人気No1!レッド色のトイプードルについて|性格や被毛の退色について解説
トイプードルは可愛いらしい見た目はもちろんのこと豊富な毛色や様々なカットスタイルが楽しめ、人気犬種ランキングでも長年トップに君臨し続けている超人気犬種ですが、その中で最も人気のある色がレッドの毛色です!今回はレッド色のトイプードルの特徴や、毛色で性格に違いはあるのか?被毛の退色事情など解説していきたいと思います!
目次
トイプードルの被毛の色は全部で何色?
レッド色のトイプードルをご紹介する前に・・一体全部で何色のトイプードルが存在するのか気になりますよね!
トイプードルの毛色はとても豊富で、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)で公認されている毛色は以下の14種類です。
①レッド
②アプリコット
③ブラック
④ホワイト
⑤シルバー
⑥グレー
⑦ブラウン
⑧クリーム
⑨ブルー
⑩ベージュ
⑪シルバー・ベージュ
⑫カフェオレ
⑬シャンパン
⑭シルバーグレー
トイプードルは、もともと「ブラック」「ホワイト」「ブラウン」の3つが基本色と言われていて、これら基本の3色を元に様々なバリエーションが作出されています。
JKC公認はソリッドカラー(単色)のみです。2色以上の毛色はパーティーカラーやミスカラーと言われていて、JKCからはまだ非公認カラーとされています。アメリカやヨーロッパなどの国では2色以上の毛色が入っているトイプードも公認されているのでいずれはパーティーカラーのトイプードルも公認されるかもしれませんね。
また公認カラーの中で人気が高いカラーは『レッド』『アプリコット』『ブラック』『クリーム』あたりが人気のようです。
レッド色のトイプードルの特徴は?
お待たせいたしました!それでは公認カラー14種の中で圧倒的人気カラーの「レッド」色のトイプードルについて解説していきたいと思います!
レッド色のトイプードルのは上記の画像のような色になりますが「赤色」と言うよりは赤みの強い茶色系で、個体差により濃淡があります。ブラウン色が濃く出たり、逆にアプリコットに近い薄い毛色の子がいたり様々です。
一般的に「レッド」と言われていますが、正式名称は「レッド・フォーン」と言います。
毛色が濃く汚れが目立ちにくいため、比較的お手入れが簡単といった特徴もあります。
レッドカラーの価格相場は約30万円~100万円とされていて、その差は生体の質・購入方法など様々な要因がありますが平均すると約50万円程度と言われています。
レッド色のトイプードルの性格は?毛色で性格は変わる?
毛色の違いによって性格が違うのかどうか1番気になるところですが、
結論からお伝えすると「色の毛色によって性格が決まることはない」と考えられます。それは科学的に証明されているものではないからです。
一部でレッドのトイプードルは「やんちゃで元気」、ホワイトのトイプードルは「温厚でコミュニケーション能力が高い」など、毛色によって性格の傾向が変わると言われていますが、トイプードルは基本的に、賢く、社交的で好奇心旺盛、飼い主や家族に愛情深い子が多いです。
性格は個体差や環境的要因が大きいと言えますので、毛色で性格を判断するのではなく、実際にご自身で見てみて雰囲気や性格を確認して飼うかどうかを決めるのが良いでしょう。
なぜレッド色のトイプードルは人気が高いのか
トイプードルの中でも人気のあるレッドカラーは一体なぜ人気なのでしょうか?気になって調べてみたところ、どうやらレッド色のトイプードルの「テディベアカット」がSNSでバズり話題となったことが人気の理由のようです。テディベアカットは数あるトイプードルのスタイルの中でも一番人気です!確かにレッド色のプードルはテディベアに近い色なので更にぬいぐるみ感が増して可愛いこと間違いなしですね!
また、レッドカラーは洋服なども合わせやすく、どんな色やデザインの服でも着こなしてしまえるのも人気が高いポイントだと思います!
レッド色のトイプードルをお迎えした方は、愛犬にストレスや負担がかからない程度に可愛いお洋服やカットを楽しんでみてくださいね。
レッド色は退色しやすい?
実はトイプードルは被毛の色が退色する(色が薄くなる)ことがあります。
トイプードルの毛色は、メラニン色素で決まります。メラニンは紫外線を吸収して色素を作ったり、皮膚細胞を紫外線による炎症から守る役割があります。紫外線を吸収すると、毛色や皮膚が濃くなります。
濃くなると言うと「黒色」になる印象がありますが、メラニンには2種類あって赤系と黒系があり、この2つの比率により色々な毛色になります。
ホワイト以外の毛色は退色する可能性があると言われています。退色が起こりやすい色は中間色の「レッド・アプリコット・ブラウン」と言われていて下記のように変化する傾向にあります。
● レッド→アプリコット(レッドを薄くした淡いブラウン)
● アプリコット→クリーム(黄色みがかった白色)
● ブラウン→カフェオレ(薄い茶色)
また、毛色が変化すると病気と心配される飼い主さんもいらっしゃいますが、トイプードルの退色は珍しいことではなく、遺伝子による影響が大きいとされていて病気ではありませんのでご安心ください。
退色の原因は?退色を防ぐことは出来る?
退色の原因は様々な要因が考えられますが主に以下が理由とされています。
・遺伝的な退色
・栄養による退色
・年齢による退色
・ストレスによる退色
トイプードルは退色がしやすい犬種です。明確な原因は未だ解明はされていませんが、トイプードルの退色は自然現象が多く退色を防ぐことが難しいとされています。しかし、ストレスやシャンプー、ドライヤーのしすぎなど、飼い主側で予防できる部分もあります。日々の食事、生活環境、遊びでストレスをかけないことがポイントです。そうすることでメラニン生成バランスが良くなり退色を少しでも防ぐことができるかもしれません。
退色はいつ頃から始まる?
トイプードルの退色が始まる時期には個体差がありますが、早いと生後数か月、平均として一歳ごろから始まり2歳から3歳頃にかけて退色の度合いが強くなる子が多いです。それから後はゆっくりと退色が進行していくことが多いです。
毛色の違いで性格が変わることはない。自分の目で確かめることが大切
今回はレッド色のトイプードルについてご紹介しました!
トイプードルは基本的に飼いやすい犬種と言われています。性格は被毛の色ではなく個体差や飼育環境で大きく変わりますので、被毛の色で性格を判断してしまうのは、とても惜しいことだと思います。被毛の色だと「やんちゃ」と言われている子が、実際にはとても穏やかで大人しいということもありますので、是非ご自身の目で確認してみて欲しいです。
またレッドは退色がしやすい毛色です。退色自体を防ぐことは中々難しいので、「退色は成長の証」と考え、退色の過程も楽しむくらいが丁度良いかと思います。色に囚われすぎず、トイプードルの毛色の変化と向き合っていくことが重要だと思います。
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この記事のライター
ずーこ
動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!
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