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犬もパクチーを食べられる?与える際の注意点やメリットを解説します

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独特な香りが特徴的で、最近は専門店もあるほど人気のパクチーですが、果たして犬が食べても大丈夫なのでしょうか。飼い主の立場になってみると、愛犬には少しでも体に良いものを与えたいという気持ちがありますが、人間にとってはよいものでも犬にとっては有害になることがあります。ここでは、犬に与えても問題はないのか、またパクチーに含まれる成分や与え方の注意点などをご紹介します。

犬もパクチーを食べられる?与える際の注意点やメリットを解説します

目次

  1. 犬にパクチーを与えても大丈夫?
  2. パクチーが健康に良いといわれる理由とは
  3. 全てのハーブが安全なわけではない
  4. パクチーを愛犬のごはんに上手に取り入れよう

犬にパクチーを与えても大丈夫?

パクチー

さっそくですが、犬にもパクチーを食べさせても大丈夫なのでしょうか?もし良い場合は与える時に注意点があるのでしょうか。それぞれ詳しくご紹介します。 

パクチーは犬が食べても大丈夫な食材

パクチー(英語でコリアンダー)はハーブの一種です。薬膳では食欲が低下している際に取り入れられ、デトックスの効果も期待できます。

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)によると、パクチーを犬に食べさせても大丈夫とされています。パクチーには豊富な栄養素が含まれており、人だけではなく犬にとっても魅力的な食べ物であると言えます。

パクチーは捨てるところがない?!

パクチーは葉や茎、根、種に至るまですべて食べることができます。

ふさふさ柔らかい葉っぱ部分は生で与えても加熱して与えても大丈夫です。しかし消化不良を起こすこともあるので、細かく刻んであげるのがおすすめです。

少し硬いので細かく刻みましょう。シャキシャキとした食感が楽しめますが、愛犬に与える場合は茹でてあげると食べやすいです。

根っこ

魚や肉の臭み消しにも使える根っこの部分も、食べても大丈夫です。泥をよく落とし、細かく刻んで使いましょう。

スパイスとなる部分です。積極的にあげる必要はないですが、粉末にしたものはトッピングとして活用できそうです。余談ですが、カレーに欠かせないスパイスである「コリアンダー」はパクチーの種を乾燥させたものなんですよ。

犬にパクチーを与える際の注意点

パクチーは犬にとっても有害なものではありません。しかし犬に与える際には何点か気をつけなければいけないことがあります。

まず、アレルギーの有無をチェックしましょう。同じセリ科のセロリやパセリ、人参、三つ葉などのアレルギーがある場合は注意する必要があります。

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また、パクチーは食物繊維が多く消化しにくい食材であるため、与えすぎると消化不良を起こし下痢などになってしまうこともあります。できるだけ細かく刻み他の食品に混ぜてあげると犬は食べやすいです。トッピングとして普段の食事に取り入れてあげるのがおすすめです。

パクチーの独特な香りは人間でも苦手な方が大勢いますが、犬にとっても同じことがいえるので、愛犬が少しでも嫌がるのであれば無理に与えるのは避けましょう。

パクチーが健康に良いといわれる理由とは

柴犬 走る

ベトナム料理や中華料理にも使われるパクチーですが、香りが独特なため、日本では避けられる傾向にありました。しかし最近では、栄養素が豊富に含まれていることもあり、年々人気が高まっています。 

パクチーに含まれる成分

主にベトナム料理など東南アジアの料理でよく使われるパクチーの栄養成分についてご紹介します。

パクチーは100gあたり23kcalとローカロリーでありながら、ケルセチンやケンペロールなどの抗酸化性プロフェノールフラボノイドが含まれています。また、ビタミンB1、B2、C、Eの他、ベータカロテンや食物繊維も豊富に含まれています。

そのため、粘膜や皮膚の健康を保ったり、免疫力や代謝のアップ、アンチエイジング効果などが期待できます。

ビタミンB

エネルギー代謝を支える働きがあるため、粘膜や皮膚を健康に保つ効果が期待できます。不足すると疲労の原因となる可能性があります。

ビタミンC

コラーゲンの生成を助けます。ストレス軽減や免疫力を高める働きがあると言われており、また、ビタミンCの持つ抗酸化作用には、動脈硬化や老化の防止も期待されています。

ビタミンE

抗酸化作用が強いビタミンで、若返りのビタミンと呼ばれている栄養素です。動脈硬化をはじめとする様々な病気の予防や、アンチエイジングにも効果があることで知られています。

βカロテン

体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAには抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果や視力を保つ効果が期待できます。

また、免疫力を高めてくれるのでガンや心臓病の予防に対しても有効であると考えられています。

食物繊維

腸内環境を整えたりコレステロールを下げる効果があることがわかっています。

リナロール・ゲラニオール・ボルネオール

カメムシに喩えられるパクチーの匂いの元です。消化吸収を促す働きがあります。

全てのハーブが安全なわけではない

バジル

決して全てのハーブ類が安全というわけではないので、家庭菜園でハーブを育てる際や、愛犬に食べさせる際には事前に十分調べるようにしてください。誤って食べてしまうと、犬にとって危険なハーブも中にはあります。

パクチー以外に犬が食べることのできるハーブと食べてはいけないハーブをそれぞれ紹介します。

食べてもよいハーブ 

  • バジル
  • ミント
  • ローズマリー
  • オレガノ
  • タイム
  • カモミール
  • ローズヒップ など

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食べてはいけないハーブ

  • ヨモギ
  • ジャスミン
  • ユーカリ
  • マリーゴールド など

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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