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愛犬がごはんを喜ばない?食欲不振になったときに考えられる原因・病気と対処法

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食事の時間になるとごはんが待ちきれず、ちょうだい!と一生懸命アピールする子は多いですよね。食べることが大好きな愛犬が、ある日突然食欲不振になり、ごはんを喜ばなくなったら具合が悪いのではないかと心配になります。 今回は、愛犬が食欲不振になったときに考えられる原因や病気、対処法などについてご紹介します。

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目次

  1. 愛犬がごはんを食べない…考えられる原因とは?
  2. 食欲不振になったときに併発していたら要注意な症状
  3. 食欲不振になった場合に考えられる病気
  4. 愛犬が食欲不振になったときの対処法は?
  5. 愛犬の様子を日頃から観察しておこう

愛犬がごはんを食べない…考えられる原因とは?

犬 ごはん

犬の食欲不振について、考えられる原因を5つご紹介します。

犬がご飯を食べない理由1. ストレス

大好きだった飼い主さんが入院してしまったり、近所で騒音を伴う工事が始まったり、赤ちゃんが家にやってきて自分は構ってもらえなくなったなど、犬は様々な環境の変化が原因でストレスを感じてしまいます。

犬はストレスを感じると食欲不振になったり嘔吐、軟便、下痢になってしまうが見られることがあります。

犬がご飯を食べない理由2. 加齢によるもの

犬は高齢になると消化機能が低下し、嗅覚の衰えにより食欲不振になることがあります。高齢になったら少しずつシニア用のドライフードに変えましょう。

犬がご飯を食べない理由3. 病気

食欲不振は病気が原因の場合も多くあります。食欲不振の原因に思い当たることがなく、下痢や嘔吐など他の症状を伴う場合には動物病院を受診しましょう。

犬がご飯を食べない理由4.フードの問題

新しいフードに切り替えたら、最初だけ良く食べて、その後急に食べてくれなくなるということはよくあります。フードを変更するときは今まで与えていたフードに少しずつ混ぜ、10日くらいかけて切り替えましょう。 また、新しいフードの粒が大きくて食べにくい、フードが硬すぎて食べたがらないこともあります。愛犬の食事の様子をよく観察することが大切です。

犬がご飯を食べない理由5. その他

そのほかの原因として次のようなことが考えられます。ひとつめは、おやつを食べすぎてしまいお腹が減らないためドッグフードを食べなくなることがあります。 ふたつめは、ごはんを置きっぱなしにしている場合です。置きっぱなしにすると犬は、「いつでも食べられる」と学習し、決まった時間に食べなくなってしまいます。

子犬の場合は、生後半年くらいで身体の成長が落ち着きます。その頃から食べる速度が遅くなり、残すようになることがあります。

食欲不振になったときに併発していたら要注意な症状

元気のない犬

食欲不振以外にも元気がない、ぐったりしている、下痢や嘔吐、発熱などの症状を伴う場合は病気の疑いが強く、要注意です。またごはんを毎回食べこぼす、食べ方に違和感を感じるときは口の中に異常があるのかもしれません。

ドッグフードを変えたり、たくさんおやつを与えたりしていないのに突然ごはんを食べなくなったときは、病気を疑いましょう。

食欲不振になった場合に考えられる病気

寝ている犬

犬が食欲不振になったときには、どのような病気が考えられるのでしょうか。

口腔内疾患

重度の歯周病により痛みを感じているときや口の中に腫瘍ができているときにも食欲不振になる可能性があります。 3歳以上の成犬のおよそ8割が歯周病にかかっているとされています。重度の歯周病では歯の根元に膿が溜まって頬が腫れたり、歯が抜け落ちることがあります。口の中に腫瘍ができると、よだれや口からの出血、体重の減少などの症状がみられます。

消化器疾患

胃腸炎や膵炎、消化管内寄生虫、消化管にできた腫瘍などが原因で食欲不振になることがあります。 犬が消化器系の病気を患うと、一般的に食欲不振、嘔吐、下痢、便秘、腹痛などの症状がみられます。

その他の病気

細菌やウイルスによる感染症、呼吸器系の病気、心臓病など、あらゆる病気の体調不良のサインとして食欲不振がみられます。

愛犬が食欲不振になったときの対処法は?

散歩している犬

愛犬に食欲不振が見られたら取るべき対処法をご紹介します。

自宅での対処法

食欲にムラがある、食欲不振以外の症状を伴わない、食欲が低下していても元気に走り回っているといった場合には、2〜3日自宅で様子をみることも可能です。

食欲不振の対処法1. 食べないフードは片付ける

フードがいつでも食べられる環境にあると、犬は余計にごはんを食べなくなる場合があります。1日に与える回数を決め(成犬では一般的に1日2回)、与えて20分たったら片付けるというように時間を決めて与えましょう。

食欲不振の対処法2. フードの香りを強くする

高齢期の犬は嗅覚の衰えによりにおいを感じにくくなり、食欲がでないことがあります。フードの香りを強くするには、電子レンジで温めたり、お湯でふやかしたフードを与えると良いでしょう 缶詰めなど嗜好品をトッピングする方法もありますが、習慣化するとドライフードだけでは食べなくなってしまうことがあるので、与え方には注意しましょう。

食欲不振の対処法3. 食べたときには褒める

食べ方にムラがあるようなときには、食べたときに「全部食べたの、えらいね!」「きれいに食べたね!」と褒めてあげましょう。飼い主さんが褒めてあげれば、食事は美味しくて楽しいもの、と認識してくれるでしょう。

動物病気を受診する

食欲不振の原因が明らかでない場合や、下痢や嘔吐など他の症状を伴う場合には、様子をみずに動物病院を受診しましょう。 言葉を話せない犬に代わって、飼い主さんが獣医師に愛犬の様子を正確に伝えることが大切です。いつから食欲がないのか、他に代わった様子はないかなど、なるべく鮮明に思い出し獣医師に伝えましょう。

愛犬の様子を日頃から観察しておこう

犬の食欲不振の原因はフードの変更やストレス、体調不良など様々です。もしも病気が原因であれば、食欲のない日が続くだけでなく、ほかのサインをだしているでしょう。日頃から愛犬の様子を観察して小さな変化にも気付けるようにしましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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