老犬とのお散歩にはハーネスがおすすめ!注意点やおすすめの商品と手作りする方法も紹介

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愛犬が歳を重ねて老犬と言われる頃になっても、毎日の散歩は無理のない範囲で欠かさず行いたいものです。

足腰が弱くなってきた老犬には、首輪とリードの組み合わせではなく、ハーネスとリードにするのがおすすめ。ハーネスは歩行をサポートしてくれるので、坂道や段差などがあっても飼い主が少し力を貸してあげるだけで歩きやすくなります。

今回は、老犬にハーネスを使う時には、どのような点に注意するべきなのかを、おすすめのハーネスと共に紹介します。

老犬とのお散歩にはハーネスがおすすめ!注意点やおすすめの商品と手作りする方法も紹介

目次

  1. 老犬にハーネスを活用しはじめるタイミングって?
  2. 老犬にハーネスを使う場合に気をつけること
  3. 老犬に合うハーネスの選ぶ時のポイント
  4. おすすめのハーネスを紹介
  5. 老犬用のハーネスは手作りできる?
  6. 愛犬が快適にお散歩できるようにハーネスを活用しよう

老犬にハーネスを活用しはじめるタイミングって?

ハーネスを付けた犬
Antranias

 一般的に、犬のシニア期は7歳を超える辺りから始まると言われますが、老いのスピードや進み方は小型犬と大型犬とでは大きく違いますし、同じ犬種であっても個体差があります。足腰の衰えについても、若い頃にしてきた運動量によっても違いますので、老犬だからハーネスとは一概には言えませんし年齢で区切るのも少し難しいところです。 

タイミングの目安

 首輪からハーネスへの切り替えをおすすめするタイミングとしては以下のポイントが目安になります。 

  • 散歩を嫌がるようになってきた
  • 平坦な場所でも歩くのが少し辛そうになってきた

この2つをポイントにしておくと良いでしょう。

老犬にハーネスを使う場合に気をつけること

ハーネスを付けた犬
StockSnap

 老犬にハーネスを使う時に最も注意しなければいけないのは、愛犬の体に合っているものを使用できているかという点です。少しでも華やかで可愛らしいハーネスを選びたい飼い主さんの気持ちは分かりますが、優先すべき点は愛犬が快適に過ごせているかです。 

着脱も考慮にいれる

 ハーネスの着脱もしやすい方が飼い主さんの負担だけでなく、それを待つ間の愛犬の負担も軽減することができます。デザイン性を重視して胴回りのベルトが細すぎてしまったり、着脱がやりにくくて結局買い直すようなことになったりしないように、購入前にしっかりと吟味するようにしてください。 

老犬に合うハーネスの選ぶ時のポイント

ハーネスを付けた犬
YamaBSM

 老犬にハーネスを使う時には、体にきちんとフィットしたものを選ぶようにします。

ハーネスを一度試着して購入するのがおすすめですが、遠出ができないなどで試着が難しい場合には、胴回りの一番太い場所のサイズを正確に計測してからハーネスを購入するようにしてください。

歩行をサポートしてくれるハーネス

 ハーネスを老犬になってから買い求めるのであれば、胴回りをしっかりと支えることができて、かつ歩行をサポートしてくれるタイプのハーネスがおすすめです。足腰が段々弱くなり、坂道や階段の昇り降りが辛くなってきたとしても、歩行をサポートしてくれるタイプのハーネスであれば、飼い主さんが少し力を貸してあげるだけで楽に歩けるようにもなります。

ただし、この時飼い主さんが必死に力を込めて持ち上げるのではなく、あくまでもサポートとして老犬が歩く手助けをしてあげる程度にしてください。

おすすめのハーネスを紹介

ハーネスを付けた犬
Grizzlybear-se

 老犬におすすめできるハーネスを紹介します。 

PETBABA 歩行補助ハーネス

 老犬の歩行補助をスムーズに行えるようにと考えて作られたハーネスです。フロントストラップが付いていますので、胴回りのベルトがすれてしまうようなこともありません。

飼い主さんの持ち手も長さが調整できるようになっていますので、使う人によってサポートしやすい長さに簡単に変えることができます。

  • 商品名:PETBABA/歩行補助ハーネス
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ベストエアメッシュ ハーネスとリードのセット

 お腹周りを包み込むようにしっかりとサポートしてくれるハーネスです。

生地はソフト素材でメッシュになっていますので、夏場も蒸れるようなことがありません。足腰が少し弱り始めた頃におすすめのハーネスです。

  • 商品名:SMALLLEE_LUCKY_STORE/ベストエアメッシュ
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老犬用のハーネスは手作りできる?

ハーネスを付けた犬
Arthur_Robert-Bogard

 老犬のハーネスで気に入ったものが見つからなかったり、費用をおさえたい、愛犬の体にしっかりと合うハーネスにしてあげたいというときには手作りでハーネスを作るという方法もあります。

手作りのハーネスは愛犬が気に入った素材にすることができ、違和感なく装着できるというメリットがあります。ただし既成品のハーネスよりも強度が足りないといったデメリットもあるため、介護用ハーネスを手作りする際には注意も必要です。

ハーネスを手作りする方法

 老犬のハーネスを手作りするには、体を支える布生地とベルト生地、マジックテープを使います。

布生地を胴体の大きさに裁断して背中でマジックテープを留められるようにして、胸部分と左右にベルトを縫い合わせていきます。

老犬がどういう状態なのか、どうサポートしてあげたら良いのかをまず考えてから、それに応じて工夫してハーネスを手作りしてみましょう。

愛犬が快適にお散歩できるようにハーネスを活用しよう

ハーネスを付けた犬
IQSPhotography

 老犬の散歩は、ハーネスを使用することで歩くことが少し楽になり、それまで散歩を嫌がっていた犬も喜んで行くようになることもあります。

ただし、いくらハーネスにしたからといって、足腰が強くなった訳でも体力が増量する訳でもありません。

歩行サポートをしてあげることで散歩に長く行きたがるようになるかもしれませんが、老犬であることに変わりはありませんので、運動は大切ですが無理のない範囲で行うようにしてください。

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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