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柴犬のシャンプーのやり方とは〜嫌がる場合はどうしたらいい?~

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飼い主に対して忠誠心が強く、日本犬の中でも人気の柴犬は、どのくらいの頻度でどのようにシャンプーをしてあげたらいいのでしょうか。もともとはほとんどが外で飼われていましたが、最近では室内で飼われることが増えてきています。そのため、柴犬のお風呂事情について知識が無い方が多く、間違った方法でお風呂に入れているパターンもよく見かけます。本記事では、柴犬の正しいシャンプーの仕方や、嫌がった時の対処法などをご紹介していきます。柴犬を飼っている方も、これから迎える予定の方も是非参考にしてみてください。

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目次

  1. 柴犬のお風呂の入れ方や頻度について
  2. 柴犬がシャンプーを嫌がる理由
  3. 柴犬がシャンプーを嫌がった時の対処法
  4. まとめ

柴犬のお風呂の入れ方や頻度について

柴犬

まずは柴犬の正しいお風呂の入れ方や、頻度について簡単に解説していきます。柴犬を迎えたばかりの方は特に気をつけてみてください。

お風呂はいつから入れたらいいの?

まずは柴犬を初めてお風呂に入れる方に向けてのトピックになります。

柴犬を迎えたのはいいものの、「初めてのお風呂はいつ入れたらいいのか分からない」とお風呂のタイミングを迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、柴犬の場合、生後3ヶ月頃を目安としている方がほとんどです。

生後3ヶ月頃は、一般的には2回目の混合ワクチンの接種が終わる時期なので、そういった観点からしても安心してお風呂に入れることができます。

頻度はどのくらい?

では頻度はどのくらいがベストなのでしょうか。

我々人間のほとんどは毎日お風呂に入りますが、柴犬の場合そうはいかないですよね。

一般的には、柴犬は月1回程度の頻度でお風呂に入れてあげるといいと言われています。

何といっても柴犬は毛が抜けやすい短毛種に分類されるため、日頃のブラッシングケアと定期的なシャンプーは必ず行う必要があります。

月1回を多いと捉えるか、少ないと感じるかは個人差がありますが、自宅でお風呂に入れる以外にも、ペットサロンでもシャンプーはしてもらえるので、忙しい方やシャンプーに自信がない方はペットサロンの利用をおすすめします。

柴犬をお風呂に入れる手順

それでは実際に、柴犬をお風呂に入れる手順を一緒に見ていきましょう。一般的な柴犬のお風呂の入れ方は、以下の通りです。 

  • 体調や皮膚の観察を行う

ポイント: 熱っぽくないか、いつもと様子が違わないか、皮膚疾患はないかなどお風呂に入れる前に体調と皮膚の観察は必ず行いましょう。 

  • ブラッシングを行う

ポイント:抜け毛が残ったままお風呂に入れてしまうと、十分に汚れを落とすことができないため、ブラッシングで余分な毛を取り除いてあげましょう。 

  • 全身をぬるま湯でよく濡らす

ポイント:熱くない程度のぬるま湯で、毛の根本まで水が行き渡るように濡らしましょう。 

  • シャンプーで洗う

ポイント:シャンプーはワンちゃん専用のものを使い、しっかりと泡立てた状態で洗いましょう。 

  • コンディショナーで保湿する

ポイント:乾燥している時や、フケが気になる時はコンディショナーを使いましょう。 

  • ドライヤーで毛の根本までしっかりと乾かす

ポイント:毛の根本や皮膚までしっかり乾かしてあげましょう。 

いかがでしたでしょうか。一見、我々人間と同じような手順を踏んでいますが、柴犬は毛が密に生えている犬種なので、時間が結構かかり終わりまで1.5〜2時間ほどかかると言われています。

また、柴犬は抜け毛が目立つ犬種なので、シャンプー後の掃除や後始末も行わなければなりません。

柴犬をお風呂に入れる際には、上記でご紹介した手順とポイントを抑えてあげましょう。

柴犬がシャンプーを嫌がる理由

柴犬

柴犬をお風呂に入れる手順や、お風呂に入れる頻度について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。お風呂は最低でも月一で入れるべきだと分かりましたが、そうはいってもシャンプーが苦手な子や嫌がるような子もいます。では、どんな理由があって柴犬はシャンプーを嫌がるのでしょうか。柴犬のシャンプーに対する苦手意識を無くすためにも、嫌がる理由をしっかり理解しておきましょう。 

理由①水が怖いから

一般的に、ゴールデンレトリバーのような泳ぎが得意で水遊びが好きなワンちゃんがいる一方、柴犬は水猟犬のような歴史を持たないためお風呂が苦手な子が多いと言われています。

そのため、水に恐怖心を抱いていることから、シャンプーを嫌がることがあります。とは言ってもシャンプーしてあげなければ、愛犬を清潔な状態に保つことはできません。

水を怖がっている場合には、シャワーヘッドを身体から離して水をかけるのではなく、ピッタリと身体に沿わせて水を当てることで、水圧を感じにくく、刺激を最小限に抑えることができます。

