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犬の関節ケア用サプリメントはどれがいい?選び方のポイントと人気の商品をご紹介

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みなさんは愛犬にサプリメントを与えたことがありますか?何か問題のある場合には動物病院の診察を受けることが先決ですが、関節に悩みを抱える犬の強い味方になる「犬の関節ケア用サプリメント」は、足腰の症状の緩和のために用いるだけでなく、将来的な病気の予防を目的として愛犬に与えることもできます。しかしながら、サプリメントに配合されている成分は商品によって様々で、形状や味の種類も異なるので選び方に迷うことがあるかもしれません。

ここでは、愛犬の関節ケア用サプリメントの選び方と、おすすめ商品10選をご紹介します。

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目次

  1. 犬の関節ケア用サプリメントの選び方
  2. 【獣医師推奨犬】犬の関節ケア用サプリメント
  3. 錠剤が苦手な子にはこちら!
  4. 全身のケアができる犬用サプリメント
  5. 関節ケアにはサプリメントを活用してみよう

犬の関節ケア用サプリメントの選び方

犬用車いす
makeitclear

 犬の関節ケアと言っても愛犬の症状や補いたい栄養素・予防したい病気等によって、摂取したいサプリメントはさまざまです。

実際に足腰に異常が見られる場合には必ず獣医師の診断を受けた上で、以下のような成分が入ったサプリメントを摂取しても問題ないかを確認するようにしましょう。

また、足腰に問題がなくても他の病気・怪我をしている・疑われる場合には必ず獣医師の先生に相談してくださいね。

それでは、犬用関節ケア用サプリメントの選び方の4つのポイントを見ていきましょう。

  1. 愛犬の年代・犬種に合わせて選ぶ
  2. 愛犬の状態・症状に合わせて選ぶ
  3. 錠剤が苦手なコにはパウダータイプを選ぶ
  4. 主原料のアレルギーに注意して選ぶ

【1】愛犬の年代・犬種に合わせて選ぶ

 普段の食事の栄養補給を目的として関節ケアのサプリを利用するなら、愛犬の年代や犬種に合わせて補いたい成分を選ぶのがいいでしょう。 

生後6ヶ月以降~成長期ならカルシウム

 犬に必要なカルシウムの摂取量は人間の10倍以上と言われています。たんぱく質の消化吸収にはエネルギーが必要となりますが、同様に体内のビタミン・ミネラル(カルシウムやリン等)も消耗します。

犬の場合、人間よりたんぱく質の必要量が高いため、その分だけカルシウムも多く必要となります。

成犬になるまでの成長期に該当する犬は、骨を形成するカルシウムが配合されたサプリメントがオススメです。ただし、ドッグフードにもカルシウムが含まれていますので、与えすぎには注意しましょう。またその他の栄養素とのバランスも重要です。

シニア期ならカルシウム・コンドロイチン・コラーゲン

 6歳以上を目安とするシニア期に該当する犬の場合には、骨を丈夫に保つための栄養素カルシウムのほか、骨をつなぐ役割を持つコンドロイチン・コラーゲンが配合されたものが推奨されます。

年齢を重ねるごとに不足していく栄養素となりますので、シニア期に入る前からケアしてあげてもいいかもしれません。ただし、同様に1つの栄養素の与えすぎには注意しましょう。

カルシウムに適量はあるの?

 犬が1日に必要なカルシウムの摂取量は、犬種や身体の大きさによって異なるため明確な数値はありませんが、全米飼料検査官協会(通称AAFCO)の栄養基準によると、成犬では242mg×体重(kg)、子犬では484mg×体重(kg)が必要摂取量の目安と考えられています。

生後5-6か月未満の子犬の場合、摂取したカルシウムの約50%が吸収されるため、過剰摂取となり、骨の成長に悪影響を与える恐れがあるため、注意が必要です。

また、カルシウムはリンと結合することで働くため、カルシウムとリンの摂取割合は子犬期も成犬期も1:1が望ましく、多くてもカルシウム:リン=2:1に抑えることが推奨されます。

リンの摂取量が多ければカルシウムも多く摂取する必要がありますが、リンの摂取量に対してカルシウムを大量に与えてしまう(またはカルシウムに対してリンを大量に与えてしまう)と、骨からカルシウムを吸収するようになるため、骨折しやすくなったり、歯が抜けやすくなったりするため、過剰に与えるのは望ましくありません。

【2】愛犬の状態・症状に合わせて選ぶ

 何らかの病気・症状を抱えている場合には獣医師に相談した上で、状態をサポートしたり症状を緩和する栄養素・成分の含まれるサプリメントを選ぶようにしましょう。 

股関節の異常・関節炎にはグルコサミン&コンドロイチン

 人間用のサプリメントとしてテレビCMとしても定番の成分であるグルコサミン・コンドロイチンは犬用のサプリメントとしても販売されています。

グルコサミンは、軟骨の主成分になりますし、コンドロイチンは軟骨に弾力性をプラスするため、併用することでさらなる効果が期待されます。

関節の炎症にはDHA・EPA

 骨折・膝蓋骨脱臼など、何らかの怪我によって関節が炎症している場合には、オメガ3脂肪酸やDHA・EPAと記載されているサプリメントがいいでしょう。関節の腫れや痛みを緩和し、炎症を抑えてくれる効果が期待できます。

また、抗炎症作用がある成分として知られる「緑イ貝」が配合されているサプリメントもオススメです。炎症を引き起こす物質の合成を妨げ、炎症を鎮めるため、痛みを軽減する効果が期待できると言われています。

【3】錠剤が苦手なコにはパウダータイプを選ぶ

 カプセル・タブレットのような錠剤を避けるコの場合には、主食のドッグフード等にも混ぜやすいパウダータイプがオススメです。

中にはパウダー自体に犬の好むニオイが付着しているサプリメントもあるため、なかなか食べてくれない場合にはトライしてみてみいいかもしれません。

【4】主原料のアレルギーに注意して選ぶ

 サプリメントも何らかの主原料を基に製造されています。

特にグルコサミンの場合は、原料が甲殻類であることが多いため、エビやカニ等のアレルギーがある場合には避けてください。

サプリメントのパッケージに記載されている主原料や成分を確認した上で、少量ずつ与えるようにしましょう。

【獣医師推奨犬】犬の関節ケア用サプリメント

サプリ
Sprinter_Lucio

 まずは、獣医師が推奨する安心のサプリメントを5つご紹介します。 

【1】定番人気のサプリメント

 「コセクインタブレット40(バイエル薬品)」は、純度99%のグルコサミン塩酸塩と純度100%の低分子コンドロイチン硫酸を使用しており、28ヵ国で販売されている世界ブランドの関節ケア用サプリメントです。

錠剤には切込みがあり1/4に分割できるので、フードに振りかけるようにして与えることもできます。チキン&ポーク味です。

  • 商品名:コセクインタブレット40/バイエル薬品
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【2】なじみのあるメーカーのサプリメントから選ぶなら

 人用のサプリメントでも有名なDHCの犬用サプリメント「きびきび散歩 プレミアム」は、新鮮なサメの軟骨から抽出したコンドロイチンとエビの甲殻から抽出したグルコサミンを配合しています。チキン&ポーク風味です。 

  • 商品名:きびきび散歩 プレミアム/DHC
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【3】ビーフ味のおやつ感覚サプリメント

 日本製の「緑イ貝 犬用 小粒(ベッツワン)」は、関節の健康維持をサポートするために緑イ貝抽出物(モエギイガイ)を原料に使用し、愛犬が好むビーフ味に仕上げてあるのが特徴です。

嗜好性が高く、しつけのご褒美やおやつとしても使用できます。

  • 商品名:緑イ貝/ベッツワン
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【4】嗜好性が高く続けやすいサプリメント

 「プロモーション420(共立製薬)」は、軟骨の生成に必要なグルコサミンやコラーゲン、コンドロイチン硫酸、MSM(メチルスルフォニルメタン)、オメガ3脂肪酸が補給できます。ベーコン風味で、愛犬も喜んで食べてくれる予感です。 

