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多頭飼いのほうが留守番も寂しくない?犬の多頭飼いの留守番事情について

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愛犬たちをお留守番させるのは心が痛みますよね。特に仕事などで長い時間お留守番させることが多いと、愛犬に寂しい思いをさせているかもしれないと申し訳なく感じます。多頭飼いしている場合のお留守番は、愛犬にとって寂しさを減らしてくれるのでしょうか?それとも逆効果?今回は、犬を多頭飼いしている家庭の場合のお留守番事情についてお話していきます。

多頭飼いのほうが留守番も寂しくない?犬の多頭飼いの留守番事情について
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目次

  1. 多頭飼いしてる場合のお留守番事情について
  2. 多頭飼いする際の注意点|仲良くしてもらうために
  3. 留守番は多頭飼いのほうがストレスが少ない?
  4. 多頭飼いする前にしっかり考えよう

多頭飼いしてる場合のお留守番事情について

犬

そもそも、多頭飼い家庭で犬だけでお留守番させても大丈夫なのでしょうか?

多頭飼いの家庭では、相性が悪いコ同士の場合は注意が必要ですが、基本的には1頭飼いよりもお留守番させやすくなります。

先住犬を見習ってお留守番しやすくなる

人間も二番目の子は、上の子の行動を観察して学習するため覚えが早いと言われますが、犬も先住犬の行動を良くも悪くも見習います。先住犬がお留守番に慣れている子で、飼い主が居なくても落ち着いていられる子であれば、後から来た犬もそれを真似てしっかりとお留守番できる子になることが多いようです。

逆に先住犬に分離不安があったり、お留守番のしつけができてない状態で2匹目を迎えてしまうと、吠え癖やイタズラを真似てしまい問題が更に大きくなることもあります。

相性が悪い犬同士は危険

日頃からケンカしていたり、興奮すると制御が効かなくなり相手にちょっかいをかけ続けるような犬は、お留守番中にケンカをしてケガをしてしまうかもしれません。そんな場合は、留守番の部屋を分けたり、別々のケージに入れる、室内でもリードで繋いでおくなどトラブルが起きないようにしてあげましょう。

また、一方の犬が子犬で小さい場合は、先住犬が部屋で自由にされていても、身体が成長するまでケージに入れて留守番させましょう。

多頭飼いする際の注意点|仲良くしてもらうために

寝ている犬

オオカミを先祖に持つ犬には、群れをつくって生活する本能があります。群れのなかでは上下関係がはっきりあり、縦社会が形成されているのです。

群れをつくる犬の本能に注目して、多頭飼いに際する注意点を見ていきましょう。

犬同士の関係性に口出ししない

犬は、多頭飼いされていなくても人間たちの「群れ」で暮らし、関係性を築いています。そして、新しく犬を迎えると先住犬と新しくきた犬とのあいだで上下関係が築かれます。

飼い主が、はやく仲良くしてほしいからと犬たちの関係性に口出しするような行動をとると(例えば、上位の犬を叱るなど)、犬同士で築かれた上下関係に影響して関係性が混乱してしまいます。

犬同士は上下関係を築きながら徐々に関係性に馴染んでいくので、基本的には見守りの姿勢で挑みましょう。

留守番は多頭飼いのほうがストレスが少ない?

寝ている犬

多頭飼いで犬同士の相性が良ければ、留守番中の犬の寂しさは薄れるのでしょうか?

寂しさは軽減されるが日頃のケアは忘れないで

多頭飼いによって、留守番の寂しさやストレスが軽減されることがあると言われています。

元来、犬は群れで生活する動物なので、ひとりぼっちでいるより群れで過ごしたほうが安心感が増すようです。飼い主がいなくても、犬同士で一緒に遊べるので寂しさを紛らわすことができます。

ただ、これも犬同士の相性が悪い場合は、逆にストレス・喧嘩の原因となってしまうことがあるので注意が必要です。

犬に留守番させるときは、普段から散歩やゲームなどで体力とストレスを十分発散させて、留守番中はぐっすりと寝てもらうなどの対策が有効です。

多頭飼いする前にしっかり考えよう

犬

多頭飼いは、お留守番の多い犬にとって寂しさが軽減されたり、いい子にお留守番できるようになるなどのメリットがあります。しかし、愛犬の性格やこれから迎える犬との相性次第では、お留守番がもっと犬にとって苦痛な時間になってしまうかもしれません。

先住犬とべったりとくっついて仲良くなってくれることを想像して迎えたのに、仲が悪かったというケースも多くあります。このように、多頭飼いによって問題が生じた際であっても全ての犬にきちんと愛情を注げる自信があるでしょうか?加えて、出費が増えることや部屋の広さなども考慮しながら、多頭飼いについて考えてみるといいかもしれませんね。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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