banner

banner

小型犬の年間費用ってどれくらいかかるの?犬を迎える前に知っておきたいお金のこと

お気に入りに追加

可愛らしい見た目はもちろん、限られた住宅スペースや運動量の少なさなどの理由から日本では小型犬が人気の傾向にあり、さまざまな場所で見かけることも多いですよね。そのため、「ゆくゆくは小型犬と暮らしたいなぁ」と思っている方も少なくないと思います。そこで気になるのが、1年間にどれくらいの飼育費用がかかるのかということ。今回は小型犬を迎え一緒に暮らしていくにあたって必要になるお金の目安をご紹介していきたいと思います。

小型犬の年間費用ってどれくらいかかるの?犬を迎える前に知っておきたいお金のこと
話題/ 犬用ベッド徹底比較 犬用ベッドなんでも良いって思ってない?愛犬の寿命にもつながるベッドの選び方教えます。

目次

  1. まずはじめに|迎える際にかかるお金
  2. 継続的にかかるお金はどれくらいになる?
  3. その他にかかるお金
  4. 犬との暮らしにはお金がかかる

まずはじめに|迎える際にかかるお金

子犬

犬を迎える際には、犬の生体費用の他にも、初期費用やあらかじめ準備しておくべき飼育グッズなどのお金がかかります。飼育グッズは手が届きやすい値段のものから高価なものまでさまざまで、決まりきった値段ではないため以下はあくまで一例にはなりますが、はじめにかかる費用として「このくらい」という目安として参考にしてみてください。

生体費用

犬を飼うとなった場合、ペットショップやブリーダー、または保護団体などから迎え入れるという選択肢があります。ペットショップやブリーダーから迎え入れる場合には生体費用が、保護団体から迎え入れる場合、犬の譲渡自体は無料で、別途譲渡費用(※)がかかるケースが多いです。

※事務手数料、ワクチンや避妊・去勢手術などの医療費、保護団体への寄付金など

譲渡会についてはこちらの記事をチェック!

譲渡会について知りたい|基本的な情報や犬猫の里親になるまでの手順・条件を解説

あわせて読みたい

譲渡会について知りたい|基本的な情報や犬猫の里親になるまでの手順・条件を解説

犬猫の里親を募集するために開催される譲渡会。気になってはいるものの、譲渡会への参加の仕方や、里親になるための方法が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本記事では、譲渡会の基本的な情報と、実際に里親になるまでの流れなどを解説していきます。近くで開催されている譲渡会を探す方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

犬の生体価格を調べてみると犬種ごとに相場はこれくらいと紹介されていますが、実際、犬の生体価格は販売元によってまちまちです。ペットショップでは数万円~数十万円で販売されていることが多いものの、人気な犬種、性別、希少な毛色、見た目が整っている、親犬がチャンピオン犬などの理由で高値になることも珍しくなく、100万円以上の値がつけられているケースもあります。これはブリーダーから迎えるという場合でも同じです。

月齢が若いほど価格は高く設定されるので、生後2ヶ月あたりの子犬が1番高値になっています。

初期費用

犬を迎えるにあたっては、生体費用の他にも以下のような費用がかかってきます。

畜犬登録料:3,000円程度

犬の所有者を明確にするため、自分が住んでいる市町村に飼い犬の登録をしなければいけません。登録すると鑑札が交付されるため、注射済票と合わせて犬に装着しましょう。基本的には1度登録すれば引っ越した場合でも新しい鑑札を交付してもらえますが、失くしたり破損してしまった場合には再交付してもらう必要があります。その際の手数料は1600円程度です。

マイクロチップ登録・変更手数料:300~1,000円

令和4年6月1日から犬・猫へのマイクロチップの装着が義務化されました。そのため、ペットショップやブリーダーから迎える犬にはマイクロチップが装着されており、飼い主になる際には登録されている情報を変更する必要があります。その際の登録・変更にかかる手数料はオンライン申請であれば300円、用紙による申請であれば1,000円です。(登録証明書再交付手数料はオンライン申請:200円、用紙による申請:700円)情報の登録は30日以内と決められているので注意してください。

また、すでに犬と暮らしている場合や、知り合いから譲り受けたという場合、マイクロチップの装着は努力義務となっています。動物病院で装着するとなった場合にかかる費用は3,000~10,000円程度です。自治体によっては補助金が出ることもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

こちらの記事もチェック! 

犬のマイクロチップ装着が義務化。かかる費用やメリット・デメリットを解説します

あわせて読みたい

犬のマイクロチップ装着が義務化。かかる費用やメリット・デメリットを解説します

2019年6月に改正動物愛護法が可決され、犬・猫へのマイクロチップの装着が義務付けられました。すでに犬と暮らしている場合は努力義務となっていますが、愛犬の体への負担や費用のことなどを考えると、気になる部分もあるのではないでしょうか。 そこで今回は、新しく家族を迎えようとしている方や、愛犬にマイクロチップを装着するか悩んでいる方のため、マイクロチップを装着する方法やかかる費用、マイクロチップを装着するメリットとデメリットを解説していきます。

生活必需品にかかる費用

自宅にやってきた日から快適に生活することができるよう最低限用意しておくべきものと、のちのち必要になるためできれば揃えておきたいものがあります。小型犬と大型犬とでは値段が変わり、基本的には大型犬用のアイテムより小型犬用のアイテムの方が安価です。以下の参考価格は小型犬のものになります。

■最低限用意しておくもの

  • サークル・ケージ 3,000円~
  • 犬用クレート(キャリーバッグ) 4,000円~ 
  • トイレトレー・トイレシート 2,000円~
  • フードボウル・給水器 1,000円~
  • ドッグフード 3,000円~

■できれば用意しておきたいもの

  • リード、首輪・ハーネス、マナー袋 1,500円~
  • おもちゃ 1,500円~
  • ブラッシングブラシ 1,500円~
  • 歯ブラシ 1,500円~
  • その他お手入れ用品(シャンプー、耳掃除、爪切りなど)2,000円~

それぞれのおおよその最低金額を示していますが、安全性や機能性などを考慮すると上記の金額で揃えるのが難しいアイテムも多いです。安価なものは耐久性に不安が残るものも少なくありません。なるべく費用を抑えるために安いものを手に取りたくなってしまいますが、すぐに壊れた、使い勝手が悪いなどの理由から結果的に買い替えなければいけなくなるケースもあるので、どういう点に注意して選んだ方がよいのかを調べ、口コミなどを参考に商品を吟味することが大切です。

こちらの記事もチェック!

小型犬にはどんなケージがおすすめなの?ケージの必要性や選び方のポイントをご紹介します

あわせて読みたい

小型犬にはどんなケージがおすすめなの?ケージの必要性や選び方のポイントをご紹介します

愛犬が自由に家の中を行き来できるようにしている飼い主さんは多くいますよね。そのため、これから犬との生活を始めようとしている人の中には「ケージは用意しなくてもいいや」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ケージは犬が安心して過ごすことができる自分だけのテリトリーになります。また、飼い主さんが外出しているときや寝ているときにはケージ内で過ごしてもらうことで安全を確保することにも繋がると言えるでしょう。今回は小型犬に焦点をあてて、ケージの必要性や選び方、おすすめのケージをご紹介していきたいと思います。

犬用キャリーバッグってどんなもの?役立つ場面はいつ?小型犬におすすめの商品もピックアップしました

あわせて読みたい

犬用キャリーバッグってどんなもの?役立つ場面はいつ?小型犬におすすめの商品もピックアップしました

通院時やちょっとしたお出かけだけでなく、愛犬と公共交通機関を利用する際の必須アイテムであるキャリーバッグ。特に小型犬は身体が小さいので、電車やバスなどで移動する飼い主さんも多いのではないでしょうか。大切な愛犬が入るものなので、安全性に優れたものを選びたいですよね。しかし、大きさや形などさまざまでどれを選べばよいのか迷ってしまうという方も少なくないと思います。今回はキャリーバッグの種類や役立つ場面と、小型犬におすすめのキャリーバッグをご紹介していくので、これから用意する方やどんなものがいいのか分からないという方は参考にしてみてくださいね。

継続的にかかるお金はどれくらいになる?

犬 飼育グッズ

 犬と暮らす中で継続的にかかってくるお金は以下のようなものになります。ただし、どのようなブランドのものを購入するか、どれくらいの頻度で使用するかなどによってかかる金額は変わるのであくまで目安として捉えてくださいね。

食費・消耗品・雑費など

  • ドッグフード 約76,000円(年間)
  • おやつ 約24,000円(年間)
  • おもちゃ 約10,000~20,000円(年間)
  • トイレシート、マナー袋など 約20,000円~30,000円(年間)
  • シャンプーやイヤークリーナーなどのケア用品 約15,000円(年間)

健康診断などの医療費

健康な犬であっても年に1回は健康診断を受診するのが望ましいと言われているため、基本的には毎年健康診断の費用がかかってくることになります。健康診断にかかる費用は病院によって異なりますが、最低限の検査のみであればだいたい5,000円~です。しかし、動物病院によってかなりの差があるので30,000円ということもあります。受診する前には事前に確認しておくと安心です。子犬やシニアであれば半年に1度くらいのペースで受診するのが望ましいでしょう。犬の健康診断にもオプションがあるので、より精密な検査をしたいという場合は料金が加算されていきます。

こちらの記事もチェック!

【獣医師監修】犬の健康診断は何歳から受けたほうがいい?受診費用や検査内容について解説

あわせて読みたい

【獣医師監修】犬の健康診断は何歳から受けたほうがいい?受診費用や検査内容について解説

皆さんの愛犬は、病気でない時に動物病院を定期的に受診する習慣はありますか? 大切な家族の一員である愛犬には、いつまでも健康で長生きしてほしいですよね。実は、犬にも『健康診断(ドッグドック、ペットドック)』があることを知っていますか?すでにご存知の方も、受診させたいけれど何歳から始めればいいのか、どのくらいの頻度で健康診断を受けていいのかなど、分からないことが多いのではないでしょうか? 今回の記事では、犬の健康診断(ドッグドック、ペットドック)について詳しく解説していきます。

狂犬病予防接種:3,500円程度(毎年)

狂犬病の予防接種は1年に1回受けさせることが義務付けられているものです。そのため、毎年3,500円程度かかることになります。狂犬病は発症するとほぼ100%の確率で死に至る病気です。狂犬病から愛犬を守るためにも、自分や周りの人、動物に感染させないためにも毎年接種させましょう。

こちらの記事もチェック!

犬に噛まれた場合の対処法や応急処置の方法は?噛まれたことで発症する感染症についても

あわせて読みたい

犬に噛まれた場合の対処法や応急処置の方法は?噛まれたことで発症する感染症についても

一昔前に比べて野良犬は減り、むやみに犬に噛まれる事件は減りました。しかし、飼い主がいても犬に噛まれることはあり、たびたびニュースになっています。 現在の日本は、長いあいだ狂犬病が発症していない国となりましたが、国外では今でも狂犬病感染の可能性がある国もあり、噛まれたり舐められたりすることで人間が狂犬病に感染してしまうこともあります。 ここでは、犬に噛まれたときの対処法や応急処置などをご紹介します。

混合ワクチン接種:3,000~1万円(毎年)

犬の混合ワクチンにはさまざまな種類がありますが、4種のコアワクチンとノンコアワクチンに大別することができます。接種の頻度は初回は2~4回、その後は基本的には1年に1回です。

混合ワクチンの接種は任意ではあるものの、ドッグランやトリミングサロン、ペットホテルを利用する際にはワクチン接種証明書の提出を求められることも多いです。室内にいることが多い場合や外出は散歩程度という場合でも、混合ワクチンを接種することで致死率が高い感染症を予防することができるので、受けておくのが安心だと言えます。

詳しくはこちらの記事をチェック!

