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柴犬の散歩時間はどれくらいが適当?散歩の重要性と夏・冬の注意点も

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日本犬6犬種の中で唯一の小型犬に分類される柴犬ですが、かつては山岳地帯で猟犬として活躍していたため活発な犬種であり、お散歩は欠かせません。お散歩には運動以外にもさまざまなメリットがあるので、なるべく毎日行くのが理想的です。では、いったいどれくらいの時間お散歩するべきなのでしょうか?今回は柴犬のお散歩時間の目安やお散歩の必要性、夏・冬の注意点などをまとめてご紹介します。

柴犬の散歩時間はどれくらいが適当?散歩の重要性と夏・冬の注意点も
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目次

  1. お散歩は絶対必要なの?
  2. 楽しいお散歩にするためのポイント
  3. 散歩の時間はどれくらいが適当?
  4. 夏・冬にお散歩する際の注意点を知っておこう
  5. 愛犬に合ったお散歩時間を見つけよう!

お散歩は絶対必要なの?

柴犬

「小型犬はお散歩をしなくてもいい」という意見を聞いたことがある人は少なくないかもしれません。しかし、お散歩には運動以外にもさまざまなメリットがあり、身体の大きさやライフステージに関わらず絶対に必要なものです。また、柴犬は日本犬の中では小型犬に分類されますが、中型犬に分類されることもある犬種です。まずは犬にとってお散歩が重要な理由をご紹介します。

①体型・筋力の維持

犬も人間と同じで、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太ってしまいます。毎日のごはんは欠かせませんが、食べているのに全く運動をしなければ肥満になりますよね。肥満は心臓病や糖尿病を引き起こす可能性があるだけでなく、膝、腰、関節などにも負担がかかり、いいことはなにもありません。お散歩は健康的な体重をキープするために欠かせないのです。

また、日々のお散歩のなかで、坂道や階段の上り下り、でこぼこな道などを歩くことで筋力維持にも繋がります。犬は後ろ足から老化が始まると言われていますが、筋力は徐々に落ちていくので、急に訪れるわけではありません。そのため、子犬のころからお散歩の習慣をつけることで多くの筋力を維持することができ、シニア期に入っても自分の足で歩くことができる可能性が高まります。

また、お散歩することで得られるさまざまな刺激が認知症の予防や症状の進行に効果があるのではないかとも考えられています。

②ストレス発散・気分転換

冒頭でも触れた通り、柴犬は狩猟犬として活躍していたので体力があり、とても活発で運動量が豊富な犬種です。そのため、1日中家で過ごしていると運動不足になりストレスが溜まってしまいますが、運動不足は無駄吠えや噛み癖などの問題行動を引き起こすことがあります。

外に出て自分の足で歩くことは、色々な匂いを嗅いだり、地面の感触を楽しんだり、他の犬や人との出会いがあったりとさまざまな刺激があり、運動としてだけでなく気分転換やストレス解消になるため、犬にとって毎日のお散歩はとても重要なのです。

③社会性を養う場にもなる

お散歩には社会性を養う役割もあります。犬には社会化期と呼ばれる「新しい物事を受け入れやすい時期」がありますが、この時期にさまざまな経験をすることでフレンドリーで物怖じしにくい子に育つと言われています。

柴犬はもともと警戒心がとても強く、飼い主さん以外の人に懐きにくかったり、他の犬に対してフレンドリーに接することが苦手な傾向にあるので、社会化期にいろいろな経験をさせることがとても重要です。お散歩を通して子どもや高齢の方と触れ合ったり、バスやバイクの音を聞いたり、お散歩している他の犬と挨拶をしたりと、子犬のころからたくさんの経験を積むことで、必要以上に警戒心や恐怖心を抱かなくなります。

④絆を深める機会にも

お散歩は犬が1匹で行くものではないですよね。毎日飼い主さんと一緒に歩いて、ときには途中で遊んだり、雨が降ってきて雨宿りをしたり、帰りに寄り道してみたり・・一緒にいろいろな経験ができるのがお散歩です。

また、名前を呼んだり、上手に歩けていることを褒めてあげたり、アイコンタクトをとりながら歩くうちに信頼関係が育まれ、絆が深まります。

良好な関係はしつけがスムーズにいったり、一緒に暮らすうえでお互いのストレスが軽減されたりと大きなメリットがあります。犬は歩きながら飼い主さんのことを見上げていることも多いので、一緒にお散歩しているときにはスマートフォンから目を離してお散歩を楽しむようにしましょう。

楽しいお散歩にするためのポイント

柴犬

ただ歩くだけではなく、お散歩を楽しいものにするためにはも意識しましょう。いつも同じコースではなく、たまにはコースを変えたり、途中で公園に寄ってボール遊びをしたり、途中で走ってみたり・・できればコンクリート上だけではなく土や草の上を歩かせてあげると肉球にあたる感触が変わるので脳への刺激にもなりおすすめです。

また、楽しいお散歩にはコンディションも重視しましょう。人間と同じように犬にも体調や気分があります。お散歩は健康維持のためにも大切ですが、具合が悪い時や気分が乗らないときには無理せず、お散歩をやめたり軽めにするなどのメリハリが大切です。

雨の日は無理にお散歩する必要はありません。外に出れない分、家の中で遊んであげましょう。知育玩具は頭を使うので疲労感を得やすく、お散歩に行けないときにおすすめです。室内型のドッグランが近くにある場合は利用を検討するのも良いでしょう。

しかし、外でないと排泄できない、お散歩に行かないと体力が有り余って無駄吠えをしてしまうといった場合には、傘で片手がふさがらないようになるべくレインコートを着るようにしてください。嫌がらなければ柴犬にもレインコートを着せてあげるのが望ましいです。

雨の日は泥の跳ね返りや水で被毛が汚れやすくなるので、帰ったら丁寧に拭いてあげたり、汚れの程度によってはシャンプーをしましょう。

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散歩の時間はどれくらいが適当?

柴犬 散歩

柴犬のお散歩時間としてどれくらいが適当かは個体差もありますが、1日2回各30~45分を目安にお散歩してみてください。お散歩が大好きな子もいれば、あまり好きではない子もいるので、愛犬の様子に合わせて回数や時間は調整しましょう。お散歩後にもまだまだ元気が有り余っているという場合には、室内遊びも取り入れてみるのがおすすめです。

時間ではなく距離でいえば、体重と同等の距離が目安という説もあります。つまり、愛犬の体重が7㎏であれば7㎞ということですね。この値を参考にしてみるのもよいかもしれません。(大型犬の場合、体重が数十㎏にもなるので、そこまでの距離では難しいにしても、やはりそれなりの運動が必要になります。)

1日に2回お散歩に行くのが難しければ1回あたりの時間を長くしたり、反対に長時間確保するのが難しければ1回あたりを短くして何回か行くのもよいでしょう。愛犬の性格や好み・飼い主さんのライフスタイルなども加味して決めてくださいね。

夏・冬にお散歩する際の注意点を知っておこう

柴犬 散歩

柴犬は日本の気候に適応してきたため比較的暑さや寒さに強いと言われていますが、それでも数年前の気温と今の気温はだいぶ変わってきましたよね。ここでは特に注意が必要な夏と冬のお散歩時の注意点をご紹介します。

夏のお散歩の注意点

夏場はとにかく熱中症に注意が必要です。犬は人間よりも地面に近い位置を歩いているので照り返しの影響を受けやすく、暑さや寒さを感じやすいと言われています。夏場は早朝や太陽が沈んだ後の比較的涼しい時間帯にお散歩に行くのがおすすめです。気温が下がる時間帯に行くとなると夜遅くになってしまうこともありますが、車や他の人に「犬の散歩をしている」ことが分かるよう、反射板のついた首輪やリードを使用したり、飼い主さん自身も目立つ色の洋服を着て視認性を高めてくださいね。

また、気温が高いとコンクリートやマンホールが暑くなっていて肉球を火傷をしてしまう恐れもあるので、高温になりやすい場所は避ける、靴を履かせるなどの対策をしましょう。犬用カートで地面からの距離を確保するのもよいかもしれません。

冬のお散歩の注意点

柴犬はダブルコートの犬種なので比較的寒さには強いですが、最近は寒冷地でなくても冷え込みが厳しい場所も多いので、夏とは反対に太陽が出ている時間帯にお散歩に行くようにしましょう。愛犬が寒がっているようであれば洋服を着せてあげたり、靴を履かせてあげるのもおすすめです。

寒冷地では道路に凍結防止剤や融雪剤が撒かれていることがありますが、これらは皮膚に触れると火傷のような症状が見られるようになることもあるので、できれば犬用の靴を履かせておいてあげると安心です。また、舐めてしまうと下痢などを引き起こしてしまう恐れもあるので、舐めないように注意してあげてください。

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愛犬に合ったお散歩時間を見つけよう!

柴犬

柴犬は小柄ではありますが活発で運動量も豊富な犬種です。運動不足は健康面に悪影響があるだけでなく、無駄吠えなどの問題行動にも繋がるケースもあるので、できれば毎日お散歩に行きましょう。

中には「拒否柴」を発動してお散歩に行くのを嫌がったり、途中で歩くことを拒む子もいますが、お散歩コースを工夫したり、途中でおやつタイムを設けたり、公園で遊んだりと工夫してお散歩を楽しいものだと思ってもらえるようにしたいですね。

どれくらいのお散歩の時間がちょうどいいかは個体差もあるので、愛犬の様子を見ながら愛犬と飼い主さんにとって”ちょうどいい”時間と回数を見つけてくださいね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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