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犬のブラッシングやお風呂に入れる方法!慣れないときの対処法も紹介

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愛犬のお風呂やブラッシングなどのお手入れ方法、皆さんはどうされていますか?

月に一度、ペットサロンやトリミングサロンにお願いする方も多いのではないでしょうか。

ペットサロンは忙しい方や技術に不安がある方の味方ですが、飼いはじめたばかりで愛犬が他人に慣れていない場合は犬にとってストレスになってしまいます。

また、費用もかかるため散歩で汚れるたびに行くわけにはいかないのが難しいところでもあります。

そこで今回は、おうちでできるブラッシングやお風呂の方法などをご紹介します。

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目次

  1. 犬がお風呂に入る重要性
  2. 犬のお風呂の頻度
  3. 犬のブラッシング、お風呂に入れる手順
  4. 犬がブラッシングやお風呂に慣れないときの対処法
  5. まとめ

犬がお風呂に入る重要性

犬がお風呂に入る重要性

犬は人間よりも地面に近い生き物です。そのため、お散歩で土や泥などの汚れがからだにつきやすくなります。

お散歩でついた汚れを放置したままにしてしまうと、匂いだけでなく衛生面でもよくありません。

トリミングの内容にシャンプーが入っているように、愛犬自身の健康面を考えてお風呂に入れてあげましょう。

お風呂に入ると皮膚の汚れを落とすことができ、皮膚トラブルも予防できます。

この2つについてさらに詳しく解説します。

皮膚の汚れを落とす

犬もお風呂に入ることで、人間同様に皮膚の汚れを落とせます。

犬の体には、目に見えて汚れていない部分でも、土や葉っぱなど人間の目には見えない汚れが犬の毛の表面から皮膚にかけて広く付着しています。

お風呂に入ることで、目に見えない部分の汚れも落とすことができ、皮膚を清潔に保てるのです。

皮膚のトラブルを予防する

公園や川辺、草の陰や土などには、ノミやダニなどの皮膚トラブルの原因になる外部寄生虫が潜んでいます。

薬で予防していても、年に数回はノミやダニが愛犬に付着してしまう場合があります。

そんな出来事を防ぐためにも、シャンプーで洗い流すことが大切です。

直接肌を触ってあげることで、皮膚トラブルを未然に防いだり、早い段階で発見できたりといったメリットもあります。

犬のお風呂の頻度

犬は人間ほど頻繁にはお風呂に入りません。

これは犬の肌のターンオーバーが関係しており、シャンプーを使用して洗う場合、その頻度を上げてしまうと逆に皮膚を痛める原因になってしまいます。

基本的には1ヶ月に1〜2回、そのうち2〜3週間は間をあけてあげると皮膚への負担が少なくなります。

室内犬の場合

室内犬には、毎日散歩に行かない子や散歩が嫌いな子も珍しくありません。

散歩の時間も大型犬や中型犬と比べて短いので、大きな汚れがつきにくいという特徴があります。

匂いや大きな汚れなど、気になることがない場合は1ヶ月〜1ヶ月半に1回でも問題ありません。

トリミングに行く場合は、トリミングを予定している日よりも2〜3週間前に一度シャンプーを使ってお風呂に入れてあげることで、気になる匂いや汚れを防げます。

室外犬の場合

室外犬は環境的にも汚れがつきやすく、衛生面が心配になってしまう飼い主さんも多いでしょう。

ですがこちらも同様に、シャンプーを使ったお風呂は1ヶ月に1〜2回がベストです。それ以上は皮膚に負荷をかけてしまいます。

1ヶ月に1〜2回お風呂に入れていても匂いや汚れが気になるときは、シャンプーを使わずに、ぬるま湯で洗い流してあげるだけでもOKです。

犬の肌に負荷がかかりすぎないように工夫してみましょう。

犬のブラッシング、お風呂に入れる手順

犬のブラッシング、お風呂に入れる手順

お風呂は愛犬とのスキンシップを計りながら楽しく過ごしましょう。

実際にお風呂に入れる際の手順は、以下のとおりです。

  1. まずはブラッシングから
  2. 背中や腰回りなどの嫌がらない部位を
  3. 慣れてきたら尻尾、耳、足
  4. 顔まわりは優しく
  5. ブラッシングができたら足元からゆっくりとお湯をかける
  6. シャンプーを泡立てて優しく洗う
  7. 顔まわりはガーゼを使って
  8. 念入りにすすぎをする
  9. タオルで包み込むように水分を拭き取る
  10. ドライヤーでしっかり乾かす

