愛犬に靴下を履かせるメリットとおすすめ商品をご紹介

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愛犬と一緒に暮らしている方の中には、室内遊びをするときに滑ってけがをしたり転んだりしないように絨毯を敷いて工夫をしたり、足腰が弱ってきたコをこまめにお散歩に連れ出したりと、足まわりの健康に気を付けている方も多いのではないでしょうか。近頃、そういった取り組みに加えて、日ごろから愛犬に靴下を履かせる方が多くなっています。今回は、愛犬に靴下を履かせるメリットと、タイプ別におすすめ商品をご紹介します。

愛犬に靴下を履かせるメリットとおすすめ商品をご紹介

目次

  1. 犬に靴下を履かせるメリットとは
  2. 靴下を選ぶ時のポイントと履かせた方がいいケース
  3. いざというときのために日頃から靴下を取り入れよう

犬に靴下を履かせるメリットとは

①足周りのお悩みをケアできる

・滑り防止:踏ん張りがきかなくなったシニア犬のサポート、フローリング滑りを防ぐ

・舐め防止:指間炎、傷ついた肉球を舐めて更に炎症を起こしてしまうことを防ぐ

・肉球保護:外傷や、足の引きずりから足元を守る

②本当に靴や靴下を履く必要があるときにストレスなく履ける

実は機能的な効果以外にも、日ごろから靴下を履かせておくことには、重要な意義があります。

愛犬と暮らしている方なら誰もが想像できるように、素足が当たり前の彼らにとって靴や靴下を履くことは大きな違和感を覚える体験です。例えば災害時に避難所へ向かう途中や、避難生活中に突然必要に迫られて靴や靴下を履かせようとしても、いつもと違う環境下ですんなりと履けるようになるものではありません。

普段から「靴や靴下を履くのは楽しいことだ」と教え、履きなれた1足を持っていることは、いざという時にストレスなく靴・靴下生活ができるという点で、機能的役割以上のメリットになります。また、靴を履く前の練習として、より違和感が少ない靴下から取り入れてみるのは賢い選択と言えます。

靴下を選ぶ時のポイントと履かせた方がいいケース

靴下 犬
wlashbrook

では、実際に愛犬に合う靴下を選ぶとなると、どんなポイントを押さえればいいのでしょうか?タイプ別にポイントをご紹介しますので、是非ぴったりな靴下を見つけましょう!

脱げにくいタイプ

靴下経験者の飼い主さんから、最も多く寄せられる声が「靴下を履かせても脱げてしまう」というお悩みです。室内遊びなど激しい動きをする時や、お散歩中に引っ張ることで脱げてしまうこともある靴下ですが、ここでは特に脱げにくさを追求し開発された商品をご紹介します。

スキッタープラス

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「脱げにくさ」を追求した、獣医師監修のロング丈・ストラップ付き靴下。足の関節上部までカバーできるロング丈設計で、靴下の履き口が関節部分に引っ掛かり脱げにくい。付属ストラップを足首に巻けば、さらに脱げにくさUP。

滑りにくいタイプ

滑りやすいフローリングや和室、階段などでの歩行は愛犬の足腰に負担をかけることも。特にシニア犬など、立ち上がり時に踏ん張りがきかない時は、乾燥した肉球の代わりに靴下が負担を軽減します。滑る床は愛犬にとって生活しづらい環境と言え、脱臼や骨折などの怪我リスクや、慢性疾患(※)の悪化に繋がることもあります。愛犬が生活しやすい環境づくりに配慮すると同時に、滑りにくいタイプの靴下を履かせてみてはいかがでしょうか?※膝蓋骨内方脱臼/椎間板ヘルニア/股関節形成不全など

スキッター

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足裏全体と甲部分に滑り止めを使用し、激しい動きにも対応。1セット2個入りなので、前足と後ろ足それぞれにぴったりのサイズが見つかる。デザイナー益子悠紀氏による、太陽の色に映えるポップなデザイン。

スキッタープラス

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 足先全面に滑り止め加工を施したことで、靴下が回転しても高いグリップ力を発揮。足の関節上部までカバーできるロング丈で、専用のストラップを足首に巻けば脱げにくさもUP。1セット2個入りなので、前足と後ろ足それぞれにぴったりのサイズが見つかる。

スポーツパウクス

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アメリカの犬用品メーカーRC Pet Productsの、足先全面に滑り止め加工を施した靴下。軽いお散歩にも対応。愛犬の毛色に合わせて選べる豊富なカラー展開が嬉しい。

足先が長く足首が長いタイプ

イタリアン・グレーハウンドや、プードル、ウィペット、オーストラリアン・シェパードのように、足の横幅と比較して足裏が縦に長く、足首が細い犬種の場合は、通常の靴下だと縦幅が足りないか、直ぐに脱げてしまうことがあります。そんなコたちのために、アメリカのWoodrow Wear社が開発した靴下をご紹介します。

パワーパウズグレーハウンド

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イタリアン・グレイハウンドやプードル、ウィペット、オーストラリアン・シェパードなど、足の横幅よりも足裏の長さが長く足首が細い犬種向けに作られた靴下。足元を怪我した際の足舐め予防や、寒さが苦手な犬種の足元の保温にも活躍。

パワーパウズグレーハウンドフット

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パワーパウズグレーハウンドと比較して、つま先・かかと部分の編み込みが強化されており、耐久性に優れている。

蒸れにくいタイプ

シニア犬の介護や、怪我をした足元を保護する目的で靴下を履く場合は、長時間の着用で足が蒸れてしまうのを避けたいところ。そこで、通気性に優れたおすすめの靴下をご紹介します。

スキッター

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犬の靴下専門店のオリジナル靴下。足裏全体と甲部分に滑り止めを使用し、激しい動きにも対応。1セット2個入りなので、前足と後ろ足それぞれにぴったりのサイズが見つかる。デザイナー益子悠紀氏による、太陽の色に映えるポップなデザイン。

パウクス

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アメリカの犬用品メーカーRC Pet Productsの靴下。伸縮性が高い素材を使用し、肉球を怪我した時の舐め防止や包帯どめのような使い方も可能。秋冬シーズンは寒さ対策にも活躍。幅広いサイズ展開に、落ち着いたデザインで洋服とも合わせやすい。

マットソックス

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犬靴で定評のあるカナダMuttluks社の靴下。柔らかなコットン95%で、夏は通気性が良く冬は保温効果が高い。夏場のクーラーや秋冬の乾燥から肉球を守り保湿し、足元からくる冷え予防にもおすすめ。豊富なサイズ展開でぴったりサイズが見つかる。

いざというときのために日頃から靴下を取り入れよう

犬 ソックス
C Jill Reed

愛犬の日常に靴下を取り入れる際は、楽しいことと一緒に行うようにしましょう。大好きなおやつやおもちゃを与えるときや、お散歩に行くときなど、「靴下を履く時って楽しいときだ!」と愛犬が認識してくれるような工夫をするといいでしょう。靴下に慣れてきたら、今度は初心者向けのものから靴にも挑戦し、災害時など環境が変わったときにでもストレスなく靴や靴下を履けるようにしておくと安心です。

nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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