犬の肉球の間が赤いのは大丈夫?指間炎とは?対処法や予防方法を解説

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犬の肉球の表面は厚い皮膚で覆われており、その中にはクッション性の高い皮下組織が詰まっています。肉球には、大事な足を保護するとても大切な役割がありますが、素足で生活しているため、しばしば肉球の間が赤くなるなどのトラブルが起きることがあります。今回は、肉球の周辺が赤くなる原因や自宅でできる対処法、予防対策などについて解説します。

犬の肉球の間が赤いのは大丈夫?指間炎とは?対処法や予防方法を解説

目次

  1. 犬の肉球の間が赤いときに見られる症状
  2. 犬の肉球の間が赤い原因
  3. 犬の肉球が赤いときはどうしたらいい?
  4. 犬の肉球トラブルの予防対策
  5. 肉球を守るために日々状態をチェックしよう

犬の肉球の間が赤いときに見られる症状

犬の肉球
natalieparham Unsplash

 肉球の間が赤くなっているときは、指間炎(しかんえん)が疑われます。指間炎になると肉球の間が赤くなるだけでなく、痒みや痛み、腫れなどの症状も見られます。また、違和感があることで犬がしきりに舐めてしまい炎症が悪化すると、化膿や出血などの症状を引き起こす場合もあります。 

気をつけたいポイント

 犬が肉球を噛んでいたり、しつように舐めていたりするときは要注意です。炎症している箇所に触れれば触れるほど症状が悪化してしまうため、愛犬の様子がおかしいと思ったら、すぐに肉球の状態を確認しましょう。 

犬の肉球の間が赤い原因

犬の手足
tobiastu Unsplash

 指間炎は何らかの原因により、四肢の指の間や肉球の間に炎症が起きる病気です。指間炎の原因には、以下のようなものが挙げられます。 

  • 外傷や汚れによる雑菌の繁殖
  • 皮膚炎
  • ストレス

肉球は直接地面に接する部分なため、ダメージを受けやすいパーツです。例えば、高温になっているアスファルトの上を歩けば火傷を、鋭利なものを踏んだりすれば傷がついてしまいます。 

皮膚炎やストレス

 アレルギー性皮膚炎や強いストレスなどにより、同じ箇所を何度も舐めることで指間炎を誘発し、肉球の間が赤くなっている場合があります。

外傷や汚れ

 肉球に傷口ができると犬はその部分が気になってしまい、しつように舐めてしまうことが多々あります。そして、それが原因で雑菌が繁殖し指間炎を招いてしまうのです。 

犬の肉球が赤いときはどうしたらいい?

犬が手を気にしている
Didgeman

 肉球の間が赤くなり炎症が起きてときは、とにかくその部分に触れさせないようにすることが重要です。 

自宅でできる対処法

 犬の首にエリザベスカラーを装着し、肉球やその周辺を舐めたり噛んだりできないようにしましょう。

炎症は動物病院から処方される外用薬や内服薬を使って治していきますが、犬が患部に触れてしまうと症状がぶり返してしまい、完治するのに時間がかかってしまいます。よって、エリザベスカラーを装着して患部を保護してあげると、回復しやすくなります。 

犬の肉球トラブルの予防対策

犬
Winsker

 犬の肉球は衝撃から足の関節や腰を守ったり、ブレーキの役割をしたりなど、重要な役割をしています。そんな大切な身体の一部である肉球にトラブルが起きないよう、日頃から以下のような予防対策をしておきましょう。 

外傷に気をつける

 肉球は直接地面につく場所なため、特に気をつけたいのが外傷です。夏場はアスファルトの熱で肉球がやけどしないよう、涼しい時間に散歩をさせるなどして足を守ってあげましょう。

また、散歩時はガラス片など鋭利なものが落ちていないか、足元を注意しながら愛犬と歩くようにしましょう。 

清潔に保つ

 肉球が汚れていると雑菌が繁殖することがあります。散歩から帰ってきたら、乾いたタオルで肉球を軽く拭いてきれいにする、もしくは汚れがひどい場合は足を洗うなどして清潔に保つよう心がけましょう。

なお、足を洗った際は濡れたまま放置していると指や肉球の間が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるため、しっかりと乾かすようにしましょう。 

伸びすぎている毛をカット

 毛が肉球に被さっている場合は伸びすぎです。肉球が見えるぐらいにカットしてすっきりさせましょう。肉球の周りには汗腺があるため、毛が無駄に密集していると汗により肉球の間が蒸れて、雑菌の繁殖を招くことがあります。 

保湿クリームを塗る

 空気が乾燥ぎみになる冬場は、肉球が乾燥しやすくなります。肉球の乾燥はひび割れの原因になるため、肉球がカサカサしている場合は、肉球専用の保湿クリームを塗って潤いを与えてあげましょう。 

肉球を守るために日々状態をチェックしよう

犬の肉球
shannonsmith

 犬の肉球の間が赤くなっているときは、何らかの原因により炎症が起きているサインです。犬が患部を舐めたり噛んだりするとなかなか完治しないため、エザベスカラーを装着するなどして、とにかく触らせないようにしましょう。

日頃から肉球の状態をチェックし、必要に応じて保湿クリームを塗る、肉球の間の毛をカットするなどのケアを行い、大切な肉球を守ってあげてください。

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