正しい犬の抱っこの仕方は?愛犬が嫌がるときの対処法も紹介!

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「犬を飼い始めたばかりで抱っこの方法が分からない」

「愛犬が抱っこを嫌がって困っている」

そのような悩みをお持ちでしょうか。

「公共施設内を移動する時」「お風呂に入る時」など抱っこがうまくできないと、困るシーンがたくさんあります。

また、間違った抱っこの方法を続けると、犬への負担が増す場合があります。

飼い主さんにとっても愛犬にとっても、抱っこが負担なものにならないように、適切な抱っこ方法を身に着けましょう。

正しい犬の抱っこの仕方は?愛犬が嫌がるときの対処法も紹介!

目次

  1. 犬を抱っこするメリット・デメリットは?
  2. 犬が抱っこを嫌がる理由
  3. 正しい犬の抱っこの仕方
  4. 犬を抱っこするときの便利グッズ
  5. まとめ

犬を抱っこするメリット・デメリットは?

犬の抱っこにおけるメリットとデメリット

犬を抱っこするメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

まず、犬を抱っこするメリットは下記の3つです。

  • 子犬の散歩の予行演習になる
  • 身体を触れられることに慣れる
  • スキンシップになる

1つずつ具体的に説明します。

子犬の散歩の予行練習になる

生後3ヶ月を過ぎた頃に、散歩デビューをさせるのが良いとされています。

「ワクチン接種が完了する時期」「初めての出来事に慣れやすい時期」だからです。

とは言え、散歩デビューの際にいきなり外を歩かせるのは、子犬にとってかなり刺激的。

外の世界に恐怖を感じたり、散歩に嫌なイメージがつくと、犬の心に傷を負わせてしまう可能性があります。

散歩による過度な刺激を防ぐために、散歩デビューの前に「抱っこ」をしながらのお散歩を楽しみましょう。

お散歩の予行練習となり、スムーズにお散歩デビューができますよ。

身体を触れられることに慣れる

抱っこをすると、犬は身体に触れられることに慣れていきます。

逆に、抱っこの習慣がないと、犬との暮らしが不便になる恐れがあります。

例えば、「公共施設に入る時」「高いところから降ろす時」「お風呂に入れる時」などは、抱っこが必要なシーンです。

普段から抱っこや身体に触れられることに慣れていないと、行動範囲が狭まったり、生活する上で困ったりします。

抱っこや身体に触れられることに慣れさせて、犬との生活を過ごしやすいものにしましょう。

スキンシップになる

抱っこを通して、犬とスキンシップができます。

触れ合いにより、犬に安心感を与えることも可能です。

スキンシップを適切に行って、愛情や絆を確かめ合いましょう。

デメリット

犬を抱っこするデメリットは下記の2つです。

  • ストレスを与える可能性がある
  • 甘やかし過ぎになる可能性がある

1つずつ具体的に説明します。

ストレスを与える可能性がある

抱っこにより、犬にストレスを与えてしまう可能性があります。

犬は、拘束されていて逃げ場のない状態を「不安」と感じる場合があるからです。

また、不適切な抱っこの仕方をすることで犬の不満も高まります。

適切な方法やタイミングを踏まえた上で、抱っこするようにしましょう。

甘やかし過ぎになる可能性がある

抱っこのし過ぎは、甘やかし過ぎにつながる可能性があります。

具体的には、

  • お散歩の時に歩きたがらなくなる
  • いつでもどこでも抱っこをせがむ
  • 鳴いたり吠えたりするようになる

といったことが考えられます。

犬との共同生活を負担なく過ごせるように、抱っこは適度に行いたいものです。

犬が抱っこを嫌がる理由

犬が抱っこを嫌がる理由

全ての犬が抱っこを好むわけではありません。

中には、抱っこされることを「嫌だ」「苦手だ」と感じる犬もいます。

犬が抱っこを嫌がる理由は何があるのでしょう?

