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子犬にお留守番をさせても大丈夫?注意点やトレーニング方法など

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飼い始めたばかりの子犬をお留守番させるのは少し心配ですよね。とはいえ一人暮らしで子犬を飼い始めた方や、どうしても子犬を置いて外出をしなければならないというタイミングが必ず出てくると思います。子犬はいつ頃からお留守番できるのでしょうか?お留守番時のポイントやお留守番トレーニングの仕方についてご紹介したいと思います。

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目次

  1. 子犬のお留守番はいつ頃からできる?
  2. 子犬のお留守番トレーニングは生後3ヶ月頃から
  3. 子犬のお留守番トレーニングのやり方は?
  4. 子犬のお留守番を成功させるポイントは?
  5. 子犬のお留守番は出来るだけ避けたい。させる場合は事前のトレーニングが大事!

子犬のお留守番はいつ頃からできる?

子犬

犬は本来、群れで暮らしていたので一人ぼっちの状況に強くないため大きなストレスを抱えかねません。また、子犬期というのは社会生活を育む大切な時期でもあるので、一人ぼっちにさせてしまうことにより心身の成長に多大な影響をもたらす可能性があります。

子犬期に一人ぼっちの時間を作ることは極力避けたいため、お留守番をさせることを前提としてお迎えするのはあまりお勧めできません。とはいえ、どうしても留守番を避けて通れないこともありますよね。

子犬はいつ頃からお留守番させていいのかという疑問については「いつからならお留守番OK!」と明確な月日を断言することは難しいです。個々の性格や傾向をみて判断することが一番ですが、ひとつの目安として身体的な面でいうと、生後半年前後くらいですと1日長くとも3時間~5時間程度のお留守番が限界だと思います。

ただ、生後2ヶ月~3ヶ月頃の時期に留守番が多い子は、不安やストレスなどからいたずらをしたり、吠えたり、攻撃的になったりすることが多いとされます。できれば月齢3か月まではひとりでの留守番は極力避けるべきです。

さらに子犬は消化器官や膀胱が未成熟なため、食事の回数は1日3~5回程度に分けて与えることが好ましいとされていて、おしっこやうんちの回数も成犬より多くなります。長時間トイレを我慢させることで尿路感染や結石などのリスクが高くなりますので、病気やケガのリスクや失敗を考えると、子犬の留守番はできるだけ短い方がいいでしょう。そのため、長時間1頭でお留守番させておく、ということがなかなか難しいのが実情です。できれば月齢3か月まではできる限り一緒にいてあげましょう。

子犬のお留守番トレーニングは生後3ヶ月頃から

子犬

 一人暮らしで会社勤めの方などは10時間以上家を空けることもあるかと思いますがその場合は、子犬を飼うこと自体が難しいと思います。犬のためにも出来ればお家にいれる時間が作れるようになったら子犬を飼うことをオススメしますが、できる限り留守番させないようにしてもどうしても、子犬に留守番をさせなければならないケースは出てきてしまいますよね。

そんなときのために子犬のお留守番トレーニングを早めにおこなうのがとても重要です。

当然ながら犬は突然ひとりでお留守番をすることはできません。トレーニングを重ねてお留守番できる体制をつくりましょう。お留守番トレーニングは生後3ヶ月頃から始めるのがオススメです。

トイレの場所を覚えたり便意のコントロールは生後6か月ごろからできるようになると言われていますので、留守中にトイレの心配がなくなるのは6ヶ月過ぎということになります。生後3か月ごろはまだ社会化期にあり、環境への順応性が高いため、留守番にも慣れやすいので、短時間から練習し始めるといいですよ。

子犬のお留守番トレーニングのやり方は?

子犬

クレートトレーニングを一緒におこなう

お留守番のとき、そのまま放してお留守番をさせるのはちょっと心配ですよね。ケージやクレートでお留守番や待機ができると安心です。なのでお留守番トレーニングとクレートトレーニングは一緒におこなうとよいですよ!

用意するものは

  • 愛犬が好きなおもちゃ
  • クレート、ケージ

おもちゃはお気に入りのものを使ってあげると、おもちゃに意識を向けてくれるので「飼い主以外のものに集中する」習慣がつきやすいです!