  • 商品名:プロモーション420/共立製薬
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【5】関節を強化する成分が豊富なサプリメント

 「毎日散歩 グルコサミン&イミダゾールペプチド(ウィズペティ)」は、ペットフード安全法と残留農薬等に関するポジティブリスト制度に基づいて製造されており、安心の無添加サプリメントです。

筋肉成分・軟骨成分・関節成分を含む6つの関節有効成分が、一粒に凝縮されています。犬の嗜好性が高まりやすいチキン味であることも魅力の1つです。

同社から販売されているシニア犬向けのオメガ3脂肪酸が含まれるサプリメント獣医師が認めたDHA×EPA配合サプリ【毎日一緒 DHA&EPA】も注目です。

  • 商品名:犬用・毎日散歩 グルコサミン&イミダゾールペプチド(チキン味)/ウィズペティ
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錠剤が苦手な子にはこちら!

犬
Winsker

 サプリメントに味がついていても味が好みでなかったり、錠剤が大きくて食べたがらない子もいます。そんなときは、粉末状のサプリメントや液体のサプリメントもおすすめです。 

【6】液体タイプのサプリメントなら

 「ニューロアクト(日本全薬工業)」は、珍しい液体タイプのサプリメントです。関節の健康をサポートするグルコサミンの他、ビタミンや抗酸化成分も配合されています。

  • 商品名:ニューロアクト 犬猫用 60mL/日本全薬工業
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【7】コラーゲンを豊富に含んだサプリメントなら

 動物病院と共同開発された「あしたも走ろっ(ニッピダイレクト)」は、不足しがちな非必須アミノ酸を効果的に摂取できる関節ケアサプリメントです。フードにふりかける粉末タイプです。 

  • 商品名:あしたも走ろっ/ニッピダイレクト
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【8】無添加のサプリメントなら

 毎日与えるサプリメントは添加物不使用の製品を選びたい、という飼い主さんには「骨げんき(ドッグダイナー)」がおすすめです。

コンドロイチンとコラーゲンを一緒に摂取することで、関節を元気にサポートします。無味無臭の粉末タイプです。

  • 商品名:骨げんき/ドッグダイナー
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全身のケアができる犬用サプリメント

犬
Shingo_No

 関節だけでなく、皮膚や血管などの健康維持にも役立つサプリメントをご紹介します。 

【9】嗜好性が高く、続けやすいサプリメント

 「モエギタブ(共立製薬)」は、オメガ3脂肪酸を含むモエギイガイを配合したチキンフレーバーのサプリメントです。

関節・皮膚・心血管などの健康をサポートします。比較的リーズナブルで続けやすく、グルメな犬でも食べてくれると評判です。

  • 商品名:モエギタブ/共立製薬
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【10】動物病院で最も取り扱われているサプリメント

 「アンチノール(ベッツペッツ)」には、DHAやEPAなどのオメガ-3脂肪酸を含む91種に及ぶ脂肪酸が含まれています。

主成分であるモエギイガイ抽出オイルは熱を加えずに抽出されているので、脂肪酸の働きを十分発揮します。

関節、皮膚・被毛、心血管、腎臓の健康維持を応援するサプリメントで、高齢の犬猫にも安心して使用できます。

  • 商品名:アンチノール/ベッツペッツ
公式サイトで見る

関節ケアにはサプリメントを活用してみよう

犬
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 犬に関節ケア用サプリメントを与えることで、歩き方がぎこちなかった犬がきびきびと歩くようになったり、元気に散歩に出かけるようになったとの声もあります。

人間用のサプリメントも同じ成分なのでいいのでは?と思いがちですが、最適な摂取量が異なっていたり、犬が食べてはいけない食材を主原料にしている可能性もありますので、人間用のサプリメントは与えないようにしてくださいね。

栄養バランスの取れた食事を与えながら、足りない栄養素をサプリメントで上手に補い、愛犬の健康をサポートしましょう。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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