考えられる理由を下記にまとめました。

  • 触れられるのが苦手
  • 抱っこにトラウマがある
  • 抱っこの仕方が悪い

1つずつ詳しく説明します。

触れられるのが苦手

触れられるのが苦手だと感じる犬がいます。

特に、子犬の頃に触れられたり抱っこされる経験が少ない犬に多いのが特徴。

子犬の頃から、人に慣れさせるとあとあとラクになりますよ。

とは言え、犬が大きく成長してからでも大丈夫。

触られたり抱かれたりすることに、徐々に慣れさせましょう。

抱っこにトラウマがある

「抱っこ」に嫌な経験があると、苦手意識を持っている場合があります。

例えば、「病院での治療」と「抱っこ」が紐づいていると、「抱っこ=嫌なこと」に脳内変換されている可能性が考えられます。

上記のような場合、「抱っこ=良いこと」に結び付く行動をしてみると良いかもしれません。

例えば、抱っこをしたらおやつをあげる・散歩の前に抱っこするなど、抱っこ=良いことと、犬に理解してもらえると良いですね。

抱っこの仕方が悪い

抱っこの仕方が悪く、嫌がられている可能性があります。

間違った抱っこの仕方としては下記の3つが考えられます。

  • 犬にとって不安定な姿勢である場合
  • 犬の身体に負担がかかっている場合
  • ぎゅっと強すぎるホールド感の場合

犬にとって不安定な姿勢である場合

犬にとって不安定な姿勢になっていると、不快に感じている可能性が高まります。

前足だけを持つ・後ろ足がぶらぶら浮いているといった状態を避けましょう。

正しい抱っこの方法を次の章で説明しますので、参考にしてください。

犬の身体に負担がかかっている場合

犬の身体に負担がかかっている場合、抱っこを嫌がります。

例えば、「縦抱き」や「仰向け抱き」はよくない抱っこの仕方の代表例です。

縦抱きの場合には、犬の腰に負担がかかります。

犬の体重が腰にかかるからです。

仰向け抱きの場合には、背中に負担がかかります。

背中がU字に湾曲するからです。

犬の負担になる抱っこの仕方はやめましょう。

ぎゅっと強すぎるホールド感の場合

犬が抱っこを嫌がる場合、抱っこの力が強すぎているかもしれません。

身動きがとれない状態は、犬にとって不安に感じるものです。

また、抱える力が強すぎて痛いと感じている場合もあります。

やさしく支える程度の力で犬を抱っこできると良いでしょう。

正しい犬の抱っこの仕方

正しい犬の抱っこの仕方

正しい「犬の抱っこの仕方」をご紹介します。

犬のサイズによって抱っこの仕方が変わるため、大きさ別で説明します。

犬の身体への負担を軽減させるため・不快感なく抱っこを受け入れてもらうために、正しい抱っこ方法を身に着けましょう!

小型犬の場合

では、まず小型犬の抱っこの仕方をご紹介します。

抱っこの手順は以下の通りです。

  1. 自分の前に犬を横向きに立たせる
  2. 片方の手を背中からお腹の下に回して、犬の胸に手のひらを当てる
  3. 犬の胸の間から指を出して、指で前足を固定する
  4. 肘をしっかり閉め、犬の腰を支えて持ち上げる

犬の身体が地面と平行になる点・下半身がしっかり支えられる点において、犬の負担を軽減できます。

自分の身体と犬の身体をきちんと密着させて抱っこする安定します。

なお、より安定的に抱っこしたい場合には、もう片方の手のひらを犬の肩に置くとホールド可能です。

中・大型犬の場合

次に中・大型犬の抱っこの仕方をご紹介します。

抱っこの手順は以下の通り。

  1. 犬の真横に身体の正面を向けて座る
  2. 首の下に手を通して肩を支える
  3. もう片方の手で犬のお尻を支える
  4. 身体を密着させて持ち上げる

犬の身体と地面とを並行にすると、犬への負担を軽減できます。

犬のお尻を持っている手が重くて大変であれば、腕の上にお尻を乗せるよう意識すると良いでしょう。

また、犬のサイズによっては地面から持ち上げる際に、重みで持ち上げにくかったり、よろけてしまう場合が考えられます。

抱き上げやすい高さまで誘導してから抱き上げると持ち上げやすいですよ。

胴長犬の場合

ダックスフンドやコーギーのような胴が長い犬の場合、中・大型犬と同じ抱っこの方法で抱きかかえるのが良いでしょう。

犬の身体を地面と平行にしやすく、安定しやすいからです。

背中が不自然に曲がらないよう、「地面と平行にする」を意識して抱っこしましょう。

犬を抱っこするときの便利グッズ

犬を抱っこする時の便利グッズ

「長距離移動で抱っこが大変」「重たくて長い時間の抱っこは負担」「抱っこによる負担を軽減させたい」

そういった場合、犬の抱っこをサポートしてくれる便利グッズを検討してみるのも手です。

  • 抱っこ紐
  • 犬用カート

飼い主にとっても、犬にとっても抱っこが負担にならないように、便利グッズをチェックしましょう!

犬用の抱っこ紐

ショルダーバック型の抱っこ紐や、1枚の布が袋状になっているタイプの抱っこ紐があります。

どちらにおいても、

  • 使っていない時でも持ち運びがしやすい
  • 手軽に使えてお出かけ時に便利
  • 犬への負担も少ない

といったメリットがあります。

抱っこ紐は使い勝手が良いので、1つ持っているととても便利ですよ。

とは言え、

  • 大きなサイズの犬には使用不可
  • 体重が重いと肩に負担がかかる

といったデメリットもあります。

犬用の抱っこ紐は、チワワ・トイプードル・ポメラニアンなどの小型犬の場合に使用するのが好ましいです。

犬用カート

犬用の抱っこ紐と同様に、犬用カートも1台持っていると便利です。

例えば、

  • 超大型犬や高齢犬を連れ出す場合
  • 複数匹連れていきたい場合
  • 犬の足を保護したい場合
  • 散歩NGの施設を移動したい場合
  • 周囲への迷惑を配慮したい場合

といった時に、犬用カートが活用できます。

抱っこでは抱えきれないサイズの大型犬の場合や、複数匹をいっぺんにカートで連れ出したい場合、とても都合が良いです。

また、夏の暑い時期はアスファルトが高温になり犬の肉球にダメージを与えます。

やけどやケガのリスクを考えても、犬用カートはとても有効的。

ただし、足元がデコボコしていたり狭かったりしている道の場合には、犬用カートは不向きです。

散歩NGの施設に関しても、犬の入場自体が禁止されていると、犬用カートの有無にかかわらず中には入れません。

お出かけ先の状況によって犬用カートが役に立たない場合があるため、注意しましょう。

まとめ

犬を正しく抱っこする方法

犬との生活において「抱っこ」をする機会はとても多いです。

特に、公共施設での移動やお風呂に入れる時など、犬が抱っこを嫌がると困るシーンもたくさんあります。

  • 子犬の頃から触れられることや抱っこに慣れさせる
  • 抱っこ=良いものだと認識させる
  • 正しい抱っこの仕方で犬のストレスや負担を軽減させる

といったことを意識すると、負担が減りますよ。

なお、抱っこの仕方に不安が残る場合や、よりラクに移動したい場合には、便利グッズを試してみても良いでしょう。

飼い主さんにとっても愛犬にとっても、「抱っこ」が良いものになるといいですね。

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