最初は飼い主さんが愛犬の傍にいる状態で行ってください。

離れてしまうと「このおもちゃが出ると飼い主さんがいなくなっちゃう!」となってしまうので気を付けましょう。

大好きなおもちゃも飼い主さんもいてくれる!という状況をつくります。

まずは飼い主さん以外のものに意識を向けて集中をさせることが大切です。

おもちゃに集中する時間が増えてきて、夢中になっているときはいつもより距離をとって少しずつ離れる距離をあけます。少しずつレベルをあげて、いずれは飼い主さんがいなくてもおもちゃで遊んでくれるようになるというのが目標ですね!

距離も伸ばせるようになったら、ケージやクレートの中におもちゃを入れてみましょう!最初のうちは入ってくれなかったり直ぐに出てきてしまうかもしれませんが、そのうちおもちゃの方に集中してクレートの中に入ってくれるようになります。

クレートやケージに入れるようになったら、あとは距離や時間を少しずつ伸ばしていけばお留守番がスムーズになります!急にレベルを上げると愛犬が不安になってしまうので、気づかない程度に少しずつレベルアップしましょう!

ひとりの時間に慣れさせる

これは上記とほとんど変わらないのですが、ある程度たったら少しずつひとりで過ごせる時間に慣れる練習が必要です。子犬から静かに離れて違う部屋に行き、またすぐに戻ってくることから始めます。最初は数十秒で良いでもOKです。この時に子犬が不安がってワンワン鳴いた場合、慌てて戻ってきてしまうと鳴けば戻ってきてくれると思い吠え癖などがついてしまうので、平然とした様子でいましょう。ただ鳴いてしまうということはその子にとってその距離・時間をひとりにするのはまだ早いということなので、調整しつつ少しずつ距離を伸ばしていきましょう。

子犬のお留守番を成功させるポイントは?

子犬

お留守番させるときは室温を調整する

犬は人のように、汗をかいて体を冷やすという体温調整ができません。それは犬が足の裏にしか汗腺がないからです。さらに子犬は体温調節がまだうまくできないため熱中症などの危険があります。夏場でも室内温度を20〜22℃に調節してください。しかし冷えすぎることによる免疫力の低下も懸念点としてあります。冬場には15℃未満にならないようにしましょう。暑い時・寒い時は犬自身でベッドの上などで過ごせるように家具の配置なども工夫してあげると良いですよね。

外部の音や通行人など見えないようにしてあげる

子犬は未熟でまだ様々な物や音に敏感で慣れていません。窓の外が見えると、通りがかる人や他の犬、車の音にストレスを感じてしまうことがあります。これは、自分の縄張りを守りたいという本能によるものです。

子犬のお留守番は基本的にクレートやケージ内でさせてあげる方が多いと思いますが、クレートやケージを窓辺に近づけないような配置にした方が良いです。窓のカーテンを閉めても、カーテンの隙間から頭を出して外を見てしまうかもしれないので注意してあげましょう。

お留守番の前後にお散歩へ行ったり、遊んだりしてストレスを発散させてあげる

犬はストレスを強く感じたときに分離不安が生じることがあります。なので、こまめにストレスを発散できるように、ストレスがかかる留守番前に散歩に出ることで排泄も済ませられ、肉体的にも心地よい疲労感があると留守番時に落ち着いて過ごすことができますよ。

散歩に連れ出して、運動させ、飼い主と触れ合うことはストレスの発散になりますし、運動をすると心地よい疲労で心を落ち着かせることもできますので、お留守番の前に散歩の時間を作ることをおすすめします。

留守番後は飼い主が帰宅した嬉しさから興奮してしまい落ち着かないことが多いのですが、興奮をしている間は相手をせず、犬が落ち着いたところで遊んだり撫でたりしてあげましょう。「おとなしくしていたら遊んでくれた」と認識させることが大事ですよ。

子犬のお留守番は出来るだけ避けたい。させる場合は事前のトレーニングが大事!

子犬

いかがでしたか?子犬にとって一人ぼっちというのは大きなストレスの要因となります。愛犬がまだ子犬のうちはできるだけお家にいてあげてほしいですが、どうしても・・という場面は必ず出てきてしまうものですよね。そんな時のためにもお留守番トレーニングは重要です。成犬になったら自然とお留守番ができるようになるのか?というとそういうわけではありません。成犬でもいきなりお留守番をさせてしまうとストレスで分離不安などになってしまうことがあります。お留守番トレーニングは必ずやった方がいいので、早め早めにトレーニングをおこなって事前準備をしっかりとしておきましょう!

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ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

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