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犬は玄米を食べても大丈夫?玄米の栄養や与える場合の注意点など

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健康志向の高まりとともに、お米を白米から玄米に変える方も多くなってきています。玄米には栄養がたっぷり含まれており、食べた時のプチプチという食感もくせになりますよね。

飼い主さんたちが玄米を食べているお宅は、愛犬の手作りごはんも玄米を使いたいとお考えかもしれません。今回は、犬に玄米をあげる際の注意点や、気になる栄養価などについてご紹介します。

犬は玄米を食べても大丈夫?玄米の栄養や与える場合の注意点など

目次

  1. 玄米に含まれる栄養素
  2. 愛犬にもOK!でも玄米と白米ってどう違うの?
  3. 愛犬に玄米を与える際の注意点
  4. そのままあげてもいいの?玄米の愛犬への与え方
  5. 玄米の栄養を愛犬にもおすそわけ

玄米に含まれる栄養素

お米 玄米
Vie Studio Pexels

玄米には多くの栄養素が含まれています。白米と比べ、含有量の多い成分を一部ご紹介します。

カルシウム・リン

リンは、カルシウムとともに骨の主要構成要素で、エネルギー代謝にも深くかかわっています。

玄米にはカルシウムが白米の約2倍、リンは約3倍含まれているので、骨の形成や成長の助けになります。

マグネシウム

マグネシウムは、骨の弾性維持やカリウムの濃度調節などの働きをし、エネルギーを蓄積、消費するときに必須の成分です。

玄米には白米のおよそ5倍のマグネシウムが含まれています。

愛犬にもOK!でも玄米と白米ってどう違うの?

お米 白米 玄米
Polina Tankilevitch Pexels

玄米は基本的には犬にあげても大丈夫です。ただ、与え方やアレルギーのあるコには注意が必要なので、これから詳しく説明していきます。

今さら聞けない玄米のこと

まず「玄米ってよく耳にするし、体によさそうなイメージはあるけど、実際白米とどう違うの?」という、今さら聞けない疑問にお答えしたいと思います。

玄米とは、白米を精米する前の状態を指します。玄米から、「糠(ぬか)」と「胚芽(はいが)」を取り除いたものが白米で、スーパーなどに並んでいるお米は、ほとんどこの精米後の状態で売られています。

お米は精米すればするほどおいしく食べられるようにはなりますが、その分栄養が削られていきます。味を重視するのか、それとも栄養価を重視するのかで、選ぶお米の状態が変わってくるということですね。

白米よりも手間のかかる玄米

玄米と白米との違いは、味と栄養の差もありますが、お米の炊き方にも違いがあります。

玄米は白米のように研ぐ必要はなく、まわりについた汚れを落とす程度に2~3回軽く洗います。その後、お米の1.5倍の水を注ぎ、できれば1晩水に浸しておきます。というのも、玄米は白米に比べて水が浸透しにくいので、水を入れてから炊くまでに少なくとも6時間は浸けておくのが理想的なのです。ここが白米との大きな違いで、あとは炊飯器で白米と同様に炊くだけです。

愛犬に玄米を与える際の注意点

犬 コーギー 
Nataliya Vaitkevich Pexels

玄米はまわりに糠や胚芽がついている分、白米よりも消化しにくいと言われています。そのため、普段から下痢を起こしやすいコにはあまりおすすめできません。

穀物アレルギーに注意!

玄米でもアレルギー反応が出ることがあります。玄米の胚芽部分にはアレルギー物質が多く含まれているので、穀物アレルギーのコには与えないようにしましょう。

アレルギーの症状としては、下痢や嘔吐をする、痒がる、発疹が出るなどがあります。症状があらわれた場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。最初は大丈夫でも、食べ続けるうちにアレルギーを発症することもあります。愛犬の様子を毎回きちんと確認することが大切です。

そのままあげてもいいの?玄米の愛犬への与え方

おかゆ

私たちが食べる硬さの玄米は、犬には消化がしにくいためおすすめできません。

愛犬に与える場合には、普通に炊くよりももっと柔らかくしてあげましょう。トロトロのお粥にしたり、そこからさらにフードプロセッサーでペースト状にすれば、玄米の消化の悪さも解消されます。

玄米の栄養を愛犬にもおすそわけ

玄米

玄米は栄養価が高く、愛犬にもおすすめな食材です。ただ、あげる際には柔らかくする必要があるのでちょっと手間がかかるのがデメリットと言えるかもしれません。

今は、玄米を使ったドッグフードなども販売されているので、愛犬に玄米をあげたい方は、それらを利用するのも便利です。

どんなに体にいい食材でも、与えすぎは逆効果になってしまうこともあるので、愛犬の様子を見ながら少量から始めてみるのがおすすめです。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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