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ジャックラッセルテリアのしつけ方法は?始めどきやしつけのポイント

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短めな足と小柄な体。

ボタン耳でたれ尾。

その愛くるしい姿がたまらない!という人も多いジャックラッセルテリアですが、家族として迎え入れる前に、性格やしつけ方法について知ることが大切です。

今回は、ジャックラッセルテリアの性格や特徴をふまえたしつけ方法やしつけの開始時期について紹介します。

ジャックラッセルテリアのしつけ方法は?始めどきやしつけのポイント
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目次

  1. ジャックラッセルテリアの性格・特徴
  2. ジャックラッセルテリアのしつけの始めどき
  3. ジャックラッセルテリアに必要なしつけ
  4. ジャックラッセルテリアをしつけるときの飼い主の心持ち
  5. ジャックラッセルテリアをしつけるときのポイント
  6. まとめ

ジャックラッセルテリアの性格・特徴

ジャックラッセルテリアの性格と特徴

ジャックラッセルテリアという犬種の歴史

ジャックラッセルテリアが誕生したのは1800年代で、イギリスの牧師ジャック・ラッセルによって作出されたといわれています。

ジャック・ラッセルが譲り受けたフォックステリア血統の犬と、その他のテリア系の犬やビーグルなどとを交配させたことによって、臆することなくキツネの巣穴に潜っていく勇敢で怖いもの知らずなジャックラッセルテリアが誕生したのです。

当時は、現在のジャックラッセルテリアよりも体高がありました。

しかし、その後、家庭でも飼いやすいようにウェルシュコーギーと交配を行い、体高が低い、現在の姿になりました。

この体高が低くなった姿の犬種をジャックラッセルテリアと呼んでいます。

ちなみに、体高が高いままの犬種も現存していて、こちらはパーソンラッセルテリアと呼ばれています。

性格は他の小型犬よりも元気で活発

元々、狩猟犬として誕生したジャックラッセルテリアの性格は、狩猟犬として必要な資質を備えたものとなっています。

陽気で遊び好きであり、好奇心が強く、頭も良いです。

そして、少々のことではへこたれないポジティブな性格でもあります。

小さな体からは想像できないほど勇敢で、長時間動き続けることができるスタミナを誇るのも大きな特徴です。

また、なにもすることがないと、持て余してしまったエネルギーを発散するため、破壊活動や脱走など飼い主を困らせることもあります。

しかし、信頼できると判断した飼い主に対しては従順になるという性格です。

毛色や毛並みの特徴

ジャックラッセルテリアの身体的特徴は、体長が体高よりわずかに長く、白をベースに大きな斑が入る毛色にあります。

被毛タイプは、スムースコート、ブロークンコート、ラフコートの3種類です。

スムースコートは、全身にぴったりと張り付くような短毛で、 換毛期に大量の毛が抜け落ち、抜け毛は衣服や絨毯などに刺さりやすいという特徴があります。

取り除くためには思いのほか手間がかかってしまうので、日々のお手入れが大切です。

ブロークンコートは、テリアらしい硬めのワイヤーヘアーです。

手入れ方法は、柔らかい毛を抜く作業とプラッキングです。

ラフコートは、ブロークンコートより毛が長く、お手入れをしないと全身フワフワの毛に覆われてしまうという特徴があります。

容貌の維持のためには、プラッキングでのお手入れが必要です。

家庭犬として飼う場合、プラッキングは必ずしも必要ではありませんが、毛並みの健康を保てる上、皮膚を強くする効果も期待されているため、できれば行なうべきでしょう。

犬を飼ったことがない人にはしつけがやや難しい

ジャックラッセルテリアは、勇敢な性格で負けず嫌いという性格のため、小型犬の中では比較的しつけが難しいとされています。

先程も紹介した通り、狩猟犬として誕生した一面があるので、好奇心旺盛で小型犬とは思えないスタミナを誇るのです。

そのため、エネルギーがあり余った状態だと、予想外の行動をとることがあります

エネルギーを発散させてあげるためにも、散歩の時間はもちろん、プラスの運動を考慮することが大切です。

初めて犬を飼う人は、こういった点も飼うときの検討事項に含めておきましょう。

ジャックラッセルテリアのしつけの始めどき

ジャックラッセルテリアのしつけ

では、しつけが難しいジャックステリアのしつけは、いつから始めるのがよいのでしょうか?

答えは、他の犬種と同じで早ければ早いほどいいといえます。
理想としては、「お迎えしたその日から」です。

しつけが難しいので、小さなうちからゆっくりと時間をかけ、信頼関係を壊さないようにしつけていくことが大切になってきます。

ジャックラッセルテリアに必要なしつけ

ジャックラッセルテリアに必要なしつけ

ジャックラッセルテリアのしつけは、早ければ早い方がよいと紹介しました。

ここからは、実際どのようにしつけていくのかについて解説します。

ジャックラッセルテリアは「噛み癖」と「吠え」に注意

最初に知っておくべきことは、ジャックラッセルテリアが起こす問題行動についてです。

ジャックラッセルテリアの問題行動の二大巨頭と言われている行動に、「噛み癖」と「吠え」があります。

しつけを行うには、この2つにとくに注意していく必要があるのです。

噛み癖の矯正

「噛み癖」のしつけ方法を紹介する前に、まず理解しておかなければならないことがあります。

それは、「やってはいけないしつけ方法」です。

怒りの感情だけで力任せに怒ったり叩いたりするのは避けなければいけません。

なぜなら、感情的に怒られた犬は、飼い主と同じように感情的になり、それに対して怯えたり、更に攻撃的になったりする可能性が高いからです。

また、ルールを明確にしておく必要もあります。

子犬の頃は、噛まれてもそれほど痛くはありません。

そのため、噛まれた飼い主も遊びの延長だと思い、しつけない場合があります。

しかし、これはしつけという点で考えれば、問題の先送りと同じことです。

噛まれて痛いときだけしつけるのではなく、噛むことが駄目だとしつける必要があるので、痛さに関わらず、犬が噛んできたときには、しつけの機会だと思い、無視しないようにしてください。

これが、ルールを明確にしておくということです。

では、どのように噛み癖を治していくのでしょうか。

その方法は「低い声で怒る」というものです。

感情的になるのではなく、噛まれたときに、強すぎない力で顔を抑えて低い声を出しながら静かに怒るようにしてください。

このとき、噛んでいたものを離したら、しっかりと褒めてあげると効果は高まります。

褒められた犬は、噛まないと褒めてもらえると学習していき、噛むのをやめるようになっていくのです。

遊んでいる最中に噛んだ場合は、「痛い!」と叫び、すぐに遊ぶのを中断して、しばらくの間犬を無視してください。
犬は、飼い主から無視されることを最も嫌います。

そして、しばらくしたらまた遊びだし、噛んだら「痛い!」と叫んでまた無視をする、これをひたすら繰り返します。

こういったしつけを根気よく続けることで、噛み癖は徐々に改善されていくはずです。

無駄吠えさせない

続いて、吠え癖の治し方を紹介していきます。

まず、知っておきたいことは、犬が吠えるときの理由です。

犬が吠えるときには、次のような状況が考えられます。

  • 威嚇するとき
  • 恐怖を感じたとき
  • 何かを要求するとき

中でも、無駄吠えの原因の多くが「何かを要求するときの吠え」にあります。

つまり、犬の吠え癖を治すためには、何かを要求するときの吠えをなくす必要があるということです。

犬の要求吠えには、以下のようなものがあります。

  • ごはんが欲しい
  • おやつが欲しい
  • 散歩に行きたい

さまざまな要求を「吠える」という行為で表現してきます。

では、このような吠え癖はどうすれば治していけるのでしょうか?

