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ポメラニアンの成犬について|いつから成犬になる?成犬までにやっておくべきことは?

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子犬のポメラニアンを飼い始めた方や、ポメラニアンの購入を考えている方は、小型犬のポメラニアンが成犬になるまでの体の変化や、いつからが成犬になるのか、成犬になるまでにやっておくべきことなど気になりますよね。今回はポメラニアンの【成犬】に焦点をあてて色々ご紹介したいと思います!

ポメラニアンの成犬について|いつから成犬になる?成犬までにやっておくべきことは?
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目次

  1. ポメラニアンの基本情報
  2. ポメラニアンの成犬はいつから?
  3. ポメラニアンの成犬の平均サイズは?
  4. 愛犬が成犬を迎えたらするべき事は?
  5. 愛犬が成犬になるまでにしておくべきことは?
  6. 【まとめ】ポメラニアンは生後10ヶ月で成犬になる

ポメラニアンの基本情報

ポメラニアン

原産国

ドイツ

被毛タイプ

ダブルコート/長毛種 

毛色

 【JKC(ジャパンケネルクラブ)公認カラー】 

オレンジ/ホワイト/ブラック/クリーム/レッド

ウルフセーブル/ブラウン/ビーバー(イザベラ)

ブルー/クリーム・セーブル/オレンジ・セーブル

ブラック・アンド・タン/パーティカラー 

平均寿命

12歳~16歳  

サイズ

超小型犬

ポメラニアンはドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方にちなんで「ポメラニアン」と呼ばれるようになりました。ポメラニアンの祖先はサモエド(シベリアン・スピッツ)と言われていて、品種改良を重ね小型化して誕生した犬種です。 

性格は、パワフルで好奇心旺盛、社交性が高くフレンドリーな子が多いです。飼い主さんに対して忠誠心が高く、甘え上手です。育て方によっては、終始甘えん坊の子もいますがポメラニアンは独立心があるため、基本的にはベッタリというより、一人遊びも上手に出来てしまう個体が多く、留守番もちゃんとできる傾向にあります。

また、もともと牧羊犬の祖先をもつポメラニアンは注意深い一面もあります。自分より大きなものにでも物怖じせずに立ち向かって行こうとします。

ポメラニアンの成犬はいつから?

ポメラニアン

一般的に、犬が成犬になるのは1歳からと言われていますが、実はサイズによっても異なり、小型であればあるほど成長が止まるのが早いです。大型犬の方が成犬になるのが早いと思われてる方も多いと思いますが実際には小型犬の方が成犬になる時期が早いのです。

サイズ

成犬になる時期

超小型犬 

10ヶ月

小型犬

10ヶ月

中型犬

12ヶ月

大型犬

15ヶ月

超大型犬

18ヶ月~24ヶ月 

ポメラニアンは超小型犬ですので、10ヶ月を迎えるころには成犬になっていると思っていただいて問題ありません。実際ポメラニアンは生後7ヶ月〜1歳を迎える頃には成長がほぼ止まることが多いため、理想の大きさの目安は、1歳の誕生日を迎えた頃のサイズと言われています。

ポメラニアンの成犬の平均サイズは?

ポメラニアン

平均体高:18cm~20cm

平均体重:1.8kg~3.5kg

★体高とは床から背中までの高さを言います。

体高・体長

ポメラニアンの体重推移は個体差も大きいですが、平均すると以下のようになります。

生後2ヶ月

 500g~1,000g 

生後3ヶ月

1kg~2kg

生後4ヶ月

 2kg~3kg 

 生後5ヶ月 

 35kg~3.5kg 

こちらがポメラニアンの成犬の平均サイズと体重推移ですが、先ほどお伝えしたとおり、ポメラニアンは大型犬のサモエドを品種改良して小型化がされたため、ポメラニアンは個体差が大きい犬種でもあります。そのため小型犬の平均的なサイズと比べ体が大きく成長することは珍しくありません。中には4〜10kg以上の大きな体に育つ子もいます。

愛犬が平均体重より大きかったとしても、バランスがとれていれば健康上の問題はないので、安心してください。

ポメラニアンは平均サイズよりも大きく育つことがある

上記でもご紹介した通り、ポメラニアンの体の大きさは個体差にバラつきがあります。

これは、親のサイズが関わってきます。例えば、親が体の大きいサイズだった場合は、遺伝により標準よりも大きなサイズに成長することがあります。また、親が小柄でも、祖父母やそれ以前の代に大きなポメラニアンが関わっている場合は、大きいポメラニアンに育つ可能性があるそうです。そのため、体重だけを気にするのではなく、愛犬の体格にあった体重を維持することが重要ですよ。

1歳を超えても大きくなり続ける場合は肥満の可能性も・・

ポメラニアンは食欲旺盛で他の犬種より肥満になりやすいと言われています。うちの子成犬になって大きくなってる・・と感じてる飼い主さんもいるのではないでしょうか?その場合は肥満犬になっている場合があります。ポメラニアンは骨が細いため肥満になると気管虚脱や心臓病、膝蓋骨脱臼など病気やケガのリスクが高まります。

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愛犬が成犬を迎えたらするべき事は?

ポメラニアン

ポメラニアンが成犬になったら今までと何か変えなければならないことがあるのでしょうか?ここでは、ポメラニアンが子犬から成犬に成長したらやるべきことをご紹介します。

ドッグフードを成犬用に切り替えよう

小型犬のポメラニアンは、身体の成長が安定する6ヶ月~9ヶ月齢で成犬用フードに切り替えることが大切です。

子犬用のフードは成長するために必要な栄養素がしっかり入っているものが多いので、成長が止まってからも子犬用のフードを与え続けていると、カロリーオーバーで太ってしまいます。

ただ、昨日までパピー用のフードを食べてたのに、いきなり成犬用のフードに変えてしまうと警戒して食べてくれない場合があります。初日は1割分の成犬用フードをこれまでのパピー用フードと変えて便の状態や食いつきなど様子をみましょう。

この要領で1日ずつ成犬用フードの割合を増やし、1週間くらいかけて切り替えるようにすると良いです。

少しずつ変えていくことで、お腹がゆっくり慣れてくれるようなりますし、パピー用フードより脂質が少ない成犬用フードを美味しくないと感じてしまう子もいるので少量ずつ混ぜて与えるとその風味にも慣れてくれるでしょう。

愛犬が成犬になるまでにしておくべきことは?

ポメラニアン

次にポメラニアンが成犬になるまでにやっておくべきことをご紹介します!

①社会化トレーニングをしておく

社会化とは、犬が人間社会に「社会に順応する力を養う」ことをいいます。

特に生後3週間~14週間(生後3カ月半)までに体験したことには順応しやすい傾向があり、「社会化期」と呼ばれています。子犬はこの時期に、周囲の人や他の動物との触れ合い・人間社会での経験を通じて、生涯にわたる社会性と適応力を身に付けます。

子犬のうちに社会に慣らしておくことができるかどうか。これが成犬になった時にとても重要になり、その子の生活が大きく変わります。子犬のうちにトレーニングができないと、他の犬が苦手になったり、飼い主さん以外の人間を怖がるようになってしまいます。できるだけ多くの人や動物、物事や環境等と接する機会を持たせることが大切です。

具体的なトレーニング方法は・・・

①様々なものに触れ、慣れさせる

まずは家中の色々なものを見せたり聞かせたり、匂いを嗅がせたり触らせたりしてみましょう。掃除機や洗濯機、食洗機、ドライヤーなどの家電に関わる音や食器の音、鍋などの金属音も鳴らしていくことが必要です。ただ、愛犬が怖そうな様子であれば中止し、次の日に持ち越しましょう。 

②他の犬や人に慣れさせる

いろんなタイプの人と触れ合う機会を作りましょう。子供や高齢者、男性・女性など。子いぬの好きなおやつを飼い主以外の人から与えてもらうのもオススメです。触ってもらった後すぐにご褒美を与えるのがうまく慣れさせるポイントになります。

そして子犬のうちに出来るだけ他の犬と一緒に遊べる時間を作ると良いです。子犬は社会化期に他の犬と会うことで、挨拶の仕方など犬同士のコミュニケーション方法を学びます。散歩はもちろん、ドッグランやパピーパーティーに参加することもオススメです。

③ものに慣れさせておく

子犬期から今後触れたり使ったりするであろう物は全て見たり触れたり嗅がせたりすることで、成犬になったときに恐怖心をもつことなくスムーズに使えるようになります。

例えば・・・

・リード・ハーネスなどのお散歩用品

・コーム・ブラシ・歯ブラシなどのケア用品

・洋服やキャリーケースなどのお出かけ用品

ポメラニアンは長毛種なのでコームやブラシ、爪切りなどは慣れさせてあげるとよいです。テーブルの上に置いておくだけでも大丈夫です。ハサミなどの刃物は危ないので目は離さないようにしましょう。

④様々な環境になれさせておく

自動車、バイク、自転車、電車、踏切、人ごみなども生後3カ月半ぐらいまでに経験させましょう。最初は抱っこでもOKです。慣れてきたら距離や時間を伸ばしましょう。

特に愛犬と車や電車でおでかけをしたいと考えている飼い主さんは子犬の頃に、車や電車で楽しいところに連れていって様々な経験を積ませてあげることが大切です。最初は車や電車での移動は短い時間にして少しずつ時間と距離を伸ばしたりすることで、おでかけを好きになってくれると思います。車や電車でのおでかけが難なくできると、愛犬との行動範囲が一気に広がりますよ。

ボディコントロール

子犬期から体や口など触られることに徐々にならしておきましょう。そうすることで 自宅での歯磨きやブラッシングなどのお手入れや病院・サロンなどに犬の体に人が触れても嫌がらずスムーズに受け入れられるようになります。

まずは触っても嫌がられにくい首や背中、あごの下からスタートし、慣れてきたら足やお腹、耳、目、口の周りなど触る範囲を広げ、徐々に警戒心を解いていきます。

しっぽや頭など犬の急所に突然に触れるとかえって警戒させてしまうので、様子を見ながら無理せずおこなっていきましょう。

コマンドのしつけを始める

トイレトレーニングは基本のキですが、それ以外にも「おいで」「待て」「伏せ」など簡単な号令も学習させると毎日の犬の行動管理に役立ちます。社会化期が終わり成犬になると一時的に恐怖心が高まり、飼い主の号令への反応が低下することがあります。成犬からでもしつけは出来ますが、出来るだけ早い子犬期に簡単なしつけは始めておきましょう。

【まとめ】ポメラニアンは生後10ヶ月で成犬になる

ポメラニアン

ポメラニアンの子犬期はとてもかわいいですよね!でも子犬期はあっという間に終わってしまいます。子犬期のうちはやっておいた方がよいことが沢山あります。10ヶ月じゃ足りないよと思う方もいらっしゃるかと思いますが、子犬期に様々な経験をさせてあげることが成犬になったときの生活にとても重要になってきます。

ただ、無理をするのではなく飼い主さんも愛犬も楽しくおこなった方が良いコミュニケーションや絆を築けますし、良い思い出が作れます。そして愛犬の体調管理だけは飼い主さんにしか出来ません。肥満犬にならないようにおやつの与えすぎや運動不足には要注意です。愛犬がいつまでも楽しく健康に過ごせるようにしっかりと管理してあげましょう。

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ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

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