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子犬を迎えると決まったら|事前に必要な準備と快適に過ごしてもらうための環境づくり

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子犬と暮らし始めるにあたっては、あらかじめ必要なものを用意しておいたり、子犬と暮らすための環境を整えておかなければいけません。しかし、はじめて犬を飼うという人であれば、何を準備すればいいのか、部屋にはどんな工夫が必要なのかよく分かりませんよね。そこで本記事では、子犬を迎えるにあたって準備しておくべきものや、生活環境として注意が必要なポイントをご紹介します。もうすぐ飼い主となり子犬との暮らしをスタートさせる予定がある人はぜひ参考にしてくださいね。

子犬を迎えると決まったら|事前に必要な準備と快適に過ごしてもらうための環境づくり
話題/ 犬用ベッド徹底比較 犬用ベッドなんでも良いって思ってない?愛犬の寿命にもつながるベッドの選び方教えます。

目次

  1. 事前に用意しておくべきアイテムは?
  2. できれば用意しておきたいもの
  3. 快適な環境づくりのために
  4. 犬を飼うには覚悟も必要

事前に用意しておくべきアイテムは?

子犬

子犬が自宅にやってきた日から必要最低限の暮らしができるよう、用意しておかなければいけないアイテムはたくさんあります。まずはじめに、事前に準備しておくべきアイテムをご紹介します。

サークル・ケージ

子犬が過ごすスペースを区切るためには、サークルやケージが必要です。ゆくゆくは室内を自由に行き来させたいと考えている飼い主さんもいるかもしれませんが、飼い主さんの就寝時や留守時にはサークル・ケージに入っていてもらうことで怪我や誤飲などの心配もなくなります。そのため、なるべく早いうちからサークル・ケージで過ごすことに慣れさせておくのがおすすめです。

ただし、運動神経の良い犬種は低めのサークルだとジャンプして外に出てしまうこともあるので、屋根付きのタイプケージのほうがいいかもしれません。迎える犬種に合わせて大きさやタイプは相談してください。

犬用クレート・犬用ベッド

犬は狭くて暗いところが落ち着くという習性を持っているので、安心して過ごしたり眠ったりできるよう、クレートベッドを用意しておきましょう。

基本的に犬は寝床では排泄しませんが、子犬は排泄の回数が多く、排泄のコントロールも上手にできません。トイレトレーニングが完了するまでは粗相してしまうことも珍しくないので、洗える素材のものがおすすめです。

特にクレートは動物病院へ行くときや、災害時の移動手段としても役に立つので、子犬のうちからクレートトレーニングをしておくとよいでしょう。

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トイレトレー、トイレシート

子犬を迎えたらしばらくはそっとしておくように言われることが多いですが、トイレトレーニングは初日から始めることが望ましいため、犬用のトイレは必ず用意しておいてください。

トイレが汚れていると別の場所で排泄したり、不快感を感じてケージから出してほしいと夜鳴きをしてアピールすることもあるので、こまめに掃除する、夜間は吸収力に優れたシートを用意するなどの工夫をしましょう。

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フードボウル、給水器

食事や水分補給のためのフードボウルや給水器も欠かせません。毎日使うものなので、壊れにくく、雑菌が繁殖しないよう洗いやすい素材のものを選びましょう。特に子犬期の歯の生え変わりの時期は色々なものを噛むので、噛んで破片を飲み込んでしまう可能性のあるプラスチック製より、ステンレス製の食器が安心です。他にも陶器製やシリコン製のものもあり、サイズや形もさまざまなので、愛犬の食べている様子をみて、ゆくゆくはマズルの長さに合わせたものに変更してあげるといいですね。

給水器はフードボウルのように深めのお皿のような形のものから、ケージやサークルにくっつけるボトルタイプ、お散歩中の水分補給に適したものもあります。ひっくり返したり、足を入れてしまわないか心配な場合にはボトルタイプがおすすめですが、ワンちゃんによっては苦手な素材もあるので、こちらも愛犬の様子をみて必要であれば変えてあげましょう。

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ドッグフード

子犬は身体や脳が成長する大切な時期なので、消化吸収に優れ、栄養豊富なドッグフードを選んであげるようにしましょう。生後3ヶ月頃まではおやつは不要なので、基本的には子犬用の総合栄養食と書かれているものがおすすめです。

ただし、迎えたばかりの子犬は慣れない環境で不安がいっぱいです。体調も崩しやすく、食べ慣れていないドッグフードは消化不良や下痢などの原因になります。新しい環境に慣れるまではこれまで食べていたドッグフードを与えるようにして下さい。

ペットショップから迎える場合、子犬が食べていたフードが販売されていることもあるので、聞いてみるとよいでしょう。ブリーダーさんから迎える場合は、何を食べていたか尋ねれば教えてくれるはずです。

自宅や飼い主さんに慣れ始めたら、別のものに切り替えても大丈夫です。ドッグフードを変更する場合は、1週間ほどかけてゆっくり切り替えていきましょう。食後すぐに下痢や嘔吐、かゆみなどの症状が出る場合は食べ物アレルギーの可能性があるため、獣医師に相談してください。

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おもちゃ

お留守番時や室内で遊ぶ時に活躍するのがおもちゃです。子犬の歯が生え変わる時期には手や家具などを見境なく噛んでしまうので、噛んでもいいおもちゃを与えて歯のむず痒さや噛みたい欲求を満たしてあげるとよいでしょう。ワクチン接種が完了するまではお散歩ができないので、おもちゃで遊んでエネルギーを発散させてあげてください。

音のなるおもちゃや飼い主さんと引っ張りっこできるおもちゃは特におすすめです。ただし壊れやすいものや、誤飲の恐れがあるものは避けるようにしてくださいね。

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できれば用意しておきたいもの

子犬

当日には使わないものの、お散歩やお手入れなど今後のための練習をなるべく早いうちからはじめるために、以下のアイテムも折を見て揃えていきましょう。

首輪・ハーネス、リード

子犬がお散歩に行けるようになるのはワクチン接種をしてきちんと免疫がついてからになります。そのため、生後間もない子をお迎えする場合、すぐにお散歩に行けるようになるわけではありませんが、ゆくゆくは毎日お散歩に行くようになるので、リードや首輪・ハーネスなどは用意しておくといいでしょう。

首輪とハーネスどちらが合っているかは身体の大きさや引っ張る力の強さなどで変わってきます。ストレスなくお散歩を楽しむことができるよう、愛犬に合ったものを選んであげてくださいね。ハーネスを使用する場合は、万が一外れてしまったときのために、鑑札や迷子札を装着できる首輪を別で着けておくと安心です。

お散歩デビューの時にはじめて首輪をつけるとなると嫌がる子も少なくないので、自宅の環境に慣れてきたらリボンや布などあまり負担のかからないものを首に巻いて練習をしておきましょう。また、あわせてリードの練習もしておくと、いざお散歩デビューとなったときに嫌がらずに装着させてくれる可能性が高くなります。

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ブラッシングブラシ

被毛のお手入れに欠かせないのがブラッシングブラシです。短毛種であってもブラッシングは必要になるので用意する必要がありますが、被毛の特徴によって適当なブラシは異なるため、よくわからなければペットショップの店員さんに聞きましょう。

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歯ブラシ

犬は虫歯にはなりにくいものの、歯周病にはなりやすいので毎日歯磨きをしてあげるのが望ましいです。しかし、口周りを触られるのが苦手な子は多いもの。すぐに歯ブラシを使っての歯磨きはできないので、スキンシップを兼ねて口や歯茎などを触ることからはじめましょう。

ワンちゃんによってはどうしても歯ブラシが苦手という子もいます。そんなときは、歯磨きシートや歯磨き効果のあるおもちゃ、ごはんにふりかけるタイプのデンタルケア用品など、いろいろな種類のお手入れグッズが販売されているので、愛犬が少しでも抵抗感のないもので歯磨き・ケアしてあげてくださいね。

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周辺の動物病院やトリミングサロン探し

犬と暮らしていく中で、必ずお世話になるのが動物病院です。ワクチン接種や健康診断など、具合が悪くなくても訪れる機会は多々あります。しつけの相談や愛犬が出産を迎えるときにも指示を仰げるように近所に信頼できる獣医師がいると安心です。

また、犬種によっては定期的にトリミングサロンで被毛をカットしてもらわなくてはいけません。足裏などの一部分であれば飼い主さんが自宅でカットすることも可能ですが、素人が全体的にカットするのは至難の業です。

トリミングサロンは被毛のカットだけではなく、シャンプーをはじめ、耳掃除や爪切り、肛門腺絞りなどの全身のお手入れもしてくれますし、シニアになると寝ていることが多くなるので顔周りやお尻周りなど汚れやすい部分の被毛を短くしてお手入れしやすくする飼い主さんも少なくありません。そのため、カットの必要ない犬種でもお世話になる機会はあるでしょう。信頼できるトリマーさんを見つけることも重要なポイントの1つです。

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快適な環境づくりのために

子犬

長い間一緒に暮らすうちに犬がこちらの環境に合わせてくれる部分もありますが、子犬の場合は知らない環境で見ず知らずの人間と暮らすことに少なからず不安やストレスを感じます。そのため、できるだけ安心して過ごすことができるよう、快適な環境を整えて迎え入れてあげたいですよね。ここでは、子犬と暮らし始める際の環境づくりのポイントをご紹介します。

子犬のケージを設置する場所はどこがいい?

ケージはどこに置いてもいいというわけではありません。しかし、スペースの関係上なかなか置く場所は選べないというケースもありますよね。落ち着いて眠れないような場所暑さや寒さを感じやすい場所誤飲の危険がある場所などの避けるべき空間を最低限押さえて、なるべく以下の場所に該当しないところに設置するようにしてあげてください。

■避けるべき場所

  • 人の往来が激しい廊下や扉に近い場所
  • エアコンの風が直風の場所
  • 日当たりの良すぎない場所
  • 窓や外の景色が見える場所
  • テレビの横やラジオなど音の出るものに近い場所
  • 配線類や植物に近い場所

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身の回りのものに注意

子犬はまず口に入れてどんなものなのか確認しようとします。そのため、齧られて困るもの、噛んだら危ないものは子犬の行動範囲内に置かないようにしてください。

配線類は興味本位で齧ってしまうと感電の恐れもあります。また、電池やお菓子の袋、ボタンなどの小さいものは万が一飲み込んでしまうと窒息してしまうケースも少なくありません。

ルームフレグランスは、ニオイによって体調を崩してしまうこともありますし、瓶を倒して舐めてしまったら危険です。

モンステラやチューリップなどの植物は毒性が強く、口にしてしまうと中毒症状を引き起こすこともあります。

このようにわたしたちが普段暮らしている場所は子犬にとって危険となるもの・ことがたくさんあります。

全てを撤去することは難しいので、子犬が立ち入れるスペースには極力ものを置かないようにする、柵を設置して触ることのないようにするなどの工夫をし、なるべく安全な環境を作るようにすることが大切です。

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床に対策しよう

フローリングは犬にとって滑りやすい場所です。トイプードルやポメラニアン、チワワなどの小型犬はフローリングで滑って転んでしまうと骨折や脱臼のリスクが高いため、滑りにくくする工夫をしましょう。床をフロアコーティングするという方法もありますが、値段が高いので、カーペットや滑り止めのマットを敷いて対策するのがおすすめです。

ただし、犬は柔らかい感触のする場所で排泄するケースも多いため、トイレトレーニングが完了するまでは子犬の歩く場所にふわふわした感触のものを敷くのは避けましょう。

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犬を飼うには覚悟も必要

子犬

犬を飼いたいと思ってたくさん調べている人であれば、犬を迎えることの大変さは分かっているかもしれません。お散歩や歯磨き、ブラッシングなどのお手入れは毎日やらなければいけませんし、しつけには根気が要ります。また、トイレシートやドッグフードなどの消耗品は継続的にお金がかかり、病気や怪我をしたらペット保険に加入していない場合、全て自費です。

それでも多くの人が犬をはじめ猫やうさぎなどの生き物たちと暮らしているのは、一緒に過ごす時間がかけがえのないものになるからですよね。生き物を飼うことは楽しいことばかりではありませんが、癒しや幸せをくれることは間違いありません。

覚悟を持ってしっかり準備をしたら、あとは運命の子をお迎えするだけです。犬の寿命は人間と比べるとはるかに短いので、1日1日を大切に愛犬との生活を思う存分楽しんでくださいね!

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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