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ポメラニアンは足の怪我に注意して!普段から歩き方をチェックしておこう

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ぬいぐるみのようなかわいさが人気のポメラニアンは、元気いっぱいで運動が大好きな犬種です。ただし、超小型犬なので怪我には気をつけなければいけません。今回は、ポメラニアンとの暮らしで特に注意が必要な足の怪我についてご紹介します。

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目次

  1. ポメラニアンの体型について
  2. ポメラニアンが気をつけたい足の怪我・病気
  3. ポメラニアンの怪我を予防するには
  4. ペット保険には入るべき?
  5. 日頃から愛犬の様子をよく気にかけておこう

ポメラニアンの体型について

ポメラニアン

ふわふわな被毛といつも笑っているような表情が魅力的なポメラニアンは、JKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種別犬籍登録頭数において2008年から2022年まで4位という、とても人気のある犬種です。そのため、お散歩している姿を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

そんなポメラニアンは個体差が大きい犬種でもあり、超小型犬でありながら、その枠を超えて成長する子も珍しくありませんが、基本的には実際目にすると驚いてしまうほど小柄な体型をしています。JKCの犬種標準は体高21㎝ほどであり、これはだいたい500mlのペットボトルの高さと同じくらいになるので、いかに小さいかが分かりますよね。

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実は骨が細い犬種でもある

ポメラニアンは、マルチーズヨークシャーテリアと並んで「愛玩犬の御三家」と称され、高度成長期の座敷犬(※室内で飼う犬)ブームによってとても人気が出ました。そのため、日本におけるペットブームの火付け役とも言われています。

しかし、そのブームに乗じて知識のない人たちもブリーディングに参入したことで、ペーパーボーンと言われる骨の弱い個体やサイズが安定しない個体が出回り、犬質が低下した歴史を持っています。

普段はもふもふの被毛に隠れているので分かりにくいものの、ポメラニアンはトイプードルやチワワ、イタリアン・グレーハウンドなどの犬種と同じく足の骨が細いので、骨折などの怪我には特に注意しなくてはいけません。

骨折は生後3ヶ月~10ヶ月までに起こることが多いと言われていますが、前述した通りポメラニアンは骨が細くもろいため、成犬になっても軽い衝撃で骨折してしまう危険性が高いです。普段の食事で上手にカルシウムを取り入れてあげられると良いですね。

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ポメラニアンが気をつけたい足の怪我・病気

ポメラニアン

ここでは、ポメラニアンが気をつけたい足の怪我や病気をご紹介します。

骨折

犬は骨折しやすいと言われていますが、その中でもポメラニアンは特に骨折してしまうことが多いです。抱っこしているときに落下してしまったり、ソファから飛び降りただけで骨が折れてしまうことも珍しくありません。また、自宅の床がフローリングという場合には、走り回った際に滑って転んでしまうということも骨折に繋がってしまいます。

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膝蓋骨脱臼

小型犬に多く見られる膝蓋骨脱臼(パテラ)にも注意が必要です。膝蓋骨脱臼は膝のお皿が外れてしまう状態で、足を引きずったり、歩行困難などの症状が見られます。遺伝などの先天的な要因の他に、高所からの落下や交通事故、ジャンプ着地の衝撃といった後天的な要因で脱臼してしまうことも少なくありません。

グレード1~4まであり、酷い場合には手術が必要です。グレード2までは比較的症状が軽いので、愛犬の脱臼に気がつかないこともあります。

膝蓋骨が内側に脱臼する「膝蓋骨内方脱臼」は小型犬に、外側へ脱臼する「膝蓋骨外方脱臼」は中・大型犬での発症が多いと言われています。

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前十字靭帯断裂

後ろ足の膝にある靭帯が切れてしまい、後ろ足をかばうようにして歩く様子がみられる状態です。加齢に伴い発症することが多いと言われていますが、急なジャンプやダッシュで膝に負担がかかったり、肥満や交通事故でも断裂してしまうことがあります。痛みのある足を地面に着けないようにして3本足で歩くようになったら靭帯が切れている可能性が高いです。

レッグペルテス

大腿骨(太ももの骨)の骨頭部への血行障害により大腿骨頭が壊死してしまうことで疼痛が生じ、二次的に骨折を引き起こすこともある病気です。外傷により発症することもありますが、多くは先天性で、はっきりとした原因は分かっていません。成長期の小型犬が好発犬種とされています。前十字靭帯断裂と同様、後ろ足の歩き方に異変が生じ、3本足で歩く様子がみられます。症状が軽い場合は内科的治療が行われますが、多くの場合、外科的治療が必要になります。 

ポメラニアンの怪我を予防するには

ポメラニアン

ポメラニアンが怪我なく元気に過ごせるようにするには環境づくりや健康観察がとても大切になります。飼い主さんができることを1つずつみていきましょう。

骨折|予防策

骨折してしまう要因はさまざまですが、立った状態での抱っこは避ける、段差のある所には立ち入れないように柵を設置する・犬用のステップを活用してジャンプさせないようにする、滑り止めのマットを敷くなどの対策が効果的です。

ポメラニアンはトリミングが不要ですが、足の裏の被毛は伸びてしまうと滑りやすくなるので、定期的にカットしてあげましょう。

膝蓋骨脱臼|予防策

膝蓋骨脱臼は歩き方に異常が見られるため、日頃から愛犬の歩き方をよく観察しておくことが大切になります。スキップや足を引きずっている様子が見られた場合にはなるべく早く動物病院を受診しましょう。

症状がほとんどない場合やシニアの場合、手術をしても回復が見込めない場合などは、保存療法になります。投薬や運動の制限、愛犬が生活している環境の改善のほか、肥満の場合はダイエットが必要になるでしょう。ポメラニアンは食欲旺盛で太りやすいと言われているので、普段から適切な食事量を与えるように意識してください。骨折の予防策と同じですが、生活環境を整えておくことが何よりも大切です。

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前十字靭帯断裂|予防策

靭帯の断裂を予防するには、骨折や膝蓋骨脱臼の予防方法と同じで、体重管理や生活環境の改善が重要になります。肥満を防ぎ、膝に負担がかかりにくい環境を作りましょう。

また、ポメラニアンは喜んでいるときにくるくる回る傾向がありますが、膝に無理な力が加わるため膝関節に負担がかかります。遊んでいるときやご飯前など、ポメラニアンが嬉しくなるような状況ではなるべく興奮させないように適宜休憩をはさんだり、「待て」の指示で落ち着かせるようにしましょう。

レッグペルテス|予防策

原因が分からないため、予防が難しい病気です。若齢期の小型犬に多く発症すると言われているので、愛犬が1歳以下の場合は普段から歩き方などをつぶさに観察しておきましょう。足を地面につけずに歩いていたり、痛みのある足を地面につけないようにして歩いている様子がみられたらすぐに動物病院に連れて行ってください。

ペット保険には入るべき?

ペット保険

ペット保険はかかった診療費がすべて補償されるわけではないことに加え、任意保険ということもあり、加入するかどうか迷う飼い主さんは多いのではないでしょうか。人間の保険と同じで、ペット保険にもメリットだけではなくデメリットが必ずあります。万が一の時に、飼い主さんの負担を減らしてくれるものではありますが、毎月の保険料は決して安いとは言えません。補償内容やご自身の経済状況を加味して、加入するかどうかを検討しましょう。

もしペット保険に入るのであれば、ポメラニアンがかかりやすい病気や怪我の補償が受けられるものを選ぶのがおすすめです。日本で人気のある小型犬は膝蓋骨脱臼を発症しやすいですが、膝蓋骨脱臼が保険の適用外というケースも珍しくありません。外科手術を行う場合には入院費や通院費もかかり、治療費も高額になります。

また、ポメラニアンは脱毛症を発症しやすい犬種です。長期的な通院が必要になる可能性が高いので、通院補償が厚いタイプもおすすめになります。

「せっかく入ったのに補償が受けられなかった」ということにならないように、加入前にしっかり内容を把握しておきましょう。

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日頃から愛犬の様子をよく気にかけておこう

ポメラニアン

ポメラニアンは活発で遊ぶことが大好きなので、適度な運動が必要になります。しかし、怪我を防ぐためには、過度な運動や長時間のお散歩は避け、室内環境にも気を配らなければいけません。

足を浮かせて歩いていたり、後ろ足を伸ばす様子がみられた場合、足に何らかの異常をきたしている可能性があります。

ポメラニアンは骨の細さから特に骨折や脱臼しやすいので、日頃から歩き方をチェックしておきましょう。様子がおかしいと感じたらすぐに動物病院に連れて行ってくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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