banner

banner

スコティッシュテリアの平均寿命はどれくらい?かかりやすい病気を知って正しく健康管理

お気に入りに追加

スコッティの愛称でも親しまれる小型犬スコティッシュテリア。大切な愛犬と長く一緒に過ごすためには、健康寿命を延ばすことを意識しながら、食事・体重の管理など生活に工夫を加えることが大切です。ここでは、スコティッシュテリアの平均寿命やかかりやすい病気に加えて、健康寿命を延ばすポイントを解説していきます。

スコティッシュテリアの平均寿命はどれくらい?かかりやすい病気を知って正しく健康管理
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. スコティッシュテリアの平均寿命は?
  2. スコティッシュテリアがかかりやすい病気
  3. スコティッシュテリアの健康寿命を延ばすための体重管理
  4. スコティッシュテリアに長生きしてもらうために

スコティッシュテリアの平均寿命は?

スコティッシュテリア
obsidianphotography

 スコティッシュテリアを迎える前に平均寿命を知り、本当に自分に合った犬種かどうかを考えることは重要です。スコティッシュテリアを生涯飼育することを前提に、一生涯しっかりとサポートするための準備をしましょう。ここでは、スコティッシュテリアの平均寿命について詳しく解説していきます。 

スコティッシュテリアの平均寿命

 スコティッシュテリアの平均寿命は約12年です。これは、小型犬全体の平均寿命と概ね一致しており、特に長くもなく短くもありません。 

スコティッシュテリアの最高齢

 スコティッシュテリアの平均寿命は12年ですが、きちんと健康管理やストレスが少ない生活環境を整えることで15歳~17歳まで生きる子もいます。しかし、スコティッシュテリアの寿命は環境のみならず、遺伝も大きな影響を及ぼしているので、丁寧に飼育されていても平均寿命よりも若い年齢でなくなってしまう子も少なからずいます。 

スコティッシュテリアがかかりやすい病気

スコティッシュテリア
LaresaPerlman

 スコティッシュテリアがかかりやすい病気を知ることで、予防に取り組み、健康寿命を延ばすことができます。また、かかりやすい病気の症状を把握しておくことは、病気の早期発見にもつながり、よりスムーズな治療ができる可能性があります。ここでは、スコティッシュテリアがかかりやすい病気について詳しく解説していきます。 

  1. 尿路結石
  2. アトピー性皮膚炎
  3. スコッチけいれん
  4. フォン・ヴィレブランド病

1.尿路結石

 尿路結石は腎臓から尿道までの尿路で結石が詰まってしまう病気です。尿路結石になると尿が出にくくなり、血尿や激しい痛みを発症します。尿路結石は水の摂取が少ないことが原因で悪化してしまう場合があるので、犬が日頃からしっかりと水分補給をしているか確認するようにしましょう。また、尿路結石になってしまうと手術が必要な場合があるので、必ず動物病院で受診してもらうようにしましょう。 

2.アトピー性皮膚炎

 アトピー性皮膚炎は犬がアレルゲンが体内に取り込まれることによって激しい痒みが発症する病気です。皮膚が非常に痒いため、犬は仕切りに体をなめたり掻いたりするようになります。ホコリやダニがアレルゲンとなってアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまう場合があるので、犬の飼育環境を清潔に保ち、ダニ予防に取り組むようにしてくださいね。 

3.スコッチけいれん

 全身性のけいれんを起こす「スコッチけいれん」という病気は、過度なストレスを抱えているときや運動をしている際に症状が見られることがあります。歩いている最中に背中が丸まってうずくまってしまうようなことがあれば要注意となります。 

4.フォン・ヴィレブランド病

 聞き慣れない病名ですが、フォン・ヴィレブランド病は遺伝性疾患の1つで、スコティッシュテリアに起こりやすい病気です。別名「偽血友病」と呼ばれ、一度出血をするとなかなか止まらなくなってしまう病気です。根本的な治療法がないため、対処療法が望まれます。特に子犬期は歯の生え代わり時期等に出血の様子を確認して、なかなか血が止まらないようであれば動物病院に相談するのが良いでしょう。 

スコティッシュテリアの健康寿命を延ばすための体重管理

スコティッシュテリア
Henry_Bell

 スコティッシュテリアの健康寿命を延ばすための最も簡単な方法は、体重管理をしっかりとすることです。肥満体型は関節に負担をかけますし、肥満の原因になる食生活や生活習慣はそのほかの生活習慣病の原因になることがあります。ここでは、スコティッシュテリアの体重管理の方法について解説していきます。 

スコティッシュテリアが好きな運動

 スコティッシュテリアは動くものを追いかけるのが大好きなので、ボール遊びをしながらの運動が大好きです。また、自分が好きな場所を自由に嗅ぎ回るのも大好きなので、ロングリードを利用して山道や草原で自由にさせてあげると喜びます。 

スコティッシュテリアに合ったごはんの量

 ごはんの量はドッグフードの推奨給与量を参考に測るようにしましょう。運動が多い日には少し多めのごはんを、運動が少ない日には少し少なめのごはんをあげることで体重管理がしやすくなります。また、手作り食に挑戦している場合は、カロリーをきちんと計算してバランスの良い食事を準備できるようにしてくださいね。 

スコティッシュテリアの散歩の目安

 スコティッシュテリアは活発な犬種なので、しっかりと運動時間を確保することが大切です。少なくとも30分の散歩を1日に2回は行うようにしましょう。また、週に3回程度、広い場所で自由に走り回る時間を確保すると喜びます。 

スコティッシュテリアに長生きしてもらうために

スコティッシュテリア
andrescarlofotografia

 スコティッシュテリアの平均寿命は12年と、決して長くもなく短くもないのが特徴です。スコティッシュテリアと長い時間を共に過ごすことをとても大切に感じる飼い主は多いですが、寿命そのものよりも健康寿命を延ばすことに集中するように心がけると愛犬と健やかな生活を送ることが出来るはずです。健康寿命に集中することで、限られた時間をさらに有意義で楽しい時間にしてくださいね。

スコティッシュテリアに関する記事はこちらもチェック

スコティッシュテリアを子犬から飼うために|性格や特徴をご紹介

あわせて読みたい

スコティッシュテリアを子犬から飼うために|性格や特徴をご紹介

スコッティの愛称でも親しまれているスコティッシュテリアは、頬ひげのような飾り毛をもつ優しい顔立ちと、明るい活発な性格が大きな魅力です。 そんなスコティッシュテリアは当時イギリスでひとまとまりにされていた、数あるテリア種の中でも、イギリス・スコットランドを表す”スコティッシュ”という名を勝ち取った犬種でもあります。ここではスコティッシュテリアの名前の由来や歴史から犬種の成り立ちを解説し、そこから特徴・性格・基本的な育て方など飼い主さんが知っておきたいことをまとめました。

スコティッシュテリアはカットが必要な犬種?被毛タイプやお手入れの方法をご紹介!

あわせて読みたい

スコティッシュテリアはカットが必要な犬種?被毛タイプやお手入れの方法をご紹介!

スコティッシュテリアは、エレガントで美しい被毛が魅力な犬種です。しかし、こまめなお手入れなしではこの美しさはキープすることができません。今回は、スコティッシュテリアの被毛のタイプや家庭でのお手入れ方法をご紹介します。 また、抜け毛や毛玉などの被毛のトラブルの対策法などもまとめているので、愛犬の皮膚・被毛ケアに苦手意識のある方はぜひあわせて読んでみてください。

banner

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード