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犬にピーマンを与えても大丈夫?与える際の注意点や適量などを解説

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飼い主がキッチンでピーマンを切っていると、犬が興味津々に近づいてきた!という経験はありませんか?ピーマンは匂いがとても強いので、興味をもつ犬が多いようです。しかし、ピーマンは犬に食べさせてもいいのでしょうか?

ここでは、ピーマンに含まれている栄養素を紹介しながら、犬にピーマンを食べさせる際の注意点を解説していきます。

犬にピーマンを与えても大丈夫?与える際の注意点や適量などを解説
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目次

  1. 犬はピーマンを食べても大丈夫?
  2. 犬にピーマンを食べさせる際の注意点は?
  3. ピーマンに含まれている栄養素は?
  4. 少量であれば犬はピーマンを食べても大丈夫!

犬はピーマンを食べても大丈夫?

犬
mialiamani Unsplash

 犬はピーマンを食べても大丈夫です。ピーマンは生のままでも安心して犬に食べさせることができるので、とても手軽ですよ。もちろん、加熱して食べさせるのもOKなので、加熱して甘味が増したピーマンを犬に食べさせるのもおすすめです。

ピーマンは独特な苦い香りが特徴で、香りに興味を引かれてピーマンを食べたがる犬と、逆にまったく食べたがらない犬の両方がいます。

犬にピーマンを食べさせることに問題はありませんが、絶対に必要な食材ではないので、無理に与える必要はありません。

犬に与えるピーマンの適量

 犬はピーマンのみで必要な栄養素をすべて摂取することはできません。そのため、ピーマンはおやつやトッピングとして少量だけ食べさせるようにしましょう。

おやつの量の原則は、犬が1日に必要とするカロリーの10%以内の量にしておくということです。ピーマンは100gあたり22kcalと低カロリーなので、いつものごはんの10%程度の重さを超えなければ、カロリーを過剰に心配する必要はないでしょう。 

犬にピーマンを食べさせる際の注意点は?

注意
geralt

 さらに安心して犬にピーマンを食べさせるにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、犬にピーマンを食べさせる際の3つの注意点について詳しく解説していきます。 

  1. 種とヘタは事前に取り除いておく
  2. 食物アレルギーの症状に注意しよう
  3. 食べ過ぎが消化不良の原因になることも

【1】種とヘタは事前に取り除いておく

 ピーマンの種とヘタは硬く、犬にとって食べにくい傾向があるので、事前に種とヘタを取り除いておくようにしましょう。また、事前に硬い部分を取り除いておくことで、消化しやすくしてあげられます。 

【2】食物アレルギーの症状に注意しよう

 ピーマンは他の食材と比較するとアレルギーを発症しにくい食材で、今のところ、犬のピーマンアレルギーは報告されていません。

しかし、犬がピーマンアレルギーを発症する可能性はゼロではないので、はじめて犬にピーマンを食べさせる際は食物アレルギーの症状がないかをよく確認しておくようにしましょう。

嘔吐、下痢、湿疹など、食物アレルギーの症状を発見した場合は獣医に相談するようにしてくださいね。

【3】食べ過ぎが消化不良の原因になることも

 ピーマンの食べ過ぎは消化不良の原因になり、下痢や嘔吐を引き起こしてしまう場合があります。そのため、犬にピーマンを食べさせる場合は少量だけにしておき、食べすぎないように注意するようにしましょう。

ピーマンに含まれている栄養素は?

ピーマン
oskaycaglar Unsplash

 ピーマンは栄養がたっぷりと含まれているので、犬の栄養補給にもなる食材です。ここでは、ピーマンに含まれている食材とそれぞれの効果について詳しく解説していきます。 

βカロテン

 βカロテンとは、体内でビタミンAに変換される成分の一つです。ビタミンAは目にいい栄養素として知られており、積極的に摂取するようにと言われています。また、免疫を維持向上するのにも役に立ちますよ。 

クロロフォル

 クロロフィルは野菜や葉っぱなどに多く含まれている緑色の色素です。クロロフィルは体内のコレステロールやダイオキシンを排出するのに役に立ち、体にとても有益な成分です。 

ビタミンC

 ピーマンにはビタミンCが多く含まれています。犬は体内でビタミンCを生成することができるため、人間のように積極的に摂取する必要はありません。

しかし、高齢犬や病気の犬は上手にビタミンCを生成できない場合があるので、しっかりと摂取しておいて損はありません。

少量であれば犬はピーマンを食べても大丈夫!

犬
MART PRODUCTION Pexels

 少量であれば犬もピーマンを食べることができます。ピーマンは匂いが強いので、興味津々で食べたがる犬とまったく食べたがらない犬がいます。犬がどんどんとピーマンを食べたがるのであれば、食べ過ぎに注意し、犬の健康を守ってあげてくださいね。

また、逆に犬がピーマンを食べたがらないのであれば、加熱して甘味が増したピーマンを食べさせてみましょう。しかし、それでも食べないのであれば、無理をせず、犬が好きな食材を探してみてくださいね。

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この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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