また、湯船に浸からせるといったような、水嫌いを加速させるような行為は決して行わないようにしましょう。

理由②音が怖いから

柴犬はシャワーの音が怖いがゆえに、シャンプーを嫌がる場合もあります。

ワンちゃんの聴覚は人間と比較するとはるかに鋭く、我々人間が気にならないような音でも敏感に感じ取ることがあります。

そのため、シャンプー中には特にシャワーの音に気を付けてあげましょう。

勢いよく水を出している場合は、水圧による刺激もあるので、警戒心の強い柴犬にとってはストレスになりかねません。

理由③無理やり押さえつけられるから

水やシャワーに対して抵抗が無かったとしても、シャンプーの最中に無理やり押さえつけられたり、叱られたりすると、シャンプーを嫌がることがあります。

柴犬だけでなくワンちゃん全般に言えることですが、シャンプーに対して一度でも嫌悪感を抱いてしまうと、今後のシャンプーをスムーズに行うことが難しくなってしまいます。

そのため、強い言葉や力でおとなしくさせようとする行為はNGです。

シャンプーの最中にもし暴れてしまった場合には、一旦中断して落ち着くまで待ってあげたり、優しく撫でたりしてリラックスさせてあげましょう。

理由④目、耳、鼻に水が入ったから

柴犬は、目や耳、鼻などに水が入って嫌な思いをした経験があると、水を嫌うようになることがあります。

特に顔が濡れるのを嫌がる子は多く、シャンプーの際は気を付けてあげる必要があります。

顔周りを洗う時は、顔に遠い部位から徐々に濡らしていき、濡らしたスポンジやガーゼを使って洗ってあげると、目や耳に水が入るのを防ぐことができます。

柴犬がシャンプーを嫌がった時の対処法

柴犬

柴犬がシャンプーを嫌がる理由を4つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。おとなしくシャンプーさせてくれる子であれば特段問題ないのですが、嫌がったり暴れたりする子であれば、時間がかかる上に怪我などのトラブルを招くリスクもあります。では、シャンプーを嫌がる場合はどのように対処すべきなのでしょうか。ここでは、柴犬がシャンプーを嫌がった時の対処法をご紹介していきます。 

対処法①「お風呂=楽しい」と思わせる

まずは「お風呂=楽しい」というイメージを持たせましょう。

ワンちゃんは、お風呂場が嫌な場所と覚えてしまうと、シャンプーするまでに暴れてしまったり、抵抗してしまいます。

お風呂に対するイメージを良くするには、愛犬のお気に入りのおもちゃや大好物を持って行き、お風呂での居心地を良くしてあげるといいでしょう。

対処法②強要しない

無理な強要は、柴犬にとってストレスやトラウマになってしまう可能性があるのでNGです。

ご紹介した通り、柴犬がシャンプーを嫌がる理由はさまざまですが、嫌がっている場合はどんな理由であれ一度中断しましょう。

シャンプーを中断した後は、愛犬の好きなおやつを与えたり優しく撫でてあげたりして、シャンプーに対する恐怖心を取り除いてあげましょう。

シャンプーを最後まで行うことができなかった場合は、濡れタオルで拭く程度で終わらせたり、時間を置いて落ち着いてからシャンプーを再開することをおすすめします。

対処法③少しずつ慣れさせる

柴犬は、水が得意な子は少ないため、シャンプー自体が初めてでなくても少しずつ水に慣らしながら行いましょう。

足元を少しずつ濡らしていったり、水をパシャパシャと軽くかけることから始めるといいでしょう。

焦らず時間をかけて、平気な範囲を広げてあげることをおすすめします。

対処法④短時間で済ませる

手早く短時間で済ませるのも、シャンプーが苦手な子には適しています。

シャンプーにかける時間が長くなればなるほど、かかる負担や恐怖心も大きくなります。

シャワーの時間はできるだけ短くして、5〜10分程度で終わるようにしてあげるといいでしょう。

シャンプーが苦手な子にとっては、シャンプーの時間自体が体力を消耗させることになるので、できるだけ短い時間で終わらせてあげるようにしましょう。

対処法⑤ドライシャンプーや濡れタオルで代用する

シャンプーが苦手な子には、ドライシャンプーや濡れタオルの代用がおすすめです。

愛犬がどうしてもシャンプーをさせてくれない場合は、このようなやり方で綺麗にしてあげる方が多いです。

濡れタオルやドライシャンプーは簡単に行うことができるので、シャンプーに抵抗がある子に対して試してあげましょう。

まとめ

柴犬

本記事では、柴犬がシャンプーを嫌がる理由やシャンプーを嫌がった時の対処法についてご紹介しました。

柴犬に限らず、ワンちゃんを飼うとなると衛生面のためにはお風呂には必ず入れてあげる必要があります。

特に柴犬は水が苦手な子も多く、シャンプーに苦戦している飼い主さんも少なくはありません。

愛犬を常に綺麗な状態にしてあげるためにも、その子に合ったお風呂の入れ方をしてあげましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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