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チワワの鳴き声をあげる理由は?うるさい時の対処法など解説

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チワワは飼い主さんに対して従順で比較的育てやすいと言われている犬種ですが、一方では、鳴き声がうるさいという声も・・。チワワが鳴き声をあげる原因は何なのでしょうか?今回はチワワが鳴く理由や気持ち、うるさい場合の対策方法などについて解説していきたいと思います。愛犬の鳴き声がうるさくて困っているという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

  1. チワワの基本的な性格
  2. チワワが鳴く理由や気持ちについて
  3. 無駄吠え・鳴き声がうるさい時の対処法
  4. チワワは犬種的にも鳴きやすい傾向があることを理解する

チワワの基本的な性格

チワワ

チワワは無駄吠えが多いと言われている犬種です。それは性格による要因が関わっている場合があります。チワワの性格を知っておくとどうして鳴いてるのか分かる場合もありますのでご紹介いたします。

活発で好奇心旺盛な性格

チワワは可愛い見た目とは裏腹にとてもアクティブで好奇心旺盛です。そのため外で遊ぶことが大好きで、負けん気が強い性格も持っています。  

飼い主さんが大好きな甘えん坊

チワワは飼い主さんがとっても大好きなので、飼い主さんにたいしては従順な性格で強い忠誠心をもっています。ただ飼い主さんや信用をしてる人以外には愛想が良くない面があります。飼い主の愛情を独り占めしたいという独占欲が強く、初めて会う人や動物が得意ではないばかりか、やきもちを焼くことも多々あります。

そのため人見知りをしたりプライドが高い子、独占欲が強い子は、飼い主さんが他のワンちゃんに構ったりするとやきもちを焼いてしまうなんてことも・・・。

子犬期に甘やかされて育ったチワワほどその傾向が強く、気に入らない相手には吠えたり、噛みついたりという問題行動を起こす場合もあります。小さく可愛いからといって甘やかして育てるのではなく、仔犬期にきちんとしたしつけをすることがとても大切です。 

勇敢だけど警戒心が強く、初対面の人には懐きにくい一面も

体が小さいゆえ、基本的に飼い主以外には用心深く、すぐに人に懐くことは少ないと言われています。また、独立心と警戒心も強い犬種です。

しかし神経質で臆病な一面もありますから、子犬期の社会化が不十分だと臆病すぎて唸ったり咬みついたりしてしまうことも。

こう見ると「ちょっとチワワを飼うのは大変そうかも」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、チワワは学習能力が高い犬種です。それに加えて飼い主さんへの忠誠心も高いため実は、初心者向きの犬種と言われています。

チワワが鳴く理由や気持ちについて

チワワ 吠える

小さくウルウルとした瞳はとてもか弱そうな印象ですが、チワワは意外にもよく鳴いたり吠える犬種です。

チワワが鳴くのには必ず理由があります。何かを訴えたい時や、自分や家族の身を守ろうとしている時、または感情を鳴き声で表現しています。鳴き方にはいくつかのバリエーションがあります。理由ごとに鳴き方が異なるので、それぞれの鳴き声がどのような意味を持つのか、ご紹介していきたいと思います。

ワン!ワン!(キャン!キャン!)と鳴く時

 犬の鳴き声と言えば「ワンワン」ですが、小型犬のチワワの場合「ワン!ワン!」よりも「キャン!キャン!」と聞こえる方が多いかもしれませんね。

このように鳴く場合は以下のような理由があります。

①嬉しさや恐怖から興奮して鳴く

興奮したときに鳴く犬の心理には、喜びや要求などさまざまなものがあります。

「飼い主さんが遊んでくれて嬉しい!」「お散歩楽しい!」といった嬉しい時には高めのトーンで「キャンキャン!」と鳴く時があります。

他にも敏感な子は自転車・車、子ども、雷などあらゆるものに危険を察知してキャンキャン鳴くことで自分の身を守ろうとしています。

興奮して吠えることは必ずしも悪いことではありませんが、気持ちが高ぶりすぎてエスカレートするとパニックや思わぬ事故を引き起こす可能性もあります。犬の感情を落ち着かせられるようにしつけることが重要です。

②要求吠えをしている

可愛さからチワワを甘やかしてしまうと、自分の要求を通すために吠えるようになります。また、飼い主さんよりも自分の方が上の立場だと認識していると思い通りにしようと吠えることも珍しくありません。「お腹が空いた!おやつが欲しい!」「お散歩に行きたい!」などの要求から吠え続けますが、要求吠えに応えてしまうと、「吠えればしてもらえる!」と学習させてしまい、鳴き方がエスカレートしてしまうかもしれません。