犬の予防接種は必要?混合ワクチンの種類・費用・接種時期を説明

あわせて読みたい

犬の予防接種は必要?混合ワクチンの種類・費用・接種時期を説明

犬も人間と同じように感染症にかかるため、一般的によく知られている狂犬病だけでなくさまざまな予防接種が必要です。 「感染症なんてめったにかからないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、散歩やドッグランなどでほかの犬やその排泄物に触れるため、愛犬は日々感染症のリスクにさらされています。 もし感染症にかかってしまうと、体調不良だけでなく、最悪の場合は命を落とす危険もあります。 この記事では、わかりにくい予防接種の種類やその選び方、接種時期や副反応への対処法を紹介します。

ノミ・ダニの駆除:~24,000円(毎年)

ノミやダニを予防するためには定期的に予防薬を投与する必要があります。マダニは過去に死亡例もある感染症を媒介することもあるので、安心して暮らすためには1年を通して予防しなければいけません。小型犬であればひと月あたり1,000~2,000円程度です。予防薬は市販のものや動物病院で処方してもらうものがありますが、予防薬によっては皮膚がかぶれたりすることもあるので1度かかりつけ医に相談するのが安心です。

こちらの記事もチェック!

犬に寄生するダニの種類や感染経路は?症状や駆除方法・予防法も解説

あわせて読みたい

犬に寄生するダニの種類や感染経路は?症状や駆除方法・予防法も解説

犬に寄生するダニは非常に小さく普段姿を見ないことから、私たち人間はダニの存在をほとんど気にしていないでしょう。 しかしダニに寄生されたまま放っておくと、病気になる可能性があります。 今回は犬に寄生するダニについて種類や症状、駆除方法、予防法を解説します。

ノミが引き起こす犬への健康被害について|病気や症状、駆除方法を解説

あわせて読みたい

ノミが引き起こす犬への健康被害について|病気や症状、駆除方法を解説

愛犬が体を異常に痒がっていて少し元気がない、こんな様子が見られたら、もしかするとノミが原因かもしれません。ノミが引き起こす症状は痒みだけではないことをご存知でしょうか? 痒みから起こる皮膚炎、貧血、体重減少など、放って置くと危険な病気はいくつもあります。ここではノミが引き起こす病気とその症状、駆除方法までご紹介していきます。

フィラリア予防:5,400~9,000円

フィラリア症とは、蚊を媒介して犬の心臓や肺に寄生する寄生虫によって発症する感染症です。重篤な場合、死に至るため、予防することが大切です。体重や錠剤タイプ・チュアブルタイプ・滴下タイプなどによって値段は変わってきますが、600~1,000円ほどになります。予防薬を摂取するタイミングは住んでいる地域によって変わってきますが、だいたい蚊が出始める4、5月から投薬をはじめ、蚊がいなくなった次の月(12月くらい)まで継続します。値段は高くなりますが、フィラリアだけでなくノミ・マダニも同時に予防できる薬もあるので、かかりつけ医に相談しましょう。

トリミング

被毛が伸び続ける犬種であれば定期的にトリミングサロンでカットしてもらう必要があります。頻度は被毛の伸び具合やカットスタイルなどによって変わってきますが、基本的には1~2ヶ月に1回が目安となっています。サロンによって料金が異なり、犬種によって料金が設定されていることも多いですが、小型犬であればだいたい5,000~10,000円が相場です。ただし被毛の状態(毛玉が多い、絡まっているなど)やバリカンを使わずハサミのみでのカット、技術を要するカットスタイルにしたいという場合、プラスで料金がかかることもあります。

それ以外の犬種であっても、シャンプーや肛門腺絞り、爪切り、耳掃除などのお手入れを自宅で行うのが難しいという場合にはトリミングサロンを利用することになります。サロンによってメニューが異なりますが、シャンプーコースやグルーミングコースという名前でカット以外のお手入れがセットになっており、費用は3,000~6,000円ほどです。また、単品で爪切りのみ、耳掃除のみなどのメニューがあるサロンもあります。

こちらの記事もチェック!

犬のトリミング費用の相場は?生涯でかかる費用や節約方法を解説

あわせて読みたい

犬のトリミング費用の相場は?生涯でかかる費用や節約方法を解説

犬の被毛ケアは、犬の体温調節や皮膚ケアの観点からも毎日欠かせないくらい大切なもの。ブラッシングなどは自宅で毎日できますが、被毛のカットとなるとかなりハードルが高いですよね。犬種によっては、マメにトリミングをしなければならないこともあり、年間を通しての出費も相当な額になっていきます。そこで、今回は犬のトリミング料金の相場から、犬1頭が生涯でかかるトータルのトリミング費用を算出しました。あわせて、簡単に家でも出来るトリミング術を解説していきたいと思います。

ペット保険

犬を迎えるときにペット保険に加入するかどうかでも年間費用は変わってきます。ペット保険は掛け捨てになるので加入を躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、ここ数年で犬も長寿化傾向にあり、動物病院にお世話になる機会は以前より増えつつあります。動物病院は自由診療のためかかる費用は病院によってかなりの差があり、通院、入院を伴う手術などはどこも高額になるケースが多いので、もしもに備えてペット保険への加入も検討する余地はあるでしょう。保険会社や補償内容、愛犬の年齢などによって保険料は変わるものの、月々1,500円ほどの保険もあるので、気になる方は複数のペット保険を比較してみることをおすすめします。

保険に加入するにあたっては、自分の愛犬がかかりやすい病気や怪我の補償がされるかを確認しておきましょう。トイプードルやチワワ、ポメラニアンなどの骨が細い犬種は膝蓋骨脱臼(パテラ)になりやすいですが、補償対象外とされている保険商品も多いです。せっかく加入したのに保険金が出なかったということにならないよう、しっかり把握しておくことが大切です。

こちらの記事もチェック!

ペット保険は加入するべき?メリット&デメリットやおすすめのペット保険をご紹介

あわせて読みたい

ペット保険は加入するべき?メリット&デメリットやおすすめのペット保険をご紹介

ペットの医療費は高いため、ペット保険に加入する人が増えてきています。しかし、ペットを保険に加入させること自体にあまり馴染みがない人にとっては、ペット保険に加入すべきかどうかは悩むポイントです。 そこで本記事では、ペット保険に加入するメリットやデメリットと、おすすめのペット保険を紹介していきます。

トイプードルに合った保険を選ぶときのポイントとは|補償内容?安さ?何を重視するべき?

あわせて読みたい

トイプードルに合った保険を選ぶときのポイントとは|補償内容?安さ?何を重視するべき?

犬を迎えたときに悩むのが、「ペット保険は入った方が良いのか?」ということではないでしょうか。毎月保険料がかかるということはもちろん、「周りに加入している人がいないし、ペット保険ってよく分からない…」、「今まで怪我も病気もないのに、今更加入する意味があるのだろうか」などの理由から躊躇ってしまう方も多いと思います。そこで今回はペット保険の概要や、トイプードルにおすすめの保険などについてお話ししたいと思います。

その他にかかるお金

犬

ペットを飼うにあたっては定期的にかかるお金だけでなく突発的にお金が必要になるケースもあります。どのような場面でお金がかかるのか一例を見ていきましょう。

検査

「犬が何らかのアレルギーをもっているかもしれない」、「愛犬の遺伝子検査をしてみたい」など、何らかの検査をする場合には検査費用がかかります。

アレルギー検査は検査内容が複数あり、どんな検査をするかによって価格に5,000~40,000円ほどの幅があり、複数検査する場合には全部で90,000円ほどかかることもあります。ここに診察料や採血料などもかかるので実際はもう少し高くなるでしょう。ただし、病気のための検査であれば保険適用となることもあるので、ペット保険に加入している場合には補償内容を確認しておくことが大切です。

こちらの記事もチェック!

