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ウルフドッグって聞いたことある?体重・寿命・かかりやすい病気まで

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オオカミに酷似した凛々しい風貌で欧米では人気のあるウルフドッグは、オオカミと犬それぞれの血統を受け継ぐ犬種です。しかし体が丈夫そうなイメージがあるウルフドッグといえども、やはりかかりやすい病気はあります。いつまでも健康で長生きしてもらうために、気を付けたい病気のことや平均寿命などを詳しく解説します。

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目次

  1. ウルフドッグはどのくらいの体重なの?
  2. ウルフドッグの平均寿命とかかりやすい病気を知っておこう
  3. ウルフドッグの体重管理で気を付けたいこと
  4. しっかり体重管理をして長生きしてもらおう

ウルフドッグはどのくらいの体重なの?

ウルフドッグ
bazzanova96 Unsplash

 ウルフドッグにはいくつかの種類があって、欧米では80kgに達する大型犬もいます。ちなみに日本では、JKC(ジャパンケネルクラブ)で公認されている犬種として、サールロース・ウルフドッグとチェコスロバキアン・ウルフドッグの2犬種がいます。

しつけのしやすいタイプである2犬種に絞って、体重について解説していきましょう。

平均体重

 オオカミの資質に近いとされるサールロース・ウルフドッグは体重が40kgほどになり、チェコスロバキアン・ウルフドッグはもう少し小さくて、体重は30kg前後です。 いずれにしても大型犬の部類に属しますから、飼い主さんがしっかりと体重管理してあげるべきでしょう。 

体重の変化に気を付けること

 ウルフドッグの被毛はダブルコートのため、冬毛は分厚い防寒着のよう。逆に夏毛になると一気にアンダーコートが抜けてスリムに見えるため、なかなか体重の変化に気付かないということがあります。とはいえ大型犬ですから、ウルフドッグを載せられる体重計も、なかなか見つかりません。

動物病院等できちんと体重を計測してもらう方法の他、飼い主さんが肋骨の周りを手のひらで触って体型を確認する方法があります。これをボディコンディションスコア(BCS)と呼びますが、厚い被毛を指でかき分けた上でしっかりと触り、肋骨をちゃんと感じられるようであれば適正な体重だということです。 

ウルフドッグの平均寿命とかかりやすい病気を知っておこう

ウルフドッグ
VIVIANE6276

 ウルフドッグのかかりやすい病気や、寿命のことなどについて見ていきましょう。体重管理はイコール肥満を防止すること。暮らす環境の整備と同様に、とても大切なことだと言えます。 

ウルフドッグの平均寿命

 アメリカの正式な犬種の平均寿命は8年ほど。日本在住のウルフドッグの平均寿命は10〜12歳程度と言われており、大型犬の割に寿命は比較的長めとなっています。ちなみに野生のオオカミの寿命が5〜8年くらいとされていますから、犬と交配したことによって、その特性を引き継いだと言えるかもしれません。

平均寿命が長いといっても、暮らす環境や個体差によって違ってきます。また肥満傾向が続くと内臓疾患を起こしやすくなり、細胞の代謝も大きく落ちるため、しっかり体重をコントロールすることが重要です。

最高齢はどれくらい?

 ウルフドッグの最高齢に関する記録は不明ですが、飼育下のオオカミは16年ほど生きることも珍しくないとされています。また日本在住のウルフドッグの多くは、カナダからやって来た個体が多いため、そのぶん長寿の傾向があるのかもしれませんね。 

ウルフドッグがかかりやすい病気

 ウルフドッグがかかりやすい病気について、いくつかご紹介していきます。肥満に起因すること、遺伝に関する病気がありますから、普段から観察を怠らないようにしたいものです。 

遺伝的疾患

 オオカミと犬のハイブリッドですから、先天的な遺伝子異常が起こることも考えられます。また個体数の少なさに伴う近親交配の可能性も否定できないため、遺伝的疾患は注意するべき病気の一つだと言えます。

股関節形成不全

 発育の段階で股関節が形態的な異常を起こし、様々な症状を引き起こす病気です。大型犬〜超大型犬に多い疾患だと言われており、栄養の偏りによって栄養バランスが崩れたり、肥満、運動不足などによって発症することが多いとされています。

横座りをしたり、腰を振って歩くなどの症状が現れたら危険信号です。重症化すれば外科手術を余儀なくされる場合があります。

ウルフドッグの体重管理で気を付けたいこと

ウルフドッグ
AvinaCeleste

 では具体的にウルフドッグの体重を管理していくために、どのような方法が有効なのでしょうか?食餌と運動にこだわってご紹介していきますね。

散歩の目安

 行動力があって活発な犬種ですから、毎日の散歩は欠かせません。1時間程度の散歩を1日に2〜3度繰り返すようにしましょう。 

好きな運動は?

 環境として広いスペースが必要な犬種ですから、その運動量もかなりのもの。とはいえ安易にドッグランへ連れていくとトラブルの原因となります。もしドッグランで走り回らせるのであれば、飼い主さんがリードをしっかり持って、付いて来させるようにしましょう。またスポーツも得意な犬ですから、アジリティなどにも挑戦してみても良いでしょう。 

ごはんの量

 ごはんの量は、体重と比例した分量を適切に与えるようにしてください。フードの袋に記載してある「給餌量早見表」で確認すれば便利です。またウルフドッグのたくましい筋力と骨格を維持するために、低脂肪高たんぱくなラムやバッファローなどを主成分としたドライフードが最適でしょう。 

しっかり体重管理をして長生きしてもらおう

ウルフドッグ
AvinaCeleste

 いつまでも健康で長寿であり続けるためには、病気の予防措置と体重管理が欠かせません。人間と違って自らダイエットなどが出来ませんので、飼い主さんがしっかりと管理してあげてください。先ほどご紹介したボディコンディションスコアを確認してあげるだけでも、良いスキンシップになりますよ。 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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