トイプードルを飼うデメリットってあるの?お迎えする前に知っておきたい長所と短所について
日本で1番人気のあるトイプードルは、可愛さはもちろん飼いやすさも人気の理由として挙げられますが、お迎えするうえでは短所も含めて知っておきたいですよね。
今回は、トイプードルと一緒に暮らしたいと思っている方に向けて、トイプードルの長所と短所、お世話するうえでの注意点などをご紹介したいと思います。お迎えを考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
トイプードルはどんな犬?
トイプードルの長所と短所をお話しする前に、まずはトイプードルにはどんな特徴があるのかについて触れていきたいと思います。
大人気の超小型犬
体重は3㎏程しかなく、JKC(ジャパンケネルクラブ)に認められているプードルのサイズでは1番小さいです。冒頭でも述べた通り、14年連続で不動の人気を誇る犬種です。(2023年現在)
猟犬としてのルーツを持つ
もともとは大型犬ほどの体格で、猟犬として鴨を回収する役割を担っていました。長い歴史の中で、目的に合わせて小型化されていきましたが、当時のルーツは引き継いでおり、体力があって泳ぐのが得意です。そのため、身体は小さいものの、とても活発な一面を持っています。
明るくて人懐っこい性格
誰に対しても社交的で、初対面でも近づいてきてくれることもしばしば。それは人だけではなく、犬に対しても同じなので、ドッグランやお散歩中にお友達が出来ることも!頭がよくしつけやすいので、犬をはじめて飼うという方にもおすすめできる犬種と言われています。
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トイプードルと暮らすデメリットってなに?
絶大な人気を誇り、はじめての飼育でもおすすめされるほどの犬種ですが、そんなトイプードルを飼う上でデメリットはあるのでしょうか?
デメリット①お手入れが大変
トイプードルの特徴であるくるくるの被毛は、毎日のブラッシング、定期的なトリミングが欠かせません。というのも、トイプードルの被毛はシングルコートというコートタイプで、抜け毛は少ないですが、カットしないと伸び続けるという特徴があります。
そのため、そのままにしておくとゴミやほこりやダニなどを巻き込みやすくなったり、毛玉ができて皮膚トラブルを起こしてしまったりするのです。
トリミングの理想的な頻度は月に1回とされているので、その分費用もかかってきます。毎日ブラッシングする時間を確保できるか、トリミングサロンに連れていくための経済的な余裕があるのかも考えなければいけません。
街中ではぬいぐるみのように可愛らしいトイプードルを沢山見かけますが、あれは飼い主さんの日頃の努力の賜物なんですね。
トリミングについてはこちらの記事もチェック!
デメリット②怪我しやすい
トイプードルは骨が細いので、骨折や脱臼をしやすいです。関節に負荷がかかると怪我をしてしまうので、過度な運動はさせない、自宅では高所に行けないようにする、ソファーには犬用ステップを設置するなどの環境づくりが大切になります。愛犬の行動範囲には滑りにくいマットを敷いてあげたり、床の保護も兼ねて保護シートを活用するのも1つです。
床保護シートについてはこちらの記事をチェック!
かかりやすい病気についてはこちらの記事で紹介しています
デメリット③言うことを聞かなくなることも
さまざまな犬種がいる中でもボーダーコリーに次ぐ賢さと言われているトイプードルは、理解力が高くしつけやすいという反面、その頭のよさが好ましくないほうに働いてしまう可能性もあります。
甘やかしすぎてしまったり、飼い主さんとの間に信頼関係や主従関係が構築されていないと、下にみられて言うことを聞かなくなったり、要求吠えをするなどの問題行動が見られるようになってしまうのです。
デメリット④温度管理に注意が必要
小型犬であるトイプードルは、暑さや寒さに弱く、温度管理には気をつけなければなりません。人と同じ室内にいても、地面に近い犬は体感温度が違うこともあります。室内であっても熱中症の危険はありますし、湿度で体調不良になってしまうことも。ふわふわの被毛は暖かそうに見えますが、寒さには特に弱いのでしっかり寒さ対策してあげないといけません。
寒さ対策についてはこちらの記事で解説しています
トイプードルには長所も沢山ある!
ネガティブなお話をしてしまいましたが、トイプードルには補って余りあるほどの魅力がたくさんあります!1つずつ見ていきましょう。
抜け毛が少ない!
トイプードルは被毛が伸び続けるので毛玉になりやすいとお話ししましたが、裏を返せば巻き毛は下に落ちにくいので、抜け毛が少ないということになります。毎日のブラッシングは大変ですが、換毛期のダブルコートのワンちゃんの抜け毛の量と比べるとこれは大きなメリットです。
体臭が少ない!
シングルコートは比較的通気性がよく、臭いがしにくいので、犬独特の臭いが苦手という方でも飼いやすいと言われています。シャンプーなどのお手入れを怠ったり、梅雨の時期など蒸れやすい季節は臭ってしまうこともあるので、こまめにケアしてあげてくださいね。
さまざまなカットスタイルが楽しめる!
トイプードルは毛量が多いのでカットスタイルのバリエーションが豊富です。カットスタイルが変わるだけで随分印象は変わるので、オシャレが楽しめるのもトイプードルの魅力の1つといえます。トリマーさんと相談して愛犬に似合うカットを見つけましょう。
とっても活発!
愛玩犬とはいえ元気いっぱいのトイプードルは、お散歩や飼い主さんと遊ぶことが大好きで、最近ではドッグスポーツでも活躍しています。怪我には注意が必要ですが、愛犬とたくさん遊びたいという飼い主さんにはぴったりの犬種です。そのため、毎日のお散歩は必要不可欠になります。
詳しくはこちら!
トップクラスの賢さ!
しっかりとしつけることができれば言うことをすぐに覚えてくれます。訓練性の高さからサーカスで活躍していた子もいるほどです。トイレはお迎えしたときからトレーニングすれば数日で覚えるとされています。飼い主さんに従順なので、リーダーと認識してもらえれば理想的な関係を築けるでしょう。
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誰にでもフレンドリー!
先ほども述べましたが、人懐っこいので他の犬や人と仲良くなることが得意です。もちろん個体差はあるので知らない人や犬が苦手という子もいますが、基本的には明るい性格をしています。子犬のうちから色々な人や犬、環境に触れ合わせてあげることで、人見知りしにくい子になるでしょう。
デメリットはトイプードルに限らずどの犬にもある
今回はトイプードルを飼う前に知っておきたいデメリットをご紹介しました。しかし、デメリットと言うほどのことでもないと感じた方もいるのではないでしょうか。特性や個体差にもよりますがどの犬にも短所はあり、飼う上で大変なことももちろんあります。デメリットは裏を返せばメリットになるものもあるので、悲観的に捉えすぎないようにしましょう。大変なことよりも幸せなことの方がきっと多いはずですよ。
この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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