banner

banner

愛犬に魚を使ったごはんを作りたい!犬に魚を与えるメリットと注意点も

お気に入りに追加

愛犬に対する健康志向が高まっている中、愛犬のためにごはんを手作りする飼い主さんが増えています。今回は「愛犬のための魚を使った料理」について、栄養素や与える時の注意点と合わせて、犬に作ってあげたい魚料理のレシピを紹介します。魚と言えば、犬よりも猫のイメージがあるかもしれませんが、実は犬にとっても豊富な栄養素が満載なので、要注目です!

愛犬に魚を使ったごはんを作りたい!犬に魚を与えるメリットと注意点も
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. 愛犬に魚を食べさせるメリットって?
  2. 犬に魚を与える際に気をつけること
  3. 魚を使ったごはんのレシピ
  4. 手軽に作れるトッピングからはじめてみて

愛犬に魚を食べさせるメリットって?

魚料理

 「肉食」と言うと牛肉や豚肉などの動物の肉のイメージがありますが、魚は動物の肉と同じようにタンパク質が豊富に含まれており、肉食の犬の嗜好に合う食べものと言えます。もちろん魚の種類によって「サーモンはイマイチ」「マグロは好き」等の好みはありますし、魚によって含まれる栄養素は異なりますが、魚には肉に含まれていない栄養素がたくさん含まれています。それらは、犬の健康な体をつくるために重要な働きをするものでもあります。

また、魚に含まれるたんぱく質は消化しやすく、犬の体にも負担をかけにくいものです。このような理由で、ドッグフードの原材料に魚が使われていることも多くなっていますね。

魚に含まれる栄養素はどんなもの?

 一般的に、魚にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか? 

たんぱく質

 犬の骨、皮膚、内臓、被毛などを作るもとになります。また、体を動かすためのエネルギー源としても働く栄養素です。 

カルシウム

 歯や骨を強くし、健康に保つための働きをします。 

DHA

 犬の健康にも良いとされるオメガ3が含まれている不飽和脂肪酸のひとつです。 皮膚や粘膜の状態を正常に保つ働きをします。 

EPA

 DHAと同じく、魚に含まれる不飽和脂肪酸のひとつです。 血液をサラサラにして、心筋梗塞や脳梗塞の予防に効果が期待できる栄養素です。

犬に魚を与える際に気をつけること

魚料理

 犬に魚全般を与える上で気を付けなければならないことは何でしょうか?項目別に紹介します。 

アレルギーに注意

 肉に比べて、魚はアレルギーを引き起こしにくい食材ですが、初めて犬に食べさせるときは少量から与えるようにしましょう。

小骨に注意

 犬と言えば、なんとなく骨も食べられると思っている方が多いと思いますが、魚の骨は口の中・喉や胃腸に刺さったりするリスクがあります。 重症な場合には手術が必要なこともありますので、犬に魚を与える際は骨・小骨は取り除いてからにしましょう。 

鮮度のいいものを

 イワシやアジなどの青魚はヒスタミン中毒に注意が必要で、青魚を常温で放置すると青魚に含まれるヒスチジンという成分が増えて、中毒の原因となるヒスタミンが発生してしまいます。ヒスタミンが多く発生した魚は加熱処理をしてもその成分が分解されにくく、ヒスタミン中毒を発症してしまう可能性が高くなります。食中毒の原因にもなるので魚は鮮度の良いものを購入し、購入後すぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。 

魚肉・魚卵は加熱すると安心

 魚に寄生するアニサキスによる食中毒は犬も発症します。日本でよく食べられる鮭・サバ・イワシなど多くの魚にアニサキスは寄生していて、生の状態で食べると食中毒になってしまうことがあります。そのため、生魚を犬に与える場合には、アニサキスが寄生していないことを目視でよく確認をし、さらに細切れにする等してアニサキスを死滅させるようにしましょう。

また、アニサキスは熱に弱いため、加熱処理すると安心です。アニサキス食中毒になってしまうと嘔吐・激しい痛みといった症状が出てしまいますので、十分に注意しましょう。

また、魚卵はビタミン・ミネラルが豊富に含まれている食材です。ただし魚卵にもアニサキスが寄生している場合がありますので、愛犬には加熱してから与えるようにしてください。また味漬けされた魚卵は塩分が濃すぎる可能性がありますので、控えましょう。

加工食品の塩分に注意

 加工食品の干物には、塩分が多く含まれるため犬に与えてはいけません。煮干しを与える時も、塩分が少なめの犬用の煮干しを選ぶようにしてくださいね。魚肉ソーセージも避けた方がいいでしょう。 

魚を使ったごはんのレシピ

 愛犬のための魚を使ったご飯レシピをご紹介します。 

【鯛とキノコのミルク煮】

魚料理

 鯛とキノコをつかった栄養満点のミルク煮です。

<材料>

  • 鯛のお刺身 2切れ
  • ヤギミルク 50cc
  • エノキ 少々
  • しめじ 3~4本
  • ニンジン 適量
  • ジャガイモ 適量

*小型犬2回分 

 <作り方> 

  1. ジャガイモとニンジン、キノコはみじん切りにしておきます。
  2. 鍋にヤギミルクと刻んだ野菜を入れ、柔らかくなるまで煮込みます。
  3. 鯛を入れて5分程煮込んだら完成です。 犬に食欲がない時は、ドッグフードにかけてあげると喜んで食べてくれますので試してみてください。

トッピングごはんの書籍

 もっと知りたいという方のためには、こちらの本がおすすめです。この本は初心者さんにも作りやすい、ドッグフードにトッピングできるメニューが盛りだくさんです。栄養満点のドッグフードをさらにパワーアップできる嬉しい1冊になります。 

  • 商品名:わんこの幸せ寿命をのばす トッピングごはん基礎ブック
Amazonで見る

手軽に作れるトッピングからはじめてみて

子犬

 今回は愛犬のための手作りご飯「魚」編をご紹介しました。毎日のごはんを完全に手作りにするのは時間と手間がかかりますので、おやつやトッピングから気軽に始めてみてはいかがでしょうか?愛犬の幸せ寿命を延ばすためにぜひ美味しいごはんを作ってあげてくださいね!

こちらの記事もチェック!

犬にかつおを食べさせても大丈夫?含まれる栄養素と与える際の注意点について

あわせて読みたい

犬にかつおを食べさせても大丈夫?含まれる栄養素と与える際の注意点について

愛犬の健康を守ってあげたいと思うのは、飼い主の当然の心理。犬にとっておいしくて栄養のあるものを与えたいと思っている飼い主さんは多いですよね。この記事では、犬にかつおを与えても大丈夫なのか気になっている飼い主さんに向けて、含まれる栄養素や与えるときの注意点などの情報をまとめました。後半で紹介するレシピを参考にして、愛犬のための手作りごはんに活用してください。

カルシウム豊富な煮干しは犬が食べても大丈夫?愛犬に与える前に確認したい注意点とは

あわせて読みたい

カルシウム豊富な煮干しは犬が食べても大丈夫?愛犬に与える前に確認したい注意点とは

おやつにしたり、出汁を取る際などにも使用できる「煮干し」は、カルシウムをはじめとする栄養素を豊富に含んでいます。カルシウムを多く必要とする犬にも、おやつとして手頃な煮干しを与えたいと考える方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、煮干しを犬に与えても大丈夫なのか?や、煮干しの栄養素や与える際の注意点をご紹介していきます。

banner

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード