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愛犬の元気がない?いつもと比べて大人しくなったら

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いつも元気な愛犬が大人しいとなんだか心配になりませんか?犬が静かなときには、体調不良であったり、何らかの理由でストレスを感じていることもあります。犬が大人しい理由として考えられる原因を1つずつ探っていきましょう。

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目次

  1. 理由 1.病気や怪我
  2. 理由2.夏バテや雨の日
  3. 理由3.老化
  4. 理由4.疲労やストレス
  5. いつもと様子が違うと思ったら動物病院の受診も検討して

理由 1.病気や怪我

犬
bullterriere Unsplash

 犬が大人しい理由の中で、飼い主さんが一番気にかけるべき原因が病気や怪我です。犬の様子をよく観察し、大人しいだけでなくどこか痛がっていたり、嘔吐などほかの症状を伴うようであれば動物病院を受診しましょう。 

怪我の場合に考えられること

 ほかの犬に咬まれたりガラスを踏むなど、出血を伴う目に見える怪我(外傷)もありますが、高所からの落下による骨折などの怪我もあります。 

病気の場合に見られる症状

 病気の種類は軽い胃腸炎から命に関わる悪性腫瘍など様々です。病気が原因で大人しくなっている場合の多くは、大人しくなるだけでなく食欲不振、発熱、下痢や嘔吐などの症状がみられます。 

理由2.夏バテや雨の日

犬
Liesbeth Koopmans Pexels

 犬が夏場に大人しくなっているとき、意外と夏バテになっていることがよくあります。何となく元気がないなどの分かりにくい症状のこともあれば、下痢や嘔吐を引き起こすこともあります。

下痢や嘔吐が続くと脱水症状になり危険なので、水が飲めるようであれば涼しい場所で水分補給し胃腸を休ませる必要があります。できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

犬も気圧に影響される

 気圧の影響で体がだるくなる方が多くいますが、犬も低気圧に影響されて大人しくなることがあります。気圧が極端に下がると血管が広がりやすく、血流が悪くなって身体が疲れやすくなったりと犬の体にも変化がみられます。雨の日に犬が疲れている様子を見せたら、十分休ませてあげましょう。関節痛を伴う病気や内臓の病気を中心に何かしらの持病をもっている犬に関しては、病気の症状が悪化しやすいので気をつけてあげましょう。 

夏バテと思っていたら熱中症ということも

 軽い夏バテだと思い様子を見ていたら、実は熱中症だったということがあります。熱中症は6〜8月が最も多く、空調管理されていない締め切った室内や車の中で起こるほか、暑い時間帯の散歩や屋外の直射日光が当たる場所での繋留などが原因で発症します。

熱中症になると、下痢や嘔吐、息苦しそう、ふらつく、よだれが多く出る、痙攣するといった様子がみられることがあります。命に関わる状態のため、動物病院での早急な処置が必要です。

理由3.老化

犬
ElvisClth

 犬は高齢になるにつれ、少しずつ大人しくなります。若い頃にはよくあそんでいたおもちゃにもあまり興味を示さず、のんびり過ごすことや眠ることを優先するようになります。散歩に出ても長距離歩くことを嫌がり、家に帰りたがるようになるかもしれません。これは筋力などの身体の機能が衰えるためで、立ち止まった状態でも後足が震えることがあります。

老化で大人しくなったと思っていたら病気ということも

 動きたがらなくなったり、元気や食欲が低下するなどの変化が見られても「年のせいだから仕方ない」と考えがちです。しかし、本当にそうでしょうか。実は病気が隠れていて、動きが鈍い原因が椎間板ヘルニアであったり、食欲低下の原因が悪性腫瘍ということも考えられます。高齢だからと決めつけず、病気の可能性も考えるようにしましょう。また、定期的に健康診断を受けることも病気の早期発見につながります。 

理由4.疲労やストレス

犬
PicsbyFran

 トリミングやペットホテル、ドッグランに行った後、犬は疲れて大人しくなることが多いのではないでしょうか。旅行で車で遠出したときなども同じで、車酔いをすることもあります。長距離を移動するときにはこまめな休憩を心がけましょう。

お散歩に連れて行ってもらえない、飼い主さんにかまってもらえないなどの理由や、新しくペットを飼い始めるなどの環境の変化によりストレスがかかることもあります。

いつもと様子が違うと思ったら動物病院の受診も検討して

犬
manfredrichter

 いつもと比べ犬に元気がないときには、ちょっと疲れていたりストレスを感じているだけ、ということはよくあります。しかし、疲れから体調を崩して発熱や下痢、嘔吐の症状につながったり、ストレスで脱毛することもあります。目に見えない内臓の腫瘍など、重い病気が原因で犬が大人しくなっていることもあるので、犬に元気がない理由に思い当たる節が無い場合や、食欲不振などの症状を伴うときには早めに動物病院を受診しましょう。 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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