要求吠えをしている時は、少し辛いですが無視を貫き、鳴き止んだら一緒に遊んだりごはんをあげるようにするといいですよ。

③警戒している

よく家の中から外を眺めて「ワンワン!!」吠えてることはないでしょうか?このとき少し低めの声で「ワンワンワン!」と鳴いている場合は、人や犬、物などを警戒し、威嚇している鳴き声の可能性があります。相手が近づいてくると吠える、横切っただけで吠えるなど、縄張り意識から自分や家族以外の者を追い出そうとすることに満足感や達成感を感じている犬もいます。

警戒や威嚇によって吠える行動が習慣になると、鳴き声を止めるのが難しくなっていきます。また来客があった際にも盛大に吠え散らかしたりと大変なことになるので、できるだけ「無駄吠え」を覚える前に早めに対処が必要です。

無駄吠えの対処法については後ほどご説明させていただきます。

「キャン!!!」と鳴く場合

チワワが高い声で「キャン」と悲鳴のような声を上げている時は、何か痛みを感じていることがあります。「キャン!」と一回放ったあと何事もなく過ごしているようであれば「足をぶつけてしまった」などの一時的な痛みや驚いて鳴いている場合が多いです。

ただ小型犬のチワワは骨折などをしやすい犬種でもあります。一度全身に傷やおかしな様子などがないか確認してあげてください。とくにお散歩中などは、何かを踏んで肉球や爪に傷がついてしまっていることも考えられます。不安なことがあれば病院で診てもらいましょう。

「クーン」と鳴く時

弱い声で「クーン」「クンクン」と鳴く時、なんとなく「寂しいのかな?」と思ってしまいますが、寂しい以外にも感情がありますので説明させていただきます。

①寂しい・不安

飼い主さんがお出かけするとき、「クーン」と細い声でかすかに鳴いてる時は、「行ってほしくないよー」と飼い主さんに寂しさを表しているのです。どちらかと言えば「泣く」と表現してもいいかもしれません。飼い主と離れるタイミングでさみしいと感じるのは自然なことですが、あまり過剰にさみしがる、出かける寸前まで飼い主さんの足にしがみついたり、震えたりしている場合は、分離不安である可能性があります。そういった場合は恐怖の原因をさぐり、適切な対応をしましょう。

②おねだり・甘えている

例えば飼い主さんがお出かけから帰って来た時や「おやつちょうだい!」なんて時に、上目遣いで、尻尾が上がっていると甘えたり服従といった気持ちをあらわしている場合があります。可愛い表情でおねだりしてくるので、ついついおやつを必要以上に与えたり甘やかしたくなりますが、全てに応えてしまうとワガママ犬になったり、体重管理ができないおデブ犬になってしまうので注意が必要です。 

「アオーン!(ワオーン!)」と遠吠えする時

遠吠えと言えば犬の祖先でもあるオオカミの象徴なような鳴き声で、チワワには似ても似つかないですよね。実はチワワも遠吠えを全くしないわけではありません。チワワが遠吠えをする理由として以下のような理由が考えられます。

①遠くの仲間とコミュニケーションをとるため

これは先述しましたが、祖先であるオオカミが遠くにいる仲間とコミュニケーションをとったり、縄張主張のために吠えていたとされていますが、この吠える理由は犬にも引き継がれていると言われています。特にコミュニケーションのために吠えるのは犬によく見られます。

ご近所さん家の犬が吠えたあと愛犬が「アオーーン!」と遠吠えしたことはないでしょうか?これは愛犬がご近所さんの犬と、コミュニケーションを取ろうとしているのではないかと考えられます。

②ストレスや不安、寂しさを感じている

犬の遠吠えは精神的なものでも引き起こされる場合があります。

遠吠えをすることでイライラや不安な気持ちを発散させているという説があります。

チワワは意外にも活発的で運動欲求が高い犬種ですので、散歩や運動時間が足りない場合はストレスをためてしまうことがあります。

そして特に多いのが、留守番中の遠吠えのようです。犬は元々群れをなして生活していた動物なので、ひとりで長時間の留守番は得意ではありません。そのため不安や寂しさから遠吠えをしてしまうのです。

③サイレンや雷などの大きな音に反応している

救急車やパトカーなどのサイレンの音は遠吠えに似た周波数をもっているらしく、サイレンの音をほかの犬の遠吠えと勘違いして遠吠えを返しているという説があります。

また、雷で遠吠えをする子は犬の野生的な本能に関係していると考えられています。雷が鳴ることにたいして生命の危険を直感的に察知していて遠吠えをしていると考えられています。

④加齢や病気が原因

犬も人と同じでシニア期が進むにつれ認知症になる可能性があります。昼夜が逆転したり、徘徊したり、同じ場所をグルグル歩き回ったり、人間の認知症と同じ症状も現れます。

シニアになると体力だけではなく、視力や聴力など体のあらゆる所が衰えていきます。飼い主さんの居場所が分からない等、何かしらの原因で不安や寂しさから遠吠えをしてしまう事があるようです。

「ウー!!」「ウ~グルルルル」と唸っている時

低い声で喉をならし「ウー!!グルルルル」と鳴いている場合は人や犬、物に対して攻撃に出る前の行動の可能性があります。歯茎をみせたり少し近寄りがたい鳴き方です。

①縄張り意識や独占欲から

チワワは縄張り意識が強い犬種です。知らない犬や新しく飼い始める犬に対して、唸り声をあげ、自身が上位であることを示します。

とくに食べ物やおもちゃなど関しては、取られそうになると強い抵抗を覚えます。

②仲間や子供を守るため

母犬は子犬を守るために、唸り声をあげる姿を多く見せます。懐いている飼い主でも、子犬に近づけば唸り声をあげて、絶対に側に近づけません。また、散歩時などに見知らぬ人が近づいてきた場合、飼い主を守るために唸る場合もあります。 

③威嚇している

チワワは警戒心が強い犬種です。自分を優位に見せたいときや、相手に対して不快感や恐怖を表すときに見られます。明らかにネガティブな表現なので、放置しておくとけんかやトラブルの原因になりかねない問題行動なので、ふさわしい方法で対処しましょう。

無駄吠え・鳴き声がうるさい時の対処法

チワワ

愛犬の鳴き声がうるさくてどうしようもない時ありますよね。チワワの鳴き声がうるさい時の対処法についてご紹介します。チワワが鳴き止まないという時にはぜひ試してみてください。

①沢山運動をさせる

これは一時的な解決策になりますが、なかなか鳴き止まない場合は散歩に連れて行ったりするとよいです。チワワは意外にも運動欲求が強い犬種ですので、もしかしたらお散歩時間が足りてないなんてこともありえます。運動をすることで程よい疲労感で疲れて眠ってしまうことが多いです。いつもより少し散歩時間を増やしたり、運動量を増やすことで疲れて鳴くスタミナもなく寝てしまえば鳴き声も減ると思います。 

②犬の社会化をおこなっておく

吠え癖をつけないようにするためには、子犬期の社会化がとても大切です。【犬の社会化】とは言うのは、人間社会や犬社会など様々な環境や刺激に慣れさせる、社会に順応する力を養うことを言います。犬においては子犬期だけに訪れる貴重なものです。

生後3~14週頃の社会化期が、最も物事の吸収力に優れ、抵抗も少なく、社会のあらゆるものに慣れやすい時期なのでこの時期はチワワにとってとても大切な時期です。

チワワは警戒心が強いため、外部の刺激に対して恐怖を感じるようになる前に、さまざまな音や人や犬などと触れ合う機会を積極的に設けて、怖いと感じるものを減らすようにしましょう。

逆に社会化ができていないと、様々な場所・音・人・物にたいして警戒心が強くなったり、臆病になってしまうことがあります。臆病で警戒心の強い傾向にあるチワワは吠え癖が出やすくなってしまいます。

 

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チワワは犬種的にも鳴きやすい傾向があることを理解する

チワワ

チワワを既に飼っていらっしゃる飼い主さんはもしかしたら経験済みの方もいるかもしれませんがチワワの場合、鳴く子は想像の5倍くらいキャンキャン鳴きます。

中にはうるさすぎてノイローゼのようになってしまう飼い主さんもいるそうです。。

チワワは比較的吠えやすい犬種です。犬が吠えるのには理由があるので、愛犬に合わせた対策が必要です。無駄吠えはすぐに解決するのが難しいこともありますが、繰り返ししつければ愛犬にも伝わるはずです。しつけ教室や役立つアイテムなども活用して上手に対応しましょう。

そしてチワワを飼う際は吠えやすい犬種なんだ。ということをある程度理解しておいてあげると、いざという時に飼い主さんの精神的にも少し楽になるかもしれませんね。お家では防音シートや遮音カーテンなどを設置するなど近隣に迷惑がかからない工夫もできる限りできるおこなってみてくださいね。

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ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

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