ワイマラナーの子犬について|成長スピードや育て方を徹底解説!
グレーのツヤのある被毛や、筋肉が引き締まった体型が特徴的なワイマラナー。大型犬であるワイマラナーは、子犬から成犬になるまで、体の大きさの変化が著しいため、成長の様子を楽しみながら育てていくことができます。今回は、ワイマラナーの成長スピード、シャンプーや散歩を始めていくタイミング、気をつけたい病気など、ワイマラナーの子犬を迎える方のために、まず知っておきたい基本情報をご紹介します。
目次
ワイマラナーの子犬が生まれるまでについて
まずは、ワイマラナーの子犬が生まれるまでについて見ていきましょう。
妊娠期間
ワイマラナーをはじめとした犬の妊娠期間は、63日ぐらいです。出産日は2~3日程度の誤差が生じる場合もありますが、ほとんどの場合は予定日通りであることが多く、早産などのケースは少ないと言われています。
妊娠しているかどうかは、交配してから25〜30日以降に超音波検査をすることで確認できます。
生まれる頭数
一度の出産で生まれる子犬の頭数は個体差がありますが、ノルウェーケネルクラブが調査したところによると、大型犬の場合は平均7.1頭となっていることから、ワイマラナーもそのくらいの頭数であることが予想されます。
ワイマラナーの子犬の成長スピードについて
ワイマラナーの子犬の成長スピードについて、理解を深めておきましょう。
体重の変化
ワイマラナーの子犬における出生児の体重は400〜500g程度で、生後5ヶ月前後で成犬時の体重の1/2程度までに成長します。小型犬や中型犬は、1歳くらいまでには成犬の大きさになり成長が止まりますが、大型犬であるワイマラナーの場合は、15〜18ヶ月齢頃にようやく成犬の大きさになります。
ワイマラナーの成犬時の標準体重はオスが30〜40kg、メスが25〜35kgなので、出生時から約70倍もの体重にまで成長するということです。
成長に伴い瞳の色も変化
ワイマラナーの瞳の色は、子犬の頃はほとんどがブルーですが、成長に伴い少しずつアンバー(琥珀色)に変化していきます。瞳の色素変化は順調に成長している証でもあるので、特に心配する必要はありません。アンバーの瞳の色は個体により淡いアンバーの場合もあれば、ダークアンバーであったりもします。
ワイマラナーの子犬のごはんの量について
子犬を迎えるにあたり、大切なのは適切なごはんをしっかりと与えることです。
ごはんの量
まず子犬に与えるごはんは、最初は子犬の購入元もしくは譲渡元であげていたごはんと同じ種類のものを食べさせるようにしましょう。子犬は住む環境が変わると慣れるまでストレスを感じるので、今までと同じごはんを与えることで、環境の変化を少なくすることができます。
1日に与えるごはんの量は、パッケージに記載されている量を参考にして与えましょう。子犬期は食欲旺盛ですが、欲しがるがままに与えてしまうと肥満になってしまうので気をつけてくださいね。
ワイマラナーの子犬|散歩やシャンプー、しつけはいつからしたらいいの?
子犬を迎えたらしつけはいつから始めていけばよいのか、シャンプーや散歩のタイミングなど、それぞれ見ていきましょう。
しつけを始めるタイミング
しつけは、子犬を迎えた日から始めていくようにしましょう。人間と同様、犬も幼い時期の方が新しいことに対する適応力が高く習慣化しやすいので、しつけを始めるタイミングは、早いに越したことはありません。
シャンプーを始めるタイミング
子犬を迎え入れてすぐの頃は、環境の変化に神経質になっているので、シャンプーは新しい環境に慣れて体調が安定しているときに始めていくようにしましょう。目安としては、生後2ヶ月頃に受けるワクチン接種から1?2週間経ってからがよいと言われています。
最初はシャワーの音や水圧、水に濡れる感触に慣れず怖がってしまうことがほとんどです。そのため、まずはお風呂場で遊ばせて環境に慣れさせ、慣れてきたら部分洗いをしてきれいにするといったようにし、全身洗いができるまでに徐々に慣れさせていくようにしましょう。
散歩を始めるタイミング
子犬は免疫力が弱いため、散歩を始めるタイミングは、子犬のワクチン接種プログラムが終了してから2週間経過してからが望ましいとされています。とはいえ、最後のワクチン接種が終了まで外に出さずにさまざまな経験をさせないでいると、社会化不足になり将来的に問題行動を起こすようになる可能性が高くなります。
そのため、2回目のワクチン接種後から、社会性を育むために抱っこをして散歩をさせてもよいとしている場合も少なくありません。かかりつけの獣医師に相談したうえで、散歩を始める時期を決めるとよいでしょう。
ワイマラナーの子犬|気を付けたい病気について
ワイマラナーは飼い主への依存度が高く寂しがり屋な性格なので、分離不安症に注意が必要です。分離不安症とは、飼い主と離れてひとりになったときに、不安によるストレスから問題行動を起こしてしまう状態です。
分離不安症は、子犬のうちから留守番トレーニングをして、ひとりで過ごす時間に慣れさせておくことで防ぐことができます。
成犬との違い
ワイマラナーはたくさんの運動量を必要とする犬種で、朝晩それぞれ1時間程度の散歩が欠かせません。また、ドッグランで走り回らせるなどもしてあげる必要があります。
しかし、子犬のうちはまだ骨格が形成されていないので、成犬時と同じ運動量では体に負担がかかってしまいます。子犬の場合は、朝晩それぞれ30分?1時間程度の散歩をし、1歳頃から散歩の途中にジョギングも取り入れ、運動量を上げていきましょう。
ワイマラナーと楽しい生活を送ろう!
大型犬であるワイマラナーは、子犬から成犬に成長するまでの変化が著しく、体が日に日に大きくなっていきます。成長期は体が形成される大切な時期なので、適切な食事量を与えて健康を維持してあげましょう。
また、子犬を迎えたら早く一緒に散歩に行きたいところですが、かかりつけの獣医師に散歩を始める時期を相談してから、連れていくようにしましょう。ワイマラナーと楽しい生活を送ってくださいね!
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!
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