犬の遺伝子検査で分かること。検査方法や料金などの基本情報まとめ

あわせて読みたい

犬の遺伝子検査で分かること。検査方法や料金などの基本情報まとめ

犬の遺伝子検査について聞いたことはありますか?近年、犬の遺伝子検査を行っている団体や企業などの機関が増えてきており、犬関係のイベントでも露出が増えています。そもそも遺伝子検査では、どのようなことが分かるのでしょうか?愛犬のために役立つ内容が知れるのであれば、ぜひトライしてみたいですよね!この記事では、犬の遺伝子検査における検査項目や検査方法、料金の目安について解説します。

【獣医師監修】犬の遺伝子検査で何がわかる?メリットとおすすめの検査キット3選

あわせて読みたい

【獣医師監修】犬の遺伝子検査で何がわかる?メリットとおすすめの検査キット3選

近年、注目を集めている「犬の遺伝子検査」についてご存知でしょうか? 愛犬の遺伝性疾患の発症リスクを知ることが出来たり、性格が分かるなどメリットがありますが、そのほかにも遺伝子検査により判明することがあります。 この記事では、犬の遺伝子検査で分かることや、おすすめの遺伝子検査を3つご紹介します。

病気や怪我をしたときの医療費

病気や怪我無く寿命を全うすることができれば良いですが、なかなか難しいのが実情です。大きな病気はしなくても皮膚病や外耳炎、骨折などで動物病院に行かなければいけなくなることもあるかもしれません。外耳炎は長期の通院が必要となったり再発することも多いです。1回あたりはそこまで大きな金額ではなくても、積み重なることでそれなりの費用がかかってきます。

手術を伴う場合、治療費は高額になるケースが多く、骨折は15万~、膝蓋骨脱臼(パテラ)は30万~、ヘルニアは30~60万円ほどかかることもあります。

こちらの記事もチェック!

【獣医師監修】犬が骨折してしまった場合の症状は?原因や骨折しやすい犬種、かかる費用も

あわせて読みたい

【獣医師監修】犬が骨折してしまった場合の症状は?原因や骨折しやすい犬種、かかる費用も

もし愛犬が骨折してしまっていても、痛がらない場合もあり、気がつける自信がないという飼い主さんは意外と多くいらっしゃいます。犬の日常生活の中には骨折のリスクが数多く潜んでいるため、予防措置を講じることが大切です。ここでは、犬の骨折によって引き起こされる症状や発生原因に加え、予防方法についても解説していきます。 万が一犬が骨折してしまった際に必要な治療や費用についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

避妊・去勢手術にかかる費用

将来的に繁殖させる予定がないのであれば、生殖系の病気の予防や発情期のストレスを減らすためにも避妊・去勢手術を検討することになるでしょう。その際にかかる費用は動物病院によって異なりますが、避妊手術が25,000円~45,000円、去勢手術が15,000円~35,000円が相場となっています。避妊・去勢手術はほとんどのペット保険の補償対象外です。

こちらの記事もチェック!

犬の避妊手術の費用はいくらかかる?メリット・デメリットも紹介

あわせて読みたい

犬の避妊手術の費用はいくらかかる?メリット・デメリットも紹介

メス犬を飼っていると「避妊手術」について悩む飼い主さんは多いです。 「手術を受ける時期はいつがいいの?」「費用はどれくらい?」「そもそも本当に避妊手術はするべき?」と不安だらけでなかなか行動に移せない飼い主さんも多いでしょう。 この記事では、避妊手術に関するメリット・デメリットや手術を受ける適切な時期、費用について解説します。

妊娠出産にかかる費用

愛犬の子どもを見たいという人であれば、将来的に愛犬が妊娠・出産することになるかもしれません。自宅で自然分娩により出産させるという場合には基本的に費用はかかりませんが、動物病院で獣医師に協力してもらう場合、妊娠しているかどうかの検査や手術費用でだいたい10万程度となります。ただし難産で帝王切開となった場合には手術費用が20万程度かかることもあります。超小型犬に括られることのある犬種は難産になることが多いと言われているので、費用が高額になることも珍しくありません。

また、はじめから相手が決まっていない場合にはペットショップやブリーダーに交配相手を探してもらうことになりますが、交配料は定価が決まっておらず、どのくらいかかるかは相手によって変わります。

こちらの記事もチェック!

