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パグは臭いってほんと?パグ臭の原因と自宅でできるニオイ対策をご紹介!

顔のしわに潰れた鼻、くりっとした大きな瞳と、お顔だけでもたくさんの魅力があるパグ。特徴的な見た目に加え、陽気で愛情深い性格から飼いやすいと紹介されることも多く、とても人気のある犬種です。そのため熱狂的なファンも少なくありませんが、一緒に暮らしている飼い主さんたちからは「ニオイが気になる・・」という声も。本記事ではパグ臭とも言われるパグのニオイの原因と、飼い主さんができるニオイ対策についてご紹介します。

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パグはニオイが強いの?

パグ

犬は体臭や口臭、肛門臭、排泄物、耳の蒸れ、涙、よだれなどが原因となってさまざまなニオイがするものですが、パグは特有のニオイも生じやすいと言われています。具体的には何が原因なのでしょうか?

しわに汚れが溜まりやすい

パグをはじめとする短頭種のチャームポイントでもあるしわは、皮膚が重なっているので蒸れやすいです。また、しわの間に食べかすや皮脂、ほこりなどの汚れが溜まりやすく、放っておくと細菌が繁殖してニオイの原因となります。また、ニオイだけでなくマラセチア皮膚炎などの皮膚トラブルを引き起こすことも少なくありません。

皮脂の分泌が多め

パグは脂性肌で、他の犬種よりも皮脂の分泌量が多いと言われており、皮膚がべたつきやすい傾向にあります。適度な皮脂には皮膚や被毛の保湿の役割がありますが、過剰に分泌され皮膚の表面に長時間残ってしまうと、体臭の原因となったり、酸化して皮膚トラブルを引き起こすこともあります。

飼い主さんができるニオイ対策とは

パグ

いくら大切な愛犬とはいえ、強すぎるニオイは気になってしまいますよね。ここでは自宅で飼い主さんができるニオイ軽減対策をご紹介します。

こまめにしわのお手入れをしよう

パグの魅力の1つでもあるしわですが、先述した通り食べかすや皮脂などが溜まりやすい部分でもあります。そのまま放置するとニオイの原因となってしまうので、ごはんを食べたあとや水を飲んだあと、お散歩から帰ってきたあとなどにチェックして、汚れていると感じたら優しく拭き取ってあげるようにしましょう。

ただし、皮膚が重なっている部分はデリケートなので、ごしごし拭くのはNG。ぬるま湯で濡らしてよく絞った柔らかいガーゼや犬用のウェットティッシュなどを使い、目を傷つけないよう注意しながら拭いてあげてください。

湿気が原因となって細菌が繁殖してニオイの原因となることもあるため、拭いたあとは湿り気が残らないように気を付けましょう。

顔周りを触られることが苦手な子も少なくないので、お手入れに苦手意識を持たないように子犬の頃からたくさんスキンシップをとって慣れさせておくのがおすすめです。

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定期的なシャンプーも効果的

普段のこまめなしわのお手入れも大切ですが、皮脂の分泌が多いパグにはシャンプーも効果的です。パグは抜け毛が多い犬種ですが、シャンプーはニオイ対策だけでなく、抜け毛対策にもなるので、ブラッシングとあわせて定期的にシャンプーをしましょう。とはいえシャンプーのしすぎは必要な皮脂を落とし乾燥を招いてしまうので、適切な頻度を守ることが大切です。目安は1ヶ月に1回程度と言われています。

高温多湿な時期にはもう少し間隔を狭くすることが推奨されることもあるので、その場合は愛犬の皮膚の状態を把握しているかかりつけ医に診てもらい適切な頻度を教えてもらいましょう。

シャンプーをする際には、しわの間に水気が残らないよう注意してくださいね。また、人間用のシャンプーは刺激が強いので使用せず、犬用のシャンプーを用意する必要があります。犬用のシャンプーにもたくさん種類があるので、どのようなタイプのものがいいのかも獣医師に相談しましょう。

シャンプーをするほどでもない軽い汚れの場合には、濡れタオルで拭いてあげるだけでもニオイの軽減になります。犬用のボディタオルも販売されているので、活用してみるのもよいかもしれません。

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パグ臭以外にもニオイの原因はある

パグ

先述した通り、犬のニオイにはさまざまな原因があり、パグのニオイの原因がすべてしわの汚れや皮脂の多さに由来するものとは限りません。

アポクリン腺から出る汗と皮脂が混ざって酸化することで犬独特のニオイが生じたり、歯石が溜まったところに細菌が繁殖してニオイの原因となっていることもあります。また、肛門腺に分泌物が溜まっていたり垂れ耳で耳の中が蒸れやすいことから外耳炎や中耳炎などを引き起こしてニオイがするケースもあります。

その他にも分泌された涙やよだれを拭かずにそのまま放置しておくことで細菌が繁殖してニオイの原因となっている可能性も考えられます。

犬のニオイの原因は1つではなくさまざまなものがあるので、何が原因となっているのかを把握して対処することが大切です。

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しわのお手入れとシャンプーでパグ臭を軽減しよう

パグ

パグは体臭が強いとされており、その独特なニオイからパグ臭と言われることもありますが、パグに限らず生き物は何らかのニオイがするものです。そのため、完全にニオイを消すことは難しいですが、日頃のお手入れや対策で軽減することは十分にできます。

ニオイさえも愛おしい!という飼い主さんも中にはいますが、その子の体質でニオイが強いわけではなく、お手入れ不足によるニオイはさまざまなトラブルを引き起こすこともあるので、注意が必要です。

また、普段と違うニオイや急にニオイがするようになったという場合には病気が隠れている可能性もあります。異変を感じたらすぐに動物病院を受診するようにしましょう。

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