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ポメラニアンと楽しくお散歩するために|適切な頻度や注意点を知っておこう

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小さい身体ながらも活発なポメラニアンは毎日お散歩が必要な犬種です。しかし、超小型犬であるがゆえに気をつけなければいけないこともあります。今回は、愛犬とのお散歩時間を充実したものにするために知っておきたい「ポメラニアンならではの注意点」についてご紹介します。

ポメラニアンと楽しくお散歩するために|適切な頻度や注意点を知っておこう
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目次

  1. ポメラニアンは「散歩が要らない」は本当?
  2. ポメラニアンとのお散歩|頻度や時間は?
  3. ポメラニアンとのお散歩|気をつけなければいけないこと
  4. ポメラニアンとのお散歩|お悩み編
  5. ポメラニアンとのお散歩を楽しもう

ポメラニアンは「散歩が要らない」は本当?

ポメラニアン

愛玩犬であるポメラニアンはお散歩に行かなくてもいいと言われることもありますが、そんなことはありません。ポメラニアンは比較的運動量が少ないので、「必要な運動量が少ない=お散歩をしなくていい」という考え方だと思いますが、お散歩には運動以外の役割・メリットがあるため、犬の心身の健康のためには不可欠です。これはポメラニアンに限らずすべての犬種に当てはまります。

お散歩の役割①:ストレス発散

「お散歩」は運動不足の解消になる他、ストレス発散にもなります。いくら快適な環境であっても、ずっと室内にいたらもやもやしてしまいますよね。犬も同じです。そのため、お散歩することで吠え癖や噛み癖などの問題行動を起こしにくくなると言われています。外の空気にあたることで気分転換にもなります。

お散歩の役割②:脳の活性化

いろいろなニオイや音、他の人や犬との関わりが刺激となり脳が活性化すると言われています。身体や脳に適度な刺激が加わることで、犬の高齢化に伴う認知症の予防にも効果があると言われています。

お散歩の役割③:肥満予防

ポメラニアンは食欲旺盛な子も多いです。そのため、適度に運動をしないと肥満になってしまいます。骨が細いポメラニアンにとって肥満は大敵です。運動のしすぎはNGですが、運動習慣は健康な身体づくりのためにも重要になります。

お散歩の役割④:コミュニケーション

お散歩には健康的な側面の他に、飼い主さんとの大切なコミュニケーションの時間という役割があります。また、他の犬や飼い主さんとの交流を経て社会性を身に着けていく場でもあります。 

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ポメラニアンとのお散歩|頻度や時間は?

ポメラニアン

犬にとってお散歩はとても重要な役割がありますが、犬種によって必要な運動量は異なるため、散歩時間にも差があります。ポメラニアンはどれくらいの頻度で何分くらいが目安になるのでしょうか?

1回あたりのお散歩は15分ほどでOK

ふわふわの被毛に隠れており普段は分かりづらいですが、ポメラニアンはとても骨が細い犬種です。そのため、長時間のお散歩は足や腰などに負担がかかってしまい、骨折や関節炎の原因になるので、1回あたり10~15分ほどで様子を見ましょう。朝と夕方の1日に2回行くことが望ましいです。15分で物足りなさそうな場合には少し時間を延ばすか、回数を増やしてみてください。3回以上行くのが難しければ、室内で遊んであげましょう。

子犬はいつから散歩に行っていいの?

子犬がお散歩できるようになるのは、ワクチンプログラムがすべて完了し2週間以上経ってからが目安と言われています。ただし、子犬のころから外の世界にでて、さまざまな音や物に慣れておくことで社会性アップに繋がるので、今後人間社会で快適に過ごしていくためにとても重要な時期です。子犬期の社会化が不十分だと警戒心から攻撃的になり、何に対しても吠えたり威嚇したりするようになってしまいます。免疫を獲得するまでは抱っこしてお散歩に連れて行ってあげるのがおすすめです。

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ポメラニアンとのお散歩|気をつけなければいけないこと

ポメラニアン 散歩 注意点

身体の小さいポメラニアンとお散歩する際には気をつけなければいけないことがあります。1つずつ見ていきましょう。

溝や段差に注意

ポメラニアンをシャンプーした方や、濡れたところを見たことのある方であれば想像できると思いますが、ポメラニアンは足がとても細くて小さいです。そのため、道路の側溝のふた(グレーチング)に落ちてしまう恐れがあります。穴の幅が広い場合は抱っこして通った方が良いかもしれません。

ちなみに、グレーチングという物体自体が苦手というワンちゃんも多く、動画サイトで検索すると、怖くて渡れない子や飛び越える子、成犬になって克服した子などさまざまなワンちゃんたちの反応を見ることができますよ。

また、ちょっとした段差でも大きな負担がかかる可能性があります。ポメラニアンは膝蓋骨脱臼をおこしやすい犬種でもあるので、ジャンプして飛び降りた衝撃で脱臼してしまうことも珍しくありません。これは室内でも注意しなければいけないことですが、足場の悪そうな場所は避けるのが安心です。

交通量の多い場所は避ける

見通しの悪く狭い道や、車や自転車の往来が激しい道はなるべくお散歩コースから外しましょう。社会化が十分であっても、自分より大きく早いものに囲まれると恐怖心からパニックになってしまうこともありますし、事故の危険性もあります。

リードを引っ張らないようにする

お散歩中に、落ちているものに対して興味を示してニオイを嗅いでいる場合、口に入れてしまう可能性があるので拾い食いを防ぐためにもリードを引く必要があります。その際に、強く引っ張りすぎないように注意してください。嫌な思いをしたことでお散歩が嫌いになってしまうだけでなく、気管が圧迫されることで気管虚脱を引き起こす恐れがあります。ある程度のしつけが済んだら負担のかかりにくいハーネスがおすすめです。

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夏のお散歩は涼しい時間に

ダブルコートであるポメラニアンは暑さに弱いです。人間よりも地面に近い位置にいる犬は照り返しの影響を受けやすく、超小型犬であるポメラニアンは大型犬と比べてもより熱を感じています。

最近では災害級の暑さとまで言われているほど、ひどい暑さですよね。人間でさえ外出を控えるよう注意喚起されているくらいですから、ワンちゃんにとってはとても危険な状態になっているということは想像に難くありません。以前から言われている肉球の火傷や熱中症のリスクもより高くなっています。

そうは言っても、夏のあいだ1度もお散歩をしないわけにはいきません。朝はなるべく気温の低いうちに、夕方はアスファルトの温度が下がってから、などの工夫をしましょう。冷感タイプの洋服も販売されているので、愛犬が嫌がらないようであれば着せてあげるのもおすすめです。

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ポメラニアンとのお散歩|お悩み編

ポメラニアン

ポメラニアンとのお散歩に限った話ではありませんが、お散歩が嫌いな子も中にはいるので、「お散歩を嫌がる」、「途中で歩かなくなった」などのお悩みを抱えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。ここでは、お散歩時によくある困りごとについて対処法をご紹介します。

外に出るのを嫌がる場合

社会化が十分ではない場合、外の世界に恐怖を感じていることがあります。ポメラニアンは警戒心が強いので、より不安感が増幅されているのかもしれません。子犬期の社会化の時と同様に、まずは抱っこしたりカートに乗せたりして外の世界に慣れさせることから始めましょう。最初のうちは玄関から1歩出るだけ、庭に行くだけなどでも構いません。 

途中で歩かなくなる場合

いつも同じ場所で立ち止まってしまう場合、その周辺の何かに恐怖を感じて嫌がっていることがあります。お散歩コースを変えられるのであれば別の道を通りましょう。お散歩コースは複数あると飽きにくくなります。一本道など他に道がないという場合には抱っこして移動するのも手です。

しかし、すぐ抱っこしてしまうと、座り込めば抱っこしてもらえると学習してしまい歩かなくなることもあるので注意してください。お気に入りのおやつやおもちゃで気を引けるのであればそちらで誘導しましょう。おやつはあげすぎると肥満にも繋がるのでほどほどに!

また、お散歩の終わりに差し掛かったころに歩かなくなる場合は、疲れているのかもしれません。お散歩の所要時間やコースを見直してみてください。

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散歩中に吠える

ポメラニアンは吠えやすい犬種ではあるものの、お散歩中に吠えるのには理由があります。警戒したり興奮して吠えることが多いので、何に反応しているのかを把握して対処しましょう。他の犬や人とすれ違う際に吠えるのであれば、吠える前に「おすわり」や「待て」などの指示を出すと落ち着くかもしれません。

天気が悪いときも行ったほうがいい?

雨の日や風の強い日などは無理にお散歩に行かなくても大丈夫です。お散歩が大好きな子はどんな天気であろうと「早くお散歩に行こう!」と尻尾を振りながらきらきらした瞳で見つめてきますが、飼い主さんと愛犬の安全のためにも、基本的には室内で遊んであげれば問題ありません。しかし、お散歩に行けないとストレスで吠えてしまうというような場合は、飼い主さんも愛犬もレインコートを着て、滑って転んだりしないよう万全の準備をして行ってくださいね。傘をさしてしまうと片手でリードを持つことになるので、レインコートがおすすめです。

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ポメラニアンとのお散歩を楽しもう

ポメラニアン 散歩

元気いっぱいなポメラニアンは飼い主さんとのお散歩を楽しみにしている子も多いです。嬉しさのあまり猛スピードで駆けだすこともあるので、リードを離さないよう注意してください。時間があればドッグランにも連れて行ってあげるときっと喜んでくれますよ。その際は最低限のしつけを済ませ、マナーを守って楽しむよう心がけましょう。

もちろん個体差はあるので、お散歩が嫌いという子もいます。無理強いはよくありませんが、お散歩には運動以外のメリットがたくさんあるのでなるべく楽しいと感じてもらえるように工夫したいですね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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