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犬にドライフルーツを与えても大丈夫?おすすめの果物の種類や注意点を解説します!

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果実を乾燥させたドライフルーツはとてもおいしいですよね。そのまま食べるのはもちろん、朝ごはんのヨーグルトのお供などにもぴったりの携帯にも便利な食べ物です。果実本来の栄養がたっぷりと凝縮されており、健康的なイメージもあるドライフルーツであれば、愛犬にも食べさせてみたいと考える方もいらっしゃると思いますが、果たしてドライフルーツは犬に食べさせても大丈夫なのでしょうか?この記事では犬が食べてもいいドライフルーツの種類・注意点について説明します。

犬にドライフルーツを与えても大丈夫?おすすめの果物の種類や注意点を解説します!

目次

  1. 犬にドライフルーツを食べさせてもいい?
  2. 犬が食べても大丈夫なドライフルーツとは?
  3. 犬が食べてはいけないドライフルーツは?
  4. 愛犬にドライフルーツをおいしく食べてもらうために

犬にドライフルーツを食べさせてもいい?

犬 ごはんを食べてるようす
kabofoods Unsplash

 果たして全てのドライフルーツを犬に食べさせても大丈夫なのでしょうか?まずはドライフルーツの製法と基本的なスペックを見た上で、食べさせてはいけないドライフルーツ・果物をご紹介します。 

ドライフルーツとは?現代は製法が異なる

 ドライフルーツとは乾燥させた果物のことです。ただ果実を乾燥しただけの昔の製法とは違い、現在の主流となっている製法では果実の水分を糖に置き換えてから乾燥させます。

そのためドライフルーツは果実から水分を取り除いたものとなり、ミネラル・食物繊維・抗酸化物質・糖分がたっぷりと凝縮されています。

犬はドライフルーツを食べても大丈夫?

 ドライフルーツは栄養が凝縮され人間にとっては良い食品ですが、犬にとっては糖質や繊維質の取り過ぎになってしまい下痢や嘔吐の原因となる場合があります。

また、フルーツの中には与えるとアレルギーの原因となる危険な食品もありますが、与える量や使われている果実・添加物に気を付ければ、ドライフルーツは犬に与えても大丈夫な食品の1つです。 

犬が食べても大丈夫なドライフルーツとは?

 それでは、愛犬に食べさせても大丈夫なドライフルーツにはどんな種類があるのでしょうか? 

犬が食べてもいいドライフルーツ|パイナップル

パイナップル
Security

 マンゴーと同じで南国のフルーツというイメージがあるパイナップルですが、食物繊維などの栄養素が豊富で1年中気軽に手に入る人気の高いフルーツです。そんなパイナップルも犬が食べても大丈夫なドライフルーツの1つです。

パイナップルはビタミン類やクエン酸などが豊富です。具体的には食物繊維、ビタミンB1・B2、ビタミンC、またカロテン、カリウム、ブロメリン、クエン酸などの栄養成分です。食物繊維は便秘を改善し、ブロメリンは炭水化物を分解し腸内環境や消化機能の改善につながります。ビタミンCには免疫機能を高めてくれます。

愛犬に食べさせる際の注意点・デメリット

 他の食品と同じようにドライフルーツに加工された場合、栄養素や糖分が凝縮されるので与えすぎると肥満の原因になりますので、注意しましょう。

犬が食べてもいいドライフルーツ|マンゴー

マンゴー
stevepb

 南国フルーツとして人気のマンゴーですが、濃厚な甘み、甘い香りも特徴的です。マンゴーは犬が食べても大丈夫なドライフルーツの1つです。

マンゴーは含まれている栄養素も多く、水分量も豊富な果実です。主な栄養素としてはカリウム、βカロテン、ビタミンE、ビタミンC、葉酸、食物繊維などです。特にβカロテンは体内でビタミンAに変わる成分で皮膚や粘膜を保護してくれます。

愛犬に食べさせる際の注意点・デメリット

 ドライマンゴーは糖分がたっぷりと凝縮されています。与えすぎると肥満になってしまいますので、ほどほどにしましょう。

犬が食べてもいいドライフルーツ|バナナ

バナナ
Security

 バナナは栄養がとても豊富で糖質、食物繊維、血圧を下げる効果のあるカリウム、骨の主な構成成分であるマグネシウムが含まれています。

また、ビタミンB群は動脈硬化予防に効果があり、強い抗酸化作用のあるポリフェノールなどが神経を落ち着かせ、情緒を安定させる効果があるトリプトファンなどの栄養も含まれています。

愛犬に食べさせる際の注意点・デメリット

 バナナはメロンやイチゴ、リンゴよりも糖質が高いので、与えすぎると肥満になる可能性があります。

バナナはカリウムが豊富な食材ですが、腎臓の機能が落ちていると排出されにくくなってしまいます。そうなると、高カリウム血症になる可能性があります。また、バナナにアレルギーがある犬もいますので注意が必要です。

犬が食べてはいけないドライフルーツは?

 ドライフルーツの中には犬が食べると非常に危険なドライフルーツがあります。以下に食べると特に危険なフルーツを紹介します。

犬が食べてはいけないドライフルーツ|レーズン

レーズン
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 レーズンやブドウは犬に食べさせると大変危険な果実として知られています。 詳しい原因はわかっていませんが、急性腎不全を引き起こすことがあります。 

犬が食べてはいけないドライフルーツ|イチジク

イチジク
Pixabay Pexels

 イチジクには「フィシン」という犬には強すぎる整腸作用を持つ酵素や「ソラレン」という下痢や嘔吐をする成分を持ちます。天然ゴムアレルギーに似ている成分「ラテックスアレルギー」も出ています。 

犬が食べてはいけないドライフルーツ|プルーン

プルーン
larsoncoach

 プルーンには「アミダグリン」という青酸中毒の原因となる物質が葉や茎に含まれていて、誤飲すると大変危険です。また、果肉にはカリウムが多く含まれており「高カリウム血症」になる危険があります。 

愛犬にドライフルーツをおいしく食べてもらうために

ドライフルーツ
Alexas_Fotos

 栄養素がギュッと詰まったドライフルーツですが、大切な愛犬におやつとして食べてもらいたいと思っている飼い主さんも多いものです。しかし、果実の中には犬に与えては危険な果実があり、特に気を付けなければいけません。

また、犬が食べられるドライフルーツもありますが、糖分が凝縮されているので与えすぎると肥満のもとになってしまいます。愛犬にドライフルーツをおいしく食べてもらうためには、砂糖などが過度に添加されていない犬用のドライフルーツをあげましょう。

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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