banner

犬にも献血があるのをご存じですか?犬の命を救う「供血犬」についてご紹介します

お気に入りに追加

病気や大怪我などにより犬も輸血が必要になることがありますが、そんな犬たちに貢献しているのが血液を提供する「供血(きょうけつ)犬」です。愛犬が供血犬としてドナー登録をすることで、もしかしたら救える命があるかもしれません。この記事では、供血犬の役割や犬の血液型、供血犬になれる条件などを解説します。

犬にも献血があるのをご存じですか?犬の命を救う「供血犬」についてご紹介します
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. そもそも供血犬とは?
  2. 供血犬になる条件・ドナー登録の方法
  3. 犬の血液型
  4. 供血犬について理解を深めることが大切!

そもそも供血犬とは?

病院にいる犬
mariojas1

 供血犬とは、何らかの理由により血液が必要な犬のために献血をする犬のことです。人間の場合は輸血が必要になったとき、全国にある公的な血液バンクから取り寄せられますが、日本では動物医療における血液バンクが認められていないので、血液の安定確保ができません。

このような現状なため、多くの動物病院では献血の協力を呼びかけています。 

献血をすることにリスクはある?

 供血犬として献血をするにあたり、大きなリスクになるようなことはほとんどないと言えるでしょう。1回の採血量は50~200ml程度で、体重や体調などによって調整してくれるので、愛犬の負担になってしまうのではないかと、過度に心配する必要はありません。 

供血犬として献血をすると特典が受けられる場合も

 動物病院にもよりますが献血に協力すると、献血時の検査費が無料、犬用のおやつのプレゼント、愛犬に輸血が必要になった際に輸血料金が割引になる、などの特典が受けられることもあります。 

供血犬になる条件・ドナー登録の方法

病院にいる犬
Agência Brasília

 供血犬になれる条件や、ドナー登録の方法について知っておきましょう。

供血犬になるための条件

 供血犬になるには、以下の条件をクリアしている必要があります。

  • 年齢が1~7歳
  • 体重が15kg以上
  • フィラリア予防、混合ワクチン接種、狂犬病予防接種を毎年しており健康な状態
  • 麻酔をかけないでもおとなしく採血ができる
  • 過去に輸血を受けていない
  • 過去に妊娠・出産をしていない
  • 過去に血液媒介性の感染症(犬ブルセラ症やバベシア症など)になったことがない

 どの犬種も上記の条件を満たせば供血犬になれますが、秋田犬およびその交雑種においては、供血犬になれません。 

ドナー登録の方法

 ドナー登録は、まずドナーを募集している動物病院に連絡をして受付予約をします。そして、献血をする当日に身体検査をし、異常がなければ血液検査のため採血(4cc程度)が行われます。血液検査で問題がないと診断されたら、いよいよ献血のための採血です。

採血が終わったら、採血した部分に異常がおきてないかのチェックが行われ、問題がないと判断されたら帰宅できます。献血後は、ゆっくりと休ませてあげるようにしましょう。

採血の頻度は、基本的に年2回です。

犬の血液型

病院にいる犬
shixart1985

 ここでは、犬の血液型や愛犬の血液型をチェックしておく必要性などについて解説します。 

犬の血液型の分類方法はDEA式

 犬の血液型は、人間の血液型のようにABO式、Rh式ではなく、DEA(Dog Erythrocyte Antigen: 犬赤血球抗原)式で分類されます。DEAは8種類あり、抗原を持っているかどうか(+なのか?なのか)で血液型が分けられます。 

愛犬の血液型をチェックする必要性

 異なる血液型を輸血すると副反応を示し、命にかかわってしまう場合があるため、愛犬の血液型を調べておく必要があります。血液型判定キットがあるので、かかりつけの動物病院に問い合わせてみるとよいでしょう。 

供血犬について理解を深めることが大切!

病院にいる犬
shixart1985

 輸血が必要な犬の力になっている供血犬ですが、その存在はあまり知られていないのが現状です。血液がもっと安定確保できるようになれば、より多くの命を救えるかもしれません。そのためには、まずは供血犬について理解を深め、その存在を少しでも知らせていくことが大切です。

banner

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連記事

【獣医師監修】犬の平熱は何度?体温の測り方や病院に行くかどうかの判断基準などをまとめました

健康管理/病気

【獣医師監修】犬の平熱は何度?体温の測り方や病院に行くかどうかの判断基準などをまとめました

ふと愛犬に触れたときに「いつもより体温が高いかも」と、気になったことのある方は多いのではないで...

2024年4月12日

【獣医師監修】犬が誤飲したときの対処法が知りたい。自己判断で吐かせるのはNG?

健康管理/病気

【獣医師監修】犬が誤飲したときの対処法が知りたい。自己判断で吐かせるのはNG?

皆さんの愛犬が、誤飲しそうになってヒヤッとした経験はありますか? おもちゃの破片や、犬が食べ...

2024年4月11日

【獣医師監修】犬が膀胱炎になる原因は?初期症状と予防方法を解説

健康管理/病気

【獣医師監修】犬が膀胱炎になる原因は?初期症状と予防方法を解説

皆さんは、犬の膀胱炎についての知識はお持ちでしょうか?人間の膀胱炎については、ご自身や周囲の体...

2024年4月10日

【獣医師監修】犬の前立腺肥大はどんな病気?放っておくと命に関わることも。

健康管理/病気

【獣医師監修】犬の前立腺肥大はどんな病気?放っておくと命に関わることも。

人間の男性もかかるリスクのある前立腺肥大という病気は、犬でも未去勢のオスによく見られる病気です...

2024年4月8日

【獣医師監修】犬のリンパ腫について|初期症状や発症の原因、治療法などを解説します

健康管理/病気

【獣医師監修】犬のリンパ腫について|初期症状や発症の原因、治療法などを解説します

皆さんは悪性度が高いことが多い腫瘍のひとつである「リンパ腫」をご存知でしょうか?犬に発生する腫...

2024年4月5日

もっと見る

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード