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子犬の頃からもふもふ!日本スピッツの魅力ってどんなところ?平均体重やごはんの量も解説!

スピッツといえば、真っ白でもふもふしていて、キャンキャンと吠えるようなイメージがありませんか。吠える・うるさいというイメージが独り歩きした結果、一時は敬遠され、人気が衰退したという過去がありますが、その後熱心なブリーダーによってあまり吠えないスピッツが育種され、人気が再沸騰しています。

今回は、そんな日本スピッツの子犬の魅力、体格や成長のスピード、散歩やシャンプーの開始時期、ごはんの量などについてご紹介します。

飼い方/育て方
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もふもふな日本スピッツの子犬の魅力について

日本スピッツの子犬

子犬の頃から、真っ白い「わたあめ」のようなふわふわな被毛が魅力の日本スピッツ。かつて日本国内でブームとなった日本スピッツは、ドイツのジャーマンシェパードをはじめ、サモエドやアメリカン・エスキモー・ドッグなどの血が流れていると言われています。

白い犬を好む日本人のために育種された日本スピッツは、純白の被毛カラーのみが許された真っ白でふわふわの小型犬です。サモエドによく似た笑顔が特徴で、子犬の可愛さはおもわず抱きしめたくなるほど。そんな外見の可愛さからつい甘やかしがちですが、育てていく上では注意したい点もあります。

日本スピッツはどんな性格?

 ひと昔前まではよく吠えて噛む犬というイメージがあり、人気が低迷して一時は絶滅の危機にまで瀕した日本スピッツですが、熱心な愛好家によってあまり吠えない温厚な犬種に生まれ変わりました。日本スピッツの基本的な性格傾向を見ていきましょう。

活発で明るい

いつも笑っているような顔立ちをしている日本スピッツは、飼い主に対しては従順で明るい性格です。物覚えもよく、比較的しつけやすいと言われています。一方で、好奇心が旺盛ではあるものの神経質な面もあることから、子犬の頃からさまざまな体験させて、社会化をしっかりと行っておくことが大切です

寂しがり屋で甘えん坊

忠実な性格をしている日本スピッツは飼い主と一緒にいることが大好きです。そのため、甘えん坊で、お留守番や放っておかれることが苦手。飼い主の気を引きたいばかりに、トイレをわざと失敗したり、おもちゃを壊すなどの問題行動を起こすことあります。子犬の頃はいたずらをすることも多いため、サークルを設置するなどいたずらができないよう環境を整えること大切です。

日本スピッツの子犬期の体格と成長スピードについて

日本スピッツ

 ドイツ語で尖ったという意味を持つスピッツは、犬種名の通り、尖ったマズルと小さな三角形の立ち耳と真っ黒なアーモンドアイが特徴で、バランスのとれた体型をしています。

個体差もあるので一概には言えませんが、成犬になると体高は約30〜38cm、標準体重はオスが9〜11kg、オスよりやや小さめのメスは7〜10kgで、大きめの小型犬または小さめの中型犬のサイズです。

日本スピッツの成長スピードは早く、生後3ヶ月を過ぎた頃から、急速に成長し10ヶ月頃には成犬の標準体重となります。

日本スピッツの子犬の散歩・シャンプーを始める時期は?

日本スピッツ

 活発で好奇心旺盛な日本スピッツの子犬を迎えたら、散歩やシャンプーはいつからスタートすればいいのか気になるところですよね。活発な子犬は怪我をしやすいため、散歩やシャンプーは適切な時期に始める必要があります。

真っ白でふわふわな被毛ケアは子犬の頃から

 真っ白な被毛が魅力の日本スピッツはダブルコートで豊富な毛量が特徴です。換毛期にはたくさんの抜け毛が出るため、毎日のブラッシングは欠かせません。

また、寒冷地出身である日本スピッツは毛量が多く、暑さや湿度に弱い傾向にあります。子犬の頃は特に熱中症になりやすいので室内の温度管理はしっかりと行いましょう。

日本スピッツの子犬の散歩デビューの時期は?

