り方>

  1. 肉がペースト状になるまでミキサーにかける。
  2. 犬が好きな野菜を小さく刻み、電子レンジで加熱して柔らかくする。
  3. ゼラチンと水を混ぜる。
  4. ボウルに肉と野菜を入れ、よく混ぜる。その後にゼラチン水を足してよく混ぜる。
  5. 型にボウルの中身を流し込み、冷蔵庫で2時間から3時間冷やす。 犬が食べやすいサイズにカットしたら出来上がり!

かぼちゃプリン

秋から冬にかけてはかぼちゃが美味しいですよね。そんな時期には犬にかぼちゃプリンを作ってみましょう。かぼちゃにはビタミンAが豊富に含まれているので、愛犬の健康の維持と改善にも役に立ちますよ。

<材料>

  • かぼちゃ
  • 豆乳
  • ゼラチン

<作り方>

  1. かぼちゃを小さく切り、柔らかくなるまで電子レンジで加熱する。
  2. かぼちゃが柔らかくなったら皮を切る。(この皮はプリンやごはんのトッピングとして活用)
  3. かぼちゃを豆乳を入れたボウルに入れ、潰しながら豆乳とよく混ぜる。
  4. かぼちゃと豆乳がクリーミーになったら、豆乳が沸騰し始めるまで加熱する。
  5. よく加熱したらすぐにゼラチンを入れ、素早く混ぜる。
  6. 豆乳とかぼちゃを型に流し込み、室温まで冷えたら冷蔵庫に入れてさらに2時間程度冷やす。
  7. 固まったら出来上がり!

便利なゼラチンを愛犬のごはんに取り入れてみよう

ゼリー

ここでは、犬にゼラチンを食べさせることについて解説しました。ゼラチンは少しの工夫で犬の食事に加えることができるので、とても便利です。また、含まれている栄養素が少なく、大量に使う必要もないので、食事のバランスが崩れるのを心配しなくていいのも大きなメリットです。自分の愛犬に合った方法で、ゼラチンを食事に取り入れてみてくださいね。

<参考文献>

(※1)厚生労働省|e-ヘルスネット

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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