犬のリードの選び方は?愛犬の体格や目的に合わせて選ぼう

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リードは犬の散歩に欠かせないアイテムです。

しかし、「さまざまな種類があって、選び方がわからない」とお悩みの飼い主さんも多いでしょう。

愛犬の安全のためにも、リードは慎重に選ぶことが大切です。

この記事では、犬のリードはどのような種類を選べばいいのか、素材や長さ、太さなどについて紹介します。

ぜひ、愛犬にピッタリなリード選びの参考にしてくださいね!

犬のリードの選び方は?愛犬の体格や目的に合わせて選ぼう

目次

  1. 犬のリードの役割
  2. 犬のリードの種類
  3. 犬のリードの選び方
  4. 犬のサイズ別、適切なリード
  5. 犬がリードを嫌がる理由
  6. 犬のリードの正しい使い方
  7. 犬のリード交換のタイミング
  8. まとめ

犬のリードの役割

リードで散歩する犬

犬のリードの役割は主に3つです。

リードを選ぶ前に、まずは役割を知りましょう。

愛犬の命を守る

リードには愛犬の命を守る役割があります。

車や自転車にぶつかりそうになったとき、飼い主がリードを引っ張ることで事故を防ぐことができるでしょう。

また、大きな音やアクシデントで犬がパニックになってしまっても、リードがあれば飼い主が愛犬を制御できます。

リードは飼い主が愛犬の安全を守るために、大切なアイテムなのです。

ほかの犬や第三者への危害を防ぐ

リードがあれば、愛犬が第三者へ危害を加えることを防げます。

散歩中、犬が通行人に興味を示して飛びつこうとすることがあるかもしれません。

そのようなときは、飼い主がリードを引っ張ることで事前に抑制できるでしょう。

さらに、犬が苦手な人や犬アレルギーがある人に対しても近づかないように配慮できます。

リードは愛犬の安全だけでなく、第三者への思いやりにも役立つのです。

愛犬をコントロールする

リードは愛犬をコントロールする役割もあります。

引っ張り癖のある犬は、散歩中に飼い主を引っ張って自由に動き回ってしまうことがあるかもしれません。

愛犬が散歩の主導権を握ってしまうことは、とても危険です。

たとえば、不衛生な場所の臭いを嗅いでしまったり、道端に落ちている食べ物を誤食してしまったりする可能性があります。

リードがあれば、愛犬に飼い主の意思を伝えコントロールできるでしょう。

犬のリードの種類

リードがついた犬

犬のリードの種類はたくさんあります。

デザインだけでなく、使用目的に合わせて機能が異なるので注意が必要です。

主な種類と機能を紹介します。

スタンダードリード

スタンダードリードは、一般的なリードです。

飼い主の持ち手部分が輪になっていて、先端には犬の首輪にひっかける金具がついています。

長さは1〜2mがほとんどです。

素材や種類が豊富なので、犬の種類や飼い主さんの好みに合わせた選び方ができるでしょう。

フレキシブルリード(伸縮性リード)

フレキシブルリードは長さを伸縮させられるリードです。

飼い主が手元の操作をすることで、リードの長さを調節できます。

3〜5mまで伸ばせるものが多いです。

公園や人がいない場所で犬を自由に歩かせるときに活躍します。

トレーニングリード(ロングリード)

トレーニングリードはスタンダードリードと同じ構造です。

ただし、長さが5〜10mのタイプが主流になっています。

トレーニングリードは、犬に「待て」や「おいで」を教えるために使用するのにおすすめです。

散歩用ではなく、トレーニングを目的とした選び方をしましょう。

マルチファンクションリード(多機能リード)

マルチファンクションリードは多機能なリードです。

見た目もさまざまで、目的に合わせた選び方ができます。

たとえば、腰に巻いて犬と一緒にジョギングできるので、スタンダードリードとフレキシブルリードの機能を兼ねています。

リードの使用目的が決まっている人や、1つのリードに複数の機能を求める人におすすめです。

犬のリードの選び方

芝生に立つ犬

犬のリードの選び方にはポイントがあります。

愛犬の体格に合っていないと、犬だけでなく飼い主さんにもストレスです。

選び方のポイントになる長さや幅、素材について解説します。

長さ

まずは長さについて紹介します。

ショート(1m未満)

