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愛犬に卵を与えても大丈夫?犬に卵を与える際の注意点や栄養素など解説!

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栄養が豊富で様々な料理に使える卵を、犬のご飯にも使えたらな...と思ったことはありませんか?市販されている犬のおやつには卵が使われていることが多いので気になっている方も多いと思います。ここでは犬に卵を食べさせても大丈夫なのかという疑問にお答えするとともに、卵に含まれる栄養素や注意点を解説していきます。

愛犬に卵を与えても大丈夫?犬に卵を与える際の注意点や栄養素など解説!

目次

  1. 犬は過熱した卵であれば食べても大丈夫!
  2. 卵を犬の食事に取り入れるおすすめの方法
  3. 犬が卵を食べることで得られる栄養素(※1)
  4. 卵を食べて犬に必要な栄養を補いましょう。ただしアレルギーには注意が必要

犬は過熱した卵であれば食べても大丈夫!

犬
guilhermestecanella Unsplash

犬は過熱した卵であれば、食べても問題ありません。 卵は犬にとって栄養満点な食材ですが、その分カロリーも高いため与えすぎには注意が必要です。

1日に与えてもいい量の目安としては体重1kgあたり5g程度とされているので、チワワなどの小型犬なら約15g、ラブラドールなどの大型犬なら約150gが目安の量になります。

Mサイズの卵が60g前後だとすると大型犬は1日に2個食べられる計算になります。しかし栄養バランスの取れたフードを食べている場合は卵を毎日与える必要は無いので、食欲が落ちた時やおやつ程度に与えるのがおすすめです。

生卵の白身は危険

卵を食べても大丈夫と言っても、犬にとって生卵の白身は危険なので必ず加熱してから与えるようにしてください。 生卵の白身に含まれるアビジンという成分はビオチンの吸収をさまたげるため、犬が生卵の白身を大量に食べると食欲不振や皮膚炎などの症状を引き起こす可能性があります。

卵を犬の食事に取り入れるおすすめの方法

ゆでたまご

卵は加熱することにより、生の卵白に含まれるアビジンという成分の毒性を無くすことができます。大量の卵白を生で食べなければ問題無いのですが、それでも犬には安心出来るものを食べさせてあげたいですよね。

普段のフードにトッピングとして与える場合は、カロリーオーバーにならないように少しフードを減らすようにしましょう。

スクランブルエッグ

スクランブルエッグで与える場合は油をひかずに作り、しっかり日を通してフードのトッピングにしてあげましょう。

ゆで卵のパサパサ感が苦手な犬は、スクランブルエッグにしてあげると抵抗なく食べられるのでおすすめです。無塩のしらすなど他の食材を少量混ぜてあげても犬は大喜びしますよ。但し、塩やしょうゆでの味付けは塩分過多になる可能性があるので、しないようにしましょう。

ゆでたまご

ゆでたまごは簡単で犬も食べやすく、加熱によりアビジンの毒性も無くなるためおすすめの食べ方です。大型犬の場合は卵1個を半分にして、1日2回に分けて与えるくらいなら太る心配も無く効率的に栄養素を取り入れることが出来ます。

茹で方は、固茹でが推奨されていますが、卵黄は生で食べても大丈夫なので少し半熟くらいで与えても問題ありません。

犬が卵を食べることで得られる栄養素(※1)

卵

卵は犬が必要とする栄養素が豊富に入っているスーパーフードです。

与えすぎると逆に体調不良の原因となってしまうので、犬に適した量を守って上手に栄養素を取り入れましょう。

タンパク質

卵に含まれているタンパク質は良質な筋肉をつくり、被毛の状態を整える働きがあります。人間でも筋トレをしている人がゆで卵をよく食べているのはタンパク質を補うためです。

動物性タンパク質は犬の体でも消化しやすいため、健康を保つためには欠かせない栄養素となります。

コリン

コリンは循環器や脳の機能に必要な栄養素です。肝臓で合成されますが、犬の体で作られる分だけでは必要量を補うことが出来ません。その為、ドッグフードや卵のようにコリンを含む食べ物から補うことが必要となります。

卵以外では大豆やレバーなどに多く含まれています。

ビオチン

卵黄に含まれるビオチンとはビタミンB郡のひとつです。

ブドウ糖やアミノ酸など代謝に関わる酵素を助ける働きがあり、犬の皮膚や被毛を健康に保つために欠かせない栄養素です。

卵を食べて犬に必要な栄養を補いましょう。ただしアレルギーには注意が必要

卵

卵には犬に必要な栄養素が詰まっているので、適切な量を与えることで健康効果が期待できます。しかし、中には人間と同じく卵アレルギーを持つ犬もいるので注意してくださいね。最初は少量与えて様子を見て、問題がなさそうであれば犬の体重に合った量を食べさせてあげましょう。

 (※1)参考文献:日優犬高松

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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