手順①:まずはブラッシングから

ブラッシングは抜け毛を取り除くだけでなく、毛に付着した細かなゴミなども一緒に取り除いてくれます。

ブラシは愛犬の犬種や毛質に合わせたものを、ホームセンターやペットショップで購入します。

スキンシップがはかれるだけでなく、ノミやダニなどの皮膚トラブルを早期発見できるといったメリットもあるので、お風呂に入らない日でもブラッシングは毎日行いましょう。

手順②:背中や腰回りなどの嫌がらない部位を

飼い始めたばかりの場合や痛がってブラッシングをさせてくれない愛犬には、背中や腰回りなどの嫌がらない部位からのブラッシングがおすすめです。

優しく毛の流れに沿ってブラシを動かすことがポイントで、視線を合わせてあげたり話かけてあげたりとスキンシップも一緒にはかっていきましょう。

ブラシや毛をとかされる感覚に怖がってしまうことが多いので、痛くならないようにゆっくりと時間をかけてブラッシングしていきます。

手順③:慣れてきたら尻尾、耳、足

背中や腰などのブラッシングが慣れてきたら次は尻尾、耳、足などに移ります。

犬にとって尻尾や耳は、腰や背中に比べてより敏感なので無理に引っ張ったりしないことが重要です。

毛質が真っ直ぐな犬種は問題ありませんが、トイプードルのように毛がカール状になっている犬はより注意が必要です。

また、小型犬は足が細くブラシの硬い感覚を嫌がる子も多いので慎重にブラッシングをしていく必要があります。

なるべくそれぞれのパーツに手のひらを添えて、ゆっくりととかしていきましょう。

手順④:顔まわりは優しく

尻尾や耳などのパーツに慣れてきたら、いよいよ顔まわりです。

顔まわり、特に目の付近は動いた際に目を傷つけてしまうといった危険性もあるので注意が必要です。

目ヤニや涙やけなどで、目の周りの毛が固まっていたり絡まったりすることもあります。

その場合は無理に引っ張らず、水で溶かしながらブラッシングをするなど愛犬が痛がらないよう、慎重にブラッシングをしていきます。

手順⑤:ブラッシングができたら足元からゆっくりとお湯をかける

ブラッシングが終わったらいよいよお風呂です。

じっとブラッシングを待ってくれた愛犬を褒めてあげてくださいね。

犬をお風呂に入れるときに大切なのは、手順よりも愛犬の様子をしっかりと観察することです。怯えていたり嫌がっていたり、不安で固まってしまっている場合はなるべく優しく、様子を見ながらゆっくりと進めていきましょう。

人間と同じように犬もいきなり水をかけられたら驚いてしまいます。

最初にシャワーヘッドから水を出したら、しばらくは犬の前でお湯の調節をして見せましょう。飼い主の手に水が当たっているのを見て、不安が和らぐ犬もいます。

お湯の温度は35℃〜39℃がおすすめで、ぬるま湯が理想です。

ちょうどよい温度になったらゆっくりと、驚かさないように気をつけながら、犬の足元から背中までお湯をかけていきます。

耳に水が入らないように柔らかく掴むか、不安であれば濡らしたタオルやガーゼで濡らしていきましょう。

手順⑥:シャンプーを泡立てて優しく洗う

シャンプーはブラシ同様、愛犬の犬種や毛質によって変わってきます。

適量を手に取ったら、直接肌につける前に一度スポンジなどで泡立てると安心です。

泡立てたシャンプーを、背中、足、尻尾、首から上といった順番につけて洗っていきます。このとき爪を立てないよう、指の腹で優しく洗っていくのがポイントです。

手順⑦:顔まわりはガーゼを使って

顔まわりに近づくと暴れてしまう子もいます。

耳や目など、敏感なパーツが多い顔まわりは犬のストレスを軽減させるためにもガーゼや濡らしたタオルを使って優しく洗うのがおすすめです。

愛犬の様子を見ながら時折話しかけてあげるのもとてもいいですね。

手順⑧:念入りにすすぎをする

シャンプーが終わったら、すすぎを十分に行います。

すすぎが十分でないとシャンプーが地肌に残ってしまい、そこから雑菌が繁殖してしまったり炎症を起こしたりと、皮膚トラブルの原因にもなってしまいます。

指先でしっかりとシャンプーの滑りが取れるまですすぎましょう。

手順⑨:タオルで包み込むように水分を拭き取る

タオルドライでは、なるべく柔らかい素材のタオルを使用して包み込むように拭いていきます。

力加減に気をつけながら、優しく拭いてあげましょう。

犬は体温調節が苦手なので、濡れたまま放置すればどんどん体温が下がってしまいます。

慣れていない子は、いきなりタオルを被せるのではなく、足元や胸元を軽く拭いて様子をみながら背中、足、顔という順で拭いていくのがベストです。

手順⑩:ドライヤーでしっかり乾かす

お風呂の水よりもドライヤーの音と風を嫌がる犬が多く、慣れていない子では逃げてしまうなんてこともあります。

そんな場合でも、焦らず足元から温風を当ててあげると徐々に慣れていきます。急に顔に風を当てるのはNGです。

生乾きは匂いや雑菌が繁殖する原因になるので、しっかり乾かしてあげることが重要です。

犬がブラッシングやお風呂に慣れないときの対処法

犬がブラッシングやお風呂になれないときの対処法

これまでの流れがスムーズにいくまで、愛犬の性格や相性などさまざまな問題点があるでしょう。

特に子犬や飼い始めて間もない犬は、怯えてしまうことも多いです。

愛犬がブラッシングやお風呂になれないときは、以下のことを試してみてください。

  • ブラシ・ドライヤーを見せてごほうびを
  • お風呂場にいるだけでおやつを
  • ブラシで犬の体に触れてみる
  • シャワーの音を聞かせる
  • ドライヤーの音を聞かせる
  • 少しでも嫌がったら前のステップに戻る

ブラシ・ドライヤーを見せてごほうびを

ブラシやドライヤーを見せてその後にご褒美としておやつをあげると、嫌なことではなくご褒美がもらえることだと印象づけられます。

同時に褒めてあげたり、撫でたりするスキンシップも効果的です。

お風呂場にいるだけでおやつを

お風呂が嫌いな子は「お風呂場」=「嫌なことをされる場所」だと認識してしまっていることがあります。

まずはお風呂は怖い場所ではないということを教えてあげましょう。

お風呂場でおやつをあげたり、一緒にお風呂場に入ったりしてみるのもおすすめです。

ブラシで犬の体に触れてみる

犬は未知のものが触れてくる恐怖からブラシを怖がることがあります。

ブラッシングが初めての子犬や新しいブラシを購入した場合は、犬の前足や背中にブラシを当ててみたり、犬にブラシの匂いを嗅がせてみましょう。

警戒心を解いてくれる可能性があります。

シャワーの音を聞かせる

シャワーの音は思いの外大きく、初めて耳にする犬はびっくりしてしまいます。

シャワーは怖いものではないということを教えるためにも、目の前で少しずつお湯を出して、手を濡らして見せるのもおすすめです。

ドライヤーの音を聞かせる

ドライヤーもシャワー同様、音が大きく風もかかるので怖がる犬が少なくありません。

この場合も、風は当てずにドライヤーの音を聴かせたり、電源の切れているドライヤーの匂いを嗅がせてみるのも効果的です。

少しでも嫌がったら前のステップに戻る

犬にも性格があり、好き嫌いや得意不得意があります。

愛犬が少しでも嫌がったら、無理に実行しようとせず一つ前のステップに戻ってみましょう。

愛犬の様子をしっかりと観察して、焦らず様子を見ながらゆっくりと進めていくのがポイントです。

その際に声をかけたり、撫でたりなどのスキンシップも忘れずに行いましょう。

まとめ

人間同様にお風呂は犬も必須です。

犬によってはお風呂が好きな子もいれば苦手な子もいるので、トリミングに行く機会があれば、トリマーさんに愛犬の様子を聞いてみるのも参考になりますよ。

ブラッシングやお風呂は愛犬とのスキンシップを深める機会にもなるので、ぜひ意識して絆を深めましょう。

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sachi

この記事のライター

sachi

穏やかな性格の愛犬とまったり暮らすドッグライターです。魅力たっぷりなワンちゃんたちの癒され記事をお届けします。

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