ショートは、長さ1m未満のリードです。

リードの長さが短いと、犬をコントロールしやすくなります。

引っ張り癖や気になるものの臭いを嗅ぐ癖がある犬に向いています。

スタンダード(1m台)

スタンダードは、長さが1m台のリードです。

一般的なリードの長さでもあり、散歩に適しています。

ある程度トレーニングが完了している犬におすすめです。

ミドル、ロング(2~3m程度)

ミドルとロングは、長さ2〜3mかそれ以上の長さのリードです。

リードの長さが長くなると、犬のコントロールが難しくなります。

人がいない場所で犬を自由に走らせたり、「待て」や「おいで」のトレーニングをしたりするときに使いましょう。

太さ

次にリードの太さについて紹介します。

細い(1cm)

幅が細いリードは小型犬におすすめです。

細いリードは軽いので小型犬への負担が減ります。

リードを引っ張ったときに、首や喉を守ることも可能です。

太い(2〜3cm)

幅が太いリードは中・大型犬におすすめです。

幅が広いと丈夫で耐久性があるので、犬の引っ張る力に負けません。

中・大型犬の場合、万が一リードが外れてしまうと第三者にケガをさせてしまう可能性が高くなってしまいます。

そのため、外れにくいリードを選ぶようにしましょう。

素材

続いては素材についての紹介です。

ナイロン製

ナイロン製のリードは耐久性が高いです。

軽いものが多く、デザインや色が豊富なので人気があります。

革製

革製のリードは高級感があり、通気性がよいです。

しかし、水に弱いのでメンテナンスに手間がかかります。

布製

布製のリードはオリジナルを手づくりできます。

ただし、耐久性がないので注意が必要です。

ラバー製

ラバー製のリードは滑りにくいです。

雨でぬれても手から外れにくいので、雨の日用に持っておくのもよいでしょう。

金属製

金属製のリードは頑丈で耐久性があります。

ただし、重たいので犬にも飼い主さんにもパワーが必要です。

犬のサイズ別、適切なリード

サイズ別の犬

リードの選び方は、犬のサイズによって変わります。

ここでは、正しいリードの選び方についてお伝えします。

小型犬

小型犬におすすめのリードは軽くて幅の細いタイプです。

散歩用ならスタンダードリードがよいでしょう。

子犬や落ち着きがない犬には、フレキシブルリードはおすすめできません。

小型犬の場合、首や喉も弱いのでリードを引っ張る機会を減らすように注意しましょう。

引っ張り癖があり、コントロールが必要なときは、ハーネスとリードの組み合わせがおすすめです。

中・大型犬

中・大型犬におすすめのリードは頑丈な素材の幅広タイプです。

引っ張る力が強い中・大型犬の場合、リードの長さにも注意しましょう。

飼い主がコントロールできるショートリードがおすすめです。

噛み癖がある犬の場合、リードを噛みちぎってしまう可能性もあります。

中・大型犬のリードの選び方は、頑丈であることが大切です。

犬がリードを嫌がる理由

嫌がる犬

犬がリードを嫌がるのには理由があります。

リードに嫌な思い出がある

散歩中に急にリードを引っ張られた、リードをつけるときに苦しかったなどの理由でリードを嫌がる犬もいます。

犬は繊細な動物なので、ささいなことがトラウマとなります。

まずは犬が安心できるように、リードに慣れさせることが大切です。

リードに慣れていない

犬は拘束が苦手です。

そのため、リードに慣れていないと抵抗することがあるかもしれません。

子犬であれば、トレーニングを重ねることで嫌がらずにつけることができるようになるでしょう。

リードが合っていない

犬に合わせたリードの選び方ができていない可能性があります。

たとえば、小型犬に重たいリードをつけていたら犬はストレスを感じるでしょう。

長さが合っていないことで、散歩中に自由に動けないと学習してリードに不満を表しているのかもしれません。