有効なのは、噛み癖のしつけ同様、吠えている最中は無視をするという方法です。

犬が吠えることによってなにかを要求してきたとき、その要求を叶えてしまうと、犬は「吠えると要求が通る」と認識してしまいます。

逆に、吠えていないときにおやつをあげたり、散歩に行ったり、遊んだりしてあげると、「吠えなければ要求が通る」と考え直すようになるのです。

吠えている間は無視、おとなしく良い子にしているときには犬が喜ぶことをしてあげる、こういった行動を徹底すれば、要求を通すために吠えることは減っていきます。

ジャックラッセルテリアをしつけるときの飼い主の心持ち

ジャックラッセルテリアのしつけの心構え

狩猟犬として誕生したジャックラッセルテリア。

勇敢で小型犬らしからぬスタミナがあり、好奇心旺盛です。

そんなジャックラッセルテリアをしつけるときには、その狩猟犬としての性格を理解して、しつけていく必要があります。

子犬の頃からしつけを開始する

しつけは、子犬の頃から時間をかけ、ゆっくりと行うのが理想です。

成長すれば成長するほど、しつけは難しくなっていきます。

たとえば、子犬のときには噛む力も強くありませんが、成長していくごとに噛む力は強くなります。

つまり、噛まれたときの痛みや傷が大きくなるということです。

だからこそ、子犬のころからのしつけが重要になってくるのです。

フローリングの場合は犬用マットを敷く

しつけを行うには環境も大切です。

ここまで紹介してきたとおり、ジャックラッセルテリアは狩猟犬というバックボーンがあるので、スタミナがあります。

エネルギーを発散させてあげる必要があるため、家で走り回ることもあるでしょう。

しかし、このことで怒ってしまうと、あり余るエネルギーを発散することができません。

また、ジャックラッセルテリアは、その活発さとは裏腹に関節があまり強くないため、フローリングの場合だと足を滑らせて怪我をしてしまう可能性があります。

集合住宅の場合は、フローリングの上を走ることにより、犬の足音から騒音問題に発展することもあります。

これらの問題が起こらないように、あらかじめ犬用のマットを敷くといった対策をしておきましょう。

中型犬並みの散歩量が必要

ジャックラッセルテリアは小型犬ですが、そのスタミナには驚くべきものがあります。

たとえば、散歩の量で言うと、なんと中型犬並の散歩量が必要だといわれています。

ストレスをため込まないようにするためにも、散歩量には注意が必要です。

ジャックラッセルテリアをしつけるときのポイント

しつけが難しいとされているジャックラッセルテリアですが、しつけるときのポイントを紹介します。

飼い主として舐められないようにする

まず、大切なポイントとなるのが、飼い主として舐められないようにすることです。

なぜなら、犬の性質の一つに、上下関係をつくるというものがあるからです。

そのため、犬を飼うときには主従関係をハッキリさせることが大切になってきます。

中には、主従関係という言葉に対して、疑問をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、犬の性質を考えれば、これは必要な考え方です。

可愛いからといって、甘やかしてしまうと誰かれ構わず噛みついたり、吠え続けたりすることにつながります。

人間の社会で問題を起こさないためにも、上下関係をはっきりさせることは必要です。

犬に舐められずに、自分が主人だということを理解してもらう必要があります。

「叱る」よりも「褒める」を重視

主従関係をハッキリさせるためには、たくさん叱らなければいけないと考える人もいます。

しかし、犬はとても賢い動物です。

そのため、必要以上に叱る必要はありません。

むしろ、褒めてあげることこそが重要なのです。

これは、前述の「噛み癖」や「吠え」を治すときの方法でも紹介したとおりです。

もちろん、ときには叱ることも必要な場合があります。

しかし、褒めてしつけていく方が、お互いにストレスがなく良好な関係性を築けます。

しつけるときには、信頼関係の構築という観点からも、叱るよりも褒めることを意識しましょう。

痛みを伴うしつけは厳禁

しつけの際に、犬に痛みを与えて無理やり言うことを聞かせるような真似は絶対にやめてください。

痛みを伴うと、犬は恐怖を感じ、委縮してしまうようになります。

また、同時にストレスを抱えることになり、信頼関係を築くことも難しくなってしまいます。

痛みで教えるのは、絶対に避けましょう。

犬は本当に賢い動物です。

飼い主がしっかりと向き合えば必ず理解してくれます。

大切な愛犬にストレスを与えることなく、信頼関係を築いていけるようなしつけの方法を選びましょう。

まとめ

 以上、ジャックラッセルテリアの特徴やしつけ方法などについて紹介しました。

しつけがやや難しく、初心者向きではありませんが、正しくしつけられたときには、非常に従順で健気な愛くるしい犬種です。

飼う際は、子犬期からしつけを徹底するよう心掛けましょう。

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おもち

この記事のライター

おもち

パグ沼にはまり愛犬への想いがとまらないフリーライター。はじめて犬を飼う方にも分かりやすく役に立つ記事をお届けできたらと思います。

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