banner

banner

犬と一緒に寝るのはいいことだらけ?デメリットや注意点を解説

お気に入りに追加

みなさんは夜、愛犬と一緒に寝ていますか?最近の調査データによると、犬や猫の飼い主さんの半分ほどがペットと同じ部屋、あるいは一緒のベッドで寝ていることが分かっています。犬と一緒に寝ることは基本的には好ましくないことであると捉えられがちですが、実はたくさんのメリットがあるとも言われているんです。この記事では、愛犬と一緒に寝るメリットやデメリットに加え、愛犬と一緒に寝るときの注意点について詳しく解説していきます。

犬と一緒に寝るのはいいことだらけ?デメリットや注意点を解説

目次

  1. 犬と一緒に寝るメリットって?
  2. 犬と一緒に寝ることにはデメリットも
  3. 犬と一緒に寝る際に気をつけること
  4. 愛犬との幸せな時間を堪能しよう

犬と一緒に寝るメリットって?

犬
varjag

 犬と一緒に寝るのは、現代ではごく普通のこととなっています。しかし、実は犬と一緒に寝る習慣は、昔からメリットが多いものだと信じていた人々もいます。オーストラリアのアボリジニーは、暖をとるために犬やディンゴと一緒に寝ていました。また、その犬たちが悪の魂から自分たちを守ってくれると信じていたのです。

まずは、犬と一緒に寝るメリットを紹介していきます。

幸せな気持ちになる

 犬と寝ていると人も犬も幸せな気持ちになります。現代はストレスに悩む人が多く、日常の中の小さな幸せを大切にしなければいけません。犬の可愛い顔と冷たい鼻に目をさますのは最高の気分です。一日のスタートをポジティブで愛に溢れたものにしてくれます。 

安心感が得られる

 犬は人間よりも睡眠が浅く、常に警戒している状態で、異変があればすぐに教えてくれます。そのため、人間は安心して寝ることができます。

また、安全面だけではなく、犬の存在自体が安心させてくれます。極度な心配症の人などは犬がいるだけで心の安らぎを得られることが研究でも発見されています。

犬は温かい

 犬は温かいです。これは歴史上で犬と人が一緒に寝てきた最大の理由です。夏は少し暑苦しいと感じることがあるかもしれませんが、冬にはこれは大きなメリットとなります。

犬と一緒に寝ることにはデメリットも

犬
Pexels

 犬と一緒に寝るには残念ながら、いくつかのデメリットもあります。ここでは犬と一緒に寝る前に考慮すべきデメリットを紹介していきます。 

犬アレルギー

 犬と一緒に生活をしていてアレルギー反応が出ない人でも、犬と一緒に寝ることでアレルギー反応が出る場合があります。アレルギー反応が出た場合は医者に相談し、犬と寝るのをやめたほうがいいかどうかを判断するようにしてください。 

睡眠の質に支障が出ているかも

 人は1日に1度、長い睡眠をとります。しかし、犬は1日の睡眠時間を3つほどに分けて、睡眠をとります。そのため、犬は人が寝ている間に何度か目を覚まし、動き回ることがあります。これは人の睡眠の質に支障をもたらすことがあるということが研究で発見されており、注意が必要です。犬と一緒に寝る場合は、自分がしっかりと休息を取れているかを同時に見極めることが大切です。 

ノミ・ダニ

 犬のノミやダニ対策がしっかりとできていないと、人もノミ・ダニの被害にあう危険性があります。ノミ・ダニは命を危険に晒す病気の原因になりますので、そのための対策は犬と一緒に寝ていても、寝ていなくてもしっかりとするようにしてください。 

病気が感染する危険性

 犬と一緒に寝ることで病気に感染する危険性があります。犬から人にだけではなく、人から犬にも病気が感染することがあります。犬と人の間で病気が感染する可能性は極めて低いにもかかわらず、リスクを承知することが大切です。 

犬と一緒に寝る際に気をつけること

犬
Chris_69

 犬と一緒に寝ることには何点かデメリットがありますが、いくつかの点に注意しておけば、リスクをさらに低くできます。 

寝かせる位置に配慮しよう

 犬と一緒に寝る上では、睡眠中に思わぬ事故が起こることもあります。寝る際は人間の生活エリアに犬が足を踏み入れることになるため、テーブルの上やごみ箱をいたずらして誤飲をしてしまう危険性が高まります。また、小型犬の場合は、眠っている間に誤って押しつぶしてしまったり、ベッドから落ちてしまうなどによって怪我のリスクもあります。

例えば、高さのあるベッドではなく布団にしたり、同じ空間で寝る場合でも枕元に愛犬用のベッドを置くなどして安全面に配慮するようにしましょう。

人と犬の体調の変化に注意

 人と犬の体調に注意し、異常があれば少しの間だけでも寝る場所を分けるのが大切です。こうすることで人と犬の健康を守り、病気の感染や睡眠不足を防止することができます。 

犬の体を清潔に保とう

 犬のブラッシングやシャンプーをし、清潔に保つことは非常に大切です。犬の抜け毛を減らし、ベッドや部屋を清潔に保つのに役にたつだけではなく、アレルギー反応の症状を緩和することにも繋がります。 

愛犬との幸せな時間を堪能しよう

犬
JACLOU-DL

 犬と一緒に寝るのはもちろんメリット・デメリットはあります。しかし、いくつかの注意点を覚えておくと、リスクを大幅に減らすことができます。十分に注意した上で、愛犬との幸せな時間を過ごしてください。

こちらの記事もチェック

犬が「腕枕」で寝るのが好きな理由は?愛犬の心理や腕枕をする際の注意点などご紹介

あわせて読みたい

犬が「腕枕」で寝るのが好きな理由は?愛犬の心理や腕枕をする際の注意点などご紹介

愛犬を抱きしめながら眠るのは、犬を育て始めた飼い主さんにとって憧れるシチュエーションの1つかもしれません。しかし、実際には衛生面やしつけ面・寝ている間に愛犬をつぶしてしまわないかが心配で、本当に愛犬に腕枕をして寝てもいいものなのか悩ましいところですよね。夜中に愛犬がするりと腕の中に入ってきて、気付いた時には腕枕で寄り添って寝ていた・・・なんてことも十分にあり得るシチュエーションです。そこで今回は、犬が腕枕で寝るのが好きな理由や、飼い主さんが一緒に寝るときに腕枕をする際の注意点などを解説していきます。

なぜ犬は飼い主の上で寝る?可愛すぎる理由があった!

あわせて読みたい

なぜ犬は飼い主の上で寝る?可愛すぎる理由があった!

犬が自分の身体の上で寝ている姿を見ると、とっても癒やされますよね。もっとフカフカで快適な寝床があるのに、なぜ自分の上で寝るのだろうか?と考えたことはありませんか?実は、犬が飼い主のお腹や足の上で寝るのにはちゃんとした理由があったんです。また、寝姿によっても犬の気持ちや状態は微妙に異なります。今回は、犬が飼い主の上で寝る理由、犬が人の上に乗る行動を許してはいけない場合、寝姿から分かる犬の気持ちについてご紹介します。

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード