トイプードルはやんちゃすぎる!?わんぱくな性格は成長したら落ち着くの?
今や知らない人はいないといっても過言ではないトイプードル。可愛らしさに加え、しつけのしやすさや社交的な性格で人気を博していますが、その一方で「やんちゃすぎる…」という声も見受けられます。今回は、トイプードルはやんちゃな性格なのか、もし本当なら、落ち着くのは何歳くらいなのかについて調査しました!
目次
トイプードルはどんな性格なの?
犬種にはそれぞれ性格傾向があります。まずは、トイプードルの基本的な性格について見ていきましょう。
聡明
トイプードルのもとになったスタンダードプードルは頭が良く、その知能は1番賢いと言われているボーダーコリーに次ぐとされています。そのため、トイプードルの頭の良さもトップクラスで、飼い主の言うことはすぐに覚えてくれるので、しつけやすいと言われています。
社交的
基本的には誰とでも仲良くでき、他犬ともフレンドリーに接することができます。飼い主が大好きな性格をしていますが、飼い主を守るために見知らぬ人やよその犬に攻撃的になることも。子犬のころからさまざまな人や犬と関わり、外の世界に触れ、いろいろな経験をさせてあげることで、本来の明るい性格の子に育つでしょう。
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好奇心旺盛
プードルは猟犬としてのルーツをもつため、トイプードルもその気質を受け継いでおり、とてもアクティブで好奇心旺盛です。遊び好きの活発な子が多いので、ドッグスポーツで活躍している子もいます。
トイプードルがやんちゃって本当?
トイプードルの基本的な性格を見てみると、特段大変そうという印象は受けませんが、やんちゃと言われているのはなぜなのでしょうか?先述した性格をもう少し深堀してみましょう。
①わがままに?
トイプードルが賢く、しつけやすいということは有名ですよね。しかし物覚えが言い分、しっかりとしつけをしないとその賢さが別の方向で発揮される可能性があります。おやつが欲しい、散歩に行きたいなど吠えてアピールし、飼い主がそれを叶えてしまうと要求吠えに繋がってしまうのです。
②人見知りになる?
トイプードルに限らず、子犬の時期の社会化がその後の犬の性格に大きく影響します。留守番が多かったり、あまり他の犬や人と関わる経験が少ないと、警戒心が強い子になってしまうのです。
③いたずら好き?
とても活発な犬種なので、運動不足による不満から問題行動を起こす可能性が考えられます。超小型犬であるからと言って、部屋の中で過ごさせることが多いと、ストレスから吠える、噛むなどの行動に出ることもあります。
やんちゃな時期っていつ?落ち着くのは何歳くらい?
性格を見ていくと、上記のような可能性は見出せますが、やんちゃさに直接的に繋がる性質は導き出せませんでした。しかし、犬に限らず、小さいうちは落ち着きがなくやんちゃな子は多いですよね。筆者はハムスターを飼っていますが、メスよりも大人しいと言われているオスの子でも、やはり幼いうちはわんぱくでした。トイプードルの子犬は、いつ頃がやんちゃ盛りのピークなのでしょう?
生後2~3ヶ月後からやんちゃに!
見るものすべてが真新しく、いろんなことに興味がある時期です。ある程度の自我も芽生え、気になるものはなんでも噛んでみたり、人の手をおもちゃだと思って甘噛みしたり、走り回ったり。犬は気になるものは噛んで感触を確かめようとするので、お気に入りの家具や大切なインテリア、寝具などは移動するか、子犬をサークル内のみ遊ばせてあげるなどの工夫をした方がよいかもしれません。
落ち着くのはいつから?
元気いっぱいなのは嬉しいことですが、落ち着きが見られるようになるのは何歳ぐらいなのか気になりますよね。犬は生後1年で成犬になるといわれているので、1歳後半~2歳ごろには落ち着いてくるようです。そのため、だいたいこのくらいの年齢になれば、なんでもカミカミするなどの行動はなくなっていくでしょう。個体差もあるので、3歳になってもわんぱく・・!ということも大いにしてあり、一概にこの時期はこう!とは断言できませんが、傾向としてはこのくらいのようです。
関わり方も大切
愛犬の好ましくない行動に対して大きく反応してしまうと、構ってもらえたと思い、行動が強化されてしまうこともあるので、少し心が痛みますが、時には無視することも必要です。
活発な犬種なので、十分に身体を動かせていないと、運動欲求が満たされずに問題行動を起こしてしまうことも考えられます。あまりお散歩できていないな、という時には少し長めにお散歩したり、ドッグランに連れて行ってあげたりすると喜んでくれるはずです。
また、成犬になってもいつまでもやんちゃさが治らない…という場合、しつけがうまくいっていないかもしれません。主従関係がきちんと構築できていなかったり、可愛さから甘やかしてしまうとわがままで手がつけられない!となってしまうことも。
頑張っているのに言うことを聞いてくれないときには、しつけ教室などを利用するのも1つですよ。
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トイプードルの行動に関するお悩みも?
トイプードルは賢くしつけやすいとよく言われているものの、一緒に暮らすうえでは、困ってしまうこともあるようです。
噛み癖がある
子犬のうちは歯の痒さや、噛む楽しさから噛み癖がある子は多いですが、トイプードルは特に顕著で「すぐに噛む!」ということが多いようです。子犬のうちであればあまり痛みもなく、その仕草が可愛いからといってやめさせずにいると、成犬になってから人やよその犬に怪我をさせてしまうことも考えられます。「ダメ!」などの短い言葉でやってはいけないことであると伝え、そのあとは無視するようにしましょう。また、噛んでもよいおもちゃなどを与えるのも効果的です。
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よく吠える
身体の小さい小型犬に多いのが、吠えやすいということです。警戒心が強く、インターホンが鳴っただけでもずっと吠えていることもあるんだとか。
小型犬とはいっても、吠え声はそれなりの音量になるため、あまりに吠え続けてしまうのはご近所トラブルにも繋がりかねないので、懸念してしまいますよね。遊んでほしい、おやつが食べたいなどの要求吠えの場合には無視するのが1番効果があります。
インターホンや大きい音などに対して吠える場合には、警戒心や恐怖心から吠えている可能性もあるので、まずは落ち着かせてあげましょう。ハウスやケージなど安心できる場所に誘導して、おやつなどのご褒美を与え、怖いことは起きないと理解してもらうことが大切です。
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子犬期のやんちゃさもトイプードルの魅力!
2008年から不動の人気であるトイプードルですが、人気すぎる反面、飼育の知識がなく、事前に調べることもしないまま、安易にお迎えしてしまう人が増えました。しっかりしつけられなかったことで問題行動を起こしてしまい、飼い主側が「こんなはずじゃなかった」と評価をしていることが、トイプードルの悪評の理由かもしれません。
もともとの気質は飼い主に従順でフレンドリーです。しかしその気質を鵜呑みにして迎えるのではなく、あらかじめ少しでも知識を入れ、適切に飼育できるようこちらも心構えが必要だといえます。
運命的に出会い、一緒に暮らすという選択をしたのであれば、お互いがストレスのない心地よい関係を築けるようにしたいですね。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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