犬の出産準備や流れを解説!かかる費用や産後のケア方法についても

あわせて読みたい

犬の出産準備や流れを解説!かかる費用や産後のケア方法についても

愛犬の子供が見たいと思うのは、ペットを愛していれば理解できる感情ですよね。 犬は安産の象徴とされ簡単に子犬を産めるようなイメージを持つ方も多いですが、実はそうでははく、出産に対する知識や準備が必要です。 今回は犬の出産の準備や流れ、費用やケア方法を紹介します。

しつけの相談をする際にかかる費用

自分ではどうしてもうまくしつけられないという場合には、しつけ教室を利用したりドッグトレーナーに相談することになるかもしれません。料金はさまざまですが、個人レッスンであれば1時間5,000円~、他の犬と合同であれば1回3,000円~が相場のようです。

ペットホテルなどを利用する際にかかる費用

出張や旅行などで愛犬を預けなければいけない場合、ペットホテルや動物病院を利用することになります。小型犬であれば1泊5,000円~のところが多いです。宿泊だけでなく一時預かりで1時間、6時間、10時間など時間を選べるホテルもあります。

アパレル用品

小型犬は寒さに弱い犬種も多く、夏は冷感の、冬には防寒の洋服を着せるのが望ましいケースも増えてきました。安価なものから高価なものまでさまざまですが、洗い替え用やシーズンごとに複数枚買うとなるとそれなりに費用がかさみます。最近では洋服の他にも、靴、靴下、レインコート、犬用の傘などのアパレル用品のラインナップも充実しており、靴や傘は必ず用意するべきとまではいかないものの、寒冷地などは肉球を保護するために靴を活用した方が良いケースもあるので、居住地によっても揃えるべきアイテムは変わってくるかもしれません。

こちらの記事もチェック!

人間並みに良い服着てる犬…。約80%の飼い主が犬の洋服代は高いと回答

あわせて読みたい

人間並みに良い服着てる犬…。約80%の飼い主が犬の洋服代は高いと回答

今回、petan編集部で「犬を飼っている」と回答した122名に対し「ペットの洋服」に関するアンケートを実施いたしました。ペットショップに行くとついつい洋服コーナーに立ち寄ってしまいますよね。可愛い洋服が並んでいる中「価格が可愛くない…。」と思う方も多いのではないでしょうか?ペットに洋服を着せることが日常になりつつある今、洋服に関する飼い主の気持ちについて調査しました。

犬との暮らしにはお金がかかる

犬

どんな商品を選ぶかや犬の健康状態によってかかる費用に差はあるものの、小型犬の「年間にかかる飼育費用」はざっと計算してみただけで約20万ほどとなりました。初期費用や突発的にかかる費用も合わせると、決して安いとは言えない金額が15年(小型犬の平均寿命)ほどかかってくることになりますが、シニアになるにつれて介護用品を揃えたり、住環境を見直したり、病気で通院が増えたりとさらに費用がかかる可能性も否めません。

また、上記で紹介した以外にも夏や冬はエアコンをつけっぱなしにする必要があるので光熱費もかかります。細かく言えば、動物病院への通院やトリミングサロンへ行く際の交通費、ドッグランの利用料金、犬にも入場料を設けている施設に訪れる際の犬の入場料など、1回あたりは少額でも積み重なっていく費用もあることをきちんと把握しておきましょう。

犬と一緒に暮らすことは楽しく、癒されることも多いですが、もちろん大変なことも多いです。安易にお迎えして「こんなはずじゃなかった」と捨ててしまったり、「経済的に厳しくて里親に出したい」と途中で手放す人間がいることも事実なので、犬を飼う前にあたっては、根気よくしつける覚悟、疲れていても散歩や掃除をする覚悟、何かあったときにすぐ動物病院に連れていくことができる経済的余裕があるかなど、多方面からしっかり考えておきましょう。

小型犬と大型犬で飼育費用を比較すると、ドッグフードやおもちゃ、生活必需品など全般において小型犬の方が安価ではあるものの、小型犬は大型犬と比べて比較的長生きすることから、最終的にかかる費用はあまり変わらないとも言われています。年間でかかる費用は少なくても、長い目でみると中型犬よりも費用がかかるデータもあるため、身体が小さいからと言って飼育費用も安いわけではないことを留意しておいてくださいね。

こちらの記事もチェック! 

犬を飼うために必要な心構えとは|飼い主になる前に知っておくべきこと

あわせて読みたい

犬を飼うために必要な心構えとは|飼い主になる前に知っておくべきこと

犬との生活は、愛くるしい仕草に癒されたり、おかしな行動に笑えたり、楽しいことが多いですが、大変なことも多いですよね。毎日、食事を与え、散歩に連れて行き、身体のお手入れも欠かせません。高齢になれば介護が必要になる可能性もあります。今回は、犬を飼う前に知っておいてほしいことをまとめてご紹介します。

子犬を迎えると決まったら|事前に必要な準備と快適に過ごしてもらうための環境づくり

あわせて読みたい

子犬を迎えると決まったら|事前に必要な準備と快適に過ごしてもらうための環境づくり

子犬と暮らし始めるにあたっては、あらかじめ必要なものを用意しておいたり、子犬と暮らすための環境を整えておかなければいけません。しかし、はじめて犬を飼うという人であれば、何を準備すればいいのか、部屋にはどんな工夫が必要なのかよく分かりませんよね。そこで本記事では、子犬を迎えるにあたって準備しておくべきものや、生活環境として注意が必要なポイントをご紹介します。もうすぐ飼い主となり子犬との暮らしをスタートさせる予定がある人はぜひ参考にしてくださいね。

愛犬の寿命に繋がる!?犬用ベッド徹底比較 2024年最新版 床ずれの防止、腰の負担予防など愛犬の健康のために考え抜かれた犬用ベッドを徹底比較!
choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

小型犬に関する記事

犬用オムツを上手に活用しよう|オムツの必要性と小型犬におすすめの商品6選

飼い方/育て方

犬用オムツを上手に活用しよう|オムツの必要性と小型犬におすすめの商品6選

「オムツ」と聞くと赤ちゃんや高齢になった時に使用するイメージがありますよね。犬を飼ったことのあ...

2024年2月15日

小型犬の年間費用ってどれくらいかかるの?犬を迎える前に知っておきたいお金のこと

飼い方/育て方

小型犬の年間費用ってどれくらいかかるの?犬を迎える前に知っておきたいお金のこと

可愛らしい見た目はもちろん、限られた住宅スペースや運動量の少なさなどの理由から日本では小型犬が...

2024年2月14日

小型犬におすすめのトイレトレーはどんなタイプ?特徴や選ぶ時のポイントをまとめました

飼い方/育て方

小型犬におすすめのトイレトレーはどんなタイプ?特徴や選ぶ時のポイントをまとめました

犬が自宅にやってきた日からはじめるべきなのが「トイレトレーニング」です。そのため、飼い始める前...

2024年2月9日

小型犬に適切な餌の量は?愛犬に合った給餌量を知る方法と餌が少ない・多い場合に見られるサイン

飼い方/育て方

小型犬に適切な餌の量は?愛犬に合った給餌量を知る方法と餌が少ない・多い場合に見られるサイン

ご飯の時間が大好きな子は多く、嬉しそうに食べている姿を見ているとたくさんあげたくなってしまいま...

2024年2月8日

小型犬にぴったりの抱っこ紐を見つけよう|選ぶ時にチェックしておきたいポイント・注意点を解説します

飼い方/育て方

小型犬にぴったりの抱っこ紐を見つけよう|選ぶ時にチェックしておきたいポイント・注意点を解説します

犬用のキャリーバッグにはさまざまな種類がありますが、身体の小さい小型犬には犬用の抱っこ紐(スリ...

2024年2月8日

もっと見る

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード