「うちのトイプードルずっと寝てるけど大丈夫?」「トイプードルってこんなに寝るものなの?」と不安になる時はありませんか?今回はトイプードルの睡眠時間について解説していきたいと思います。この記事を読んで、愛犬が寝すぎなのかどうか是非確認してみてくださいね。最後にはオススメの犬用ベッドなどもご紹介します!

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トイプードルの適切な睡眠時間は何時間くらい?
プードルは猟犬としてのルーツをもっているため、小型犬のトイプードルもとても活発的な一面を持ってます。そんなトイプードルが寝てる時間が長いとなんだか心配になりますよね。
食欲もあるし、起きてる時は元気に走り回っている様子であれば心配しなくても大丈夫ですよ!というのも、犬は人間よりも睡眠時間が長く、人間の平均睡眠時間が6時間~7時間に対し犬は倍以上眠るのが通常です。
睡眠時間には個体差がありますがトイプードルの平均睡眠時間は以下になります。
トイプードル子犬(生後2ヶ月~3ヶ月)トイプードル子犬(生後4ヶ月~5ヶ月)
トイプードル子犬(生後6ヶ月~7ヶ月) |
平均18時間~19時間平均17時間~18時間
平均16時間~17時間 |
トイプードルの成犬(1歳~6歳) | 平均12時間~15時間 |
トイプードルの老犬(7歳以降) | 平均17時間~19時間 |
成犬に比べて子犬と老犬は睡眠時間が長い傾向にあります。
自分たち人間と比べてしまうと「寝てるな〜」という感じがしますね。トイプードルを含め、犬の睡眠時間が人と比べて長いのは「眠りの浅さ」が関係しています。
寝てる愛犬が少しの物音で目を覚ましたり、愛犬の寝顔を撮りたくてそっと愛犬にスマホを向けただけで「何!?!」と目を開けることはありませんか?
もともと野生で暮らしていた犬は、敵に襲われてもすぐに対応できるよう眠りが浅い習性があります。この習性は愛玩犬として飼われている現代の犬達にも名残りがあるため、人より眠りが浅い犬は十分な睡眠を取るために睡眠時間が長くなってしまうのです。
では、他の犬種とも比べてみましょう!
犬種(成犬) | 平均睡眠時間 |
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ポメラニアン | 12時間〜13時間 |
ダックスフンド | 11時間〜15時間 |
チワワ | 10時間前後 |
柴犬 | 10時間~15時間 |
ゴールデン・レトリーバー | 18時間~20時間 |
トイプードルは上記の通り他の小型犬種より睡眠時間が長めです。これはトイプードルの活発な性格が関係しているようです。お散歩や遊びで沢山エネルギーを使うので疲れて長く眠ってしまうのかもしれません。
また、大型犬は小型犬・中型犬に比べて沢山身体を動かすのでその分エネルギーも多く使います。回復のため寝る時間も長くなる傾向にあります。
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犬の「レム睡眠」「ノンレム睡眠」について
「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?これは睡眠サイクルのことですが、犬と人間の脳の構造は似ていて、犬も人間と同じように寝ているときは「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を繰り返しています。
【レム睡眠】・・・身体は休んでいるが、脳は起きている状態
【ノンレム睡眠】・・・脳も体も熟睡している状態
人間の場合、「レム睡眠20%・ノンレム睡眠が80%」ですが、犬の場合は「レム睡眠80%・ノンレム睡眠が20%」といわれています。つまり、ほとんどが浅い眠りで、深い眠りについている時間は約2時間半~3時間程度です。心身ともに健康を維持するためには、犬は人よりも長い睡眠を確保することが必要なのが分かりますね。
愛犬の睡眠時間が平均より短い場合は大丈夫?
食欲も元気もあるのであればトイプードルの睡眠時間が長いことは問題ありませんが、睡眠時間が短い場合は注意が必要です。犬が見せる寝不足サインは以下になります。
- 以前より食欲がなくなる
- ぐったりして無気力で動かない
- 飼い主の言うことを聞かなくなる
- イライラしてる様子、無駄吠えや攻撃的になる
- 小さな音にも敏感になる
寝不足は心や体の不調につながります。「そのうちまた眠れるようになるだろう」と放置せず、異変を感じた場合は早めに動物病院で診てもらいましょう。
寝不足の解消方法はある?
飼い主さんで出来る寝不足解消方法もあります。愛犬が寝不足かなと感じたら以下を試してみてください。
・寝床など室内の環境を整える
- ・運動を多めにする(散歩、遊びなど)
- ・愛犬の皮膚に異常がないかチェック
寝床など室内の環境を整える
寝床の環境、これが一番重要だと言えます。ケージやサークルなどで休む子は設置場所にも配慮が必要となります。直接日光が当たらず、風通しの良い場所が良いでしょう。オススメはリビングです。犬は飼い主の気配がほどよくある場所が大好きなので落ち着きますし、ほどよく周りの音が聞こえる場所を好みます。
ベッドや寝床は季節によって素材の違うものを用意するのがおすすめです。寝床はスペースが広すぎると愛犬の警戒心を強くさせてしまう可能性があるので注意しましょう。
運動を多めにする(散歩、遊びなど)
毎日の散歩だけではトイプードルの運動欲を満たせてない場合があります。運動不足によりエネルギーが余ってしまい寝付けないこともあります。
ある程度の疲労感がある方が寝つきが良くなることがあるほか、沢山体を動かすことは愛犬のストレス発散にも繋がるので、散歩に加えてドッグランなどで沢山遊ばせてあげましょう。
皮膚病にかかってないかチェック
体を搔いていたり、舐めていたりする場合、皮膚炎などの可能性があります。傷口や痒みが気になって眠れず睡眠不足になることがあります。愛犬の体を今一度チェックしてみて皮膚が赤くなっていたりする場合は早めに動物病院に連れて行ってください。完治すれば痒みが原因の寝不足は改善されるでしょう。
トイプードルにオススメ犬用ベッド
たくさんの種類の犬用ベッドが販売されており、どれが良いのか迷ってしまいますが、ここではトイプードルにおすすめの犬用ベッドをご紹介します。
PEOPLE&PETS ペットベット
使い心地と使いやすさにこだわったペットベッド。トイプードルにぴったりなサイズ感と、もちもち&フワフワの感触が嬉しいポイントです。手足も伸ばしやすいスクエア型で、オールシーズン快適に使えるのも◎。
EHEYCIGA ペットベッド
内側に防水加工のある生地を採用しているペットベッドです。両サイドには頭を乗せて快適な睡眠をサポートするデザイン設計が施されています。取り外して洗濯できるカバー付きなのも魅力です。
Hansleep ペットベッド
こちらは季節に合わせて両面を使用できるペットベッドです。様々なサイズを展開しており、最適なものを自由に選べるのも特徴。コットン素材を使用しているため、軽くて柔らかい素材なのも嬉しいです。
【まとめ】トイプードルは沢山寝る!!
いかがでしたか?今回はトイプードルの適切な睡眠時間や、何故沢山寝るのか、寝不足の場合の対処法などご紹介いたしました!
平均睡眠時間を知ることで、長時間眠っていても心配する必要はないと感じることができたと思います。睡眠は健康を保つのに欠かせないものです。トイプードルはどちらかと言えば沢山寝る犬種ですが、個体差もあるので愛犬の睡眠サイクルやペースを見極めてより良い睡眠時間を作ってあげてくださいね。
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