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愛犬の鼻がカサカサに!犬の鼻が乾燥する理由や乾燥対策をご紹介

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普段は冷たく湿っている犬の鼻が、乾燥していて心配になったことはありませんか?犬の鼻は、湿った状態も乾いた状態も生理的に見られます。そして、その湿り具合は1日の中でも変化します。ここでは、犬で鼻が乾燥する理由やケアの方法についてご紹介します。

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目次

  1. 犬の鼻が乾燥する原因は?
  2. 犬の鼻から血が出る・カサカサ鼻にはケアが必要
  3. 犬が鼻を乾燥させずに保湿する理由
  4. 犬の鼻の乾燥具合を日々観察してほしい

犬の鼻が乾燥する原因は?

犬の花
Jade87

 犬の体調不良が鼻に現れることはありますが、鼻が乾燥しているだけで体調に問題があると一概には言えません。一般的に犬の鼻は、起きているときはひんやりと湿っており、寝ているときは温かく乾燥ぎみになります。

乾燥の程度には個体差があり、高齢犬では乾きぎみであったり、屋外飼育でよく日光に当たる犬や、ヒーターの前やこたつの中を好む犬も乾燥しがちです。

ただし、次のような場合は注意が必要です。

  1. 日焼け
  2. 重度の脱水状態
  3. 鼻水
  4. 皮膚病

1.日焼け

 犬の鼻が乾燥し、赤くなったり皮がむけてしまっている場合には日焼けの疑いがあります。特に鼻の色が薄い犬では日焼けのリスクが高いとされています。米国ドッグアジリティー協会では、日焼けを繰り返すと皮膚がんの原因となるため、犬の鼻をケアすることは重要であると提唱しています。 

2.重度の脱水状態

 犬が重度の脱水状態になると、皮膚の弾力が低下したり目の下にくぼみが見られ、鼻が乾きぎみになります。

自宅でできる脱水状態のチェック方法としては、皮膚をつまみ上げて戻り方を見る方法があります。肩甲骨の辺りには皮膚に余裕があるので、テントを作るように三角につまみ上げ、そっと離します。健康な状態であればすぐに体に沿うように戻りますが、3秒以上かかる場合には重度の脱水を起こしている疑いがあります。

3.鼻水

 鼻水が出ていると、鼻の頭がいつもより湿った状態になることがあります。鼻水の原因として考えられるものには、異物が鼻に入ることやアレルギー、犬ジステンパーなどの感染症、口腔内の病気からの波及などがあります。 

4.皮膚病

 犬の鼻にかさぶたや傷が見られたり、皮がむけている場合には皮膚病の可能性があります。この状態が長引くと色の淡い鼻では色素が沈着したり、角化が進むことで鼻の先が硬くなり、更に進行するとひび割れてしまうこともあります。 

犬の鼻から血が出る・カサカサ鼻にはケアが必要

犬の鼻
85Miranda

 加齢により徐々に鼻が乾燥してきている場合や、睡眠時や運動後の乾きであれば正常な状態での乾燥と考えられます。しかし、乾燥の程度がひどく、鼻の表面が硬くなっていたりひび割れている状態であれば、痛みや出血を伴うことがあるためケアする必要があります。

犬の鼻の乾燥をケアするには、保湿クリームやワセリンを鼻に優しく塗りましょう。人用のクリームは犬が舐めると良くない成分が含まれている可能性があるため、犬用の保湿クリームを選んだり、獣医さんに相談してから使用するようにしましょう。

犬が鼻を乾燥させずに保湿する理由

鼻を舐める犬
TechPhotoGal

 犬の鼻は湿っていることが多いですが、これは舌で鼻を舐めることや鼻にある腺からの分泌液によるものです。適度に湿らせておくことで、次のような役割を果たしています。 

  1. 体温調節
  2. 臭いを感知しやすくなる

1.体温調節

 犬は人と違い、汗腺が少ないため汗をかきにくく、体温調節が苦手です。主に口を開けてハァハァと呼吸する「パンティング」により身体の熱を体外に排出しますが、肉球や鼻に存在する汗腺から汗をかくことでも体温を調節しています。 

2.臭いを感知しやすくなる

 犬は嗅覚が優れていることで有名であり、臭いの種類によっては人の一億倍まで感知できるとされています。湿った鼻で臭いをキャッチし、吸収しやすくしていると考えられています。 

犬の鼻の乾燥具合を日々観察してほしい

犬の鼻
realworkhard

 犬の鼻の乾燥具合は、健康状態を知る上での指標になることがあります。特に、食欲低下や元気消失、普段見られないような鼻水を伴う場合などでは何かしらの病気を患っている疑いがあります。日頃から犬の様子を観察し、気になる症状があれば早めに動物病院を受診しましょう。 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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