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子犬はいつからおやつをあげていいの?時期や与える際の注意点

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しつけのご褒美やコミュニケーションの一環としておやつはとても効果的です。主食と比べて嗜好性が高いのでおやつが好きな子は多いですが、よくよく考えると「子犬にはいつからおやつをあげていいのか分からない」という飼い主さんは少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、子犬におやつをあげ始めてもいい時期や与える際の注意点、おすすめのおやつをご紹介していきます。

子犬はいつからおやつをあげていいの?時期や与える際の注意点
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目次

  1. 子犬がおやつを食べられるのはいつから?
  2. 子犬におやつをあげるときの注意点
  3. おやつを与えるタイミング、おすすめは?
  4. おやつは飼い主さんの目の届くところで

子犬がおやつを食べられるのはいつから?

子犬

犬が嬉しそうにおやつを食べている姿はSNSでも見かけることが多く、見ているこちらも思わず微笑んでしまう光景ですよね。子犬を迎えたら、愛犬にも早くおやつをあげたいと思ってしまいますが、成長期でもある子犬におやつを与えてもいいのかためらう飼い主さんも少なくないと思います。子犬におやつをあげてもいいのは一体いつからなのでしょうか?

生後3ヶ月頃まではおやつは不要

個体差はあるものの、だいたい生後3週間頃から乳歯が生え始めるため、この時期からドライフードをふやかした離乳食を与えるようにしていきます。そして乳歯が生え揃う生後2~3ヶ月を目安に徐々に離乳食からドライフードに切り替えていき、少しずつ硬いものを食べる練習をします。

離乳食を食べているこの時期は、消化器官やその他の内臓が発達の途中のため、消化することが苦手です。おやつを与えてしまうことで消化不良を起こしたり、喉に詰まらせてしまう可能性もあるため、生後3ヶ月頃まではおやつを与えるのは避けましょう

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生後3~5ヶ月|柔らかいおやつならOK

だんだんと内臓が発達していきますが、まだ未熟であることに加え、生後4ヶ月頃は乳歯から永久歯に生え変わりはじめる時期です。歯ごたえのある硬いおやつは内臓を傷つけてしまったり、生え変わる歯に負荷がかかってしまう恐れもあるので、柔らかく消化しやすいおやつを選んであげましょう。

歯の生え変わりの時期は歯茎がムズムズしたり、口内に違和感を感じていろいろなものを噛みたくなるため、噛んでもいいおもちゃを用意してあげると噛み癖の予防にもなります。デンタルケアができるおもちゃもおすすめです。

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また、生後3ヶ月以降はご飯の回数が少しずつ減っていくので、食事の間隔が空いて空腹からイライラしてしまったり、低血糖を引き起こすケースがあります。その際にはおやつを活用すると良いでしょう。

身体が成長する子犬期は消化吸収に優れ、バランスよく栄養を摂取できるドッグフードを与えてあげることが何よりも大切です。おやつをあげてしまうことで、肝心の主食を食べなくなってしまう恐れもあるので、まずは栄養価の高いドッグフードを最優先に食べさせるようにしてくださいね。

■子犬の食事の回数(目安)

  • ~生後3ヶ月頃:3~5回
  • 生後3~6ヶ月頃:3~4回
  • 生後6~12ヶ月頃:2~3回

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生後6ヶ月以降|硬めのおやつも食べられるように

おやつを与えても問題ない時期になり、ジャーキーやガムなど少し硬めのおやつも食べられるようになります。ただし、引き続き永久歯に生え変わりつつある時期でもあるので、歯茎や歯に負担がかからないよう、とても硬いおやつは避け、子犬用・1歳以下用のものを選ぶのがおすすめです。

永久歯が完全に生え揃うのは生後7ヶ月~1歳頃と言われていますが、人間と同じで1度折れてしまったり欠けてしまうと元には戻りません。そのため、しっかり歯が生えてきたからと言って、骨やひづめなどの硬いおやつを長時間噛ませ続けるのは避けましょう

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おやつは与えなくてもいいもの

おやつは必ずしもあげなくてはいけないものではありません。ドッグフードで必要な栄養素は十分摂取することができるので、おやつをあげすぎると肥満を招いたり、主食を食べなくなるといった問題が生じる可能性があります。

しかし、ご褒美としておやつを使うことでスムーズにしつけが進むことが多いのも事実です。そのため、1日に摂取してもいいおやつの量をきちんと把握して上手に活用しましょう。

計算方法はこちらの記事で紹介しています

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子犬におやつをあげるときの注意点

子犬

犬に必要な栄養素はドッグフードでまかなうことができますが、コミュニケーションやしつけのご褒美としておやつを与える機会は多いです。そこで、子犬におやつを与える際に気を付けるべきことをご紹介します。

