小型犬におすすめのドッグフード特集!選び方やごはんを食べないときの原因も解説します
生き物を飼う上では事前に用意しておくべきアイテムがたくさんありますが、その中の1つにごはんがありますよね。ごはんは毎日与えるものなので、できるだけ身体に良いもの、美味しく食べてくれるものを選んであげたいものです。しかし、実際にペットショップや通販サイトを見てみると、たくさんの種類があり、値段も安価なものから高価なものまでさまざまで、一体どれがいいのか迷ってしまった経験はありませんか?そこで今回は、小型犬に焦点をあてて、小型犬に合ったドッグフードの選び方やおすすめの商品をご紹介したいと思います。
小型犬に合ったフードの選び方
ドッグフードには小型犬用・中型犬用・大型犬用のものから、子犬用・成犬用・シニア用といったライフステージに合わせたもの、さらにダイエット用の低カロリーフード、デンタルケア成分が配合されたものから犬種専用のものまで、その種類は多岐にわたります。日本でもたくさんの人が飼っている小型犬に合ったドッグフードを見つけるには、どんなところに着目して選べばよいのでしょうか?
消化に良いもの
小型犬に与えるドッグフードを選ぶ際には、消化吸収に良いドッグフードを選ぶのがおすすめです。ドッグフードに含まれている穀類は消化しやすいように工夫されていますが、肉食寄りの雑食である犬は、人間とは違って簡単に穀類を消化できるわけではないため、うまく消化できずに消化不良を起こす可能性があります。そのため、特にお腹が弱い子は、動物性たんぱく質がメインで使われているドッグフードを選んであげると良いでしょう。オリゴ糖や乳酸菌が配合されているものもおすすめです。
消化不良は主に下痢や嘔吐などの症状が見られますが、消化不良で老廃物が溜まることで涙やけを引き起こすこともあります。チワワやマルチーズ、ポメラニアン、トイプードルなどの犬種は涙やけを起こしやすいため、予防のためにグレインフリー(穀物不使用)や添加物がなるべく含まれていない消化吸収に優れたドッグフードを選ぶことも大切です。
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小粒のもの
粒の大きさは食べやすさに関わるので、超小型犬・小型犬には小さめの粒のドッグフードを選ぶと良いでしょう。1度食べにくいと感じると、食いつきが悪くなってしまうことがあります。
パッケージに「小型犬用」と記載のあるドッグフードは基本的に粒が小さく作られているためおすすめです。大きい粒を食べるのが好きな子もいますが、犬は味わって食べるというよりは飲み込める大きさになったら丸飲みしてしまう傾向にあるので、喉につまらせないようにするためにも、小さめのものを選んだほうが安心です。
一方で、噛むことによって脳が刺激され活性化し、学習力の向上や認知症の予防になるという意見もあり、丸飲みするのではなくしっかり噛んで食べているのであれば極端に小さい粒の商品を選ばなくてもよいかもしれません。
アレルギーのないもの
愛犬がアレルギー反応を示す食べ物を積極的に与える飼い主さんはいないと思いますが、数ある食べ物の中にはアレルギーの原因となりやすい食べ物が存在します。犬の場合は、牛肉・鶏肉・ラム肉などの肉類、卵・乳製品、小麦・トウモロコシ、大豆などの穀類です。どんな犬でも食物アレルギーを発症する可能性はありますが、小型犬の中ではパグやミニチュアシュナウザー、ウエストハイランドホワイトテリア、ミニチュアダックスフンドが食物アレルギーの好発犬種とされているので注意しましょう。
食物アレルギーの症状は痒みや下痢、嘔吐、脱毛、涙やけなどです。これらの症状が見られたら何らかの食べ物に反応して症状が出ているかもしれません。獣医師の指導のもと負荷試験を行うことで何の食べ物に反応を示すのか特定することもできるので、気になる方は獣医師に相談してみてください。
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原材料の記載が詳しいもの
安価なドッグフードには粗悪な原材料が使われていることも少なくありません。2009年12月に施行されたペットフード安全法によって犬猫の健康を害する恐れのあるドッグフードの製造販売や輸入は禁止されていますが、ペット先進国(※)である諸外国のように厳しい品質管理が行われているとは言い切れないのが実情です。
原材料に何を使用しているか細かく載せているドッグフードは安全性が高いと言えるので、パッケージや販売元のホームページに詳しい原材料の記載があるかどうかも、ドッグフードを選ぶ際のポイントになります。
犬のドッグフードにおいて合成着色料や甘味料、発色剤などの添加物は不要です。また、BHAやBHTなどの人工の酸化防止剤が入っているドッグフードは避けましょう。摂取したからと言ってすぐに重篤な症状が出るわけではありませんが、毎日食べ続けることで下痢や涙やけを引き起こすこともあります。添加物はすべてが完全な悪というわけではありませんが、入っていても大丈夫なもの、避けるべきものを知っておくことが大事です。
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骨や関節をサポートする成分の入っているもの
中型犬や大型犬と比べると骨が細く、骨折や膝蓋骨脱臼のリスクが高い小型犬には、骨や関節をサポートする成分が配合されているドッグフードもおすすめです。
具体的にはコンドロイチンやグルコサミンなどが豊富に含まれているドッグフードを選ぶとよいでしょう。コンドロイチンとグルコサミンは体内でも作られる栄養素ではありますが、歳を重ねるにつれて減っていくので、高齢になったら意識して取り入れたい成分になります。
小型犬には小型犬用のドッグフードを与えた方がいい?
身体は小さいですが、一般的に超小型犬・小型犬は大型犬よりも代謝が激しく、必要なエネルギー量が多いと言われています。そのため、小型犬用のドッグフードはカロリーが高めに作られているのです。
1度にたくさんの量を食べることが出来なくても、効果的に必要な栄養素を摂取することができるため、小型犬には小型犬用のドッグフードがおすすめされています。
ごはんを食べない時に考えられる原因は?
愛犬が与えたごはんを食べなかったら、どこか具合が悪いのではないかと不安になりますよね。ここでは犬がごはんを食べない場合に考えられる原因をご紹介します。
病気や夏バテ
「昨日までいつも通りごはんを食べていたのに急に食べなくなった」という様子が見られてから、2日以上食欲不振が続くのであれば病気の可能性があります。元気がない、下痢や嘔吐などの症状も併発しているという場合は、なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。
また、歯周病などが原因で口の中に違和感や痛みを感じていたりすると食欲が落ちてしまうこともあります。
夏場であれば、子犬やシニア、短頭種、ダブルコートの犬種は特に暑さに弱いため、夏バテで食欲がなくなることも珍しくありません。ドライフードにかつお節のだしをトッピングするなどの工夫をしてみましょう。
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量が多すぎる
パッケージに記載されている通りの量をあげているのに毎回残してしまうという場合、その子にとっては量が多いのかもしれません。パッケージの給餌量は目安なので、残してしまうなら減らしてみて様子を見てみましょう。
また、体重の変化や便の様子も、ごはんが適量かどうかの判断材料になります。体重が増え続けている・便が軟らかい場合はごはんの量が多い、体重が減り続けている・便が硬い、ごはんを催促することがある場合はごはんの量が少ないサインです。
適切なごはんの量を知る方法はこちらの記事で解説しています
味に飽きた・嗜好性の高いものを与えた経験がある
愛犬が突然ごはんを食べなくなった場合、同じドッグフード(味)に飽きてしまったのかもしれません。犬も同じものを食べ続けると飽きてしまうことがあります。また、味の好き嫌いがあり、好みじゃない味は食べないこともあります。
ここでごはんの代わりにおやつを与えたり、人間の食べ物を与えてしまうと、出されたものを食べなければもっと美味しいものが出てくると学習してしまうので注意してください。総合栄養食であるドッグフードを食べていれば必要な栄養素が不足することはないと言われているので、ごはんを食べないからと言って安易に嗜好性の高い食べ物を与えるのはやめましょう。
老化
高齢になるとだんだん食べられるごはんの量も減っていきます。具合が悪くて食欲が落ちているというわけでなければ、ごはんの量を減らして回数を増やしてみたり、食べやすいようにふやかしてあげたりすると良いでしょう。
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小型犬におすすめのドッグフード4選
Amazonや楽天などの通販サイトやペットショップには本当にたくさんのドッグフードが売っていますよね。その子の好みもあるので実際にあげてみないと食べてくれるかは分かりませんが、ここではこだわって作られてるおすすめのドッグフードをご紹介したいと思います。
このこのごはん
国産・ヒューマングレードのドッグフードです。お肉と果物がバランスよく配合されているので動物性たんぱく質が豊富でありながら低脂肪となっており、涙やけや毛並みの改善が期待できます。保存料、酸化防止剤、人工添加物不使用で、粒の大きさを均一にする凝固剤も使われていません。小麦グルテンフリーなのでアレルギーがある子にもおすすめできます。
ミシュワン小型犬用
ミシュワン小型犬用は小型犬に焦点をあてて開発されており、食べやすい大きさ、消化のしやすさ、栄養バランスにこだわって作られています。ヒューマングレードでグレインフリー、合成保存料・合成着色料不使用。健康的な関節をサポートする緑イ貝配合で、シニアにもおすすめです。
うまか(UMAKA)
うまかは、ヒューマングレードの食材を使用したドッグフードです。高たんぱく低脂質でありながら、ビフィズス菌とオリゴ糖も配合されていることでお腹の調子も整えてくれます。小麦グルテンフリーで着色料・香料不使用、合成保存料、BHT・BHAなどの添加物も含まれていません。かつお節のいい匂いがするので、食いつきがとてもいいという口コミが多く見られます。関節サポートの効果が期待できるグルコサミンやコンドロイチンも配合されているので、チワワやトイプードル、ポメラニアンなどの骨の細い犬種やシニアにもおすすめです。
安心犬活
国産の動物性生肉を中心に野菜や果物など厳選された材料が配合されており、バランスよく栄養素を摂取することができます。合成保存料や着色料、BHA、BHTなどの不要な添加物は排除されているので安心です。小麦グルテンフリーで涙やけやアレルギーにも対応。全犬種・オールステージ対応ですが、特にチワワやポメラニアン、トイプードル、シーズーなどの小型犬~中型犬(15㎏以下)におすすめされています。
愛犬に合ったフードを見つけよう
たくさんの種類の中から、愛犬に合ったドッグフードを見つけるのは簡単ではありません。同じものを食べ続けることで飽きてしまったり、味が好みではなく食べないケースも多々あるため、「せっかく買ったのに食べてくれない」、「飽きてしまったのかも・・」など悩んでしまうこともあるでしょう。
しかし、ドッグフードは毎日食べるものなので、できるだけ身体によく、さらに言えば愛犬がごはんが楽しみになるようなフードを見つけたいのが親心だと思います。
インターネット上の口コミはもちろん、飼い主さん同士の情報交換や獣医師への相談、またお試しできるドッグフードもあるので、色々な方法で模索してみてください。
ドッグフードを買うときは、毎日食べるものだし、とついついお得な大容量のものを手に取ってしまいがちですが、ドッグフードにも消費期限があり、開封して空気に触れた瞬間から徐々に酸化していきます。特に無添加のドッグフードの場合、人工的な酸化防止剤や保存料が含まれていないことも多いため、長くはもちません。品質が落ちたドッグフードを与え続けると身体によくないので、期限内に食べきれる量のものを買うことをおすすめします。
小型犬に合ったフードの他にも、栄養や年齢・アレルギー対応など様々な選び方があります。様々な観点から愛犬に合ったより良いドッグフードの選び方について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。 ※外部のウェブサイトに移動します
この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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