 そり犬や番犬、警備犬として活躍するスピッツ種に分類される日本スピッツは、活発で遊ぶことが大好きな犬種です。そのため、運動不足は大きなストレスとなります。成犬では1日2回、30分程度の運動が必要ですが、足の骨が細いため子犬の頃は大きな負荷がかかるような運動は避けるようにしてください。

散歩デビューは、ワクチン接種が終わりワクチンが定着した生後4ヶ月齢の頃にスタートするのがおすすめです。遊び好きなため、子犬の頃から走り回りたがりますが、脱臼などのリスクがあるため、徐々に運動量を増やしていくようにしましょう

特に、日本スピッツは好奇心旺盛で見知らぬ人に警戒心を見せる面があるため、まずは外の環境に慣れるようにさまざまなところへ連れて行き、社会性を養うことが大切です。

水嫌いの日本スピッツは、子犬期にシャンプーデビューを!

 純白で長毛の被毛と、しっぽの飾り毛が特徴の日本スピッツ。毛玉は比較的できにくいですが、真っ白の被毛は汚れてくると灰色がかってきます。子犬の頃からこまめにシャンプーやブラッシングをして、ホコリや抜け毛を取り除き美しい純白をキープできるようにしましょう

北方の血を引く日本スピッツは、水に濡れることがあまり好きではないため、シャンプーは子犬の頃から少しずつトレーニングをするのがおすすめです。時期としては、家に迎えて環境に慣れてきたなと思った頃が適切です。

まずは、足先に水をかけ始めて、徐々にを濡らしまシャワーの音が苦手な子も多いので、シャワーヘッドを体に密着するように当ててあげると怖がりにくくなるかもしれません。また、シャンプーの前に丁寧にブラッシングをして、抜け毛やもつれを取り除いておくこともポイントです。ドライヤーをかけるときには、同じ部位に長時間あてないよう気を付けつつ、生乾きにならないようしっかり乾かしましょう

日本スピッツの子犬のごはんの量はどれくらい?

日本スピッツ

 小型犬の中では大きめの体格を持つ日本スピッツは、1歳までに急激に体が大きくなります。骨格や内臓機能などが発達する成長期には、十分な栄養が必要です。

神経質な面があるため、最初のうちはフードを残したり、食べたがらないこともあるかもしれませんが、その度にフードのブランドを変えたり人間の食べ物をあげるのではなく、フードをお湯やミルクでふやかしたり、トッピングを加えるなどの工夫をすることがおすすめです。

子犬期は免疫を高め、健康なカラダの基礎を作っていく時期なので、栄養価が高くバランスのとれた食事を与えましょう。

子犬期のエサの回数は1日3~4回が目安

子犬は、消化器などの機能が未発達のため、一度にたくさんのエサを与えてしまうと消化不良を起こす場合があります。消化吸収しやすいよう、1日に与える量を3~4回程度に分けて与えましょう

ただし子犬は消化不良による下痢や嘔吐をしやすいため、1回に与える量は様子を見ながら慎重に決める必要があります。また、家に迎えたばかりの頃は環境の変化によるストレスから、食べなくなってしまったり、下痢することもあるため注意が必要です。

生後6ヶ月までは、1日に3~4回に分けて与え、通常は6ヶ月を迎えたら1日2~3回に切り替えます。ただし、個体差があるため、消化吸収の状態によって判断することが望ましいです。1日の回数にこだわらず、うんちの状態を見ながらエサの回数を決めることが、健康なカラダ作りへのポイントです。

  • 硬くてコロコロしている場合…ご飯の量が少なすぎるor水分が足りていない
  • 柔らかくて掴めない場合…ご飯の量が多すぎる

フードのブランドによって量は異なる

 新しい環境に慣れるまでは、ブリーダーの元で食べていたフードを混ぜながら、新しいフードへと切り替えていきます。ごはんの量は、与えるフードによって異なるため、フードのパッケージに記載されている量を目安としましょう。

ただし、ドッグフードのパッケージに記載されている給餌量はその犬種の理想体重をもとに算出されているので、そのままだと量が多すぎる、少なすぎるというケースも珍しくありません。その子に合わせた量を把握するためにも、フードを変えたらこまめに体重を計りごはんの量を調節しましょう。先述した便の状態も参考になるので、チェックするようにしてください

日本スピッツの性格を理解して楽しく暮らそう

日本スピッツ

 よく吠えるというイメージを返上したとはいえ、神経質で警戒心の強い日本スピッツは、ストレスが溜まると吠えることもあります。小さいながらもエネルギッシュな面もあるため、一緒にドッグスポーツを楽しんだり、定期的にドッグランなどへ連れていって、ストレスを発散できる機会を設けてあげることが大切です。

純白でもふもふな外観だけを見ず、その性格をよく理解した上で迎えることが日本スピッツと楽しく暮らすための秘訣です。

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