banner

banner

シニア期の犬にぴったりの犬用靴が知りたい|老化による症状をカバーするおすすめの靴を紹介します

お気に入りに追加

犬は私たち人間と違い素足が基本です。しかし、犬が怪我や病気をしてしまったとき、足場が悪い場合や雪のとき、そして年齢を重ねて高齢になったときなど、犬の足を守る必要があるシーンは多くあります。特に老犬になると筋力が衰えるため、足を引きずることも多くなります。そんなシニア期の愛犬の大切な足を守るために役立つのが犬用の靴です。今回は、年をとった犬が靴を必要とするときの基礎知識と老犬に向いている靴を厳選してご紹介します。

シニア期の犬にぴったりの犬用靴が知りたい|老化による症状をカバーするおすすめの靴を紹介します
話題/ 犬用ベッド徹底比較 犬用ベッドなんでも良いって思ってない?愛犬の寿命にもつながるベッドの選び方教えます。

目次

  1. 犬に靴が必要になる場面って?
  2. 老犬にぴったりの犬用の靴はこちら
  3. 2.米国獣医師の指導の下に作られた保護のための本格ブーツ
  4. 年齢を重ねてもお散歩は好き!靴を活用して楽しいお出かけを

犬に靴が必要になる場面って?

犬 伏せ

犬にとって、靴はどんな場面で必要となるのでしょうか。基本的に健康な犬の日常では靴の必要はありませんが、フローリングなどの床が滑りすぎるとき、また真夏の熱い路面や冬の雪や凍結路面などでは、健康な犬にとっても靴は必要なアイテムの一つ。さらに、岩場や災害時など足場の悪い場所や水遊びなどで肉球がふやけてしまったときにも靴は役に立ちます。

特に、怪我や病気、老犬になったときなど足元に不安がある場合は、靴が大切な足を守る重要なアイテムとなるのです。ただし、はじめのうちは靴を履くことを犬は嫌がるため、脱げにくくストレスを感じにくい靴を慎重に選び、段階的に慣れさせるようにすることがおすすめです。

老犬に起こるナックリング

老犬になってくると、どんな犬にでも歩行に関する問題が出てきます。まず、肉球の老化によって乾燥や摩耗が進み、滑りやすくなります。また、ナックリングといって、足先が丸まり、足の甲で引きずって歩くような症状が出ることがあります。ひどい場合は前後の両足首がすべて折れ曲がった状態で歩こうとする状態になります。足を引きずって歩くことになるため、足の爪や甲は擦れひどい場合は出血してしまいます。

足を引きずる原因は、腕神経叢裂離(わんしんけいそうれつり)という神経の病気の場合がありますが、病気ではなく、老化による筋肉や神経、脊髄の変形などのさまざまな衰えによっても起こります。この場合はおもに後ろ足に症状が出るとされています。

ナックリングでは、痛覚麻痺を伴います。それによって犬自身は痛みを感じないため、引きずって歩くことを止めようとしないのです。最悪の場合は、足を切断せざるを得ない状況になる事もあるので、ナックリングをする前にケアをすることが大切となるのです。

 この記事もチェック! 

【獣医師監修】愛犬の歩き方がおかしいのは「ナックリング」の可能性も。マッサージやサポートグッズをご紹介

あわせて読みたい

【獣医師監修】愛犬の歩き方がおかしいのは「ナックリング」の可能性も。マッサージやサポートグッズをご紹介

愛犬の足先が歩くときに折れ曲がっていたり、足の甲を擦り付けるようにして歩いている場合、「ナックリング」と呼ばれる症状が考えられます。ナックリングは特殊な病気ではなく、また、ほとんどの犬が痛がったり鳴いたりする様子が見られないのが特徴です。 今回は、多くの犬が発症する可能性のあるナックリングについて、詳しくみていきましょう。

老犬は後ろ足から老化が!マッサージと筋力アップで老化防止を

あわせて読みたい

老犬は後ろ足から老化が!マッサージと筋力アップで老化防止を

老犬になると歩く速度が遅くなり、階段の昇り降りが辛くなるなど、足腰の衰えが気になってきます。 体力自体の衰えも出てきますので、段々と静かに寝ている時間が増えてくる老犬は、なおさら筋力が落ちてしまいます。特に足の老化はあっという間に進んでしまいますので、寝たきりになってしまわないようにケアをする必要があるでしょう。

老犬にぴったりの犬用の靴はこちら

犬 靴
Yaroslav Shuraev Pexels

つま先を擦りながら歩いてしまうナックリング。犬自身は、痛みを感じないためにそのまま歩き続けてしまいますが、出血してしまったり爪が折れてしまったりと怪我をする原因にもなります。そんなナックリングの状態から犬の足を守ってくれるのが靴です。老犬用の靴選びのポイントは、履かせやすいことはもちろん、甲の側にもラバーが張ってあること。また、ソールが固すぎないこともポイントです。

1.高グリップと足首上部までの保護が魅力のオールラウンドブーツ

犬のアウトドアブランドRUFFWEAR製のオールラウンドブーツSummit Trexは、日常のお散歩からアウトドアまで幅広いシーンに対応可能なデザインです。靴底にはアウトドア用ソールの専門メーカー「VIBRAM」社のアルミ粒子が練り込まれたビブラムアイストレックを採用し、抜群のグリップ力を実現。撥水加工された上部は通気性も確保し、軽くて丈夫な一足となっています。

2.米国獣医師の指導の下に作られた保護のための本格ブーツ

米国獣医師の指導の下、足のケガ保護のために考案された本格的なブーツが、WALK ABOUT社のナックリング防止用ウォーカーブーツです。靴底は高い弾力性を持つゴム製で帯電防止がされています。また、靴の内側はボア、外側は厚目のクッション材を使用し、足の甲の保護性も高めています。通常のブーツとしても通年使用可能で洗濯もできる優れものです。

  • 商品名:WalkAbout/ナックリング防止用 ウォーカーブーツ
  • Amazonで見る

3.過酷な条件下でも安心のフィンランド生まれのドッグブーツ

HURTTA(フルッタ)社は、活動的な犬と飼い主のためのフィンランドのブランドで、犬、人ともにストレスがなく、安全性を追求したアイテムが揃っています。このアウトバックブーツは、独自開発の新素材Houndtexを使用。撥水や防風、防臭に優れ、速乾性と耐久性も備えています。また、エルゴノミクスデザインなので足にぴったりフィット、ベルクロで脱着も楽にできます。反射テープ付きで夜のお散歩も安心です。

4.防水性に特に優れた最高級のカナダ産ドッグブーツ

カナダの人気ブランドMuttluks(マットラクス)社は、独創的な犬用フットウェアをリリースし世界的にも評判が高いことで有名です。このMud Monstersは、しなやかに曲がるゴム製で足裏にフィットする靴底、二重の足首ストラップ、開口部が大きく開き着脱が楽なことが特徴です。通気性と滑りにくさ、防水性をあわせ持った幅広いシーンで使用できるブーツです。

年齢を重ねてもお散歩は好き!靴を活用して楽しいお出かけを

シニア犬がドッグフードを食べないときの対処法
felix_w

 筋力が弱ってしまったから、足を引きずっているからといってお散歩をあきらめていませんか?年を取っても外の空気を吸い、自分の足で歩くことは犬にとって大切なこと。筋力が弱り足元がふらつく、ナックリングが始まってしまった、そんな時には靴を履かせてお散歩に行ってあげてください。最初のうちは、靴に違和感を感じて上手に歩けないかもしれませんが、すぐに慣れてくれます。また、靴を購入したら家の中で歩行練習をさせることも靴に早く馴染むポイントです。老犬だからといってあきらめないで、靴を上手に利用して何歳になっても楽しくお散歩に連れて行ってあげてくださいね。

 この記事もチェック! 

老犬の散歩は必要?歩きたがらない?頻度や注意すべきポイント

あわせて読みたい

老犬の散歩は必要?歩きたがらない?頻度や注意すべきポイント

「老犬が散歩に行きたがらない」という悩みはありませんか? 散歩は犬の健康にとってとても大切です。 今回は、老犬が散歩する必要性や注意すべきポイントについて紹介します。 この記事を読めば、散歩を嫌がる老犬との散歩の仕方についてもわかりますよ!

老犬とのお散歩にはハーネスがおすすめ!注意点やおすすめの商品と手作りする方法も紹介

あわせて読みたい

老犬とのお散歩にはハーネスがおすすめ!注意点やおすすめの商品と手作りする方法も紹介

愛犬が歳を重ねて老犬と言われる頃になっても、毎日の散歩は無理のない範囲で欠かさず行いたいものです。 足腰が弱くなってきた老犬には、首輪とリードの組み合わせではなく、ハーネスとリードにするのがおすすめ。ハーネスは歩行をサポートしてくれるので、坂道や段差などがあっても飼い主が少し力を貸してあげるだけで歩きやすくなります。 今回は、老犬にハーネスを使う時には、どのような点に注意するべきなのかを、おすすめのハーネスと共に紹介します。

愛犬の寿命に繋がる!?犬用ベッド徹底比較 2024年最新版 床ずれの防止、腰の負担予防など愛犬の健康のために考え抜かれた犬用ベッドを徹底比較!
ずーこ

この記事のライター

ずーこ

動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード