banner

banner

ドッグトレーナーってどんな仕事なの?資格の種類や活躍の場、気になる収入まで

お気に入りに追加

とにかく犬が大好き!という人は、ドッグトレーナーの資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか?ドッグトレーナーの活躍の場は多岐にわたり、未経験であっても働くことが可能です。また、ドッグトレーナーの資格を持っていることで、専門的な知識や技術を有している証になるため就職に有利になります。

今回は、ドッグトレーナーの仕事内容から資格の種類、気になる年収、どんな人が向いているかまでまとめてご紹介します。

ドッグトレーナーってどんな仕事なの?資格の種類や活躍の場、気になる収入まで
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. 「ドッグトレーナー」ってどんな仕事?
  2. ドッグトレーナーの資格の種類について
  3. どうやったらドッグトレーナーになれる?
  4. ドッグトレーナーの資格が活かせる場と収入
  5. ドッグトレーナーに向いているのはこんな人!
  6. 犬が大好きな人はドッグトレーナーの資格取得を目指してみては?

「ドッグトレーナー」ってどんな仕事?

犬のしつけ

ドッグトレーナーは、犬がペットとして人と一緒に暮らせるようにしつけをする専門家です。

仕事内容は、散歩やトイレ、留守番などの基本的なマナーやルールを教えたり、吠え癖や噛み癖などの問題行動の矯正などを行います。また、ドッグスポーツのトレーニングや芸を教えるなど、飼い主さんからの要望に応じてトレーニングすることもあります。

加えて、飼い主さんに犬との接し方やしつけ方のアドバイス、しつけが上手くいかないときのサポートもドッグトレーナーの重要な仕事です。

単に犬を預かりしつけをして終わりではなく、犬が飼い主さんと快適・安全に共存できるようにするのが最終目標です。飼い主さん自身で犬をコントロールできるようになれば、ドッグトレーナーとしての任務が達成されます。

ドッグトレーナー・犬の訓練士・探知犬ハンドラーの違い

ドッグトレーナーは、犬を訓練する犬の訓練士や探知犬ハンドラーと混同されがちですが、目的がそれぞれ異なります。どのような違いがあるのか見ていきましょう。 

ドッグトレーナー

ドッグトレーナーは、ペットとして育てられている「家庭犬」のトレーナーを指します。犬との関係は親子関係に近く、ペット(犬)と人が問題なく暮らせるように手助けするのが目的です。

犬の訓練士

犬の訓練士は、盲導犬や聴導犬、警察犬や災害救助犬など、人をサポートして社会のために働く犬を訓練する専門家です。それぞれの犬の任務に必要なスキルを身につけさせ、忠実に働けるように訓練を行います。

人命に関わる仕事が多いため、犬が任務を忠実に果たせるようになるまでひたすら繰り返して訓練します。ドッグトレーナーも犬も強い忍耐力が求められます。

探知犬ハンドラー

探知犬ハンドラーは、空港や港、国際郵便局で働く麻薬探知犬や検疫探知犬を育成する専門家です。

麻薬探知犬の育成は「東京税関麻薬探知犬訓練センター」で行っています。麻薬探知犬ハンドラーの仕事は税関職員が担当するので、麻薬探知犬ハンドラーになるには、まず国家公務員試験に合格し税関職員として採用される必要があります。

ドッグトレーナーの資格の種類について

犬のおすわり

現時点で、ドッグトレーナーには国家資格はありません。各団体がそれぞれに認定している民間資格が複数存在しています。

そのため、ドッグトレーナーの仕事をするには資格が必要というわけではありません。しかし、ドッグトレーナーの資格を持っていれば信頼度が増し、就職や開業が有利になります。

ここでは、各団体のドッグトレーナー資格、および特徴をご紹介します。

家庭犬トレーナー

日本ペット技能検定協会が認定する資格で、その名の通り「家庭犬」のトレーニングに特化した資格です。こちらも通信教育で資格取得ができます。

また、家庭犬トレーナーだけでなく、ペット関連のさまざまな資格取得コースがあるので、同時に複数の資格を取ることも可能です。そのため、幅広い知識を身につけたい人におすすめです。

JCSA認定ドッグトレーナー

日本ケンネルカレッジが認定するドッグトレーナー資格で、通信教育で資格取得ができます。母体につくば国際ペット専門学校があるため、実際の実技やスクーリングも充実しています。

JKC認定訓練士

JKC(ジャパンケネルクラブ)が認定する犬の訓練士の資格です。JKCは長い歴史を持つ非常に大きな団体で、JKC認定訓練士を持っていればペット業界では一目置かれます。ただし、それゆえに取得要件が厳しいトレーナー資格のひとつです。

どうやったらドッグトレーナーになれる?

犬のお座り

ドッグトレーナーになるには、トレーナーとして必要な知識やスキルの勉強、現場での経験が必要になります。どのような形で学ぶことができるのでしょうか? 

通信教育を受講する

今の仕事を続けながら、将来のために資格を取っておきたいという人は、通信教育での資格取得がおすすめです。

自分のペースで進められ、希望すれば実技などのスクーリングを受けられる講座もあるので、自分に合った方法で資格取得が目指せます。

専門学校に通う

全国には、ペット関連の専門学校が多数あります。専門学校では知識だけでなく、実践形式で実技も身に着けられ、同時に資格の取得も可能です。

卒業後は即戦力となって働けるので、本気でドッグトレーナーを目指す人は、専門学校での資格取得がおすすめです。

実際に経験を積む

資格を取得する前に、見習いやアルバイトとして実際に現場で経験を積む方法もあります。ただし、掃除やエサやりなどの雑務から始めなければいけないことも多く、実際にドッグトレーナーとしての知識を身につけるのに数年かかってしまうことも少なくありません。

ドッグトレーナーの資格が活かせる場と収入

犬のしつけ

ドッグトレーナーの活躍の場・収入はどのような現状なのかをご紹介します。 

活躍の場

ドッグトレーナーの主な活躍のフィールドは、以下が挙げられます。

ペット関連企業や動物病院

ドッグトレーナーの主な活躍の場は、ペットショップや動物病院、しつけ教室、ペットホテル、ドッグフードやペット商品を扱う企業などです。実際に犬のトレーニングをする以外に、犬に関する知識のエキスパートという位置づけで必要とされることもあります。

フリーランスとして開業

ある程度の実績を積んだら、フリーランスとして独立開業する人も多いです。今はSNSなどで気軽に情報を発信できる時代になり、過去にしつけをした犬たちの動画などをアップすれば集客にもつなげられるので、記録として動画などを撮っておくのがおすすめです。 

収入の目安

ドッグトレーナーの収入の目安は、以下と言われています。 

正社員として働く場合

正社員として企業や動物病院などで働く場合、ドッグトレーナーの平均月収は17~25万円ほど、年収は250~350万ほどといわれています。ボーナスが支給される場合でも50万円以内が多く、決して高収入とはいえません。 

パート・アルバイトとして働く場合

ドッグトレーナーの求人はパート・アルバイトが多く、時給の目安は1,000円前後です。都心部では、好条件の求人が多い傾向にあります。 

フリーランスの場合

開業をして仕事が軌道に乗れば、年間500万円以上稼ぐドッグトレーナーもいるようです。安定して収入を得るには、いかに集客できるかが大きなポイントになります。そのため、新規顧客の開拓やリピーター獲得の集客スキルが必須です。

ドッグトレーナーに向いているのはこんな人!

子犬

ドッグトレーナーになるための難易度はそれほど高くありませんが、誰にでも務まるような仕事ではありません。どのような人がドッグトレーナーに向いているのか、具体的に見ていきましょう。

とにかく犬が好きな人

最も基本的なことですが、「とにかく犬が好き!」という人に向いています。なかなか言うことを聞いてくれず、思い通りにしつけができないことも多々あります。

しかし、犬と意思疎通を図りながら根気よく続け、犬が成長していく姿を見届けることができるのは、犬好きにとっては大きな喜びでありやりがいを感じるはずです。

ドッグトレーナーは、いろいろな犬と触れ合うことになるので、犬好きな人にはぴったりな仕事といえるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

ドッグトレーナーになるには、コミュニケーション能力があるかも重要なポイントです。

ドッグトレーナーは、その犬に合ったしつけ方法を探るために、しつけを開始する前にまず飼い主さんの悩みや要望、現在の犬の状態、普段の生活環境などを飼い主さんにヒアリングをします。また、飼い主さんにしつけの指導なども行わなければなりません。

そのため、人見知りしないで接することができる、的確に物事を伝えられるなどのコミュニケーション能力も必要不可欠です。

忍耐力と柔軟な対応力を持ち合わせている人

犬の中には、マナーやルールをなかなか覚えられない犬や、問題行動の改善に時間がかかる犬もいます。そんな犬に対しても愛情を持って繰り返ししつけを行う必要があるので、忍耐力が求められます。

また、犬種によって特質が異なるので、それぞれの犬に合ったしつけ方を見つける必要があります。さらに、上手く行かなければ別の方法を考えなければなりません。そのため、柔軟に対応していく力も必要です。

犬が大好きな人はドッグトレーナーの資格取得を目指してみては?

犬のしつけ

近年は、犬と一緒に過ごせるカフェや宿泊施設、ペット可の集合住宅なども増えており、犬と人が過ごす場面が多くなっています。それに伴い、犬にマナーやルールを教える重要性が高まっているので、その犬に合ったしつけ方を行えるドッグトレーナーは、今後ますます重宝されることになるでしょう。

ドッグトレーナーの活躍の場は、しつけ教室やペットホテル、老犬ホーム、ペットショップなど多岐にわたります。また、ある程度経験を積めば、フリーランスとして活躍することも夢ではありません。「犬が大好き!」という人は、ドッグトレーナーを目指してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もチェック!

犬のしつけを英語コマンドでするメリット、日本語との違いは?基本編から応用編まで紹介

あわせて読みたい

犬のしつけを英語コマンドでするメリット、日本語との違いは?基本編から応用編まで紹介

犬のしつけの際によく使われる「マテ」や「オスワリ」などの言葉。英語でコマンドを出すトレーナーさんを見て、英語だと何が違うんだろうと気になったことはありませんか?実際に、あえて英語でコマンドを出すトレーナーさんも多くいらっしゃいます。今回は英語でコマンドを出す意味やメリットなどを解説していきたいと思います。基本編、応用編と紹介していくので、これから子犬に教える方はぜひトライしてみてください。

水難救助犬って知ってる?海外で活躍する水難救助犬の犬種や訓練内容をご紹介!

あわせて読みたい

水難救助犬って知ってる?海外で活躍する水難救助犬の犬種や訓練内容をご紹介!

一般的な水難救助犬は、先進国では海や川で溺れている人を助ける犬のことを指します。日本では災害救助犬に分類されることも多いですが、災害救助犬と違う部分は「救助するところまで犬がおこなう」という点です。また、災害救助犬のように出動要請がなくても自己判断で救出活動をおこなえることも水難救助犬の特徴と言えます。今回は水難救助犬のお仕事内容や活躍の場をご紹介します。

banner

ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード