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チワワのしつけの時期や注意点は?特徴や性格によるポイントも解説

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大きな目が特徴的な世界最小の犬種であるチワワは、誰が見ても愛らしいですよね。

賢く勇敢な性格を持ちますが、飼い主さんがしつけのポイントを抑えないと問題行動に悩んでしまうことも少なくありません。

今回はチワワのしつけの時期やポイント、注意点について解説します。

チワワのしつけの時期や注意点は?特徴や性格によるポイントも解説
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目次

  1. チワワの特徴・性格
  2. チワワの問題行動
  3. チワワのしつけの時期
  4. チワワのしつけのポイント
  5. チワワのしつけの注意点
  6. チワワのしつけグッズ
  7. まとめ

チワワの特徴・性格

チワワの全身

チワワは以下の特徴や性格を持っています。

  • 特徴1.愛らしい外見
  • 特徴2.お手入れがしやすい
  • 特徴3.多くの運動量を必要としない
  • 性格1.賢く勇敢・好奇心旺盛
  • 性格2.愛情深い
  • 性格3.臆病で怒りやすい

チワワをしつけたい場合、まずチワワの性格や特徴を理解することが大切です。

順番に確認して、しつけのポイントへとつなげていきましょう。

特徴1.愛らしい外見

チワワといえば、まず一番に愛らしい外見を想像する方も多いのではないでしょうか。

チワワは世界最小の犬種です。

体重はオスメスともに1.5~3kg程度が平均で、アップルドームとよばれる丸みを帯びた頭に、大きな立ち耳を持っています。

鼻も口も小ぶりであるため、ただでさえ大きな目はより強調されています。

顔に比べて体が小さく引き締まっているため、より目に惹きつけられてしまうのでしょうか、潤む瞳を見ているといつまでも可愛がりたくなってしまいますよね。

特徴2.お手入れがしやすい

チワワはお手入れのしやすい犬種です。

チワワの被毛は短い毛が密集しているスムースコートと、柔らかく長い毛で覆われたロングコートの2種類に分けられます。

どちらのタイプの被毛も伸びるのはゆっくりであるため、トリミングは基本不要です。

自宅でブラッシングを行うだけで被毛を維持できるため、中々トリミングサロンに連れて行けない飼い主さんにもぴったりな犬種でしょう。

お手入れしやすいと書きましたが、チワワを含め犬を飼ううえでブラッシングやシャンプー、歯磨き、爪切りなどの日常ケアはかかせません。

特にチワワは歯周病を起こしやすい犬種でもあるため、歯磨きは念入りにおこなってください。

特徴3.多くの運動量を必要としない

チワワは小さい体格であるため、多くの運動量を必要としません。

体格に見合わない運動量を求めてしまうと、腰や膝に負担がかかってしまう恐れもあります。

ただし、いくら運動量が少ないといっても飼い主さんとの遊びや、室内運動だけでは足りません。

チワワは性格や体力によって差はありますが、1日2回、20~40分程度の散歩が必要です。

ほかの犬と触れ合うことで社会性も身につきます。

夏場は熱中症に注意して、適切な時間に散歩を行いましょう。

性格1.賢く勇敢・好奇心旺盛

チワワの性格は賢くて勇敢、そして好奇心旺盛です。

見た目からおとなしく穏やかな性格であると思う方も多いため、チワワを飼う前は性格についてよく把握しておくとよいでしょう。

この後紹介する臆病な面も持ち合わせますが、慣れた人や飼い主さんの前では何にでも興味を持ち、活発に動き回る性格です。

性格2.愛情深い

チワワは愛情深い性格です。

最初こそ警戒心が邪魔をするため初対面の人にいきなり懐くことは考えづらいですが、一度この人が飼い主だと認めれば愛情を一心に注ぎます。

賢いため飼い主さんの気持ちを敏感に察知し、甘えん坊な面もあるため常に傍に居てくれようとするでしょう。

常に離れずにいると分離不安を起こしてしまう可能性もあるため、適度に離れることも必要です。

しかし、犬と多くの時間を一緒に過ごしたい飼い主さんにとってはぴったりな犬種といえます。

性格3.臆病で怒りやすい

賢く愛情深いチワワですが、臆病で怒りやすい一面も持ち合わせています。

チワワは体が小さい分敏感に物音や気配を察知し、警戒心を発揮します。

我慢の限界に達して急に怒り出すこともあるため、「キレやすい」と感じる方も少なくありません。

飼い主さんは愛犬が何に対して恐怖心を持ち、何をされたときに怒るのか状況把握をして理解することが必要です。

チワワの問題行動

甘噛みをするチワワ

チワワの問題行動として多く挙げられるのは、以下の3つです。

  • 無駄吠え
  • 噛み癖
  • トイレの粗相

順番に見ていきましょう。

無駄吠え

チワワは無駄吠えの多い犬種です。

無駄吠えの原因には要求や嫌悪感、恐怖心が考えられます。

チワワは小さく臆病な面を持ち合わせていることから、人間であれば反応しない音に対しても警戒心を発揮してしまいます。

吠える行為自体は犬にとって自然なことですが、人間社会で暮らしていく以上は無駄吠えはできる限り抑えなければいけません。

飼い主さんや飼い主さんの家族だけでなく、周囲の家への迷惑を考えて、無駄吠えを止めさせるしつけを行いましょう。

噛み癖

チワワは噛み癖が問題行動に挙げられることの多い犬種です。

チワワの小さい口で甘噛みをする様子は、幼い子供に指を吸われているようで、飼い主さんにとっては愛らしい姿かもしれません。

しかしいつまでも甘噛みを許していると、徐々に本気で噛みついてくるようになってしまう危険も考えられます。

飼い主さんはもちろん、散歩中に近づいてきたほかの犬や子供に噛みついてしまったら大変です。

チワワが噛むのには、要求や恐怖心などさまざまな理由があります。

飼い主さんは愛犬に、噛むことで意志が通じるわけではないと教えなければなりません。

トイレの粗相

チワワは基本的には室内で飼う犬種のため、トイレトレーニングをしっかりと行わなければいけない犬種です。

トイレのしつけをせず放っておくと、好き勝手にいろんな場所で粗相をしてしまい、部屋にニオイが染みついてしまいます。

また片付けも大変でしょう。

チワワは賢い頭脳を持つ犬種のため、正しい時期に正しい方法でしつけをすれば飼い主さんが思っているよりずっと早くしつけができます。

次からはチワワのしつけのポイントについて見ていきましょう。

チワワのしつけの時期

チワワの仔犬

チワワのしつけの時期はできるだけ早く、仔犬の頃から行いましょう。