愛犬の体格に合わせたリードの選び方ができているか確認してみましょう。

首の周りに炎症や傷がある

愛犬が急にリードを嫌がるときは、首の周りの異常が原因かもしれません。

皮膚に炎症があって、リードや首輪がすれて痛みがあることが考えられます。

知らないうちに引っかいてしまって、傷ができていることもあるでしょう。

愛犬の様子を観察してみることで嫌がる原因がわかることもあります。

犬のリードの正しい使い方

草のにおいを嗅ぐ犬

犬のリードの正しい使い方の基本は2つです。

1つは、飼い主の脇をしっかりとしめて持ちます。

2つ目は、犬がリードを引っ張ったときは、前に進めないようにしっかりと固定することです。

リードの種類によって多少の違いはありますが、基本は飼い主が犬に引っ張られない姿勢を保つことが大切です。

ここでは、スタンダードリードとフレキシブルリードについて詳しく解説します。

スタンダードリード

スタンダードリードは、リードを持つ手を体に近づけることを意識します。

脇をしめて腰につけておくことで、犬が急に引っ張ったときに対処できるでしょう。

犬が強くリードを引っ張ったら、リードをおへその前でつかみます。

このとき、綱引きのように両手でしっかりとリードを握るのがポイントです。

リードを引っ張っても前には進めないと学習させます。

また、引っ張り癖のある犬が、リードを引っ張らずに歩けた場合はおやつを与えるのがおすすめです。

引っ張り癖をなおせば、飼い主に合わせて散歩ができるようになります。

フレキシブルリード

フレキシブルリードはロックをかけた状態で使用するのが基本です。

ロックをかけていない状態で使用すると、犬や周りの人に危害を加える事故があります。

また、ロックが完全にされていなかった場合に備えて、「待て」や「おいで」のトレーニングが完了していることが望ましいです。

フレキシブルリードは、周りに人やほかの犬がいない広い場所で使用しましょう。

必ず、安全を確認してからロックをはずすことも重要です。

犬のリード交換のタイミング

頭をなでられる犬

犬のリードは消耗品です。

リードの損傷が原因で愛犬がケガをしてしまうことのないように、交換のタイミングを逃さないようにしましょう。

交換のタイミングは以下のとおりです。

縫い目にほつれがある

リードの縫い目にほつれがある場合は交換のタイミングです。 

持ち手や金具の周りが縫われているリードの場合、縫い目から損傷することが多くあります。

また、プラスチックのように時間が経過すると劣化する素材にも注意が必要です。

リードの汚れや悪臭がとれない

何度か洗ってもとれない汚れや悪臭がある場合も交換のタイミングです。

雨の日にぬれたまま放置しておくと、悪臭が発生します。

洗っても落ちない汚れやにおいは不衛生です。

愛犬の健康のためにも交換を検討してください。

金具部分の損傷

リードと首輪やハーネスをつなぐ金属部分の損傷も交換のサインです。

金属なので耐久性はありますが、リードは高い頻度で取り外しします。

ナスカンがスムーズに動かなくなることもあるでしょう。

同じく首輪やハーネス側の金具もチェックすることも大切です。

愛犬が不快を感じている

愛犬が急にリードをつけることを嫌がるようになったとき、首輪やハーネスに不快感があるのかもしれません。

首付近に異常がないか確認しましょう。

また、子犬の場合は成長してサイズが合わなくなっている可能性もありますので、確認してみてください。

まとめ

犬のリードの選び方について解説しました。

リードにはたくさんの種類があります。

愛犬の体格や性格に合わせて、種類や素材を選ぶことが大切です。

正しい選び方がわかれば、適切なリードを購入できるでしょう。

この記事を参考に、愛犬にとってストレスの少ないリードを選んでくださいね。

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