与える量に気をつけよう

子犬は消化不良を起こしやすいです。そのため、おやつをあげすぎてしまうとうまく消化できずに下痢や嘔吐をしてしまうことも珍しくありません。症状が酷くなると脱水症状を引き起こしてしまう可能性もあるので、あげすぎには注意しましょう。

おやつの食べすぎは人間と同じで肥満の原因にもなります。1日に与えてもいいおやつの量は必要摂取カロリーの10%以内(多くても20%)と言われています。子犬用のドッグフードは成長に必要なエネルギーが凝縮されているためカロリーが高く作られており、加えておやつをあげてしまうと太りやすくなってしまうのです。愛犬が1日に摂取してもいいカロリーを把握しておくのと同時に、家族で共通のおやつ入れを作り、重複してあげることがないよう工夫しましょう。

また、おやつは嗜好性が高いので与えすぎには注意が必要です。ドッグフードを食べないからと言って代わりにおやつをあげてしまうと、ますます主食を食べなくなります。

犬は量が増えるよりも、回数が増えた方が喜ぶと言われているので、1回あたりの量を少なくして、何回かに分けてあげると満足感が得られるかもしれません。ただし、ご飯の前にあげてしまうと主食への食いつきが悪くなってしまう可能性があるので、食前に与えるのは避けるのがベターです。

おやつの大きさにも注意

犬の歯は、よく咀嚼してゆっくり味わうような形状をしていないので、飲み込める大きさになると丸飲みしてしまうケースも少なくありません。おやつが喉に詰まってしまうと窒息してしまう恐れもあるので、与えるおやつの大きさには気を付けましょう

生後3ヶ月以降、おやつを与えてもいい時期に与えるおやつは小さくて柔らかく、万が一丸飲みしても消化されやすいものがおすすめです。

アレルギーに注意

摂取したものによってはアレルギー反応が出る場合があります。実際に与えてみるまではその子の体質に合うか合わないかは分からないので、はじめて与えるおやつは少しずつ食べさせるようにしましょう。嘔吐や下痢などの様子が見られたら食物アレルギーの可能性があるので、動物病院を受診することをおすすめします。

アレルゲンとなりやすい食べ物は肉類や卵、乳製品、穀類などですが、これらはドッグフードやおやつに一般的に含まれていることも多いので、心配な場合はあらかじめ動物病院でアレルギー検査をしておくと安心かもしれません。

おやつを与えるタイミング、おすすめは?

子犬

おやつはご褒美として与えてあげるとよいでしょう。しつけの際に、「上手にできたら褒めつつ、おやつをひとかけあげる」というようにすると、「こうすればおやつがもらえる!」と学習してうまくいきやすくなります。最終的にはおやつがなくてもできるようにすることが目的なので、言葉で褒めるのを大前提として、たまにおやつをあげるというように工夫しましょう。

また、動物病院やトリミングサロンが苦手な子は多いです。注射や爪切りなど、「嫌なことを頑張ったらご褒美をもらえる」と認識させると我慢してくれることも少なくありません。

社会化の一環として、初めて会う人におやつを与えてもらうのもおすすめです。「知らない人だけど、いいものをくれる」と認識すれば、見ず知らずの人に対しても恐怖心を抱きにくくなります。しかし、これも毎回やると「道行く人全員おやつをくれる!」と認識してしまうので注意してください。

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子犬におすすめのおやつ

生後3ヶ月頃から与えるおやつとしておすすめの商品をご紹介します。

■ボーロ

  • 商品名:アドメイト(ADD.MATE) ママラブパピー ボーロ 45g
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■ビスケット

  • 商品名:ペティオ (Petio) プラクト 生後3ヶ月からの豆乳ビスケット 45g
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■スナック

  • 商品名:3ヶ月頃から1歳頃 子犬のおやつ 100g
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おやつは飼い主さんの目の届くところで

子犬

おやつが好きな子は多いため、ついついたくさんあげたくなってしまいますが、愛犬の健康のためにも与える量には気をつけましょう。しつけの際にあげるのであれば、おやつがもらえることが癖にならないように注意してください。

また、子犬におやつを与える場合は、しっかり食べ終わるまで飼い主さんが様子を見ておくことが望ましいです。喉に詰まったり、丸飲みして窒息を起こすと最悪の場合、死に至ります。体質に合わずアレルギー反応が出てしまうことも少なくありません。異変を感じたときにすぐに対応できるよう、動物病院が開いている時間に与えるようにしたり、飼い主さんがそばで様子を確認できるときに食べさせるようにするのが安心です。

おやつを上手に活用して、しつけや信頼関係の構築に役立ててくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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