特に生後3〜12週齢の時期は社会化期とよばれ、飼い主さんとの絆の形成や多くの問題行動の予防に非常に重要です。

社会化期にさまざまな刺激に触れ、自宅以外の場所を訪れ、多くの人と触れ合うことで警戒心を必要以上に持たせない性格の基礎ができあがります。

多少の警戒心は必要ですが、臆病な面が出過ぎないことで問題行動を抑えることができますよ。

トイレのしつけは、家に迎えたその日から始めましょう。

最初は言葉がわからない仔犬でも、繰り返しトイレに連れて行き声かけをすることで覚えていきます。

仔犬を迎えたらとにかく早くしつけを行うことが必要ですが、成犬であっても根気強くしつけを行うことで、問題行動は減らせます。

しつけを行わず成犬になった場合や、成犬を家族に迎えた場合でも諦めず、時間がかかるものと覚悟したうえでしつけをしていきましょう。

チワワのしつけのポイント

ポイント

チワワの問題行動で挙げられる無駄吠えや噛み癖、トイレトレーニングについてしつけのポイントを見ていきましょう。

無駄吠えのトレーニング

無駄吠えのトレーニングのポイントは、まず原因を探ることが大切です。

無駄吠えには主に以下の3つの原因があります。

  • 要求
  • 警戒・恐怖
  • 退屈など

原因を特定し、解消してあげることで無駄吠えをしなくなる可能性は高いといえるでしょう。

しかし無駄吠えが癖になってしまっている場合、吠えないようしつけを行う必要があります。

無駄吠えをやめさせるには、吠えたら以下のようなもので気を逸らすことが大切です。

  • 「シッ」「ノー」「ダメ」など注意する
  • 犬の見えないところで大きな音を立てる

犬が吠え始めた瞬間に注意をすることで、吠えることがいけないことだと理解してくれます。

このとき注意する声は短く低く、普段話しかける声と違う声音を出すことで、飼い主さんが怒っていることを伝えましょう。

また、吠え始めた瞬間に犬の見えないところで大きな音を立てて驚かせ、吠えるのをやめさせる方法もあります。

大きな音を立てるには空き缶を投げたり、新聞紙で床を叩いたりすると大きな音が出るのでおすすめです。

このとき、犬に飼い主さんが立てている音だと悟られてはいけません。

自分が吠えたら大きな音が鳴ると理解すれば、無駄吠えをやめてくれます。

空き缶を使う場合は決して犬に当たらないよう、気をつけて投げてくださいね。

噛み癖のトレーニング

噛み癖を直すには、以下の3つの手順を行いましょう。

  1. 噛まれたら「痛い!」と叫ぶ
  2. 黙って立ち上がり、チワワを残して部屋を出る
  3. 何事もなかったかのように戻る

まず愛犬に噛まれたら、たとえ甘噛みでも「痛い!」と叫びましょう。

次に犬が口を離したら、話しかけず触らず黙って部屋を出て行きます。

数分経ったら何事もなかったかのように部屋へ戻り、また普段と同じ接し方で愛犬に触れてください。

犬が再び噛んだらまた、叫ぶところから繰り返します。

このように自分が噛むと飼い主さんは痛みを感じ、遊んでくれなくなると犬が理解できれば、噛む回数は徐々に減っていくでしょう。

トイレトレーニング

チワワのトイレのトレーニングは、以下のステップで行いましょう。

  • サークルから出さずにトイレのタイミングを観察する
  • トイレのタイミングになったら移動させる
  • フリースペースに出して遊べるようになったら自分から行けるよう仕向ける

トイレトレーニングはなるべく早く、仔犬を迎えたその日から始めることが大切です。

チワワは賢いため幼い頃よりトレーニングをすると、早くトイレを覚えてくれます。

最初はチワワの様子を確認し、何をした後にトイレをしたがるか観察してください。

トイレのタイミングや間隔ごとに飼い主さんがトイレへと移動させ、成功したら大げさに褒めましょう。

5分程度粘っても出ない場合はまた元のスペースへと戻します。

サークル内でトイレができるようになったらフリースペースへと移動させ、行動範囲を広げていきます。

タイミングごとに飼い主さんがご褒美で誘導し、自分の足でトイレに行けるようにしていきましょう。

このとき「シーシー」「チッチ」など声をかけながら行うと、今後ドッグランやカフェなどの施設でも、トイレの場所が理解できるようになりますよ。

チワワのしつけの注意点

チワワを撫でる手

チワワだけに留まりませんが、犬をしつける際には以下の注意点があります。

  • 態度に一貫性を持つ
  • 褒めてしつける
  • 主導権が飼い主であることを認識させる
  • 愛情を注ぐ

順番に見ていきましょう。

態度に一貫性を持つ

しつけの態度は一貫性を持ち、決してぶれないように注意しましょう。

たとえば先ほどの無駄吠えで紹介した大きな音を立てるしつけ方法は、犬が「自分が吠えたら大きな音が鳴る」と理解して吠えるのをやめるまで続けなければ意味がありません。

今日は面倒だから吠えても放っておこうという日が飼い主さんにあれば、犬は吠えても音が鳴る日と鳴らない日があり、混乱してしまうでしょう。

噛み癖のしつけにしても、昨日は痛いと言われたのに今日は言われない、噛んでもいいのかなと思ってしまえばしつけが長引く可能性があります。

全ての問題行動のしつけに一貫性を持ち、短期間で集中してしつけましょう。

また同居家族がいる場合、家族にもしつけ方法を共有することでより早くトレーニングが行えますよ。

褒めてしつける

しつけは褒めて行いましょう。

しつけと聞くとただ犬に厳しく、怒鳴ったり叩いたりする飼い主さんも残念ながら存在します。

しかしその方法では、ただ犬を萎縮させてしまうだけです。

また愛犬が恐怖心を抱いてしまうと警戒心がさらに強くなり、飼い主さんでも制止できない暴れ犬になってしまう危険もあります。

しつけの基本は褒めることです。

怒らず手を上げず、できたことに対しては大げさに褒め、愛犬の成長を促しましょう。

主導権が飼い主であることを認識させる

しつけを行う際はまず、主導権が飼い主さんにあることを認識させましょう。

犬は群れのなかで順位付けを行い、立場に合わせた行動をとる動物だからです。

飼い主さんが自分のリーダー的位置づけの存在で、自分を守ってくれる存在だと認識してもらうため、犬を迎えた日から以下の行動をとりましょう。

  • 飼い主と犬の寝る場所を一緒にしない
  • 愛犬と遊ぶ際は飼い主が終わらせる
  • 飼い主の食べているものを分けて与えない

押さえつけて無理矢理自分がリーダーだ、と服従させる必要はありません。

上記のように少しの行動で、飼い主さんに主導権があると犬に伝えられます。

犬は飼い主さんがリーダーだと認識すると尊敬を示し、指示に従おうとするでしょう。

飼い主さんはそんな犬の信頼に応え、守ったり遊んだりして欲求を満たしてあげ、絆を強めていってください。

愛情を注ぐ

しつけを行うにはただ厳しいだけでなく、愛情を注ぐことが大切です。

失敗しても怒らず、できたことは大げさに褒め、日々のケアやスキンシップを欠かさず行いましょう。

言葉がわからない犬でも、飼い主さんの表情や声のトーンで愛が伝わります。

飼い主さんは真っ直ぐに純粋に犬へ愛情を注ぎ、しつけをおこなってくださいね。

チワワのしつけグッズ

タッチするチワワ

犬のしつけには、さまざまな方法があります。

愛犬に合ったしつけを行うため、時にはしつけたい行動によってグッズを活用してみるのもおすすめです。

例えば無駄吠えであれば前述したとおり、大きな音を出すための新聞紙や、空き缶を使うのがよいでしょう。

噛み癖のしつけを行いたい場合、舐めたり噛んだりしたら苦い味のするスプレーやペーストが販売されています。

トイレトレーニングにはトイレのしつけができる用に考えて作られたケージや、トイレの意味がわからずシートを破いてしまう犬に向けて、破れにくいシートも売られています。

ほかにも散歩時の引っ張り癖を直すには引っ張り防止用ハーネス、犬のコントロール時の訓練にはロングリード、退屈をしのぐにはコングが使えるでしょう。

しつけのご褒美にフードポーチを飼い主さんお気に入りのものにすれば、しつけへの意欲も高まります。

そのときに行いたいしつけに応じて、便利なしつけグッズを取り入れて楽しんで取り組んでくださいね。

まとめ

上目遣いのチワワ

今回はチワワの基本的な特徴や性格、問題行動から、しつけの時期やポイント、注意点をまとめました。

チワワは愛らしい見た目に反して、意外に勇敢で好奇心の多い性格です。

臆病で好奇心も強いため、一緒に過ごすなかで無駄吠えや噛み癖などの問題行動も出てくる可能性があります。

今回紹介したしつけの注意点を確認し、必要であればグッズも利用してみましょう。

飼い主さんもチワワも楽しんでしつけができるように、工夫して合った方法を探ってみてくださいね。

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この記事のライター

satoko

わんちゃん大好きなドッグライターです!愛犬のコーギーに癒される日々を送っています。皆さんにとって有益な情報を発信できるよう頑張ります!

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